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“科学的祈り”(神想観)効果あらしめるためには、「実相が独在している」と云う真理を認めることが第一段階である。神を認めない祈りが生動するわけがないのだ。

2021-08-24 11:29:59 | 日記
私たちの「神」理解は、
祈りにおいて極めて大事である。
アディントン氏は神を「全知・全能・遍在」なる見えざる存在と定義しているが、
谷口先生は
「無限の知恵・愛・生命・供給・喜び・調和」
と表現している。
「真・善・美」と理解してもいい。
そのような実相(神)が独在している、
一言でいえば「実相が独在している」、
このことを認めることが、
祈りが効果を現わす前提条件となる。
この神理解あって始めて、
“科学的祈り”と神想観が、
真に“生命”を得る祈りとなる。
(人生は心で支配せよ 谷口雅春)
<霊的精神治療の最初の段階は“神は存在する”ということを認めることである。>
【霊的精神治療の最初の段階は“神は存在する”ということを認めることである。神が遍在するということは、われわれがたとい何処に居ようと、神は常にそこに在(いま)すということをわれわれの心に確認させるのである。また神が全能であるということは、神はすべての力を有(も)ち給うということをわれわれの心に確認させるのである。】
<神の全知・全能・遍在の三徳は、霊的精神治療の第一段階に於いて是非“認める”必要があるのである。>
【神の全知・全能・遍在の三徳は、霊的精神治療の第一段階に於いて是非“認める”必要があるのである。そのほか“神”を“認める”ということに助けとなるところの神の属性・・・生命、愛、智慧、力、善、美、平和等は“神”を瞑想するための糧となるものである。霊的精神治療の第一段階に於いては、神についての正しき観念をもつことがきわめて重要であるのである。この第一段階の基礎の上に、第二段階、第三段階は築かれることになるのである。】
 
 

自己の生命の中に神を現実化するところのRealizationとは神と融合一体となることなのである。自己を“神の子”つまり神と観じる神想観を為すべしです。

2021-08-24 11:03:12 | 日記
基本的神想観は、現実の自分の肉体に神の力の流入を観る神想観でありますが、
“科学的祈り”も同様に
やります。
イエスの教えた祈り方がそうなのです。
自分の心が“神の言”を受け入れてそれと一体化するわけなので、
三位一体説の説くように「霊と心」の一体化をはかれば、
それは「体」においても「霊」の充満せる感覚に
なるので、
「実相」と「現象」との一体を観じることになります。
「今ここに現存し給う神を素直に受け容れる」と
アディントンは書いていますが、
これは大事なことだと感じました。
祈りにおいて神と一体化する、
自分の全身が“神の子”なる神であることを
体感するのである。
これは大事な祈りの急所であるのです。
(人生は心で支配せよ 谷口雅春)
【自己の生命の中に神を現実化するところのRealizationとは神と融合一体となることなのである。そして自己の生活及び現実の事柄に、神の完全なる属性をそのまま受用することなのである。それは決して一種の幻想の中に突入することではないのである。今、此処に遍在したまう神を素直に受け容れることなのである。イエスは、この、神を自己の中に現実化するところのRealizationをよく知っていて、それを彼自身の祈りに応用したのである。イエスはこういって祈っているのである。・・・「われと父とは一体なり」(ヨハネ伝第10章30節)、「父みずから生命を有ち給うごとく、子にも自ら生命を有つことを得させ」(ヨハネ伝第5章26節)、「父よ、まだ世のあらぬ前にわが汝と偕にもちたりし栄光をもて、今、御前にて我に栄光あらしめ給え(ヨハネ伝第17章5節)】