ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

仕事。一直線!!!

2018年10月31日 10時31分46秒 | Weblog

古希を過ぎても、なお毎日仕事に追われて忙しく過ごしています。
それでも、この歳になっても世に求められる仕事があるということはありがたい。

仕事が無くて、「サンデー毎日」で過ごしている友人は「愚痴」ばかり、
年齢を重ねて、なお生活のために仕事をしている友人は「泣き」ばかり、
古希を過ぎると人生もいろいろですね、

昔、先輩に言われた言葉を思い出します。
「仕事が忙しくて、愚痴を言う奴は、暇になると泣きが入る。」

親から、膨大な土地などの資産を相続してみても、
子供に器量と能力が無ければ、相続税や固定資産税も払えずに苦労する。
資産を維持するだけでもお金が必要な世知辛い時代ですから
団塊の世代も苦労している人間が増えています。

国は、70歳まで仕事をして生きていけるような社会を作りたいらしい。
年金や医療費の負担額が増えすぎて大変なので、消費税も上げなくてはなりません。

確かに、これから子育てをしなくてはならない若い世代は余裕がなくて子供も作れないわけで、
政府の少子化対策なんて言葉だけで、実効性が無いようにも感じてしまいます。

年寄りがタンスの中にお金をしまい込んで、若い人達はお金が大変な時代。
とはいっても、老人のすべてがお金をしまい込んでいるわけではなくて、老人の生活苦も深刻なのです。

私は来年から年金をもらわずに返上して、少しでも世の中の役に立てるよう頑張ってみましょうか・・
なんて考えながら、晩秋の紅葉を眺めながら少しばかり男気を出してみる。
老いて、益々盛んなり。 長生きの秘訣。
死ぬまで仕事。一直線!!!


2018の灯油ビジネスは収益中心で行きましょう。

2018年10月26日 09時41分22秒 | Weblog

石油業界のリテール部門から離れ
ソリューションベンダーに転身して20年以上が経過したわけですが、
ITビジネスとは云っても、現実は泥臭い商売です。

毎年、灯油シーズンのこの頃になりますと
全国各地の旧知のSS業界の皆様からお問い合わせや意見交換を求められます。
多いのは、灯油の市況や販売動向などに関する情報です。

しかし、最近の私は軽井沢の森の中に住んでいる仙人のような生活ですから
以前とは違い逆にリテールの情報が薄いわけです。
それでも、これまでのキャリアで多くの石油業界関係者の方から凄い情報も飛び込んでくるわけで
業界月刊誌などの原稿執筆作業にも役立ちます。

いつの間にやら、「灯油ビジネス」に関する専門家のような状況なのです。

先日から、大手流通企業やホームセンター系の担当者の方からの灯油店頭価格の設定に関する問合せが増えています。
HC系企業などでは、今シーズン店頭現金100円/㍑程度のスタート設定が目標となっているようです。
一般SS企業にとっては異業種による価格の影響は薄ら義つつあり適正な設定価格となっているようですが、
一部のJA系などでは、いまだにHCの店頭価格を横目で見ながら敵対的な価格を考えているところもあり気になります。
そんな頭の古い企業には、配送サービスの充実による顧客満足度の向上を呼び掛けています。

相対的には、配送が主体の灯油ビジネスです。
配送コストについては10円/㍑が基準となってきたようです。

仕入調達価格に関する情報などは難しいですね。
なかには、一部の掲示板情報などをみてWTI市況や為替などの影響を論ずる方もいらっしゃいます。
元売りでもないのに自社の販売数量を鑑みたら、もっと具体的な販売戦略や業務の省力化を真剣に考えるべきだと思うわけです。
元売りの二極化などもありますから、仕入れ原価よりも零細な販売業者は市況に沿って、適正な価格設定に力を入れるべき時代。

まだまだ、他店よりも安く売って販売数量を増やしたいという、わかっていないリテール業者も多いようです。
困ったものですが、バカは死ななきゃ治らない。そんな輩から淘汰される時代なのです。

このブログをご覧の皆様は冷静沈着に・・・、
何かございましたら、お気軽にお問い合わせください。
自信をもっていきましょう。



落ち着いて、適正な「値取り」が大切です。

2018年10月24日 10時24分26秒 | Weblog

家の周りの紅葉がきれいです。
全国各地で灯油ビジネスがスタートして「ゆきんこサポートセンター」も大忙し。
それでも、例年と比較すると静かな出だしとなっているように感じます。
走り値も比較的安定しており、あとは、気候次第といったところですが、

多くの方が暖冬による減販を懸念しています。
暖冬になれば、売り上げ数量が減るために焦って安値販売に入りやすいと云う事。
まあ、落ち着いて様子を見ながら進めましょう。

最近、石油業界メディアの方やSS業界経営者の方からの情報交換も増えています。
原油価格動向や元売の計画配送による影響などの情報もありますが、
リテール部門に従事しているSS業界では
まさに、「成り行き」に任せる以外手段はないわけで、
仕切りや市況が上がれば、売価に転嫁することに集中しましょうというわけです。

最近は、以前のような安値拡販を志向する企業が少なくなり
適正な「値取り」を目指す企業が圧倒的に増えているように見受けられます。


灯油で儲かる秘訣は・・

2018年10月18日 09時31分18秒 | Weblog

時節柄、灯油を中心とする市況価格が気になりますが、
仕切り価格の情報ばかりに目が行って、販売戦略が空っぽの業者も多いようです。
「利はもとにあり」とは申しますが、実際には「売ってなんぼ・・」の商売ですから
拡販戦略に傾注しなくては経営の根本が成立しません。

しかし、安売りをして拡販という戦略では、労多くして功成らず・・・
豊作貧乏は一番馬鹿らしい結果となってしまうわけです。

販売規模の小さな業者は仕切りよりもお客様への配送サービス徹底が肝要です。
顧客満足度の高さから、灯油以外の油外配送サービスに向けた展望が拓けてくると云う事です。

価格だけで動く底辺の消費者を追いかけていると、自らも貧乏な経営者になりやすい。
今年からは、配送コストを加味した適正価格を徹底してみることをお勧めします。

安く仕入れる努力より、適正価格を徹底できる配送サービスの充実の方が効果があります。
これが儲かる秘訣ですね。


石油直売ビジネスの課題が噴出中。

2018年10月16日 15時04分19秒 | Weblog

今月末締め切りの月刊誌の原稿はすでに新年号。
最近では変化のスピードが激しい石油業界ですから来年の内容を考えていると本当に難しいですね。

時々、お会いする石油業界の重鎮の方からも
小生の原稿をご覧になっていろいろな意見をいただくことがありますから大変です。
なにしろ、多くの皆様に見ていただくわけですから、意見もいろいろなのです。
異なる見解をお持ちの方からは、メールなどで質問や論争を挑まれることもあります。
特に、最近増えているのはSS業界のこれまでの計算センターなどのコストや機能に関する課題。
元売り統合などにより直売部門のデータ処理などに関する事項が増えています。

中堅以上の特約店などでは、元売りに見られたくない「直売流通」のデータなども多いようで、
統合を前にして、本格的な直売システム構築の動きが増えています。

現在、「SSビジネスの近未来予測」と題する原稿を執筆中ですが
すでにご承知の通り、時代はクラウド。
異業種の先進企業では当たり前のことが、SS業界では遅れていて比較もできないことも多々あります。

正直な話、
元売りのSS店頭販売の系列POSデータ処理に固執した「勘定系」処理だけではとても対応不可能というわけです。

難しい時代に入りました。


配送サービスとしての、灯油ビジネス。 しっかり利益を出しましょう!!

2018年10月12日 08時33分55秒 | Weblog

今シーズンの灯油商戦がスタートします。
市況価格は総じて安定したスタートとなっているようですが、
今後も価格の高騰が見込まれますから、シーズン中の価格動向に注目しています。

灯油の販売動向については、当然気候などの条件に左右されますが、
本年は暖冬も予想されておりますから、利幅が問題となりそうです。
最近は配送コストの転嫁に関する消費者意識の高まりもあり、
「配送灯油」の設定価格に注目が集まりそうです。

これまでは、7円/㍑程度であった店頭価格との格差が
最近では、10円/㍑程度に拡大しております。
配送灯油に関しては、販売業者が自信を持った値取りをすることがポイントとなります。

最大のポイントは、
配送サービスとしての体制を確立して、消費者に満足いただける配送サービスを行う事。
これができる企業とできない企業では顧客満足度が大きく変わります。

SS店頭販売オペレーションとの違いをよく認識しましょう。
単なる「販売価格」だけに固執しているようでは「負け組」となります。

配送サービスとしての灯油ビジネスであることを認識したうえで、
今年も頑張りましょう。



 


軽井沢の秋、忙中閑あり

2018年10月03日 10時04分20秒 | Weblog

素晴らしい秋晴れです。
近くのゴルフ場、軽井沢72ゴルフには朝からゴルファーがいっぱい。
近くの別荘の友人も腕が鳴っているようなので、これからスタートしようかというわけで
昼頃からのラウンドスルーでスタート予定。

午前中に仕事を済ませて、さあ、ゴルフです。
都会では考えられないゴルフライフなのです。

真夏の混雑も終わり、これからが最高の季節です。
朝風呂に入ったら、庭のクルミの樹をリスが飛び回って、キョロキョロしています。
家の周りは、キツネにリスに鹿も出てくるので賑やかです。

さて、家から3分のクラブハウスまでボチボチ出かけようか・・・・

仕事は忙しいけれど、忙中閑あり
仕事は夜中に片づけましょう。
平和な、季節です。


SS業界の業態改革

2018年10月02日 09時10分30秒 | Weblog

灯油販売を積極展開しようとしている企業からの問い合わせで出かけました。
元売りからの出向役員なども参加しての拡販ミーティング。
これまで、SS店頭販売オペレーションが中心であった企業にあっては、
受注、配送計画などが伴う外販デリバリービジネスのイメージがつかみにくいようです。

SS店頭の待受け型ビジネスからWEBを駆使する外販型石油ビジネスへの展開は
販売する商品は同じでも、業務内容が全く異なります。

SS店頭の対面型アナログビジネスを一気にWEBビジネスに切り替えるのは大変です。
まして、高齢者スタッフなどの頭の切り替えがポイントとなります。

最近、急速に業績を伸ばしている石油販売業者の多くは有能なITに強いスタッフを雇用しています。
SS業界といえば、一般的には斜陽産業のように受け取られている昨今ですが、
業態を変えれば、若い有能なスタッフも集まるというわけです。

多くのSS企業において、本格的な業態改革への模索がスタートしています。