内なる神に委せて
信仰の大海原にこぎ出すことが
楽しいのである。
信仰は未知の海原への
一人旅だ。
頼るものは外には一切ないのである。
信じるべきは内なる“神の子”のみである。
内なる“神の子”を信頼し
そのものに全てを任せよう。
宝の島へ行き着くと信じて・・・。
(人生は心で支配せよ 谷口雅春著)
【吾々は人生をボートに乗った人々に譬えることが出来るのである。ある者の船は岸にしがみついているのに、岩に打ち当たって骨灰微塵となるのである。又ある者の船は、港の内に波にゆられながら折から吹き来る軽風を帆に孕ませて、他の地点へと舵をとるのである。が、さて到着したところは何処であろう。出発した地点なのである。然るにある者の船は、神と海とに内ち委せて帆をあげると、あたかもよし順風が吹いてきて宝の島へと着くのである。新しき真理にまったく打ちまかせた状態こそ全く必要なのである。半ば真理であるということは全然虚偽であるということがるものであう。】