帰化植物といえば、「やっかいな草」だとか「大繁殖」だとか「害草」・・など、あまり良いイメージがないようです。
また花も外国のものなので、日本の在来の花とは どうも趣が違って、好きじゃないなぁ・・・という感じもしていました。
でも、帰化植物をいろいろと撮してみているうちに、中には「きれいな花だなぁ・・」と思うものがいくつもあることに気がつきました。
春先のこの時期から咲き始める、ノハラツメクサもそんな花の1つです。 雑草なのですが、白い5枚の花弁と黄色い雄しべがかわいい花ですよね。
帰化植物といえば、「やっかいな草」だとか「大繁殖」だとか「害草」・・など、あまり良いイメージがないようです。
また花も外国のものなので、日本の在来の花とは どうも趣が違って、好きじゃないなぁ・・・という感じもしていました。
でも、帰化植物をいろいろと撮してみているうちに、中には「きれいな花だなぁ・・」と思うものがいくつもあることに気がつきました。
春先のこの時期から咲き始める、ノハラツメクサもそんな花の1つです。 雑草なのですが、白い5枚の花弁と黄色い雄しべがかわいい花ですよね。
口をすぼめたスズランのような、アセビの花が咲き始めています。 アセビの花の中には蜜があり、光に透かすと光って見えることがあります。 真ん中の2つの花に蜜が光っているのがおわかりでしょうか。
花の中に頭を入れてこの蜜を吸う昆虫に、花粉がつく仕組みになっているのですが、中には蜜だけを頂戴する ふとどきな昆虫もいます。
春先に見られるこのビロードツリアブは、長い口吻で蜜だけをちゃっかり吸っています。
ほかにも蝶なども「蜜だけ頂戴」 組です。 (「花いっぱいやん」さんが、アセビの花の蜜を吸うアカタテハを載せていますので ご覧になって下さい)
「蜜だけ吸われるとが1番困るったいね~プンプンっ!!」 九州のアセビの花はきっとこんな気持でしょうね。
・・・昨日の続きです。
イヌコハコベは、まれに花(萼)が開いていることがありますが、 ほとんどは つぼんだ状態のままで、いつのまにか種子が出来ています。
いったいいつ受粉をしているのでしょうか? ちょっと観察してみました。
詳しくは「イヌコハコベ」にまとめてみましたので、どうぞご覧になって下さい。
今まで気がつかなかったのに、1度覚えてしまうと ここにも、あそこにも咲いているなぁ・・と急に見えだしてしまう時があります。
このイヌコハコベも、そんな帰化植物です。 初めはハコベ(コハコベ)の花弁が無いものだと思われていました。
しかし花弁が無い以外にも、種子が1mm以下であること、染色体数がハコベの2n=40,42,44とは異なる 2n=22などから、1996年にハコベ(コハコベ)とは別の種だとわかったそうです。 つい最近のことですね。
こちらにはあちこちにたくさん咲いています。 萼の基部の紫色がオシャレですね・・・明日へ続きます。
またまた、フキに関する話題です。 早春に花を咲かせるフキには、昆虫がたくさん訪れます。 写真を撮したまではいいのですが、さていったい何という名前? なのか知りたくなってきました。 ご存じの方教えて下さい m(_ _)m
1.冬越しをした キタテハ 秋型 です。
2.セイヨウミツバチのようです。
3.大きな ハナアブの仲間でしょうか・・。
4.こちらは、ハエくらいの大きさです。 アブの仲間のようです。
5.小さかったです、花の中にもぐっていました。 アブっぽいような?・・・
マンサクの花とあわせて、ユキワリイチゲの様子も見てきました。 もう咲き始めているという情報があちこちで聞かれてきます。 こちらのユキワリイチゲは、まもなく開きそうな蕾もちらほら見られましたが、まだまだこれからという感じでした。
いつも、マンサクの花がいっぱいに開いた状態ばかりしか見ていませんでしたので、今回はマンサクの花が開いてゆく様子を、じっくり見てみました。 なんと、花弁は蕾の中にきちんと折りたたまれています。
黄色くて細長い リボン状の花弁は、7~8回ほど丁寧に折りたたまれてあって、花が開くときには まるでおもちゃの「吹き戻し」が静かに伸びてゆくのように、開いていっています。
ほぼ開きかけた花です。 黄色い花弁を横におもいっきり伸ばしています。 まるで触手を広げた“小さな宇宙の生命体”という感じがしました。
九重連山(大分県)に春の訪れをつげるマンサクの花が、いっせいに咲き始めました。 やはり今年は暖かいからでしょか、例年ならば3月下旬が見頃なのですが、もう満開のようです。
1つ1つは細くて小さな花ですが、いっせいに咲くと、山肌を黄色に染めるほどになっり、遠くから見てもとても綺麗です。
2年前は、3月下旬に大雪が降り、雪をたっぷりのせたマンサクを見ることが出来ました。
・・・明日は、マンサクの花をご紹介します。(続きます)
私の住む付近に咲く フキの雄株には、花粉を出していないものが、圧倒的に多くあります。 「雄株なのに、なぜまったく花粉を出していないのだろうか?」 とずっと疑問に思っていましたが、とうとう理由がわかりました。
なんと、通常の2倍体ではなく、3倍体のフキのようです。
** 詳しくはHPにアップしましたので、「フキ 花粉を出さない雄株」をご覧下さい。 **
あわせて、「フキの分化(進化)」も興味がある方は、ご覧下さい。