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花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

ハママツナ

2007年12月14日 | 海辺の花

「海の紅葉」の第2弾は、ハママツナです。 こちらも晩秋から初冬にかけてご覧のように真っ赤に染まります。 昨日アップしたシチメンソウにそっくりな植物です。

そっくりどころか、かなり長い間 専門家の方でさえ、シチメンソウとこのハママツナを取り違えていたこともあったそうです。

明日はハママツナとシチメンソウの違いを紹介します。


シチメンソウ

2007年12月13日 | 海辺の花

晩秋から初冬に、ここ有明海の沿岸には真っ赤に色づくシチメンソウの大群落が見られます。 真っ赤に染まった様子は、まさに『 海の紅葉 』です。 
 
このシチメンソウは、アカザ科の植物で  塩生植物といって、満潮の時に海水が入ってくる土地にだけしか生えない 珍しい植物です。    

日本では有明海沿岸などごく限られた地域にしか生えていません。 北海道のアッケシソウと並ぶ 九州特産の塩生植物なんですよ。

シチメンソウの生えている干潟には、蟹のハクセンシオマネキや、

  愛嬌のある顔をした、かわいい トビハゼがたくさん生息しています。


ゲンカイイワレンゲ

2006年12月10日 | 海辺の花

九州北部の玄界灘を望む岸壁に咲くイワレンゲの仲間です。 果実が赤く色づいてきて、とても綺麗です。 花の時期におしべの葯の色が濃い赤色なので アオノイワレンゲに似ています。 

ただ全体に大型で、茎から走出枝がほとんど出ないでアオノイワレンゲと区別してゲンカイイワレンゲとして呼ばれています。 

「玄海」という地域の名が名前に入っているので、とても親しみがもてるイワレンゲです。

 


ツワブキ 花糸

2006年12月04日 | 海辺の花

ツワブキの筒状花は、5個の雄しべの葯が互いに合生し、花柱を囲んでいます。 筒状花がつぼみの時期の雄しべを見ると、花糸はゆるいカーブを描くように折りたたまれています。 これから上に伸びてゆく前の段階のようです。

実際、筒状花が開く頃にはこの花糸は、ほぼ真っ直ぐになります。(12月2日の画像をご覧下さい)
ほとんどの筒状花のつぼみではこのような状態なのですが、中にはつぼみの時からもう真っ直ぐの花糸をしている花もあります。 

なぜ、つぼみの時期から真っ直ぐのままなのでしょうか? なにか訳がありそうなのですが・・・。


ツワブキ 筒状花

2006年12月02日 | 海辺の花

ツワブキの花は、周りの舌状花は雌花で、中央の筒状花は両性花です。 

ツワブキの花は大きくて見やすいので、筒状花が花粉を出す様子を観察してみました。

1~5の白い横線は、めしべの柱頭の位置です。 1~3までは葯だけがどんどん長く伸びています。 めしべはまだ同じ位置にあります。

葯が伸びた後、筒状花が開き 花粉が出ます(4-)。 花粉がたっぷり出た 葯の中をめしべの柱頭が伸びていき、トコロテン式に花粉を出してゆく仕組みのようです。


ツワブキ

2006年12月01日 | 海辺の花

海岸付近に咲くと図鑑などに書いてありますが、九州では海岸付近から低山まで、わりと普通に咲いています。 写真に撮す時は、海を背景にした方がいい感じです。 

海岸の崖の上から見下ろすように撮してみました。


ハマユウ

2006年08月05日 | 海辺の花

青い海をバックに真っ白のハマユウ、どこかトロピカルなムードが漂ってきます。 花は夕方近くに咲き始め完全に開く夜中がとくに香りが強いそうです。 

昼間でもハマユウの花はとってもいい香りがしますよ。 
漢字では「浜木綿」・・女優の名前ではありませんよ。(女優の顔が浮かんだ方はまたまた同年代の方でしょうね)


ハマボウ

2006年07月15日 | 海辺の花

日本に自生しているものはあまり知られていない、黄色い綺麗なハイビスカスの花があります。 ハイビスカス・ハマボウ(Hibiscus hamabo) 学名にもハマボウの名前がそのまま使われています。

昔は黄槿(きむくげ)と呼ばれていました。 塩沼地に自生する唯一の 「塩分濃度指標植物」 だそうです。

海水が混ざる河口に咲き、黄色の花びらに中心部の赤がかわいいハマボウ。
朝咲いて夜にはしぼむ1日花なんですよ。


ゲンカイイワレンゲ

2005年12月09日 | 海辺の花

玄海の荒海が打ち寄せる岸壁に、晩秋~初冬に咲く花があります。
その名もゲンカイイワレンゲ。
イワレンゲに似ていますが葉が緑色で白みを帯びず、葯は赤紫色です。 
走出枝をほとんど出さない特徴があります。
 
                
 
大井次三郎博士によって北九州の玄海灘の岸壁から発見され
ゲンカイの名がつけられました。

ハマゴウ

2005年11月19日 | 海辺の花

暑い夏の海岸沿いに、青紫色の花を咲かせたハマゴウも
黒くて円い果実になっています。
このハマゴウの実は、独特のよい香りがします。
枕に入れて寝ると安眠できると聞きましたので、さっそく果実を集めて持って帰りました。
はたして効果はあるでしょうか、今度試してみます。
 
    ハマゴウの花・・9月上旬
 
Netで調べると、ハマゴウの果実は蔓荊子(まんけいし)という生薬で滋養強壮・解熱・消炎などに用いられるとのことでした。