goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

よいお年をお迎えください

2010年12月30日 01時17分11秒 | Weblog
今年最後のブログです。
本年のご購読、ありがとうございました。

仕事の合間を縫って、気楽に始めたブログですがなんとか続いています。
おかげさまでアクセス数が増えていますが、私の日記のようになってしまいました。

今年も、日本全国を飛び回りました。
「ブログ、見てますよ・・・」と声をかけて頂いて恥ずかしい時もありますし、
私のスケジュールまでご存知の場合などには「ドキッ」とする時もあるわけですが、
親密感を感じて頂ける事はありがたいとも思います。

思っていても、実現できない事ばかりでしたが、
来年こそ、より一層アグレッシブに頑張りたいと考えています。

よい、お年をお迎えください。

ありがとうございました。
来年もがんばります。

来年に向けて・・・・・・

2010年12月28日 12時12分29秒 | Weblog
昨日の東北出張で今年の営業活動は終了しました。
東北では早くも来季に向けて、地域の灯油配送協業化企業のネットワーク構築の打ち合わせ作業が開始されています。

全国各地で新たな動きが出てきた今年の石油業界ですが、
有力企業のシステムに対する投資意欲は昨年よりもだいぶ活発化してきた感じです。

全国各地に灯油配送過疎地帯が多発しており、来季は「雪ん子」の導入も進みそうです。
低調な石油リテール業界ですが、ここにきて、灯油システムだけは大きな動きが出ています。
大手広域ディーラーなどでWANやクラウドを駆使した灯油配送システム再構築案件が目白押しです。

年越し案件も多いため、来年の春先からはさらに、動きが出そうです。

SSを閉鎖しても、灯油配送で喰える時代です。

本日、オフィスを大掃除して今年の業務も終わりです。

それでも、まだ私の仕事は終わりません。
遅れているドキュメント類の制作を自宅で行います。
私にとって正月は、ゆっくり仕事ができる単なる「連休」のようなものです。

昔と違って年末年始の虚礼を廃止して、ゆっくりと時間をかけて仕事の構想を練るのは、最近の楽しみでもあります。







メリークリスマス

2010年12月24日 08時22分10秒 | Weblog
例年、今頃になると中間溜分の需給がタイトになります。
玉の手当てで苦しむ業者と受けに入る業者で二極分化されますね。
それぞれの企業の仕入戦略自体が経営戦略として浮き彫りになるわけです。
そんな時、自分のポジションが不利になると元売等のせいにしたりするのは「負け組」のセオリーです。
グローバルな視点での経営計画が明暗を分けます。
饅頭のアンコだけ食べるような都合のよい商売はできません。

年末年始は雪が降るという天気予報ですから、これから灯油配送は一気に忙しくなりそうです。

全国各地の企業から灯油配送に関するお問い合わせが増えています。
灯油配送システムもリプレイスの時期に入り、入れ替え作業が増えてきました。
来年度からはさらに、増えそうです。

昨日は風邪の高熱で家内共々一日寝てました。
今日は元気になりましたが、家内はまだダウンしています。

今日は、クリスマス。
孫にプレゼントでも渡したいと思っていますが、この風邪では心配です。

今日も会社で、ドキュメント類の企画と整備に追われます。
これが一番つらい仕事です。

バランスボールで腰痛対策

2010年12月22日 16時50分47秒 | Weblog
今日は電話サポートも少なく静かな日です。皆さん灯油配達が忙しそうです。

それでも、我々には年越し案件が控えていますので例年よりも忙しい年末となっています。

SSを経営していた昔と違って、最近では年の瀬の感覚が薄れてきました。

私の業務はまだまだ終わりがありませんので、休み中でも夜中でも、時間が許す限り仕事をする予定。
昼間はゴルフで運動して夜はドキュメント類の制作、整備に励む予定ですが
カタログ制作、提案書の原版、パワーポイントによるプレゼン資料作成など結構時間がかかる作業が控えています。

こんな仕事は会社にいても、昼間はなぜか集中出来なくて仕事が進みません。

会社では、業務メールをチェックしたり、インターネット上を散歩したり、昼寝をしています。
まるで、ナマケモノのような状態なのです。

知らない人はも一体いつ仕事をしているんだろうと不思議に思うはずですが、
社内ではすでに定着したライフスタイルとなっています。

我々のような、職種は創作意欲がわいてこないと作業に着手できませんから、
みずからのモチベーションをキープするのが大変です。

やはり、体を動かす事が一番いいようです。
最近は、朝起きてバランスボールを使った運動をしています。
値段が安い割に効果があります。
ディスクワークなどで腰の痛い方にはお勧めです。

『為せば成る』

2010年12月22日 09時30分56秒 | Weblog
今朝の、みのもんたの「朝ズバ」で「宅配ビジネス」に関する特集がありました、
先日ご紹介したマグドナルドをはじめ、図書館や高齢者向けなどでの可能性が取り上げられていました。

今後、宅配ビジネスのマーケットは1兆数千億に拡大するようです。
すでに、自治体によっては宅配一件当たり100円の補助金を出しているところもあるらしい。

こうなると、石油業界としても店頭だ、宅配だと論じている場合ではないような気がします。
消費者ニーズのあるところにビジネスの可能性が存在するわけですから、
SSの「灯油配送」を起点とする宅配ビジネスについてもその可能性を見出して、
早くビジネスフォームを構築したところが勝利することになります。

現在の「天然水」、「米」などのほかにまだまだ「宅配ビジネス」に適した使用品アイテムがありそうですが、
その部分については、地域性や立地条件などもありますから、其々の企業のビジネス創造力と行動力がポイントとなりそうです。

アイデアと行動力がない企業はダメですね。
工夫や努力をせずに、「理屈ばかり」で昔と変わらずの商売が衰退していくのは当たり前の事です。

社長と呼ばれる人間が、赤字だからと社員をリストラして、
何も工夫することなく、ビジネスリスクの回避だけを考えて、
赤字の垂れ流しながら、それでも前掛けで軽自動車で配達をしているような零細企業の行く末は見えています。
何か工夫すればよいモノを・・・、

シャッター商店街を見るたびに、思います。
しかし、それが現実の世界なのです。

私は、一度挫折してゼロから(実際にはマイナスから)自分で仕事を立ち上げて、今日があります。
工夫と、創造力と努力でどんな事でも「なせばなる!!」
人真似や理屈だけの経営者だけにはなりたくないですね。

『為せば成る。為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり』
  
  どんな事でも、やればできる(可能性があります)
  やらなければできません(可能性ゼロです)
  「できない」というのは、やらないだけなのかもしれません

  一生懸命に努力してもできないこともあります。
  でも、『為せば成る』の精神でやってみることが大切なのではないでしょうか。
  ほとんどの失敗は「いい経験」にできるでしょう。

  いちばんの失敗は何もしないことかもしれません


  頑張りましょう。


石油ビジネスとシステムのクラウド化

2010年12月21日 04時56分10秒 | Weblog
複数SSや営業所などを有する先端企業で、すでに、最新のクラウドによる石油システム構築の動きがでています。

サーバー構築も不要ですし、初期導入費やリース契約なども不要な月次利用料金で運用できますし、減価償却も不要です。
一番のメリットは金融機関に設備投資資金を依存することなく導入可能な事です。

今後、石油業界システムもクラウド化により大きな変革期を迎えることになります。
石油ビジネスは次世代に向けて急速に動き出しました。

最近、大手企業ではスケールメリットを充分に生かしきるための体制構築が進んでいます。
SS店頭オペレーションと共に、販売管理、EDI受発注、在庫管理、軽油税納税管理、会計システムなどの各種業務管理システムの連動により省力化と業務コストダウンが同時進行することで収益体制の再構築(リエンジニアリング)が実現するわけです。

これらの動きは、今後石油業界の業態変化と集約化を先取りしながら普及が進むことになりそうです。
新規開業や閉鎖にもスピーディーに対応できますし、汎用のPCで稼働できますから設備コストは大幅に削減されます。

当社は来年から、本格的な石油業界向けのクラウド化システムの展開を開始します。


クリスマスソングを聴きながら・・・

2010年12月20日 05時30分44秒 | Weblog
今年も、押し詰まりました。

土曜日は久し振りにバリバリのシングルとクラチャンを相手にアスリート系のゴルフを楽しみました。
7ボギーの1バーディー、78でラウンド。チョットだけブログに書きたくなりますよ。
バックティーで久し振りに80をきりました。
昔取った杵柄でまだまだやれば出来るものです。

昨年は、昔私がゴルフを教えた66歳の友人が若手と競って何とクラチャンを獲得したのですが、凄い事です。
私はそれよりも若いわけですからまだまだ体調を整えて頑張りましょう。

最近のゴルフ場は団塊の世代が増えています。
長野新幹線の「安中榛名駅」は軽井沢まで15分の山の中で駅の廻りに人家もなかったわけですが、
JRが開発分譲して田舎暮らしや都内通勤の人達の洒落た住宅が増えています。
ホームコースはなんと新幹線の駅から5分なのですから、最高です。

仕事をリタイヤして田舎に家を作って、悠々自適のゴルフ三昧の同世代の人達が羨ましいような生活をしています。
廻りにはゴルフ場が一杯で、積雪が少なく、しかも気候も温暖ですから通年プレーが可能です。
平日はゆったりしたプレーが可能ですから、ゴルフ好きな人達には最高の環境です。

自宅に薪ストーブを設置して、冬場の暖房に向けての薪割り作業などで優雅に過ごしています。
素敵なデザインの薪ストーブが流行しているようで、ホームエネルギーだけは時代に逆行しているようです。
みんなでゴルフをしながら袋を持って焚きつけの枯れ葉拾いです。私も枯れ葉拾いを手伝います。
うらやましい限りです。私も頑張って田舎暮らしを計画中。

疲れたので昨日は久し振りに、何もしない日曜日。
テレビで駅伝を見ただけでゆっくり休みました。

上州はカカア天下と空っ風、関東平野は乾燥しています。
特に、駅のそばでコンクリートとアスファルトに取り囲まれてた高層マンションでは喉が渇いてヒリヒリします。
肌もカサカサになり易くて大変です。

こんな季節には上州名物「お切り込みうどん」が最高です。
色々なキノコや野菜を入れてヒラ打ちの手打ちうどんを茹でずにそのまま煮込むうどんです。

ところで、
今年は年末になっても大手有力ディラー様から「軽油税納税対策」や「灯油販売戦略」、「WEB受発注」などの問い合わせが増えており、多くの案件を抱えた年越しになりそうです。

ゴルフソリューションにも動きがありますので、来年は仕事がさらに忙しくなりそうですが、
エコなライフスタイルを工夫して生きて行く事に努力しましょう。

街には、クリスマスソングが流れています。

「きっと君は来ない、~~♯」山下達郎の歌を聴きながら、
軽井沢の山荘で、あの頃、一人ぼっちで制作したシステムが今年の冬も全国で稼働しています。

私には、山の中での暮らしがあっているようです。
平日は、街へ出てきて仕事をして、週末は山の中。
クリスマスツリーは庭のモミの木に・
来年こそ、そんな生活を実現したいものです。

「変化と試練」が人と企業を強くする

2010年12月17日 15時28分35秒 | Weblog
来年度からの月刊ガソリンスタンド誌の私の原稿テーマは
「変化と試練」が人と企業を強くする

石油業界は逆風に立ち向かっていますが、
視点を変えれば、試練を克服することで経営者としての、そして企業としての「大きな未来」が見えてくるはずです。

石油エネルギーは歴史的にも大きな転換期を迎えると感じています。

今年、全国を巡回して、「勝ち残り企業」の強さの理由。
そして、厳しいようですが、
淘汰される企業にはそうなるべき要因とパターンがある事もよく判りました。

石油流通ビジネスでは、上流、下流を問わず、其々の立場の企業がほとんど「変化と試練」に立ち向かっています。
勇敢に、スピーディーに決断すべき事。行動すべき事を、速やかに実行する事。
攻めるにも、守るにしても、意思決定速度が命運を分けることになるはずです。
こんな時代ですから、「よそ見」をせずに、しかし、視野だけは広く持つ事が大切だと痛感しています。

来年からは、比較的基幹的な情報量の少ない、販売店やPB系などの1店舗企業にとって厳しい年になるかもしれません。
情報取得のアンテナも「地デジ化」が必要ですね

ワンパターンの業転仕切り価格情報だけの戦略では、とても生き残りは難しい時代となっています。

雑魚は群れますが、有能な獅子は群れません。

灯油販売は『松茸狩り』

2010年12月17日 12時40分49秒 | Weblog
先日、灯油配送の協業化に参加している経営幹部の方々との面談がありました。

全国で灯油配送の協業化が叫ばれて十年余が経過し、システムのリプレイスが検討されています。

いよいよ、灯油システム構築も第二世代に入ります。
これまでの問題点やこれからの灯油ビジネスのあり方、それに伴い必要となる機能追加、
最も注目されるのは、データセキュリティなどに対する課題も出てきた事です。

今後、石油業界にもクラウドの時代が到来する事を想定しながら新たな方向性を模索します。

今迄、地元のソフトハウスなどと協力開発してきた灯油システムですが、
IT環境の変化に伴い、時代に合わせたグローバルな仕様と機能が必要となります。

開発ベンダーも、飾り物のような多様な機能だけではとても時代に追従出来ません。
時代の変化を根底から考えながら、石油流通ビジネスの実務キャリアを生かしていきたいと考えています。

メンテナンスやサポートなどを考慮すると、我々のシステムの運用コストの安さが理解できるはずです。

わずかなバージョンアップ料だけで常に最新のOS環境で稼働できるわけです。
ウィンドウズのバージョンが変わっても常に対応しています。

これだけ普及してくると、サポート体制などにも色々な課題が出てきます。
すでに、5年も前に販売が終了しているハンディPOSなどもありますから、修理部品調達などでメーカーも苦慮しています。

しかし、20年も前にご購入頂いたシステムでも、サポート契約により常に最新環境で稼働しながら、新しいモバイルハンディで納品書にQRバーコードを印刷出力し、携帯WEB受注などまで対応している企業がほとんどです。

「雪ん子」ユーザーの企業様との「付き合いも」永くなりました。
全ての企業がここ数年、周辺SSの淘汰と閉鎖により、顧客の囲い込みに成功して売上数量を倍増させています。

今年も、
「雪ん子」で頑張って決算が組めました。という嬉しい言葉が多くのユーザー企業様から頂いています。

最近では、システムのバグ対応よりも、拡販手法やら、新たな宅配ビジネスの展開に向けてのご相談が増えているわけで、私としても、次に向けてのビジネスアイデアの企画に向けて頑張っているわけです。

「松茸は千人の股をくぐる」と云われますが、
灯油ビジネスは「松茸狩り」のようなものですね。
誰でも、利益率の高い事は判っているが、需要に応じた販売だけではだめなのです。

売るためには幾つかの「コツ」があるわけですが、
その「方程式」が理解できれば、SSを廃業しても、SS以上の利益を生み出せるわけです。

これから、石油ビジネスは大きく変化しますが、
「松茸狩り」の名人は、毎年松茸が出てくる場所を誰にも教えない訳です。

SSの周辺ビジネスはフランチャイズなどで色々なものがありますが、
「灯油販売」だけは、地域性や立地条件などもありますから、松茸採りのようなものなのだと感じます。

石油ビジネスの難しさ

2010年12月16日 08時25分27秒 | Weblog
函館のアサヒ商会の広域展開が石油業界で注目を集めています。

それぞれの企業には、其々の経営体質に合った採算分岐点と云うものがあります。

単純な仕入価格から割り出された希望販売価格と、単独の企業としての経営戦略は大きく異なります。

複合的な事業経営を行う企業とSS単体ビジネスの企業では「思考」が全く異なるわけです。

数年前に、私も斎藤社長と灯油販売に関しての要請で面談した事があります。
ポリシーを持った経営者だと感じました。

昨日のブログでも書きましたが、多角経営などで複合的な経営展開をはかっている企業はある一つのビジネス分野でのマーケットを破壊することでシェアを拡大し、最後に勝ち残るという壮大な経営手法もあるわけですが・・・、
かつて、ライオンズ石油などをはじめとして、PB創成期には群雄割拠の時代もありました。
これからのガソリンスタンドというビジネスカテゴリーでその事が通用するのか改めて見ものです。

北関東エリアでは、
家電のヤマダ電機、ビッグカメラ、ホームセンターのカインズ、ベイシアグループなどに代表される、ディスカウント系の企業が全国規模に育っています。

私の友人には、それらの企業の経営規模がまだ小さい頃から入社して今では役員となっている友人も多いわけですが、

ご承知の通り、彼らは日本で最初のBPのブランドでSSを開設したり、
ショッピングセンター併設型のSS展開を試行した経緯もあります。
いずれも、群馬県内でのアンテナショップによる展開でしたが、現在では石油業界の流通の特殊性などから撤退を余儀なくされているわけです。

あの頃は、「灯油が1000㌔足りない!、緊急で助けてくれ!」などと電話が来て、
間に合わせた事もありました。

最近思う事ですが、

石油ビジネスは「価格」ばかりに眼がいって、自社の経営ポジションを見失っている販売業者が多すぎると感じます。
掲示板などの業転市況ばかり見ていて、自分の経営ポジションを失う事は一番怖い事ですね、

大局を見据える事は必要な事なのですが、
その前に、自社の経営規模やポジションにあった「知恵」が大切です。
あえて、総論としての「知識」ではなく、
自分の立場にあった生き残りのための『知恵』が必要だと思います。

大手企業にあっては、足元の経営コストを削減して、経営力の強化と云う事になるはずです。