
少し前の日のことです。
それまで四日も続けて山裾に「ナラ茸」の偵察に出かけていましたが、
頃は良しとばかりに、その日の朝、満を持して夫婦でまだ暗いうちに家を出ました。
マックスには内緒で、裏口から音をしのばせそっとです。
(この写真は前年のものです、今回カメラは忘れてしまった)

この朝は天気予報で寒冷前線の通過が予報され、その通り「ナラ茸」を採り終えた頃には冷たい雨に。
でも、夜が明け明るくなり始めた頃から採った「ナラ茸」は二人ともレジ袋二つずつの収穫。

テーブルの上に新聞紙を広げ、二人とも収穫の満足感の中で整理です。
「ナラ茸」に付いたゴミや、土の付いた石づきを手で取ったり、ハサミを使って切ったり。

綺麗に出来上がったナラ茸と、右のレジ袋の中は取り除いたゴミ。
今回は虫こそ居なかったけれども、天然物のキノコなんてこうして手間暇かけなければ食べられません。

こうして整理した「ナラ茸」はさっと湯に潜らせて水洗い。
再度水の中でゴミを拾って、冷凍パックに詰め、冷凍室に保管して作業終了。
自分で食べたり、農天市場のお客さんにお譲りしたりしています。
先日お買い上げになられた、関東のお客さんは食べられたかなー。味はどうだったかなー。
十一月に入ったけれども、晩生の「ナラ茸」はまだ出ているはず。
採りに行きたいけれども、秋の終盤の畑の収穫作業に追われ中々行けません。
きれいになって美味しく食べれそうです。
こちらもよさこいふるさと市の隣の、
四万十の蔵という市にシイタケですが、
店の外まで沢山売られていました。
前に買いましたが、また買わなくてはです。
畑の収穫も忙しいようですね。ご苦労様です。
両手に大袋を下げて山を降りたこともあるけど、
過去の栄光です。
今年は人に貰って2度キノコ汁を食べました。
あと、業務連絡ですが、
去年10キロ、サツマイモお買い上げの
コバヤシさんが、今年も10キロくださいって。
黄色い藷なら何でもいいそうです。
今度行ったら貰ってくるので、お願いします。
処理に夜中までかかり、そして漬けたナラ茸は三年も食べられました。
秋は色々な野菜キノコの最盛期。冬眠に備え美味しいものを食べることにしますよ(笑)。
畑、そして冬支度もラストスパートに入りつつ有り、多忙な日々です。
まだ「寿」が六畝残っていて、山際の枯れ始めたところだったけれども、
掘らない訳にも行かないから、今日は出来たら全部掘りたいなんて思っています。
山に入れば、山芋も晩生のアマンダレも有ると思うのだけれど、
思うだけで、遊びに入る時間が取れません(笑)。