コンサートに来てくださった方、そして今回はいらっしゃれなかったと言う皆様に、実況中継的にお送りしたいと思います!!
前の日記の(1)と(2)は個人的反省会で面白くなかったと思うので、今回の(本番編)は当日の楽しい&スリリングな様子をお伝えしますっ!!
まず、午前は練習室にてそれぞれのチームの合わせをやって…いよいよ午後1時!!ホールに入れる時間!
まずはセッティングをしているスキに音の大きなトランペットならセッティングの音にも負けないっ!という時間節約の考えにより、まず私のソロの合わせ。
前回、ステージ前方で演奏したら、このホールはもっとステージの奥に音のいい所がある、と指摘していただいたので、早速 前や後ろへ動いてみる。
青柳さんや真水に意見を聞きつつ、ステージ中央をソロの立ち位置に決定。
今度は今回使わせていただいたピアノ(ベーゼンドルファー!!)の位置を決める。
それにしてもホンのちょっとした位置でこんなに響きが違うのかー?!とみんなですっかりビックリ!!
ホールの方は嫌な顔一つせず何度もピアノを移動してくださった。
で、そのあといろいろやりつつ靖子ちゃんの曲のマイクのバランス等を見る。
最終的にインベンションのときには、フルートだけでなくピアノにもマイクを入れることに!
真水との合わせも玲奈ちゃんにちょっとアドバイスをもらったりして、最後にパーカッションのデュオの練習。
何だかあっという間に、4時くらい。
靖子ちゃんはその合間に会計などもこなしているので、テンパる寸前であるが、普通の人ならもうとっくに爆発していると思うので、やはり鉄人!!
開演は17時30分、というわけで三三五五メイクやお着替え。
玲奈ちゃんが最も早く17時前にお着替え完了。
確信犯かと思いきや、単に開演を17時だと勘違いしてただけだった!!うほっ!!
そうこうしていると、みんなの恩師、噂の田中耀先生登場!!
先生の前ではもうみんな小学生扱い!!
これ、先生じゃなかったら単なるセクハラだよねーなどとみんなから冗談が出るほど!
「おい!シミズ、ちょっと先生の肩もめ!」「えー!嫌ですよぉ!」「なーに言ってんだーぁ、前は揉んだろー?!」…
「やーすこ!」「あ!先生、私練習します!はーい、お手隙の人ー!あっ!裕子さん、パスッ!」
などなど…
でもみんな先生のことが大好き!
「あ!先生、もう場所取っといた方がいいですよ!」などと言ってとりあえず、再び楽屋、女子だけの状態に戻る。
「シミちゃん、カゲアナお願いね!」
シミは本番より緊張するぅー!と言いつつマイクへ。
シミ:アナウンス「まもなく…開演までしばらくお待ちください」
さーて本番開始!
まずは靖子が、トークの内容を何度も口でモゴモゴ反芻しつつステージへ出て行った。
バッハの平均率より2曲。おー!クラシックのコンサートッ!!って感じのオープニング。
無事終わって戻って来た。
さーて、次はトランペットでマンハッタン!よーし!玲奈ちゃん!行こう!
ステージに出て、玲奈ちゃんがこっちをみている。
私…心の中で…チューニングはしなくていいよー!!さ~行こう!
(何かそれ以外のことを聞きたそうに見えたが気にしない)
曲がスタート。2発目の音がちょいと低めに入ってしまったので動揺!!
しかしここで挫けてはいけなーい!!
私はご存じの方が多いと思うけど、ながーく吹いてバテたり疲れたりすることはないのだけれど、高い音が得意じゃない。いやいや、ハイトーンという程でもないところから、すでに気が負けることが多かった。
今回は絶対に負けたくないっ!!
別に出せない音域ではない。馬鹿みたいに簡単に出せる時もある。ただイマイチどんなときにも出せる、という確信が持てない。それで心配になる。トランペットだけじゃないだろうけど、心配は力みを生み、力んだらハイトーンは出なくなる。頑張るけど力んではいない、そこへ持って行けないと!!
とにかく何がなんでもやるっ!と固く心に決めて…
pでハイBのところがちょいとヨロケタ!イヤーン!
しかし勝手によしっ!まあ最低ラインは死守!などと思い込んで終了。
そこで、曲目解説のMCを忘れてたことに気付く!
慌てて、後から解説。玲奈ちゃんの目の意味がようやく分かる。
さーて次はパーカッション!
武満作品を2曲。
大越玲ちゃんが何度も変拍子をさらっていた部分…おっ!うまく決まった!!
絶妙なコンビネーションにて終了。2曲あったはずだけど、1曲に聞こえた人もいたかも!現代曲だからっ!!ウフッ!
さーて次は…
トランペット。ユボーのソナタ。これも同じ理由で最後にいかに挫けないかが己との勝負!!
自分を信じる、とかそういう世界!!
根性で終わるっ!
旦那にはもっとpの音色をさらうように!とご意見をいただく。全くすぐにムード音楽の方向に行ってしまう私であった。
ちなみにお互いに曲のイメージについて語り合ったら、思ってることは一緒なんだけど、それを表現する方法が真逆であることに2人で気付いてビックリ!
例えば、3楽章の最初は「ゆったりとしたリラックスした気分」というのは同じなんだけど、旦那は「だから、pでほとんどピアノと混然一体で区別がつかないボウヨウとした感じにする」と、私は「だから、故郷に帰って来て馴染みの酒場でヨーオッ元気だったー?!!アハハッと言う感じでオープンな感じにする」…まるで違った!!
こんな風に人の考えを聞いてみるのも面白い!
さーて、ここで休憩に入る。シミ、かげアナ入れて!と目で見るが、よく考えたら私がステージにいるので、カブってはおかしいとアナウンスが入れられない!急いで退場!!
休憩!
「ピアノフェイズの解説、裕子さんお願いします!」
枡口玲ちゃんオーダー入る!うほ!とりあえず大事な点を大急ぎで教えてもらう。
果たして解説が伝わったか分からないけど、少なくとも大越玲ちゃんは、「先に解説してもらうだけでどんなに楽になるか分かりました!」と言ってくれたのでとりあえず少なくとも1人の役に立ったんだからいいことにするっ!!
5分間の緊張時間。ミニマムミュージック!!
しかし見事に終了!!頑張ったー!観客の皆さんの中にはきっと脳みそがウニになったりよじれたりした方がいたことと思う。少なくとも、何人かには言われた。それもまた音楽!
次はバッハのアレンジものを続けて2曲!
1曲目は主よ人の望みの喜びよ。フルート&パーカッション&トランペット&ピアノの編成。
まるでアフリカの大地を彷彿とさせる、私にはサバンナの夜明けを見るようなアレンジに感じる。
若干の迷子があったらしいが、気にしなーい!靖子は、も~ヤダー!!と終わってからブータレたが、完璧主義なのだけなので、問題なしっ!(と思う!)
次のインベンションはトランペットを抜いた3人。
これはもう完全にジャズ!!メチャメチャかっこいい!悔しいがこりゃーイイ!
大いに盛り上がる。
さーて、ここで真水とのデュエット、マイウェイ&黄昏のトランペット(スペシャルアレンジby私ッ!!)
真水が小学生のころ、田中先生に歌い方をしごかれたと言うマイウェイと、田中先生が好きな黄昏のトランペットを演奏。
何とかいい感じに決まった!!頑張ったねー!!
最後はエクローグという、フルート&パーカッションの現代曲。
譜めくりする暇がほとんどない、と言うことで靖子はお手製の切り貼り譜面を譜面台4本に乗せ、横移動しつつ演奏!
本人は本番までやたら心配していたけど、いい感じだったと思う!!
そしてみんなで元気にカーテンコール!
手をつないでみんなで飛び出す!
ピアノ伴奏は何と枡口玲ちゃん!
実はパーカッションだけでなく、ピアニストやボーカリストとしても活躍しているのだ!天は二ブツどころの騒ぎじゃない!!
今回メインの3人で、感謝を込めてアメイジンググレイス。
3コーラス目で靖子と絡んだはずだったが、トランペットの音量でフルートがちょっと書き消されてたらしく、せっかくの靖子のおしゃれな飾りフレーズはあまり聞こえず、私のどストレートなメロディーが全面に!靖子、ごめんちゃいっ!
こんな感じで、ときに爽やかに、ときに華麗に、ときに暑苦しく、暑い夏の夜が終わったのでした!!
実況は藤井でしたっ!えへへっ!!
前の日記の(1)と(2)は個人的反省会で面白くなかったと思うので、今回の(本番編)は当日の楽しい&スリリングな様子をお伝えしますっ!!
まず、午前は練習室にてそれぞれのチームの合わせをやって…いよいよ午後1時!!ホールに入れる時間!
まずはセッティングをしているスキに音の大きなトランペットならセッティングの音にも負けないっ!という時間節約の考えにより、まず私のソロの合わせ。
前回、ステージ前方で演奏したら、このホールはもっとステージの奥に音のいい所がある、と指摘していただいたので、早速 前や後ろへ動いてみる。
青柳さんや真水に意見を聞きつつ、ステージ中央をソロの立ち位置に決定。
今度は今回使わせていただいたピアノ(ベーゼンドルファー!!)の位置を決める。
それにしてもホンのちょっとした位置でこんなに響きが違うのかー?!とみんなですっかりビックリ!!
ホールの方は嫌な顔一つせず何度もピアノを移動してくださった。
で、そのあといろいろやりつつ靖子ちゃんの曲のマイクのバランス等を見る。
最終的にインベンションのときには、フルートだけでなくピアノにもマイクを入れることに!
真水との合わせも玲奈ちゃんにちょっとアドバイスをもらったりして、最後にパーカッションのデュオの練習。
何だかあっという間に、4時くらい。
靖子ちゃんはその合間に会計などもこなしているので、テンパる寸前であるが、普通の人ならもうとっくに爆発していると思うので、やはり鉄人!!
開演は17時30分、というわけで三三五五メイクやお着替え。
玲奈ちゃんが最も早く17時前にお着替え完了。
確信犯かと思いきや、単に開演を17時だと勘違いしてただけだった!!うほっ!!
そうこうしていると、みんなの恩師、噂の田中耀先生登場!!
先生の前ではもうみんな小学生扱い!!
これ、先生じゃなかったら単なるセクハラだよねーなどとみんなから冗談が出るほど!
「おい!シミズ、ちょっと先生の肩もめ!」「えー!嫌ですよぉ!」「なーに言ってんだーぁ、前は揉んだろー?!」…
「やーすこ!」「あ!先生、私練習します!はーい、お手隙の人ー!あっ!裕子さん、パスッ!」
などなど…
でもみんな先生のことが大好き!
「あ!先生、もう場所取っといた方がいいですよ!」などと言ってとりあえず、再び楽屋、女子だけの状態に戻る。
「シミちゃん、カゲアナお願いね!」
シミは本番より緊張するぅー!と言いつつマイクへ。
シミ:アナウンス「まもなく…開演までしばらくお待ちください」
さーて本番開始!
まずは靖子が、トークの内容を何度も口でモゴモゴ反芻しつつステージへ出て行った。
バッハの平均率より2曲。おー!クラシックのコンサートッ!!って感じのオープニング。
無事終わって戻って来た。
さーて、次はトランペットでマンハッタン!よーし!玲奈ちゃん!行こう!
ステージに出て、玲奈ちゃんがこっちをみている。
私…心の中で…チューニングはしなくていいよー!!さ~行こう!
(何かそれ以外のことを聞きたそうに見えたが気にしない)
曲がスタート。2発目の音がちょいと低めに入ってしまったので動揺!!
しかしここで挫けてはいけなーい!!
私はご存じの方が多いと思うけど、ながーく吹いてバテたり疲れたりすることはないのだけれど、高い音が得意じゃない。いやいや、ハイトーンという程でもないところから、すでに気が負けることが多かった。
今回は絶対に負けたくないっ!!
別に出せない音域ではない。馬鹿みたいに簡単に出せる時もある。ただイマイチどんなときにも出せる、という確信が持てない。それで心配になる。トランペットだけじゃないだろうけど、心配は力みを生み、力んだらハイトーンは出なくなる。頑張るけど力んではいない、そこへ持って行けないと!!
とにかく何がなんでもやるっ!と固く心に決めて…
pでハイBのところがちょいとヨロケタ!イヤーン!
しかし勝手によしっ!まあ最低ラインは死守!などと思い込んで終了。
そこで、曲目解説のMCを忘れてたことに気付く!
慌てて、後から解説。玲奈ちゃんの目の意味がようやく分かる。
さーて次はパーカッション!
武満作品を2曲。
大越玲ちゃんが何度も変拍子をさらっていた部分…おっ!うまく決まった!!
絶妙なコンビネーションにて終了。2曲あったはずだけど、1曲に聞こえた人もいたかも!現代曲だからっ!!ウフッ!
さーて次は…
トランペット。ユボーのソナタ。これも同じ理由で最後にいかに挫けないかが己との勝負!!
自分を信じる、とかそういう世界!!
根性で終わるっ!
旦那にはもっとpの音色をさらうように!とご意見をいただく。全くすぐにムード音楽の方向に行ってしまう私であった。
ちなみにお互いに曲のイメージについて語り合ったら、思ってることは一緒なんだけど、それを表現する方法が真逆であることに2人で気付いてビックリ!
例えば、3楽章の最初は「ゆったりとしたリラックスした気分」というのは同じなんだけど、旦那は「だから、pでほとんどピアノと混然一体で区別がつかないボウヨウとした感じにする」と、私は「だから、故郷に帰って来て馴染みの酒場でヨーオッ元気だったー?!!アハハッと言う感じでオープンな感じにする」…まるで違った!!
こんな風に人の考えを聞いてみるのも面白い!
さーて、ここで休憩に入る。シミ、かげアナ入れて!と目で見るが、よく考えたら私がステージにいるので、カブってはおかしいとアナウンスが入れられない!急いで退場!!
休憩!
「ピアノフェイズの解説、裕子さんお願いします!」
枡口玲ちゃんオーダー入る!うほ!とりあえず大事な点を大急ぎで教えてもらう。
果たして解説が伝わったか分からないけど、少なくとも大越玲ちゃんは、「先に解説してもらうだけでどんなに楽になるか分かりました!」と言ってくれたのでとりあえず少なくとも1人の役に立ったんだからいいことにするっ!!
5分間の緊張時間。ミニマムミュージック!!
しかし見事に終了!!頑張ったー!観客の皆さんの中にはきっと脳みそがウニになったりよじれたりした方がいたことと思う。少なくとも、何人かには言われた。それもまた音楽!
次はバッハのアレンジものを続けて2曲!
1曲目は主よ人の望みの喜びよ。フルート&パーカッション&トランペット&ピアノの編成。
まるでアフリカの大地を彷彿とさせる、私にはサバンナの夜明けを見るようなアレンジに感じる。
若干の迷子があったらしいが、気にしなーい!靖子は、も~ヤダー!!と終わってからブータレたが、完璧主義なのだけなので、問題なしっ!(と思う!)
次のインベンションはトランペットを抜いた3人。
これはもう完全にジャズ!!メチャメチャかっこいい!悔しいがこりゃーイイ!
大いに盛り上がる。
さーて、ここで真水とのデュエット、マイウェイ&黄昏のトランペット(スペシャルアレンジby私ッ!!)
真水が小学生のころ、田中先生に歌い方をしごかれたと言うマイウェイと、田中先生が好きな黄昏のトランペットを演奏。
何とかいい感じに決まった!!頑張ったねー!!
最後はエクローグという、フルート&パーカッションの現代曲。
譜めくりする暇がほとんどない、と言うことで靖子はお手製の切り貼り譜面を譜面台4本に乗せ、横移動しつつ演奏!
本人は本番までやたら心配していたけど、いい感じだったと思う!!
そしてみんなで元気にカーテンコール!
手をつないでみんなで飛び出す!
ピアノ伴奏は何と枡口玲ちゃん!
実はパーカッションだけでなく、ピアニストやボーカリストとしても活躍しているのだ!天は二ブツどころの騒ぎじゃない!!
今回メインの3人で、感謝を込めてアメイジンググレイス。
3コーラス目で靖子と絡んだはずだったが、トランペットの音量でフルートがちょっと書き消されてたらしく、せっかくの靖子のおしゃれな飾りフレーズはあまり聞こえず、私のどストレートなメロディーが全面に!靖子、ごめんちゃいっ!
こんな感じで、ときに爽やかに、ときに華麗に、ときに暑苦しく、暑い夏の夜が終わったのでした!!
実況は藤井でしたっ!えへへっ!!
言えよなー!
なーんちゃって!えへッ!
ありがとよー!
またよろしくねーッ
事前に言えば良かったですね。
せっかくの素敵な演奏がもったいなかったです。
すみません。
でも、みんながんばりました。
次回を楽しみにしています。(^-^)