ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

夜も寝ないで、昼寝して・・・

2007年10月31日 16時28分07秒 | Weblog
ここ数日、徹夜で仕事をしたので会社では眠くてしょうがない。
「夜も寝ないで、昼寝しながら」仕事をしています。

お昼を食べてから寝ころんでいるといい心持でお昼寝タイム。

お陰で「早寝早起き」の生活のリズムが少し狂ってきました。
今日は予定の仕事も一段落です。
月末までに必ず終わらせると決めていた仕事が計画通りだと気分は上々です。

今夜は上州名物「お切り込みうどん」でも作ってみようと思案中。
里芋と葱と人参とあと何を入れるんだろうかと考え中。

読書の秋。
最近はビジネス経済誌ばかり読んでいます。
難しい本は小説と違って頭が冴えてきて眠れなくなるんですよ、

だから、たまにはエロ小説でもと思うのですが、
疲れてそんな体力もありません。

たまに、場違いでエッチなオヤジギャグを言ってはT嬢に呆れた顔でにらまれる程度です。チョイ悪オヤジとはそんなもんです。可愛いものですよ。

今夜は焼酎でも飲んで早めに寝る予定です。

グローバルスタンダードの石油ビジネス

2007年10月31日 09時52分29秒 | Weblog
最近の石油ビジネスは本当にグローバルスタンダードなんだと痛感します。
米㌦に対する信頼度の問題。為替動向。
アジア地域における消費拡大。

エクソンモービルがアメリカのロックフェラー系でシェルグループはヨーロッパのロスチャイルド系で、一部産油国はドル建ての売りからユーロへシフトしたいようですし、これはもう政治問題ですね。

米国㌦覇権の危機なのでしょう。

確かに最近ではユーロはドルに対して強くなっていますから一部産油国の要望も理解できます。しかし、これが世界の基軸通貨発行国であり世界の警察官でもあるアメリカにとって覇権の崩壊につながるとしたらまたまた厄介な事になりそうです。

イラクのフセインは最初はあれだけアメリカと友好的だったのに、少し関係が悪くなって「ユーロ建て」での原油取引を産油国の各国に提唱したためアメリカのロックフェラー財閥の逆鱗に触れたという事がイラク戦争の大きな原因となったといわれています。これは事実のようです。それが証拠に現にイラクでは核兵器が存在していなかったということです。それでは何のためにアメリカはイラクを攻撃したのでしょうか?。

本当のところは、やはり今となっては、ドル覇権を維持する為だったと考えるのが妥当なのでしょう。

今また、イランが「ユーロ建て」を提唱しているようです。今度アメリカに攻撃されるのはイランかな?、日本とイランとの関係は現在一応は良好ですから心配になります。

この事が今回の中東危機の事実だとしたら、本音は深いところにあるはずです。まさにタブーなのです。

もしそんな事を問題にしたら、日本の政治家なんて知らない間にフセインのように抹殺されてしまうかも知れません。今日の福田さんと民主党の小沢さんとの再度にわたる党首会談だって、本当は給油活動でイラク戦争に協力せよアメリカに怒られて、額を寄せ合って「困ったなぁ~~」なんて言い合っているのかも知れませんね。2日も続けて二人で話し合いなんて何を話しているのでしょう。常識的に考えても普通じゃありません。きっと国民の知らない何か大きな問題が起きているはずです。考えすぎかな・?

アメリカにとって自国のドルが世界の基軸通貨であり続ける事は絶対の強みですからこればかりは絶対に譲れない一線なのでしょう。

もし、私が基軸通貨となる紙幣の印刷機を持っていたら、自分で必要な時に自由にお金を印刷できる訳ですから楽しいですね、石油でも金でも何でも買えてしまいます。ディズニーランドでもソープランドでもキャバクラでも好き放題にお金を使って遊べます。個人的にはそんなに必要ではありませんよ。今夜の飲み代程度かな・・・?、そんな事が出来たら遊び過ぎてきっとすぐに体を壊してしまいます。

やっぱり、汗を流して働いたお金が貴重ですね。実際には稼いだ分しか使えないのです。

アメリカは世界の大消費国です。しかも自国のドルが世界で通用する基軸通貨なのですから有利すぎます。日本人なんていくらアメリカとの貿易で稼いでも利益はほとんど米国債を買わされて(アメリカに貸し付けて)消えてしまいます。しかもそのお金は絶対に返してもらえないと考えるべきなのですから馬鹿な話です。

振り返れば、昔は1㌦は何時でも金と交換出来たのですが、ニクソンショック(ドルショック)以来、いつの間にか㌦は原油との交換レートに変わっていたのです。
現在、ドルと金の交換をレート換算するとドルショック以前と比較して20倍以上の格差が出ているのだそうです。これもロックフェラー財閥の「影の力」だといわれています。さすがに世界レベルの財閥です。ソロモンブラザースなども傘下にあるようですから「雲の上」すぎて我々には想像もできない力のレベルですね。

まるで、アメリカは自分でルールを決めたり、配パイを見てから都合のいいようにルールやレートを変更しながら麻雀をしているような感じなのでしょうか。これでは誰も勝てません。

文句を言えば、ピストルや刃物(軍事力)をもって脅されます。
「今度、君の隣の危ないオジサンが何かやっても守ってあげないよ。」なんて北朝鮮問題を持ちだされては、困って黙ってしまいます。

米国にとっては基軸通貨であるドルを印刷するだけで何でも買えてしまう訳ですから非常に都合がよい事なのですが、世界中のドルの今現在のマネーサプライは一体どれほどのものなのでしょう。想像もつきません。しかし、そんな中での「サブプライムローン問題」。さあ、困った!!。

それだけ、ドルが弱くなって、金や原油の価値が高騰しているということです。

世界レベルの覇権競争は複雑です。

米国(㌦)対ヨーロッパ(ユーロ)。
ロックフェラー対ロスチャイルド。
エクソン(米)対シェル(ヨーロッパ)

きっと、エクソンやシェルグループにとって、日本なんてアジアの田舎の「営業所」みたいなものなのでしょう。エクソンなんて日本では有限会社ですものね・・、とにかく想像がつかないくらいの規模なのです。

こんな世界のモンスター石油市場の中で、日本円の為替。
そして、元売りや小売店はどうなる事やら、

ビジネススタイルや思考も徐々にグローバルスタンダードになって行くのでしょう。

日本の古い商習慣などは通用しない時代になるのかも知れません。

そういった意味では、今回の世界的な原油高騰は今までの動きとは異なってきたようです。

日本国内の販売業者も頭脳モードを切り変えなければならない時代のようです。

今日は月末ギリギリで明日から仕切りは値上げです。
物理的に配送不可能な流通も発生するはずです。

しかし、メジャーは今日配送が不可能であれば、明日からの配送分はドラスティックに価格を上げてくるはずです。

それが、世界のクロ―パルスタンダード。

これからは、そんな時代なのでしょう。
まさに、メジャー感覚です。
不平や不満があればドロップアウトしなくてはならないのでしょう。

グローバルスタンダードとは世界レベルが日本の商習慣に合わせるのではなくて、日本自体が世界のビジネスの商習慣に合わせることなのです。

本当の意味でのグローバルスタンダードが理解できないローカル感覚なリテール業者は間違いなく時代に取り残され淘汰される時代なのでしょう。

以上、本日の「一人時事放談」を終了します。

月末です

2007年10月30日 20時19分14秒 | Weblog
もう今月も月末ですね。
一か月過ぎるのが早くてしょうがない。

この間まで暑くてTシャツ一枚で仕事をしていたと思ったら今日は結構冷え込んでジャンバーを着こんでいます。

11月からの値上げを控えてローリーの配車繰りも大変なようです。
私のマンションから見えるJOTターミナルも各社のローリーが繋がっています。

昔馴染みの運送会社のオーナーも月中は暇だったのに月末だけ忙しいと嘆いています。値上げ前なんて何時でも同じ事。

ところで、
ドル建て販売が前提の原油マーケットでも、一部産油国でユーロ建てでの販売を提唱する声が出ているとの事。

米㌦崩壊の予感ですかね・・・、これだけ米㌦に対する危機感が募ってくると産油国がユーロ建てで販売したくなる気持ちもわかります。

それを言ったら米国に爆弾を落とされる国もあるのでしょうが。。
困ったものです。これが中東危機なら危機は永久に続くとおっしゃる方もいらっしゃいます。

11月からの需給と市況動向に注目です。
経営力の差が出る時代のようです。

早く、SSフィールドを飛び出して収益確保に手をつけなければ、でも全員がそれをやったらまた競争激化です。

落ち着いて、丁寧に今年のチャンスをものにしましょう。
外販はSSビジネスの「マツタケ」みたいなものです。
大騒ぎしている烏合の衆をよそに「松茸は千人の股をくぐる」のですから。


「浮遊客」と「富裕客」

2007年10月30日 10時09分35秒 | Weblog
昨晩、車の燃料が少なくなったので近くの商系セミセルフへ給油に行きました。
夜八時なのに行列ができています。

セミセルフですから給油スタッフが5名もいてさばいています。
最近では顔馴染みになった若手のマネージャ君。
私の仕事の内容を知っていて、よく話しかけてきます。

彼曰く「値上げ前の仮需だと思いますよ。」
とにかく北関東の激戦地では価格に敏感な消費者が多いそうです。
「浮遊客」と「富裕客」で完全に分離しています。

フルサービスは付加価値をセルフは価格で勝負なのでしょうか?

テレビのニュースでは、盛んに11月からの値上げを報道しています。

一体どうなる事やら、

街では灯油ローリーも多く見かけるような季節になりました。

原油価格とドルの課題

2007年10月29日 10時25分01秒 | Weblog
最近色々な場で「物が売れない時代」だという声をよく耳にします。
大手量販店だけが好調なのでしょうか、

「政府や公的機関の発表している景気動向と実体経済がかけ離れているようだ」という声もよく聞きます。景気全般が悪いのかも知れません。

こんな時には価格を安くすれば売れるだろうという胆略的な考えで安売りをしてもどうなるものでもないでしょう。それでも「値上げラッシュ」の到来の予感です。

消費者物価は下がっているという報道なのですが、液晶テレビなどの価格が下がっているからだといいます。ガソリンや灯油などの生活必需品の値上げとは性格が異なるような気がします。

土曜日から日曜日は経済関係の本を買ってきて勉強をしていました。
原油価格とドルに関する問題は難しいですね、しかし、構造自体が少し理解できて
きました。

評論家や学者によって見方は色々ですが、どうも今回の原油値上げは今までのものとはパターンが違うようです。

エネルギーと経済の歴史の「曲がり角」のようです。
もう少し勉強してからブログに書き込みたいと思います。

今年の灯油は「孝行息子」

2007年10月26日 09時52分27秒 | Weblog
9月、10月と灯油の出荷状況が順調です。
特に今月の灯油は好調でガソリンの減販による収益減を充分に補っています。

こうなると、配送灯油を持っている企業と持たない企業の収益格差は明確です。

値上げ前の仮需要かと思われたのですが、スタートは価格も堅調で底堅い出荷状況です。

久し振りに、孝行息子が良い仕事をしそうです。

ところで、昨日、東京駅の改札内に開店した地下商店街「エキナカGransta」が開店して注目を集めています。今迄の地下商店街とは違って「改札口の中」というのが変わっています。

ことわざで「松茸は千人の股をくぐる」といわれます。
商売のネタや視点は意外と足元にあり、誰でもみんな必死で探しているものなのですが、なかなか気が付きません。

東京駅に行く人たちは、ほとんど電車に乗る訳ですから「エキナカ」でもいいはずだという視点に気付かなかっただけの話なのです。
全国どこの駅でも通用する話ではないでしょうが、新鮮な切り口です。

石油ビジネスでも同様でしょう。
特に灯油は元来、配送されるべき「ホームエネルギー」なのですから、付随するビジネスの可能性は高いはずです。視点を変えれば石油ビジネスの「次」が見えて来るはずです。

まだ、ブログ上で公表する段階ではありませんが全国各地で色々なビジネスアイデアが試行され、中には大きな収益効果を上げているものもどんどん出てきました。

SS業界人は創造性に薄く「物真似上手」だといわれます。
貴重なアイデアやノウハウはもう少し大切に育てたいものです。

現金客まで含む「顧客管理データベース」は車検やオイル交換などの車両情報だけでなく顧客のライフスタイルまで管理できる訳ですから、「雪ん子」の活用は無限なのです。

灯油をバリバリ売る事で、次のビジネスが必ず見えてきます。
「雪ん子」はあなたの店の未来を見据えた優秀なマネージャーです。
なんて、宣伝をしてみたくなります。

灯油はSSの「孝行息子」
「雪ん子」はSSの未来が見える「優秀なマネージャー」

素晴らしい、キャッチコピーが生まれました。
今年のテーマだな。。。

原油90ドルの時代

2007年10月26日 07時02分08秒 | Weblog
本日のワールドビジネスサテライトの原油市況では、ついに90ドル台ということです。凄い事になっています。

いろいろな見方があります。
米国経済のサブプライムローンの問題等でドル安が進行しているため、ドル建ての原油が高騰するという説。

ドルに対して強いユーロ圏のヨーロッパなどでは米国よりも原油高ダメージが少ないという説もあります。

当然円もドルに対しては強くなっている訳ですが、日本国内では輸入でそれほどの円高メリットを感じられないといったところなのでしょう。

原油高の影響で食料品から生活雑貨まで値上げが傾向が強まっています。
円高による輸入メリットよりも原油高の方が早くて、影響が強すぎるということなのでしょう。

昔は「円高メリット」で元売りは大儲けした訳ですが、今回の原油高騰のスピードはそれを上回ったペースで進行中ですから当然値上げとなるのでしょう。

こうなってくると、グローバル経済の世界ですから素人の我々では、専門的すぎてなかなか理解できませんね。

いずれにしても、リテール部門では絶対的な「価格転嫁」が課題です。

今迄の値上げとは異なる動向を示していますから、従来の「安売り拡販」の手法から脱却して若干強めの価格設定がベターなのでしょうが、現実は減販傾向ですから元売りも含めてその辺の見方が明暗を分けそうです。

アメリカ経済がおかしくなっている。
その影響で基軸通貨としてのドルが安くなる。
当然ドル建ての原油は上がる。
円はどうなる?

副島隆彦氏の「ドル覇権の崩壊」
を買ってきて、読み始めています。

「やがてドルは暴落し、円は1ドル=80円へ。そして、金融恐慌が世界を襲う!」という怖い表題が付いています。

アメリカ経済の崩壊により「静かに恐慌化する世界」
が進行中なのかも知れません。

怖い時代が到来しているようです。

春先に予言していた原油90ドルが現実になってきました。
国内の「灯油市況」はさらに、需給相場が加算されます。

ビッグチャンス到来の予感

2007年10月25日 18時27分01秒 | Weblog
元売販社やスーパーディラーと呼ばれる大手企業がここ数年、「灯油戦略」を強化してきた理由がよく理解できる年になりそうです。

皮肉なもので、地元密着のビジネスで強みを発揮すべき中小零細企業の方が配送灯油から手を引いて店頭販売に切り替えていたり、配送体制が弱体化の傾向を示しています。

SSフィールド収益を中心とする販売業者は人手不足気味で対応が弱くなっています。セルフ化の進行で色々な影響が出ています。

高収益商品の灯油もポリ缶だけの「店頭販売」では、店頭業務が忙しくなるだけでそれ程の収益効果を生み出せません。ホームセンターなどとの安売り競争に巻き込まれストレスがたまることだってあります。

外販の配送灯油客は優良客が多い訳でどのように取り込むか、いろいろなアイデアが湧いてきます。今年は、間違いなく「ビッグチャンス到来」です。

ドアツードアのビジネスチャンスを活かしましょう!!
灯油だけでなく、洗車も車検も可能性ありです。

お客様の懐に飛び込む配送サービスは本当に色々な可能性を秘めています。
配送スタッフに対する啓もうも大切です。

「雪ん子」の顧客管理データベースがフル稼働します。

運用に関する事など、お気軽にお申し付けください。

経営計画立案中

2007年10月25日 14時45分15秒 | Weblog
来期に向けての、自社の経営計画を立案中。
零細企業ですから、現在手薄となっている業務を強化したり、予算案を立案したり、年次販売計画やイベントスケジュールなどを立てています。

資金計画なども絡みますから、かなり時間のかかる複雑な作業となっています。
ちなみに、今期はかなり計画に近い正確な数字を出すことができました。

石油ビジネスの展開内容を計画的に行える「経営シュミレーション・ソフト」の開発の一環として行っている訳ですが、SSビジネスの分岐点管理は市況絡みなのでかなり難しい。

これからは、時間を見ながら「中期経営計画」やキャッシュフロー計算による「資金繰り表」作成など、SSビジネスに直結した業務専用ソフトウェアを作って見たいと考えています。

需要は少ないかもしれないのですが、数社からのオファーもあります。

まず、自分の事がきちんとできなければと気を引き締めながらの作業です。

今になって、こんな事をしています。あのバリバリの頃に私にこのソフトがあったら・・・・、と考えています。
失敗は発明の母ですね。

化け物相場

2007年10月25日 10時18分31秒 | Weblog
以前から、灯油価格は「化け物」といってきました。
私が流通最前線の頃でも卸では利ザヤ確保に苦労したものです。
最近では投機的な様相も呈してきてプロでも読み切れないといった状況です。

しかし、相場リスクが高い分だけ、収益確保の手法もハイリターンになっています。相場商品ですから当たり前です。

系列で仕入れて販売するケースと、相場勘を発揮して行う業者では価格スタンスも全く異なる訳ですから、当座の業転市況だけであれこれ言ってみても始まりません。

「先物」という仕入調達手段で今シーズンの相場に勝ちが見えている業者はスタートラインから覇気が違います。

大きな優位性を持って、石油ビジネスが不況だなどという世論をぶっ飛ばしてしまうほどの鼻息です。

同じSSビジネスでも本当に多様です。
儲ける企業は本当に儲けています。