
例年よりも十日から二週間は開花が遅れたように思えるが、「藤」の花が満開になりつつある。
他の木に絡みつき、成長を阻害すると嫌われた「藤」も今は伐る人も無く、どこでも目に着く。

ほぼ満開の「藤」の花が農作業で疲れる身体と心を癒してくれる。

「藤」の花の手前では「アンニンゴ」が花盛り。
「アンニンゴ」は「ウワミズザクラ」とも「ウワミゾザクラ」とも呼ばれます。
また、木質が粘り強く鎌や鉈の柄に使ったことから「ナタヅカ」と呼ぶ地域も有る。
満開になる前の蕾状態の房を採り塩漬けにして、料理の添え物にも使います。
昨日は畑仕事の合間に妻と二人で、まだ蕾状態の「アンニンゴ」を採って帰りました。

「タニウツギ」の蕾もピンク色に染まって来ています。間もなく満開を迎えることでしょう。
そして、その向こうには間もなく田植えの盛りを迎える水田が光っています。

良く見えないかもしれないけれど、村を見下ろす山は「朴」の木も白い花の花盛り。
越後の山は「カタクリ」の花盛りがあっという間に終わり、今は木々が花盛り。
北国、雪国の短い春に命を燃やすかのように次々と花を咲かせ雪国の人々の心をいやす。
右上の変形十字路の手前の緑が神社の「ケヤキ」です。
あの神社のすぐ後ろ、手前に昔の我が家は有りました。
その家で生まれ育ち、今の駅前の家に移転してから五十年以上の歳月が流れている。

さて再度「藤」の花です。花を借景に下の村々を写してみました。
水田の中に小学校が見えます。少し左から移転新築しました。

何時も私が紹介する得意の「ビューポイント」からの撮影。手前が旧堀之内町で奥が旧小出町です。
一昨日辺りから田植え作業も始まって水田が張られた水で光っています。

これも良く紹介する風景です。
小学校の左、赤い橋の傍に老健の施設が見えますが、そこが古い小学校の跡地です。
さて、何時もお見せする風景ですけれど何か違っていませんか。
実は新しいカメラ「NIKON 1」での撮影でした。
中々使う機会が無くて昨日は軽トラの荷台の荷物入れのボックスに忍ばせて行きました。
そして、作業を「日曜日だから早じまいにしよう」と妻に声を掛けマックスと散歩に歩いての撮影でした。
なんだか、自分では風景も植物もやはり、コンデジとは違うと思っているのですが。