気まぐれな雲、いえ霧の海は大きくなったり小さくなったり・・・。
とにかく気を持たせる、気ままで先の読めない風景です。
遠くかすむ高い山は「苗場山」です。
あの山にも、何回か登り家族で登った事も有ったっけ。
静かに静かに霧は谷を登ってきました。
朝霧ならぬ朝風呂です。
先客もいましたが、すぐにスベルべ一人になりました。
風呂の端には冬を除く、春・夏・秋それぞれの風景写真が飾られている。
そして、遠く見える山々の名前が付けられて分かるようになっています。
右手の山の上にぽつんと城が見えます。
聞きそびれてしまったけれども「松代城」なのかなー。
部屋と、食事の担当をしてくれた若くてきりっとした女性は、
「7時頃にもっとも霧は多くなります」なんて昨日の夕方教えてくれたことを思い出します。
(続く)