Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

友の力

2012-08-09 | 日記
私の心の内部の話なのだが、弱虫なので自分ではどうにもならないときがある。
じっくり考えるのだが堂々巡りで解決策が浮かんでこない。

そんなときいつもS子さんがカウンセラーとなってくれる。
電話で話しているとバックグラウンドの説明はいらないので
ツーカーと理解してくれるのでありがたい。
電話が終わるといつもすっきりする。

今日はたまたま出先で時間の都合がついたので用事が終わり次第直帰しようと
思ったがダメもとでメールをしてみる。
「あなたの最寄り駅に○○時ころ行ったらお目にかかれるかしら?」と。

突然なのにA子さんは時間を割いてくれた。次の用事までの一時間半、
お食事をしながらおしゃべりをした。
「今日は私の口はチャックをするわね。あなたの話を聞くわ」と言って貰っただけで
もう半分以上気分が晴れた。友達の力はありがたい。

具体的な解決策はなく、帰宅すればすべての環境は全く変わらないのだが
その中に立つ私が少し変わるのだ。すると少し気分が楽になり生活がしやすくなる。

こんな話、「リビング」でもっともっと話したいのだが不思議なことに人数が増えると
話が薄まってしまったり、大切な話を公開したことを悔やんだりする羽目になる。

多くの人の共通の悩みでもやはり友達は一対一でゆっくり話すことが嬉しい。

このところ、よほどのことがない限り外出予定を作らず、家にこもっていた。

目のしょぼしょぼさえなくなればもう少し出て行かれるのだ。

まだまだ大切な友達は沢山いるからこれから少しづつ会おうと思った。

今日はA子さん、本当にありがとう。