ノンブル。
っていうのは、
聞いた事あったけど、何の事だっけなー?
そうそう。
本 の ページ を表す数字( ページ 番号)のことです。
本のページの外隅に振ってある、あの数字です。
自分が書いた本に、
自分の身内が書いたノンブルを振ってもらった、
幸運な女性がいます。
その幸運の本が、これ。
24歳の弟は、字が書けない(はずだった、怪文書を読むまでは)
(『傘のさし方がわからない』p71)
によると、著者の弟さん(ダウン症)は
字が書けないはずだったのですが、
練習して 数字を書いて その数字を組み合わせて
すべてのページのノンブルを振ってくれたのです。
奥付にちゃんと書いてあります、
「ノンブル文字 岸田良太」って。
そんな本を出版できるなんて、幸運じゃないでしょうか!?
涙なしには語れない、抱腹絶倒家族のエッセイ
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
(2020、小学館)です。
長いタイトルです(笑)。
この本は 最近 文庫になりました。
このエッセイが ドラマになるそうです。
プレミアムドラマ
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は
5月14日の日曜日 10時から
BSプレミアムで放送されます。
楽しみです!
著者の岸田奈美という人は、
「100文字で済むことを2000文字で」書くそうで、
とても読みやすいので
こういう文章、私は好きです。
他の著書に『もうあかんわ日記』(2021、ライツ社)
『傘のさし方がわからない』(2021、小学館)
があり、これらの本、お貸しできます。