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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

初山!初ゼンマイ!(その2終り)

2012-05-03 05:10:13 | 山菜

 何時春が来るのかと半ば本気で心配した冬だったけれど、四季の変化は嫌でもやってくる。
斜面にこんな可憐な「雪椿」の赤い花を見つけましたよ。


 上に空が見える山頂付近から崖下めがけて懸垂の要領で下る。
まだ誰一人としてこの場所には入った形跡が有りません。


 「カタクリ」の花とゼンマイの共生です。
そう、お花畑の中にもゼンマイは出てているのです。


 ゼンマイが畑のように揃って出ている所に到着。
ここも毎年訪れる場所だけれど、足跡はカモシカのものだけで人の形跡は無し。


 木の間越しに農天市場が見えます。
農天市場の右隣りにはビニールの簡易温室、そしてその間にさつま芋の芋床も見える。


 さて、大分背中も重くなってきたし、そろそろ帰る事にしましょう。
そう、一時間余りの時間で10数キロのゼンマイが収穫できましたね。

 でも、ゼンマイの大変なところは、先ず頭の綿毛を取り、茹でなければならない。
結構その茹で方が難しくってね、茹で方で仕上がりが違ってくるのです。


 右の緑色のものが茹であがったばかりのゼンマイです。
大鍋に沸騰させたお湯で数分かな。注意深く気泡が湧き立つのを待ちます。
時間を測れば良いようなものだけれども、ゼンマイの太さでも微妙に違いますからね。


 さて、ここからがまた大変な仕事で、丁寧に揉みあげなければならない。
繰り返し揉むことによって、食べるときの食感が違ってくるのですよ。

 さて、昨日まで三日間、ゼンマイを採り続けています。
まずマックスの朝の散歩を済ませ、朝食ののちに身支度を整えて出発。
近年はゼンマイ採りに励むお母さんたちが減って、結構山は豊富に採れるようになった。

 毎日おしゃべりをしながら散歩をするお母さんたちが増えたけれど、
余計なお世話ながら、山に入ったらダイエットにもなるし、美味しいゼンマイは手に入るし、
一石二鳥だと思うけれども、ま、ゼンマイ採りのライバルが増えるから勧めない事にしましょう(笑)。

 パートも三月末で終り、気ままな毎日で、毎日が日曜日どころかゴールデンウィークです。
けっしてベストの暮らしとも思わないけれど、ま、健康なベターな暮らしで有る事には違いない。

                     (終り)
コメント (10)
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