ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
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天賦の才

2011年07月25日 04時32分37秒 | Weblog
スポーツでもビジネスでも、才能に恵まれている人は羨ましいと思うわけですが、
他人の事を羨ましがっても仕方がありません。

誰でも「もう一人の才能を持つ自分」がいるのだそうです。
大切なことは、自分の中に埋もれている天賦の才能を自分自身で「使い切れるか」という事なのだそうです。

他人の事では腹を立ててみたり、才能を羨んでみたり、憧れてみたりします、

しかし、良く考えてみると一番判らないのは自分の事ですね。

自分で自分に腹を立ててみても、人を羨んでみても、
最後は自分の努力と考え方と行動力次第なのです。

すなわち、自分で自分自身に与えられた「天賦の才」を見つけ出す事、
そしてその才能を使い切れるかという事が成功のポイントなのだと思います。

天才と呼ばれる人たちには、
自分の好きなことと行動が一致している人が多いようにも思うわけです。
きっと、天に与えられた才能と運にも恵まれているのだとも思いますが、

プロゴルファーの石川遼君、そして実業家の孫正義氏、山下清画伯、など
私が好きな天才と呼ばれる人達は、「天賦の才」に加えて人一倍の努力を重ねている人達ですね。
みんなそれぞれの立場で自分が得意で好きな分野で伸び伸びと才能を発揮している人達のように思えます。

別に、現在、結果を出している人に限らず、
世の中にはそんな「天賦の才」を持つ天才が多く埋もれているはずですが、
最終的に自分の「天賦の才」を生かしながら努力して結果に結びつけるには、
一般人にはない「何か・」が必要なのだとも思うわけです。

ですから、
自分自身に不足しているものを探し出して、結果が出るまで一生懸命努力する事が大切ですね。

私は、最近、健康管理のために一生懸命ゴルフ場へ出掛けていますが、
いくら、努力しても練習しても、教わってもあまり成果に結びつきません。
ですから、ゴルフの神様は私に「天賦の才」を与えてくれなかったという事が良く判りますね。(笑

私の友人の弁護士さんは、70歳になっても毎日練習場でボールを必死に打っています。
彼曰く、「70歳を過ぎて努力していれば、いつかはエイジシュートが出来るはず。」
彼は、独学で弁護士になった努力家ですから説得力があります。確かに名言です。

私の友人のプロゴルフ協会の会長さんのお弟子さん。
ここ数年、プロテストにチャレンジしていますが失敗しています。
好きな事と、表面的な才能は別物で、自分に隠されている本当の才能を見つけ出す事がポイントのようにも感じます。

師匠に言わせれば、「先輩でシード選手の○○○よりも、飛距離も出るしうまい。」のだそうですが、
いまひとつ、結果を出せないで苦労しています。

そんな彼女にとって
プロテストに合格することは「自分自身で自らの才能を見つけ出して、自信を持つ事」が大切なんだろうとも思うわけです。

昨日、私がゴルフ場から帰る時に、
明るい声で「頑張ります。」とあいさつして、ラウンドレッスンに出掛ける姿をみて、
思わず、「頑張れよ・」と声をかけました。

汗を流して、涙を流して、努力している人達はみんな輝いています。
誰でも、みんな自分に与えられた「天賦の才」を探すために課題を抱えて努力しながら毎日頑張っているわけです。

「汗を流す人を大切にできる企業。」にしたいですね。

さあ、私も今週は自分に与えられた「天賦の才」を探しだすために頑張りましょう。

まさに、非才な自分なのですが、
この年になっても、まだまだ人生の本当の生きがいを探しています。