ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

経営者の「情報取得のためのアンテナ」も、地上デジ化しましよう。

2011年07月31日 05時02分33秒 | Weblog
休日なのに真夜中の地震で飛び起きてしまいました。
地震速報とインターネットで確認しましたら被害はなかったという事で良かったですね。

「3.11」以来、地震に対してはかなり過敏になっています。
すでに頭が反応していて眠れません。

昨晩から2歳の孫娘が我が家に泊まっていまして家内と私の間ですやすや寝ています。

私も最近では少しだけ、自分の時間をもてる余裕ができてきまして、
また、色々な企画開発に取り組んでいるわけですが、

知人からのメールを確認したり、取引企業のホームページを見たり、ビジネス周辺情報を確認しています。

最近は、メールなどで多くの経営者や管理者の方との情報交換も増えています。

同じ業界の経営者でも、それぞれの立場や人間同士の付き合いなどで
情報取得のスピードや「視点」も変わるものです。

ローカル的な情報、市況に偏った情報から、経営の長期的視野に立った情報、新たなビジネスモデル情報。
などなど、色々な情報や問い合わせも飛び込んできます。

市況価格などに関する情報や見解については、立場上極力対応を避けていますが、
新たなビジネスモデルなどがあると本能的に血が騒ぐようです。

最近は、「ガソリンスタンドを起点とする」色々なビジネス展開の方向性に興味を持っています。
全国各地で新たなビジネスモデルが模索されているガソリンスタンド業界です。

今迄、「中古車販売」、「板金」、最近では「格安レンタカー」など
フランチャイズ的なビジネス展開を繰り広げてきたガソリンスタンド業界ですが、
最近では、地域性、企業特性などを生かして独自の展開を模索している企業も多いわけで、
大きな可能性を感じています。

そんなわけで、
異業種で積極的な展開をはかっている企業経営者の方と接する機会も増えています。
やはり、アンテナは高く張っておかなければいけませんね。

元売、商社、特約店、販売店、PB系、
それぞれの立場やキャリアでアンテナの高さや情報の「質」が変わる石油業界です。

そろそろ、
ビジネス情報取得のためのアンテナも地デジ化しないと遅れてしまいますね。

お久しぶりです。

2011年07月30日 07時38分30秒 | Weblog
いよいよ為替が76円台に突入ですね、
瞬間的なものなのか、継続するのか、

先日のブログで、日本を「タライ」に例えたら、懐かしいお客様から、
『日本は、米国という国家の「タライ」の中に浮かぶ「洗面器」のようなものでしょう。』というご指摘を受けました。
まさに、その通りだと思います。

これまでの米国と日本中心の経済圏から、いよいよBRICS5の時代に入りそうですね、

もし、大不況が来たら、
農業法人でもつくって、農作業に勤しみましょうか・・・・
高原野菜でも耕作して、「自給自足」の生活もいいですね、

田舎に住んで、ITビジネスがいいですね。
仕事の時だけ全国各地へ出掛けて、あとは田舎に「庵」を結んで「晴耕雨読」とシステム開発。
光ファイバーがあれば、全国どこでも仕事ができますから便利な時代になりました。

冬は、軽井沢は寒いですから
沖縄から石垣島へでも行って、『雪ん子』のユーザー様でもある
「ギマ石油」さんや「先島ガス」さんのサポートでもしていましょうか。
那覇の「ギマ石油」の社長さんは鮫獲りをして「スクワレン」という鮫の肝油も販売しています。
一緒に鮫獲りをしてみたいものです。
「先島ガス」様はタクシー会社やホテルも経営してます。
エッカ石油さんは、今でも古い「雪ん子」を運用中のようでバージョンアップの要請がきているようですから、今度私が伺いますよ。

南の島の石油ビジネスは独自性があって本当に楽しいですね。
これまで、日本全国を飛び回って本当に多くの個性ある経営者の皆様とお会いしてきました。

そのうち、全国の個性ある経営者の皆さんと一緒に、
「軽井沢トップセミナー」でも開講しましょう。
毎年考えてはいても、夏場はシステム構築の仕事が忙しくて企画倒れでお客様に叱られています。
冬になると、灯油シーズンでサポート作業に追われます。

最近では、「雪ん子」のユーザー様は元売販社や大手スーパーディラー様が増えてきましたが、
20年以上も前から「雪ん子」を使用している長年のユーザー様も多いのです。

電話やメールだけでなく、久し振りに顔を合わせて、
酒を酌み交わしたり、ゴルフでもしたいものだと言いながら何年も過ごしいます。

「先日、「ガイアの夜明け」で元気な顔を見ましたよ、少し太ったようだね、」
そうなんです。血糖値が上がり苦労しています。お互い健康管理に努めましょう。

ところで、
最近、当社システムのユーザー様は、日本を代表するような大企業も増えてきました。

しかし、
私のビジネスの原点は、あくまでもあの頃「五体投地」のごとく巡回した際に知り合った
全国各地の石油業界の皆様なのです。

あの頃、皆様から頂いた暖かいご支援やアドバイス、
そして皆様のビジネススピリットが当社のソリューションにフィードバックされこうして生きています。

本当にお客様に感謝しています。
あの頃を想い出すたびに、涙が出てきます。

これからも、永い付き合いを、よろしくお願い申し上げます。

大胆予測の「独り言」

2011年07月29日 04時39分32秒 | Weblog
先日も書きましたが、米国債の問題と為替、原油価格、株価動向、など
米国を中心とする政治と経済環境の雲行きを見ながらの月末となっています。

8月2日の米国議会の動きにも注目ですが、
米国は、当面の局面については回避できると予測する見解が多いようです。
私も同感です。

ここから、あとは、
読者の皆様の受け取り方は色々あるとは思いますが、
私の「独り言」です。

問題は
米国も日本も、政治的ねじれ現象による政党間の駆け引きで「政治的停滞」が発生しているという事です。
大統領選に向けて民主党と共和党の政治的対立がどこまで続くのか、
来年の米国大統領選では、不人気のオバマ大統領から、クリントン夫人に政権が移行する可能性が高いようです。

そして、
日本の管総理がいつまで居座るのか、しかし、後任の人材も存在しない我が国の政治的貧困と人材不足。
国民にとっては不幸なことです。

良く考えてみると、
米国が今回の経済事態を回避したとしても
基本的に米国と日本の国家的な財政課題が解決されるわけではありません。
当面、米国債の格付けは、AAA(トリプルA)から格下げされることになるはずですが、
すでに、格下げされた日本国債と共に、
結果として日米両国の財政的な脆弱さが露呈されただけということになります。

日本の国債発行高も今回の災害発生対策などで1000兆円に達するはずです。
当面はさらなる「国債発行」と「臨時増税」で財政を賄う事になるはずですから、
予測よりも早い時期に1000兆円を超える事になるはずです。

管総理は、政権意欲という点では、まさにKYですから自ら辞職する意思はないでしよう。
しばらくは、管下ろしで日本の政治も停滞の様相です。

経済オンチの管総理の政策は子供がダイナマイトを持って火遊びをしているようなもので、
あとの事を考えると誰も怖くて近づけないようなものなのでしょう。
それとも、管総理が原発廃止の国民の民意を盾に取り、解散総選挙を見越しての行動をとるとしたら、
政治も、経済も大混乱に陥りそうです。

とかく、北朝鮮の日本人拉致首謀者である赤軍派の息子の選挙資金に、
日本国民の税金を6000万円も出す人間ですから、彼の行動に、なにがあっても驚きませんが、
それにしても、困ったものです。
なぜ彼が、総理大臣なのか私には全く理解できません。

さらに、今回は
「臨時増税」や「国債発行」について、
「大災害からの復旧」という大義名分を盾にとって堂々と実行できるわけです、
米国と比較すると、日本政府は当面の財政問題に対する国債増発、増税が楽な環境にあるとも言えそうです。
管総理は、大災害さえも政権維持の追い風に利用しようと考えているのかもしれません。

確かに、こんな大災害でもなければ、
増税も国債発行も、国民から大きな非難を受けるはずですが、
国民の総意も「今回ばかりは仕方がない。」という事になりそうです。

自民党も、増税、国債大増発という大難関を管さんに実行させてから、
様子をみて動き出そうという事なのかもしれません。
確かに、民主党、自民党の誰が総理になってもすぐに国家的な財政課題について解決が付くはずはありません。

政治家はみんなわが身第一で、自分の「選挙」だけ考えているようです。
政治家にとっては、国債発行と増税を提案することは「猫の首に鈴をつける」ようなものなのでしょうが、
誰が猫の首に鈴をつけるのか、睨み合いのままで時が過ぎていく。
このままでは、管総理が猫に鈴をつけることになるのかもしれませんね。

これまでは、
ギリシャやイタリアなどEC諸国内でのディフォルト懸念の問題でしたが、
これから、はたして日米両国の国家財政の課題が表面化するとしたら・・・
考えただけでも恐ろしい事態が発生するはずです。

ところで、
中国の新幹線事故から派生した、国民による政府批判を見ていると、
これまでになかった、国民意識の高まりを感じますね、
なんと、国民が、旗をもってシュプレヒコールを上げています。
天安門事件の時代と比較すると、ずいぶん変わっているようにも感じます。

中国も変わったものです。これから、どんな国になるのでしようか・

「国民」を乗せた日本という「タライ」は、
いま世界の大きな潮流に流されています。

「大災害」が結果的に「神風」になるなんて・・、信じたくも、考えたくもない事ですが、・・・、
まして、政権維持のために利用されるとしたら国民の怒りが爆発しそうです。

2011年、7月もそろそろ終わります。
さてさて、来月からはどんな事が起きるのか・・・、
暴動でも起きなければ良いけれど・・、と懸念されますね。

なんて、素人評論家の『独り言』ですが、
皆さんは、どう考えますか?

新たな「ビジネスモデル」の構想

2011年07月28日 03時32分23秒 | Weblog
私は現在全く新しいビジネスモデルについての企画制作作業を進めています。

これまで自分の頭のなかで永年温めてきた構想を具現化して
「画期的なビジネスモデル」を生み出してみたいという意欲に駆られて頑張っています。

昼間は、現状のビジネスを消化して、
夜中にひとりで起きだしてはパソコンと向かい合っていますので、
寝ている時間と通勤時間以外は仕事漬けの状態です。

自分は年齢を重ねていくのに、まだまだ仕事に対する意欲は高まっているようです。
一つの事を考え出すと、止まらない性格なので
現在の仕事に影響が出ないように配慮しながら作業を進めています。

これまでに、
灯油配送管理システム「雪ん子」、軽油税納税管理システム「D-TAX」、
石油流通管理システム「ペトロマスター」、などを世に出してきたわけですが、
ゴルフ場運営管理システム「パッションゴルフ」のように、趣味が昂じて創ってしまったモノもあります。

今回は、システムそのものが『新たなビジネスモデル』ともなるわけです。

「こんなものがあったら、世の中が便利になるはずだ。」なんて考えながら、
たった一人で夜中に構想を巡らすのは私の趣味でもあるようです。

現在、ガソリンスタンド業界も大きな節目を迎えています。
永い間、多くの石油業界の皆さんと接してきましたが、
最近、経営者の方の目線は「次の時代」にも向けられているようにも感じています。

石油業界の鬱積したモヤモヤ感を吹き飛ばすような新たなビジネスモデル。
全国各地のガソリンスタンドが再び先進的なビジネスとして、蘇生できるようなビジネスモデル。

なんとか、カタチにしてみたいものです。
もしかすると、私が一番ガソリンスタンドビジネスの未来のカタチを考えているのかも知れない。
なんて、のぼせあがっていなければ、こんな夜中に仕事をしてはいられませんね。

ヘボ理屈を並べる評論家的なことでは、
ガソリンスタンドビジネスの現実の課題は絶対に解決できないとも思うわけです。
自分が全国各地を巡回して、直接お会いしてきた石油業界の経営者の皆様の声と顔を想い浮かべながら、
作業を進めているわけです。

消費者の皆さんに理解してほしい事、ガソリンスタンドビジネスの現実。

2011年07月27日 05時03分38秒 | Weblog
通勤途中に観察しているとガソリン店頭の価格差が拡大していますね。
7月26日現在で、高崎市内で一番安い価格が138円/㍑、高い価格は152円/㍑。
実に、14円/㍑の価格差となっています。
瞬間最大格差なのか、それとも看板の表示間違いなのか・・・・、

一方では、「ガソリンスタンド過疎地帯」が叫ばれているなか、
消費者の立場になると、ガソリン店頭価格は判りにくい部分でもありますが、
これが、激戦地のSS業界の現実でもあるわけです

以前、某テレビ局で取り上げられた「ガソリンスタンド過疎地帯」の企画段階で意見を求められましたが、
本当に難しい問題だと思います。

都市部の激戦地では、基本的に過当競争で「販売価格差」が拡大していますが、
田舎のガソリンスタンドは商圏のパイが少な過ぎて非採算となり閉鎖するガソリンスタンドが増えているのが、
『ガソリンスタンド過疎地帯』が多発している原因なのです。

このブログは、石油業界以外の人達も多く見ています。
ガソリンスタンド業界では一般消費者の方から見ると「なぜ・・・?」と思われる事も多いはずです。

確かに、
販売価格で、価格差が14円/㍑もあるわけですから、
消費者の立場から見れば、ガソリンという商品はよほど利益率の高いビジネスだと誤解されてしまいそうですし、
「本当は、そんなに安く売れるのか・」とも思えますね。

ガソリンに課せられている「揮発油税」は(53.8円/㍑)も掛っています。
しかも、その「揮発油税」に対して「消費税」が二重で課税されています。

これだけ、税率が高くて、特殊な税制の「ガソリン」ですから、
いっその事、国が価格を決めて販売させたら・・・、という意見まであります。

現在では、ほとんどのガソリンスタンドが店頭にガソリン価格を提示していますから、
消費者の皆さんから見れば、「判りやすい」わけですが、
最近の石油業界では、実は流通が複雑化しているという現実もあります。
PB(プライベートブランド)という既存の元売系列に所属しない企業も増加しています。

さらに、元売企業の100%出資による、リテールの小売をおこなう「販社」と呼ばれる企業も増えています。
これは、経営的に疲弊したガソリンスタンドを統合しながら、販売シェアを伸ばしていますので、
その部分では、大手元売企業同士の「販売競争」ともなっており、
既存の企業は、元売販社企業や大手広域企業などの過激な販売競争の狭間で苦しんでいるという厳しい現実が発生しています。
しかし、そんな厳しい経営環境を作り出しているのは、石油業界そのものであり業界体質であるともいえます。

ハイブリッド車、エコカーの増加で、今後のガソリン販売ビジネスはさらに厳しい経営環境になるはずです。

石油ビジネスには、
「自動車用燃料」のほかに、表裏一体で、灯油などの『ホームエネルギー』の分野があります。
ガソリンスタンドが減少して、「灯油」を注文しても配達してもらえない地域が全国各地で多発しています。

電力不安により、灯油が見直されていますが、
今年の冬に向けて、石油業界に課せられた課題と消費者からのニーズはさらに拡大しているように感じています。

今迄、石油業界が提唱してきた「安定供給」という言葉を改めて考え直しています。

石油製品は、消費者の皆様が必要とする時に、必要とする場所へ速やかにお届けするという事が「安定供給」なのです。
この事は、先日の大災害の際にも学習できたはずです。

いかに、石油業界内で需給が安定していたとしても、
「安定供給」という言葉を叫んでみても、
必要とする消費者の皆さんのご要望に応じられなければ、『安定供給』とはいえませんね。

今年の冬の灯油配送ビジネスに向けて、
現在、東北、三陸地方の志ある石油販売企業では、
システム再構築を含め、改めて「安定供給」に向けての見直し作業に入っています。

石油業界は厳しい状況ですが、地域のため、消費者のために頑張っている地元企業も多いのです。
我々、「ゆきんこサポートセンター」も、安定供給に寄与できるよう
そんな企業の皆様とともに全力で頑張ります。

売れ筋商品発見

2011年07月26日 05時02分53秒 | Weblog
大災害発生から、だいぶ時間がかかりましたが、
政治停滞のなか、ようやく第二次補正予算がようやく成立。
被災地の現状を考えると、遅きに失した感もありますが、とりあえずはよかったですね。

テレビでは、石油ストーブメーカーが、前年比150%以上の増産体制という報道です。
電気を使用しない「昔の石油ストーブ」が大人気で注文殺到のようです。

今年の灯油ビジネスは「機器販売」にも注目です。
冬に向けて、節電、暖房対策商品については早めに準備を進めて、「売れ筋商品」を確保しましょう。

今年の灯油ビジネスは、久し振りに活況を呈する予感がしています。

異業種との配送コラボレ-トは全国的な動きとなって、本格化するはずで、
すでに全国各地で業務提携の動きも出ています。

この「灯油復権」の動きはこれから数年は継続するはずです。

「灯油配送ビジネス」については、
危険物の「宅配」という特殊性から、既存業者が圧倒的に優位に立っており今後の動向に注目しています。
ミニローリーなどの機器設備、配送スタッフの危険物免許などの課題もありますから、
「店頭現金売り」に専念してきた新規参入にとっては、
「宅配灯油」はかなりハードルが高いビジネスとなっており、
灯油配送に強い既存のSS企業などと提携する動きが増えてきたという事です。

現有設備とスタッフをいかに有効に活用できるかがポイントとなりそうです。

大手薪炭系企業の動きも出ていますが、
総体的にみるとシステム的な対応は遅れているようです。

注目されるのは、
地域ナンバーワン企業、元売販社系企業、大手フリート系企業などの灯油配送ビジネスの展開です。
地域協業化企業によるシステム再構築の動きもなども活発化しています。

とにかく、集中する注文と配送にどのように対応するか、体制強化が急がれています。

昨年度は、九州などの「灯油センター」でも注文が殺到して、配送が追いつかないという現象が起きていたわけです。

低迷しているSS店頭ビジネスよそに、灯油配送ビジネスだけは大盛況という現実がありました。
これほど消費者ニーズが高くて、収益性が高いビジネスは少ないと思います。

他の追従を許さない「雪ん子」を駆使した灯油販売戦略が改めて、見直されています。
灯油配送システムは、単なる「配送ツール」ではない事が理解いただけるはずです。

今年の灯油ビジネスは、WAN構築による広域展開を視野に入れたシステム構築が増えています。

天賦の才

2011年07月25日 04時32分37秒 | Weblog
スポーツでもビジネスでも、才能に恵まれている人は羨ましいと思うわけですが、
他人の事を羨ましがっても仕方がありません。

誰でも「もう一人の才能を持つ自分」がいるのだそうです。
大切なことは、自分の中に埋もれている天賦の才能を自分自身で「使い切れるか」という事なのだそうです。

他人の事では腹を立ててみたり、才能を羨んでみたり、憧れてみたりします、

しかし、良く考えてみると一番判らないのは自分の事ですね。

自分で自分に腹を立ててみても、人を羨んでみても、
最後は自分の努力と考え方と行動力次第なのです。

すなわち、自分で自分自身に与えられた「天賦の才」を見つけ出す事、
そしてその才能を使い切れるかという事が成功のポイントなのだと思います。

天才と呼ばれる人たちには、
自分の好きなことと行動が一致している人が多いようにも思うわけです。
きっと、天に与えられた才能と運にも恵まれているのだとも思いますが、

プロゴルファーの石川遼君、そして実業家の孫正義氏、山下清画伯、など
私が好きな天才と呼ばれる人達は、「天賦の才」に加えて人一倍の努力を重ねている人達ですね。
みんなそれぞれの立場で自分が得意で好きな分野で伸び伸びと才能を発揮している人達のように思えます。

別に、現在、結果を出している人に限らず、
世の中にはそんな「天賦の才」を持つ天才が多く埋もれているはずですが、
最終的に自分の「天賦の才」を生かしながら努力して結果に結びつけるには、
一般人にはない「何か・」が必要なのだとも思うわけです。

ですから、
自分自身に不足しているものを探し出して、結果が出るまで一生懸命努力する事が大切ですね。

私は、最近、健康管理のために一生懸命ゴルフ場へ出掛けていますが、
いくら、努力しても練習しても、教わってもあまり成果に結びつきません。
ですから、ゴルフの神様は私に「天賦の才」を与えてくれなかったという事が良く判りますね。(笑

私の友人の弁護士さんは、70歳になっても毎日練習場でボールを必死に打っています。
彼曰く、「70歳を過ぎて努力していれば、いつかはエイジシュートが出来るはず。」
彼は、独学で弁護士になった努力家ですから説得力があります。確かに名言です。

私の友人のプロゴルフ協会の会長さんのお弟子さん。
ここ数年、プロテストにチャレンジしていますが失敗しています。
好きな事と、表面的な才能は別物で、自分に隠されている本当の才能を見つけ出す事がポイントのようにも感じます。

師匠に言わせれば、「先輩でシード選手の○○○よりも、飛距離も出るしうまい。」のだそうですが、
いまひとつ、結果を出せないで苦労しています。

そんな彼女にとって
プロテストに合格することは「自分自身で自らの才能を見つけ出して、自信を持つ事」が大切なんだろうとも思うわけです。

昨日、私がゴルフ場から帰る時に、
明るい声で「頑張ります。」とあいさつして、ラウンドレッスンに出掛ける姿をみて、
思わず、「頑張れよ・」と声をかけました。

汗を流して、涙を流して、努力している人達はみんな輝いています。
誰でも、みんな自分に与えられた「天賦の才」を探すために課題を抱えて努力しながら毎日頑張っているわけです。

「汗を流す人を大切にできる企業。」にしたいですね。

さあ、私も今週は自分に与えられた「天賦の才」を探しだすために頑張りましょう。

まさに、非才な自分なのですが、
この年になっても、まだまだ人生の本当の生きがいを探しています。

世界経済の節目ですかね

2011年07月22日 05時40分03秒 | Weblog
景気に関する現実の体感度が悪化しているという見解が増えているようですが、
皆さんの地域や企業ではいかがでしょうか?

日本は震災の影響があるから、当然だという意見もありますが、

一方では、
米国における国債発行問題の懸念事項などの影響もあり、為替などの動きも大きく変わっています。

米国もねじれ国会の状況で、
現在の法律では、20日以降はこれ以上の国債発行が不可能な状況になるのかもしれないという懸念が出ているとのことです。
このまま行って8月に入ると、問題が表面化するなんてことになりかねないという話もありますが、
まあ、米国がディフォルトなんて事はないと思いますが、懸念事項はいろいろとあるようです。

ここで、経済危機やハイパーインフレ情報を煽るつもりはありませんが、

世界的には、かなり深刻な経済状況が発生していると分析している経済専門家が多いようです。

日本も、今回の災害でさらに国債発行の必要性に迫られているわけですが、
そろそろ、国債発行高が一千兆円にも達する勢いですから、心配です。
ご承知の通り、管さんにより政治が停滞しており経済対応の打つ手が遅れています。

いよいよ来るのか・・・、世界大恐慌、ハイパーインフレ、
まるで、本屋の店頭に並ぶ経済雑誌のサブタイトルのような現象が現実化するのか、
気になりますね。

富める米国と自ら「経済大国」を自称してきた我が日本の両国経済が斜陽化し

BRICS5と呼ばれる、ブラジル、ロシア、中国、南アフリカなどの経済が急成長するなかで、
世界経済のパワーバランスは多きく変化しています。

米国、日本という「タライ」の中に住んでいる我々にとっては、
そのタライが世界的な時流の中で、どんなポジションにあるのか判らない部分もあるわけです。
もう少ししたら、大きな滝があるのかも知れませんし、激流に飲まれるのかもわからない訳です。

ヨーロッパなどのEC諸国では、ギリシャの問題のように助け合いますが、
米国と日本が大変なことになったら、どこの国が助けてくれるのか・・・・
なんて、事を考えながら車を運転して会社に到着。

まあ、我々小市民は今日の眼の前の仕事を粛々と片づけることしかできませんが、
少しばかり、気になる時代ですよね。

モチベーションのクラウディングアウト

2011年07月21日 05時18分19秒 | Weblog
ビジネスで常に「ヤル気(モチベーション)」をキープする事は、なかなか難しい事ですね。

我々の仕事でも、昨日は画期的だと考えたアイデアが、
一晩寝て起きると「な~~~んだ・・・、くだらない・・」なんて事も多々あります。
そんな日は、思考能力も抜けてダラダラしてしまう。

しかし、
そんな気分の波を自分でうまくコントロールできるようになると、
クリエーターとしての「創造力」が高まるというわけです。

経営者としては、
一度考えたアイデアを、書き留めておいてあとで見直してみると面白いですね。
「あの頃」のあのアイデアが、再び甦って閃いてくるわけですから、
昔の「アルバム」のようなものです。『メモ帳』は大切にしましょう。

私の「メモ帳」は自分のPCの中に収納されています。

面白い『アイデア』が詰まる「メモ帳」は、
昔子供の頃に遊んだ「おもちゃ箱」のようなもので、引っ張り出しては楽しんでいます。

そんな時の自分を他人が見たら、
パソコンに向かって、一心不乱に何見てるのだろう・・?
エロサイトでも覗いているのかな・・、なんて見えるかも知れません。

確かに、そんな時もないわけではありませんが(笑
結構、有効なビジネスモデルを思いついた時でもあります。

今朝は、朝から仕事の意欲が上がらなくて、
今迄書き留めた「メモ帳」を眺めながら、考え込んでいます。

大災害発生から、引っ越しと色々ありまして、

少しばかり疲れがでています。
それでも、仕事があるのはありがたい。

身の回りの団塊の世代で仕事がないと嘆く友人が増えてきました。
「モチベーションのクラウディングアウト」という言葉が聞こえてきます。

石油ビジネスの原点

2011年07月20日 04時59分37秒 | Weblog
灯油配送管理システム「雪ん子」の名前は知っていても、
システムの概要がどんなものなのか、よく判らないという方も多いようです。

我々にとっては、これまで一生懸命普及に努めてきたつもりの「灯油システム」ですが、
石油業界でもまだまだ興味のない方も多いわけですから、業界以外の方には判りにくいはずです。
今後も初心に帰って、説明と宣伝活動が必要なのだと痛感しています。

灯油ビジネスにとって、
「あったら便利なシステム」から、「なくてはならないシステム」として認知されたいものですね。

それでも、
運用期間が10年以上になるユーザー様から改めて高い評価を頂きまして嬉しい気分です。
「雪ん子」を導入運用していたので、SS業務を縮小しても灯油ビジネスの貢献度が高くて利益が出ているという事です。
確かに、「灯油ビジネス」だけは確実に黒字で推移しているという現象は多くみられます。

灯油配送システムは単なる「配送ツール」ではなくて、
まずは拡販戦略と業務省力化がポイントなのですが、その辺の理解度がまだ薄い方が多いようです。

最近では、
既存のSS店頭ビジネスから脱却し、「灯油配送」を起点にした「宅配ビジネス展開」が盛んになっています。

一方では、「油外収益」が頭打ちの様相を呈しているようで、
「なんとか、ならないものか・」という悲鳴が聞こえてきます。

最近では「車検」、「板金」、「レンタカー」、「中古車販売」など、
既存のSS店頭周辺ビジネスは、一般的に「車」をキーとするビジネスフォームが多いわけで、
ガソリンスタンドのコアとなるべき「石油」の燃料ビジネスから眼が離れているように感じます。

これでは、ゴルフに例えれば「ヘッドアップ」といったところでビジネスの芯から外れています。
飛距離もでませんね、まあ、「シャンク」といったところです。

『ガソリンを安売りして、客を集めて、「油外収益」で稼ぎだす。』という、
いつまでたっても変わらない思考パターンでは、生き残りは厳しいと言わざるを得ないでしょう。

こんな時代ですから、商人としての「原点に返って」、頭を冷やして冷静に考えてみましょうか・・

良く考えてみれば、我々は直接、間接、石油ビジネスに身を置く人間です。
自動車用燃料についてはプロですが、車を作ったり、販売したり、修理するのは素人だという事です。
「車」に関する新規ビジネスに取り組んだら所詮は「新規参入者」なのです。

現在は、プロの自動車業界人でさえ「生き残り」に苦労している時代なのです。
素人が新規参入して簡単に採算ベースに乗るはずがありません。

フランチャイズビジネスの稀にある成功事例を提示され真似てみても、
思うようにいかないのは当たり前だと思いましよう。

自分で原点からビジネスフォームを考え出す苦労。
想像力、企画力、行動力、さらに「努力」を伴って、やっとスタートラインにつけるかという時代なのです。
他人が考えた、フランチャイズのビジネスフォームをそのまま取り入れてみても思うようにいかないのは当たり前でしょう。

考える事を放棄して、リスク軽減ばかり考えていると、逆に経営リスクが高まるという事です。
ビジネスは、それほど甘くない。

だから、自分を信じて、自分自身が考えたビジネスフォームに邁進しているつもりです。

最近、自分のビジネスを考えてみると、本当に難しいモノだと痛感しています。
独自性のある、競合メーカーの少ない我々のビジネスでも大変なのです。

私は、その事が理解できれば、
必ず自分のビジネスにも『次の時代』が見えてくるはずだと考えています。