紫四季歩 美VersionⅤ

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富士市 金時 かつ皿

2019年07月30日 | 静岡県 グルメ
世の中には変わったものがある。

人間の場合、変わった奴だ!という事になると、変態もしくは変人か。

変人は性格的な意味合いを感じるが、変態となると精神構造そのものがオカシイと。

変人の行動は理解できても、変態の行動は理解できない。

そんな変人と変態の狭間にいる私に、変な食べ物があるという情報を得た。

それは変人なのか?変態なのか?

頭が変になる前に、行ってみた。




場所は富士市であるが、カーナビがあれば辿り着けるので苦労はしない。

苦労はしないが、店には駐車場はないのかい?

あ、でもコインパーキングがあるのでそこに止める。

店の名前は金時。

初訪問になるが、店の前にはすでに目的の料理の幟が出ている。



かつ皿、それを食べる為に来たのだが、問題なのはセットメニューを注文して、

蕎麦の実力を探るという事をどうするか?

この日、3軒目でさすがに少々苦しい。







店内は、木目基調のクラシカルな趣。

テーブル席、カウンター席、座敷席とある。

私は空いていたので、カウンター席に座る。

それにしても、色紙などが多いですね。

有名人ではなく、ローカル局の色紙かな?w





選んだのはかつ皿930円。

セットはやめました。w













サラダ付きで提供されたそれは、フォークとスプーンが付いている。

初見のインスピレーションは、微妙ですね。

ビジュアルに関しては、インスタ映えはし難いですね。

パッと見て分かるのは、出汁に溶き卵を混ぜてカツの上にかけたと分かります。

では食べてみましょう。

フォークで中を割ると、ご飯の上にカツがのっており、茹でたキャベツが添えられています。

カツを口に入れると、まずは餡の美味さを感じます。

玉子の風味が全体的に感じ、まろやかな味わいですね。

そして、カエシとダシの奥深い味わいを感じます。

基本はやや甘目、甘目ではありますが、濃い目の味付け。

トロミはありますが、コーンスターチなどは使わず玉子だけのトロミです。

カツは揚げ立てですが、特に衣のサクサク感は無かったです、

でも、肉は美味しかったですね。

これは、ある意味カツ丼なのでしょうね。

私もソースカツ丼やタレカツ丼などを食べてきましたが、如何なる物にも属さない、

この店独自のオリジナル商品です。

ただ食べ進むと、ちょっと味の変化が欲しいかな?と思います。

先述したように、基本の味わいは甘さです。

それにカエシを効かせた濃い目の味付け。

漬物が添えられていますが、これがいい意味で口の中をリセットをしてくれます。

サラダも途中で食べるといいかもしれません。

卓上に七味があるので、それをかけてもいいかな?

私はしませんでしたが。

茹でたキャベツは特に味付けはしてなく、餡の味に染まります。

ご飯の量は普通かな?

通常であれば、蕎麦セットで十分満足できるでしょう。

そして完食。

美味しいと思います。

美味しいけど、途中で口の中のリセットが欲しいかな?と思いました。

それと、味が濃いので食後喉が渇き気味。

水が欲しくなりました。

でも、食べる価値はあります。







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