私の親父はもう他界しているのですが
その昔バイク乗りだったらしい。
バイクの話はほとんど聴いた記憶がないが
唯一話し手てくれて事、それは…。
それは雨上がりの月明かりの夜の事。
若かりし親父はバイクでかっとんでいたそうな。
そしたらいきなりの転倒。本人も訳の解らないまま、そして記憶が遠くなった。
気を失った親父が覚めたのは病院のベットの上だっだらしい。
私が生まれてすぐの頃の話です。
当時まだ完全舗装してある道は少なく
雨が窪みに溜まっていたのを月明かりが反射して穴が発見できなかったのです。
幸い、怪我はたいした事なかったのですが
頭を掻く親父の額に不必要な傷があったのを覚えています。
そんな親父だったので私がバイクに乗るといった時
おふくろが心配したにも拘らずあっさりと乗る事を許してくれました。
ミニタンに満足できなくなっていた私は親父に新型購入の話をしました。
すると親父は自分が知ってるバイク屋に連れて行ってくれたのです。
とてもワクワクしました。
バイクを見に行くのも嬉しかったんですが
親父と同じ趣味を共感できた感じがしたからだと思います。
そしてそこで出会ったのがYAMAHA RZ50でした。
そうあのRZ250の弟分です。
当時の50ccのスペック、いや今では自主規制があるので
現在でも最高のスペックを持つあのバイクです。
水冷7.2PSのエンジンは100km/h近くまで出すことができました。
それがほとんど乗ってない中古が目の前にあるのです。
一応他のバイクも見ましたが、もうすでに心は上の空でした。
もちろん3日後、黒いそいつは初ツーリング用に私の愛車になりました。
つづく
その昔バイク乗りだったらしい。
バイクの話はほとんど聴いた記憶がないが
唯一話し手てくれて事、それは…。
それは雨上がりの月明かりの夜の事。
若かりし親父はバイクでかっとんでいたそうな。
そしたらいきなりの転倒。本人も訳の解らないまま、そして記憶が遠くなった。
気を失った親父が覚めたのは病院のベットの上だっだらしい。
私が生まれてすぐの頃の話です。
当時まだ完全舗装してある道は少なく
雨が窪みに溜まっていたのを月明かりが反射して穴が発見できなかったのです。
幸い、怪我はたいした事なかったのですが
頭を掻く親父の額に不必要な傷があったのを覚えています。
そんな親父だったので私がバイクに乗るといった時
おふくろが心配したにも拘らずあっさりと乗る事を許してくれました。
ミニタンに満足できなくなっていた私は親父に新型購入の話をしました。
すると親父は自分が知ってるバイク屋に連れて行ってくれたのです。
とてもワクワクしました。
バイクを見に行くのも嬉しかったんですが
親父と同じ趣味を共感できた感じがしたからだと思います。
そしてそこで出会ったのがYAMAHA RZ50でした。
そうあのRZ250の弟分です。
当時の50ccのスペック、いや今では自主規制があるので
現在でも最高のスペックを持つあのバイクです。
水冷7.2PSのエンジンは100km/h近くまで出すことができました。
それがほとんど乗ってない中古が目の前にあるのです。
一応他のバイクも見ましたが、もうすでに心は上の空でした。
もちろん3日後、黒いそいつは初ツーリング用に私の愛車になりました。
つづく