ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

枯葉の季節です

2015年10月28日 10時51分27秒 | Weblog

軽井沢は、枯葉の季節です。
気温が低いので紅葉も早いわけですが、気のせいか今年は落ち葉の舞い散る季節が早いような気がします。
すでに、ストーブに火を入れて仕事をしています。

今朝は、愛犬と散歩しながらの出社でした。
昨日は都内で仕事をしていたので、都会の喧騒と森の中の静けさと毎日変化があって楽しいですね。

新しくリリース予定の石油ビジネスソリューションの開発も順調に進んでいますが、
この商売は、開発作業と販売営業活動が大変なので常に時間とお金に追われているような気がします。
ですから、ストレス防止も兼ねて、浮世を離れた森の中で仕事をし生活をしているわけです。

さらに、思いついたり、アイデア、閃きがわいた瞬間が勝負の作業ですから、
実際には、夜も昼もない職業なのです。
そんなわけで、昔から、軽井沢の別荘に住んで職住一体型の生活環境の中で開発作業で時間を過ごしてきました。

最近は、自宅と職場が少し離れているので森の中を散歩しながら出社できて、
自宅に帰れば、安らげるというのんきな生活でしたが、
最近はまたまた忙しくて、時間にとらわれないで仕事ができる環境でなければと感じます。

それでもよく考えれば、当面、仕事や生活の環境を選べるだけありがたいと思います。

まあ、人間、生きるための仕事もライフスタイルや価値観もいろいろですが、
この人生で良しと考えながら、生きていく。

「次に向けた」アクションがスタートします!!

未来には、あなたによって生み出される何かが待っている。
人生は、あなたがそれを生み出すことを期待しているのだ。
もしもあなたがいなくなれば、その何かも、生まれることなく消えてしまうのである。
人生は、あなたがそれを生み出すのを待っているのだ

あとひと踏ん張りです。


SSビジネスの新たな黎明期に向けたビジネスソリューション

2015年10月26日 05時21分22秒 | Weblog

いよいよ、本年も灯油ビジネスがスタートしています。
今年は、早くから準備を進める企業が多いため対応に追われています。

ウィンドウズのOS対応などもあるためバージョンアップが増えていますが、
新たに配送エリアの広域化を推進するケースが多いようです。

さらに、多くのユーザー企業様からSSビジネスの今後に向けての新たな提案やご要望が増えておりますが、
特に、地域企業や大手広域ディーラーによる外販配送関連ビジネスのみならず、
SS店頭における新たな販売ビジネスオペレーションの開発の動きも活発化する様相を呈しており注目されます。

ここにきて、SS業界もようやく動き始めたという感があります。

元売り統合や販社系企業の再整備などによる動きを背景として動きが活性化しており、
今後は、これらの企業を軸にしてのSS業態構造の変化が出てくるものと予測されます。

大手広域ディラーなどでは独自性を持った具体的なビジネス創出と展開の動きが中心となっており、
より具体的なシステム開発が進んでおり、これまでのSSビジネスが急速に変化する時代となるはずです。

今シーズンを起点として、「灯油配送システム」だけに特化したシステムでは通用しない時代となりそうです。
裾野が広い石油業界ですから、色々な見解やアイデアがあって当然だと思います。

石油業界の大手システム企業にも生き残りをかけた最終段階の動きが見えていますが、
最終的にはより現場業務に熟知したシステム開発が求められており、
後追い型の開発では通用しない時代になりそうです。

SS業界における「次の時代」に向けた動きは、これらに対応できるかどうかが命運を分けることになりそうです。

そんなわけで、当社では今後に向けた新たな石油ビジネスソリューション開発を進めてまいりました。
今までとは異なる視点で、より拡張性を高めるとともに次の時代を視野に入れた、画期的な石油ビジネスソリューションです。
多くの企業様からの多様なご要望や貴重なアイデアが基盤となっておりますが、
当然、これまで蓄積してきた石油業界システム開発における専門的な経験と「概念」が最大の基盤となっています。

すでに、今シーズンからテスト検証稼働が順調にスタートしており、
来春には、公開発表できる段階となりました。

ご期待ください。


SS業界、新たな時代のスタート

2015年10月21日 04時18分47秒 | Weblog

最近は、元売り統合などの影響なのか大手企業からのお問い合わせが増えており対応に追われています。
石油業界が大きな転機に来ていると感じます。

ガソリンスタンド業界でも、地方の過疎地帯などへの対応として「駆け付け給油」などの検証がスタートしており、
セルフ化の時代からまた変化することになりそうです。

当社のユーザー企業様からも、
今後のSS展開に関するご相談や新たなシステム対応の課題などが寄せられています。

最近さらに気になる話題が新聞紙上に出ていました。

移動給油車:過疎地で 政府、実証実験へ 予算案に開発費

(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/shimen/news/20150112ddm001020158000c.html

近隣にガソリンスタンド(GS)がない「GS過疎地」で住民の利便性を図るため、

経済産業省は、ガソリンを運搬するタンクローリーから自動車に直接給油する方式の導入に向けた検討に入った。
自動車に頼る地方向けの「移動式GS」と位置付け、給油装置の開発費など約1億5000万円を2015年度予算案に計上し、実証試験を始める。

ガソリンの直接給油は保安上の観点から消防法で原則禁止されているが、経産省は安全に給油できる装置を開発し、消防庁に規制緩和を働きかけたい意向だ。

経産省によると、全国のGS数はピークだった1994年度末の約6万カ所から13年度末に約3万4000カ所と4割以上も減った。少子高齢化や人口減でガソリン需要が減少し、地方を中心にGSの廃業が相次いだためだ。

 経産省はGSが3カ所以下の市町村を「GS過疎地」と定めており、全国で265市町村に上る。GSがない自治体も8町村ある。
GSが近隣にない場合、自動車のほか農業機械への給油に支障が生じる。

 経産省は、地域の石油販売業者などがタンクローリーを定期的に巡回させ、広い駐車場などを利用して、住民の車に直接給油することなどを想定している。
設備が必要ないため、GSよりも業者の負担が大幅に軽減するとみている。

ガソリンは引火性が強いため、灯油や軽油(トラックなどの燃料)と異なり、GS以外での給油が原則認められていない。
消防庁は「保安上の課題が多い」と規制緩和に慎重だ。だが、欧米では給油装置付きで認められており、経産省はより安全な装置や仕組みを目指す考え。
ただ、装置が開発されても、給油できるのは、資格を持つ石油販売業者の社員などに限る方向だ。

また、経産省は、直接給油とは別のGS負担軽減策も検討する。
GSには、タンクローリーが運んだガソリンを貯蔵する地下タンクの設置が原則的に義務付けられているが、
タンクがなくても済むように、タンクローリーからGSの給油機を通して自動車に給油できる仕組みの研究も進める。

 東日本大震災直後に各地でガソリン不足が発生した。経産省は今後の大規模災害に備え、全国的なガソリン供給網の維持を目指している。
 【安藤大介】

まだまだ、石油ビジネスには大きな変化が起きてくると思われます。

時代の変化についていける企業だけが生き残る時代です。

「店頭待受け型」の従来のSS業態だけでは存続できない時代となりそうです。
今後は、小規模で初期設備費のかからない、運営コストも大幅に軽減化された「ガソリンスタンド」が増えてくるような気がします。

皆さんは、どのように思われますか?