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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

オスプレイ?

2012-07-23 04:51:59 | 暮らし

 昨日は農天市場の営業日に他の仕事も重なって一日多忙を極めた。
先ずは朝五時からの水田の無線操縦ヘリによる農薬散布に立ち会う。

 オスプレイでは無いけれど、墜落事故も有るらしい。
ここのところ同じ若者がラジコンのスイッチを操作している。
マニアで志願して始めた仕事だったら最高でしょうね。 


 左右に積んであるのが農薬入りのタンクです。
農薬はイモチ病対策とカメムシ防除の薬剤らしい。

 らしいって、農家組合長のスベルべとしては心もとない発言だけれども、
稲作をやらない、珍しい農家組合長だから、許してもらいましょう。  


 大体スベルべは農薬嫌いの農家組合長ですからね。
コシヒカリも今はコシヒカリBL米と言う、「イモチ病」には耐性がある品種になっているはず。

 それなのに、消毒は強さは昔と違うのかも知れないけれども、やはり同じに行うって、
やはり、大JAのおごり、弱者の零細農家いじめのような気がしないでも無い。


 私のあまり好きで無いオスプレイもどきは、軽トラに乗って次の現場へと去った。 


 さて、カモの夫婦には影響が無かったかなー。

 協同防除ってこんな体制を取るところは少なくなっていると言うけれど、
協同防除説明会の会議に出席すると「こんな良いシステムは他ではやっていない、ここでは是非続けてもらいたい」
なーんて、ヨイショする発言者が居るのだからたまりませんねー。

 この後私は引き続いて「アメシロ」対策の防除の陣頭指揮。
これも嫌いなんだけれども、昨年は私たちの地域のつい隣まで「アメシロ」が浸入。
胡桃の樹など一度は丸坊主になり、ようやく芽吹いた二番目の葉もまた丸坊主。

 ひどいところでは、畑の作物までアメシロの被害になったそうです。
消毒の薬害、害虫による食害。さて、どっちを選ぶかって、もう嫌になっちまいます。

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (忠べぇ)
2012-07-23 15:50:53
昨日は小さなお店マーケットでした。
そのマーケットが無事に終わり、帰ろうとしたら、そう遠くない向こうの田んぼから白煙が立ち上がりました。見た瞬間農薬だと分かりましたね。そして、しばらく見ていたら、ホースから勢いよく農薬を噴射している方がいました。自分が被爆しないようにしっかりと風を読んで撒いていましたよ。その代わり、隣の田んぼや道路、川の方へ農薬が風で飛んでいきました。JAさんは農薬を他所へ飛ばさないようにしっかりと指導しないのでしょうか?
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散布 (おくやん)
2012-07-24 00:12:46
無人ヘリですか 低空飛行もできて最適なのでしょうね
 青年はゲーム感覚でしょう
農薬、その害虫にのみ効果あればいいのでが、やはり「副作用」は否めないでしょうね
 ミツバチ減少!虫媒ができない作物もあるようです
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Unknown (霜後桃源記)
2012-07-24 05:00:07
農薬の空中散布は当地でも増えて来ています。
我が家ではイモチやカメムシの防除はしない主義で、カメムシの被害はありますがイモチの被害はありません。
ご指摘のようにイモチは惰性でかけているような気がしてなりません。
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忠べぇ様 (スベルべ)
2012-07-25 05:34:24
 JA主体の事業で、薬害などは置き去りにされている感が強いですね。
生産の効率性のみを追い続けるなんて、減反まで強いる情勢とは裏腹ですね。
政府のちぐはぐな農業政策の具現ですね。
ま、あちらとは少し距離を採らせていただくことにしましょうよ(笑)。
今日もジャガイモ掘りで汗をかきます。
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おくやん様 (スベルべ)
2012-07-25 05:38:55
 こんな一斉消毒なんて時代遅れだと思うんですけれどもねー。
子供の頃の初期の一斉消毒は毒性が強く、登校の児童にまで降りかかり、
朝礼の際に気持ちが悪くなってたおれる子供さえ多くいました。
私の同級生たちがガンで多く亡くなりましたがそれと無縁とは思えないのですよ。
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霜後桃源記様 (スベルべ)
2012-07-25 05:43:48
 本当にJAの商業主義が先行の事業ですね。
農業者が唯々諾々と一斉消毒を受け入れるなんて、
昔の年貢の取り立てに苦しんだ、貧しい農民の姿が重なりますよ。
国、JAに対し、一揆をおこすような元気者が出てきませんかねー(笑)。
先般お話の「蕎麦茶」は若者に依頼しています。
取り寄せて、私が送るか、彼らに頼むか考えてみましょう。
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