
朝、6時前にゼンマイ採りに出かけた。
初山に入った場所が、もう一度採れるようになったと思ったから、その同じ場所へ。
ま、その場所はそこそこだったけれども、山を降り切る前に穴場に当たった。
もう当然誰かが採っただろうと思った場所が手付かずで残っていたのでした。

我が家の男はみんな凄い男です。手押し車の上で仕事を監督するマックス。
もうマックスはアップしないにしようかと思ったけれども頑張る姿を紹介しましょう。

「自分で歩く~」なんて手押し車を降りて歩きだす。
でも、一日一日、歩く事が出来る距離は短くなってきています。人間に換算して90歳の立派なところかな。

さて、ゼンマイを恵んでくれる山にも夕日が射してきました。
今、我が村で山に入る男たちは私が数えるだけで5人はいる。スベルべなんて最年少!

80歳は越えたかな、と、思える先輩もいまだ現役。
あまり採るので、連れ合いであるオバーさんが、「もうよして!」と悲鳴を上げたらしい。
ゼンマイ採りも想像を絶する難行苦行ではある。
しかし、ゼンマイは採って来てからも「綿取り」「茹で上げ」「乾燥」と気の抜けない仕事は続く。
取って来たゼンマイは乾燥すると十分の一程度に芽方は減ると言う。
1キロが相場で1万円をオーバーするのもむべなるかなですね。
さて、明日からは連休が始まる。
素人たちが押し寄せて、山を荒らす前にもう一山行ってきましょうか。
ちょっと早いけれども皆さんお先にー、おやすみなさい。