昨日は朝七時出発で山形県小国町へ視察と県雌雄で出かけました。
メンバーは引率3名を含む個性豊か、多士済済の顔ぶれです。
途中で休憩のために立ち寄った道の駅で気になるのはやはり山菜のお値段。
珍しい山菜が無いかとスベルべもうろうろ。
ふむふむーなーるほど・・・。
ちょっと興味は覚えたけれども、可憐なカタクリの生涯を知るだけに手が出ない。
ワラビ栽培の現場を案内してもらいます。
アレッ?ワラビだから山だと思ったら田圃道を進みます。
そうです、なんと水田水稲の転作として水田にワラビを栽培していたのでした。
右のゴム長姿の姿も話も飄々としたオジーさん(失礼)がなんとワラビ栽培の先駆者。
林野庁長官賞もも受賞しているその道の大家なのでした。
飄々としているけれど、創意と工夫に満ちた方で森林組合の組合長だか副組合長だかの肩書きも。
どの道も大家と呼ばれる人たちに共通しているのは淡々として穏やかな事ですね。
遠く、雪を頂いた峰は「飯豊山」の一部だと言います。
まてよ、雪を頂いた高い山が見えるのはこちら魚沼も同じだぞ。
フェーン現象気味で猛烈に暑い日だったけれども、参加者は真剣に質問したり、メモを取ったり。
でも、この船山さんのお話だったか、別の方の説明の中だったか、
「価格の良い魚沼コシヒカリの本場じゃないですか」なんて言われてしまいましたね。
こちらのメンバーにも米作りの方が居て、直売所の米の価格の半分くらいかなー、なんて呟く方もおられた。
ワラビの価格を聞くと、ほぼその米を生産したと同じ位の面積当たりの収入のようです。
と、なると、肥料代、農薬代が少なく労働力も少なくて済むと言うワラビは魅力が有りますね。
このワラビ畑は何年も続けて栽培したところで、次に植えたばかりの転作地に見学へと向かいます。
(続く)
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