こんなこともありました。娘のアパートを訪れた際のワンシーンです。
ジーンズ(その1)
ジーンズ世代ってあるのだろうか。戦前には遭ったのでしょうか。戦後進駐軍が持ち込んだ文化なのだろうか。ともあれ戦後生まれの私は、高校生時代から。愛用し慣れ親しんでいるという言葉が当てはまる。 長姉は十歳違いなのだが 夫婦で愛用しているから、年代、世代と言う物とは関係ないのかも知れない。
十八歳頃から古希を過ぎた今まで愛用し続けている。ある時、パート先の若い女性にしみじみと言われたことがあった。「そうか、年配の人でジーパンをはく人ってこういう人なのか」なんて。彼女の父上は私よりも数歳年上だったかな。
そうそう、そのパートはお年寄りの送迎でした。同級生の母上もメンバーで気楽に昔話をする仲でした。流行のダメージジーンズを気取ったわけでもないが、面倒で膝が抜け、足が見える状態のジーンズを着用して運転に臨んだ。すると、同級生の母上は目を着けられてジーンズを指さし「穴が穴が・・・」なんて言い続けられました。
さて、当初ジーンズ当時のメーカー、ブランドに拘りがあったのでなかったでしょう。「ジーンズはリーバイスでなくちゃ」「いや、やはりエドウィン!」なんて論争をしたりしていたものです。今はネットでなんでも手に入る時代になり、どんなメーカーでも自由自在に手に入る。そして、後ろポケッに着く革パッチさえ気にしなかったら、◯◯◯ロだって十分。
(続く)