畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックス重態!

2014-05-01 04:49:39 | マックス

 マックスの状態が昨日の朝から随分悪くなってしまいました。
朝の散歩も歩きたくなく、ようやく駅まで行って来たのみ。

 家に帰っても、元気なく腹ばいになっていて餌には見向きもしない。
大好きなアイスクリームにさえ、顔をそむけてしまう。

 午後、かかりつけの獣医さんを診察の予約を入れて訪れた。
何時もならば、お愛想に尻尾を振るのだけれどもそれも無し。

 そして、採血のためにベッドに上げたけれども嫌な素振りもしないで腹ばいになっている。
血圧が下がって採血もしにくくようやく手首から採血することが出来た。

 しばらくして血液の分析結果が出ました。
血中の二つの数値が腎臓機能の低下を示し、ほとんど機能していないのではないかと言う結果。

 獣医の奥さんがカルテを見て「平成13年の時は肝機能が低下して危篤状態でしたね」と言われる。
そう、あの年は登山で病原菌を拾ったらしく「レプトスビラ」になり生死の狭間を彷徨っていたのでした。

 どうするか今後について相談されました。
入院し、点滴治療する事も可能だけれども高齢だから治療中に息を引き取る可能性も有ると言う。

 また、白血球の数値も悪くて、炎症などを起こしている可能性も高いらしい。
抗生物質の投与も一つの方法ですと告げられましたが、断って検査のみで帰宅。

 スベルべママと相談したけれども二人とも考えは同じ。
マックスも苦しいかもしれないけれど、ここまできたら家で見守ってあげよう。
延命治療も有るかもしれないけれど、自分たちのエゴかもしれないと・・・・・。

 どこが、どれが基準とは言えないけれども、自分ではマックスは随分と中身の濃い生き方をしてきた。
普通の犬の倍も三倍も動き回り、特にスベルべとは毎日を共にして暮らしてきた。

 これは数日前に駅の朝掃除に付き合うマックスの姿。
いつもなら、跨線橋も着いて昇り向かいホームまで行くのだけれども動きたがらず待っている。


 下り線のホーム掃除も見守っている。


 跨線橋の階段を掃除する時は姿が見えず不安らしい。


 首を左右にして私の姿を探す。


 跨線橋の掃除を終えて降りると安心した様子を見せた。
何時も元気にピンと立てている元気印トレードマークの尻尾も垂れ下がっている。


 駅前駐車場の清掃を見守るマックスです。
この後も、歩かずリードを掴んでほとんど吊り下げる格好で帰宅したのでした。

 先程、午前三時にも夫婦でマックスを見に行ってきました。
薄目は開けるけれども起き上ろうともしません。

 旅立ちの時が近付いているように思えます。
今日も手を抜け訳にも行かない畑仕事が待っていますがマックスから目は離せません。
これから大好きだったアイスクリームを上げて見ようかとも考えています。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いよいよですか (hidemomo)
2014-05-01 07:37:30
当時の事を思い出しています。
モモを自宅で看てやればよかったと家内が呟いていました、、、。
そ~っと・・。 (walcott)
2014-05-01 11:12:04
そ~~っと・・
静かに見守ってあげてください。
苦しまないといいですね。
マックス君。 (花譜)
2014-05-01 19:24:23
マックス君のお見舞いを申し上げます
マックスや (すばる)
2014-05-01 22:24:57
生きものはつらいね。お大事に。
でも、いい犬生だよ、きみは。

みちこの老いネコ、こっちゃんは、水だけで1か月近く命を繋ぎ、眠るような最後だったそうです。みちこは良い経験をしました。ネコも人も同じよ。食べられなくなったらムリに栄養を取らせなければ、眠るよう、なんだって。と、話して置きました。
大けがをしたのらネコを、近くの医者が休みだから明日ね、と言っていたら姿が見えなくなりました。自分のネコだったら、あの状態を見て待ってね、なんて言っておれただろうか。のらだけど、おだやかな良い子で、なんとか生き延びてと念じています。
マックス君 (sakko )
2014-05-02 01:09:26
いつもブログを見せてもらいながら
元気なマックス君いあうのが楽しみでした。
肝臓が悪くなっているのですね。
マックス君も住み慣れたお家が一番いいでしょうね。
アイスクリーム食べるといいですね。

前に飼っていた犬は日向ぼっこをしていると思って
近づいての動かない。心不全だったのでしょうか。
なきごえもなく、逝ってしまいました。9歳でした。

コロはもうすぐ14歳です。耳と目が少しずつ弱っています。前の犬のことがありますので
ぐっすり眠っているコロちゃんにはハッとします

マックス君、明日も元気に目覚めてほしいです。
お大事に。
hidemomo様 (スベルべ)
2014-05-02 04:44:02
 最後は抱きしめて逝かせてあげたい。
今はただただそんな気持ちを抱くだけ、入院などさせたくありません。
今朝も三時に目覚め、車庫の床で眠るマックスに会いに行ってきました。
静かに、静かに小さな寝息、呼吸で寝ています。
苦しい様子を見せないのがせめてもの慰めです。
walcott様 (スベルべ)
2014-05-02 04:47:36
 そっと見守り、目を開けると身体を撫でてあげます。
一昨日までは耳の後ろをこすってあげると「グウッ」なんて、
喜びの声を上げていましたが今はそれも有りません。
娘も帰って来て、真っ直ぐマックスに会いにゆき、様子を見にに行くと、
そっと抱いていました。
花譜様 (スベルべ)
2014-05-02 04:50:35
 お見舞いのお言葉ありがとうございます。。
皆さんから見守って頂きマックスは幸せ者です。
妻は二歳の時の「レプトスビラ」の罹患の際のように、
奇跡が起きるのではないかと時々口にします。
一度は死の淵から着せ席の生還を果たした生命力のマックスでしたから。
すばる姉ご (スベルべ)
2014-05-02 04:57:18
 悔いが残らないなんて言うと嘘だけれども、本当に濃密な時を共にしてきたからね。
事故で、「チロ」を亡くした時は、何時までも泣いて娘達に叱られたっけなー。
猫はなんだか犬よりも神秘的な部分も有り、死期を悟って居なくなる事もあったっけ。
最近は管理の厳しさからミックスは減ってしまい、小型の愛玩犬ブーム。
マックスのような犬らしい犬はこの辺りでも見かけなくなってしまった。
そうそう、あの交通事故で大けがをしながら生き延びた「オジ」は、
娘を妻が身ごもったら、ストーブの前で心筋梗塞でコロっと死んでしまった。
きっと、迷惑をかけてはならないと思ったのだったのでしょう。
sakko様 (スベルべ)
2014-05-02 05:01:21
 元気の塊、バイタリティーの塊のマックスもさすがに歳には勝てないようです。
最初の大病の際は奇跡の復活をし、その時の肝臓の障害が、
今回の腎臓のダメージにもつながったようです。
獣医の先生はこの大きさの犬で15歳は長命です、と話されました。
コロちゃんには頑張って良いワン生を送らせて上げて下さい。

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