ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ゴルフ業界向けASP事業を開始します

2006年02月28日 13時57分11秒 | Weblog
 「ゆきんこネットドットコム」では、ゴルフ場、並びにゴルフ場運営企業向けにインターネットによる、会員管理、予約受付管理、フロント精算システム、ヤーデージ表示、ハンディキャップ査定管理、レストランオーダリングなどゴルフビジネスに関する一切の基幹系業務を統合管理するためのASPによるサポートサービスを開始いたします。いままでのソフトウェア事業との違いは、ユーザーはソフトウェアを購入することなく、サーバー内のソフトウェアを使用してデータ入力、やフロント精算するソリューションを安価に運用できる点です。、ターゲットとするユーザーはシステム導入経費が一切掛からず、しかも金融系のリース契約などの必要もない事です。

通信環境が対応していないゴルフ場でもクライアントサーバーによる稼動が可能なため全国何処でも活用する事ができます。

すでに、フィールドテストを完了。3月より数箇所のゴルフ場において正式稼動を開始いたします。
ご期待ください。

軽油税納税申告に関する知識①・・・データを経営資源として活用

2006年02月28日 13時14分48秒 | Weblog
「D-TAX」は多機能なシステムですが軽油税申告帳票作成時の「流通データの読込」を説明します。
元売計算センターや自社コンなどにデータとして蓄積されている軽油の流通データだけをテキスト・CSV形式により抜き出して、「D-TAX」にインポート(読み込み)するだけで軽油税に関する各種帳票をプリントアウトします。

導入立上時に一度だけ発生する流通データのファイルレイアウト調整などは、ご担当の計算センターや自社コンメーカー様と「ゆきんこサポートセンター」の専任スタッフが一切の業務を打合せの上実行しますから導入企業様に手数はかかりません。安心してお任せください。

逆に、「D-TAX」に蓄積されたデータのレイアウトを自在に変更して書き出し(アウトプット)して、後方のシステムにデータ転送する事も簡単に可能です。

油槽所などでの売上流通処理をそのまま、後方の基幹系システムにデータ送信する事もできるわけです。

ガソリンショップ “Me”

2006年02月27日 20時09分07秒 | Weblog
群馬県の石油ビジネスは数年後の全国の縮図だといわれます。「月刊ガソリンスタンド」の今月号にもそんな事が書いてあったような気がします。昔から「お江戸見るなら高崎田町」とか言われて、新しい物好きの上州人の気風を利用して江戸の出店が多く、商売の方法を工夫していたのだそうです。テストマーケティングとでも言えるのでしょうか。

確かに石油業界でも「京浜のゴミ捨て場」などといわれて業転が氾濫です、価格戦争も激しい歴史があり元売や商社などが新しいビジネスフォームを最初に展開します。BPセルフやカインズホーム、ジョイフルホンダなどホームセンターでの灯油販売なども全国で最初に開始された上州戦争といわれるガソリンスタンドの競争の歴史の1ページです。

実際には、もっと昔から過激な競争もありました。全国で最初に酒と一緒にガソリンの過激な安売りを展開している○寿屋さんもいまだに元気です。よくテレビにも出る○水石油さんも張り切っています。現在では名門の大手石油会社は数社しか残っていなくてほとんどが元売販社系と商社系になってしまったようです。

先日報告したPBの「ガソリンショップ“Me」とは実は、○紅エネルギーの新しいSSのビジネスフォームのようです。興味を持ったので実は本日給油に行き調べてきましたら「セミセルフ」という形でした。どおりでいつもユニフォームを着た若いスタッフが5名もいた理由が良く判りました。

ハンサムではきはきとしたマネージャに聞いたら、当初から車が一杯でセルフでは詰まってしまいお客様に迷惑をかけるため「給油とお金はSSスタッフにお任せください」ということです。

経営は隣接するショッピングセンター「アピタ」と○紅のコラボレートのようです。看板価格はレギュラー122円/Lですがスタンプカードを持つお客には2円引き、さらに15Lでスタンプ一枚、50枚貯まると1000円のアピタ商品券をプレゼントするのだそうです。特売日には2倍、3倍のサービス。激安日というのもあります。

数日後には、道路を挟んだホームセンターの隣にコ○モの直営と思われる超大型セルフがオープンするようです。これからは元売直営セルフが全国でこんな大攻勢をかけるとしたらSS業界の生き残り価格戦争は大変でしょう。

近隣には、カインズホーム、セキチュー、ミスターマックス、自動車用品のオートバックス、さらに「ピット100」という超大型カーショップまでが競争中。これではとても、タイヤ、バッテリー、アクセサリーなど商売になるはずもありません。近くのインターチェンジのそばには中古車オークション会場もあり中古車屋さんも競争中。

これだけのマーケットで生き残れたら全国何処へ行っても通用するはずだと思います。ヤマダ電機やビックカメラもこの上州の激戦地が発祥の地で全国展開中です。家電業界もヤマダにコジマ、カインズのプラグシティー、ビックカメラが「○○さんには負けません」と店頭張り紙で低価格競争です。他店より高ければスタッフが値引きするのです。まさに激戦。

本日もデジカメを忘れて写真が取れませんでしたが次回は写真付きでレポートしましょう。お楽しみに。

セルフ化と灯油販売

2006年02月27日 07時44分06秒 | Weblog
系列販社主導で「SSセルフ化」が進む地域で、同一企業による来シーズンかのらシステムを駆使した灯油配送体制の再構築が開始されています。広域エリアの業務集約化による配送コストダウンを前提とするWAN構築が中心となっています。

ガソリンは24時間営業の「セルフ」で、灯油はシステムを駆使しての業務集約で徹底的なコストダウンをはかるビジネスが展開されます。受注センター(灯油専用コールセンター)設置により一箇所で受注を行いますから、セルフ化されたSSビジネスとは「宅配流通」という意味で一線を画します。
灯油専用コールセンターの受注データを配送指示データとして遠隔地で作業中のスタッフにエリア別に細分化してリアルタイムに直接配信します。

「セルフ化」しても、灯油の売上を拡大していくための手法としてはベストな手法です。

もちろん、全国電話帳データベース連動のCTIによる受注体制です。一度の登録で携帯電話や電話帳にない電話番号までアルバイトでも簡単に受注対応が可能ですから全国何処でも受注配送が可能となります。ハンディPOSは売上データ、在庫管理、作業報告書なども自動作成。インターネットを介して直接本部へデータ転送。全てをWEBで処理します。灯油という商品が石油ビジネスで一番ITを活用する事でコストダウンが可能な先進的ビジネスになります。

3月から立ち上げて、夏場の配送量の少ないときにスタッフの研修を行い。秋口からの商戦に向けた対応が早くも開始されます。

2月はみんな暇です

2006年02月26日 19時36分07秒 | Weblog
お金があって暇ならやる事は一杯あるでしょうが、お金がなくて暇なときは本当にだるくなります。
先日会社のスタッフと焼き鳥で一杯飲んで帰る途中、タクシーの運転手が「暇で、暇で、困ったもんだよ~」と泣いていました。最終の新幹線でお客が全くなくなるので、タクシーの運転手は泊まり以外みんなすぐ帰るのだそうです。高崎には、柳川町という昔からの盛り場がありますがいまでは閑古鳥が泣いてます。

以前、向かい合いで新設のセルフができる話題を書きましたが、無印の既存セルフ繁盛店「Me」に対抗するのはどうやらコスモマークです。あと計量器がつけば完成のようです。あとでデジカメで写真でも取ってきてご紹介しましょうか。北関東の高崎は良くても悪くても、いつでもSSビジネスの最先端。「京浜玉の捨て場」などといわれてきましたがこれからどんな事が始まるのやら・・

先日、燃料○○新聞の記者のKさんが当社へ来ていましたのでセルフSSを記事にするのかもしれません。
燃料○○新聞社の記者さんは私の現役時代の昔から何人もよく遊びに来ています。
昔からの老舗業者の話題になると消えてしまった人が多くて寂しい限りです。
きっと2月は何処のSSへ行っても暇なので記事になるような話題も少ないはずです。
明日は、油業○○新聞社の記者さんが遊びに来ると電話が来ましたが記事にするような話題も少ないのでしょう。

灯油とLPGを一台のハンディターミナルで処理

2006年02月24日 08時09分21秒 | Weblog
「雪ん子専用ハンディターミナル」はNECインフロンティアの「タフネス」を採用していますが、灯油とLPGを一台で処理できるバージョンの販売を開始する予定です。販売開始時期については、現在調整中ですが数ヶ月後と申し上げておきます。販売窓口はゆきんこサポートセンターとNECインフロンティアとなる予定です。

LPGシステムは当社の開発ではなく、専門業者による開発となっています。
ご要望に応じてすでに、システム説明プレゼンテーションを開始いたしましたので是非ご覧ください。ハンディターミナルにはLPGガス用と灯油用の2つのプログラムが収納されており、業務に応じて簡単に使い分ける事が可能なウィンドウズCEによる製品です。価格については、未定です。

LPGシステムもこれまでの価格体系と比較して画期的な低額設定となる予定です。
現在、事前フィールドテストを実行中。ご興味があれば、是非プレゼンテーションをお申し付けください。

灯油システムの導入経費対収益効果

2006年02月24日 08時08分06秒 | Weblog
「雪ん子」の初期導入経費は大幅に低下してきました仕様で異なりますが、月間リース料金も3万円以下になってきました。一日あたり千円で利用できるわけですから、人件費よりは絶対に安いわけです。

このコストで、受注から、配送指示、売上データ処理入力、さらには顧客管理までしてくれる人間は絶対にいないはずですから採算には乗るはずです。

必要最小限の売上数量については、通年平均で月間40kl程度まで下がってきました。
今年のような収益ならそれ以下でもいけるはずです。

現状の課題は、オペレーションスタッフの問題でしょうか、パソコン(特に、ウィンドウズ)が得意な人材がいればすぐに円滑な稼動ができます。若い人のほうが得意のようです。

最近では、何処でも若い女性が「雪ん子」を操作しているケースが増えてきました。
お陰で、当社の若手スタッフも丁寧に操作を教えています。

「プロフェッショナル」をみて考えました

2006年02月23日 15時21分36秒 | Weblog
NHKの「プロジェクトⅩ」が終了して、「プロフェッショナル」という番組が始まりました。
「プロジェクトⅩ」はすばらしい番組でしたが、実話とはいえ過去の苦労話でした。

今回スタートした「プロフェッショナル」は現在進行形のドキュメンタリーであり、将来を「夢」みて仕事に取り組んでいる素晴らしい人たちがテーマなので見ごたえがあります。

以前紹介した、初回の軽井沢の星野温泉社長の星野氏はよかった。
好評だったので再放送されていましたよね。

あんなふうにリゾート施設や旅館を再生できたら素晴らしいことです。
聞いたところでは、彼の奥さんは日産自動車のカルロスゴーンさんの秘書とかいう事ですが、外資と提携して倒産した日本のリゾート施設を再建しています。

日本各地に閉鎖されたガソリンスタンドがたくさんありますが、誰か外資で買い上げて「再生」させるような偉大な人物はいないのでしょうか。
元売も閉鎖しておくくらいなら、有能な人に無料で貸しても少しは何とかなるだろうと思うけれども、放置したままです。閉鎖しておくにはもったいないような新しい給油施設が閉鎖して全国に散在しています。

なにか、活用する方法はないものでしょうか?

地下タンクを利用してステージを作り灯油配送のローリーの中継給油施設にしたらどうだろうか?
なんて考えていますが・・・

みんなで、閉鎖SSを何に使ったらビジネスになるか、考えましょう!
きっと何かアイデアがあるはずです。 
もしかしたら、ビジネスに結びつくかもしれません。

トラブル処理

2006年02月23日 09時47分59秒 | Weblog

 石油業界人の掲示板に消費者からのトラブル苦情が記載されていた。
オイルのキャップを閉め忘れたバイクのオイル漏れが原因の転倒事故の消費者からの苦情である。

企業としてはSS保険で処理しますと事務的に片付けようとしても、消費者はなかなか納得しない。ローコストオペレーションでアルバイトなどの素人を雇用してのトラブルは油外販売で発生しやすいトラブルです。

灯油でのトラブルはどんな事が予想されるでしょうか?

むかし、老人がポリ缶を持ってきて「ガソリンをください」と注文を受けて、持ち帰り、大騒ぎになった事があります。現在では灯油とガソリンの区別がつかないような社員はいないはずです。しかし、消費者にはどんな人がいるか想定も出来ません。ガソリンのポリ缶販売を絶対に避けるのは当然です。

ホームセンターが灯油を販売する場合、トラブル防止のためポリ缶のキャップは絶対に消費者自身に締めてもらうのが基本となっています。車の後部座席などに積んでこぼれたら責任を問われるからです。

一般SSでは、ポリ缶に給油してからキャップを閉めてあげて、さらに車のトランクや後部座席まで運んであげる事をサービスのように感じているスタッフもいますが、実はこのような行為は絶対に避けるべきでしょう。現に灯油が座席のシートにこぼれて損害賠償されたという事例は多いのです。

消費者にとってもそのようなリスクを承知の上で、さらに自分の車の燃料を使ってまで買いに行くのが店頭灯油です。「配達灯油」と「店頭灯油」にしかるべき価格差がある事は消費者自身がよく理解できています。

最近では、灯油値上がりのメディア報道などでも「店頭18L単位」での単価が報道されます。
「配送経費」は消費者にも完全に認められています。某ホームセンターの配送灯油の購入申込契約書は非常に勉強になりました。販売するチャンネルが違うと危険物ですし生活用エネルギーですから既存の石油販売業者とは少し違う見方もあるようです。

紺屋の白袴

2006年02月23日 07時13分53秒 | Weblog
 染め物屋の亭主ほど自分の袴(はかま)に色を染めずに着ていることをいいます。
医者の不養生なども同じ意味でしょうか。

最近では中核商品である「灯油販売手法」を忘れた業界経営者も多いようです。もちろん仕入れはできます。現在販売もしています。しかし、利益が出ると判ってはいてもどのようにして拡販するか、さらに採算化するには配送の省力化も課題です。

そんなジレンマもありますが、本業なのですからワンポイントアドバイスですぐにコツをつかめます・