ばあはの回転寿司

回転寿司の名前は三つか四つ言うことがで
きる。車があった時は孫のリクエストで
どのお寿司屋さんにも行かれた。

だが車がなくなってからあの種のお寿司や
は駅近にはなく車で行く不便な所にあるの
で、行かなくなった。

お目当のレストランが混んでいたので
そばにある回転寿司に入った。お昼すぎで
ちょっと待たされたが友人と向かい合って
座った。

彼女も回転寿司には行ったことはあるが
孫のスポンサーとしての経験。

さて、お茶をどうやって入れるのか、、、。

いつもは孫が勝手に注文するパネルも
なんとかクリア。

さて、カプセルのようなものに入った
お寿司を取ろうとするが、うまく蓋をあけ
られない。

私が出来ないのを見てゲラゲラ笑いながら
彼女もやってみるが、、、出来ない！！

二人で大笑い！！

まわりの若い人たちがしているのを観察す
ると、難なくパカリと蓋をあけお寿司を
ゲットしている。

だが私達は出来ない。

とうとう諦めてパネル注文だけにした。

おあいその時、若い店員に聞いてみると
「お皿の下の台をおさえはがらお皿を上に
してとります」と教えてくれた。

まだ試していないので不安だ。

悔しいからそのうちにリベンジに行きまし
ょう、、、ということになっている。

そんな、、、大げさな、、、とお笑いの
おばあさま方、いつもはスポンサーで
手をおふれにならないでしょうが、お一人
でなさって見てくださいませ。
結構難しいものでございますよ。

数独中毒

何十冊捨てたことか！！
書き終わったものはどんどん捨てて行くの
に、又新しいものを求めてしまう。

しばらく飽きて、手にしなかったのだが
先日新しいものを見つけ、友達にあげる分
と、二冊買ってきた。

彼女にあげるまで、私も手をつけないで
おこうと二冊並べておいたのだが、
ほんのちょっとだけ、、、どの程度か
難易度を見るつもりで手をつけた。

そうしたらもうやめられない。

テーブルの上に置いてあるとすぐ手にして
しまう。さんざん挑戦してどうにもならな
いとぽんと手放して放っておくのだが
しばらくすると又手に取ってしまう。

まあ、こうすると今迄きがつかなかったところが目にはいり解決に向かうこともある
のだが、、、。

彼女に会う前にもう57問題も解いてしま
った。これから後半に向かって難題に
なるので、そう簡単には解けないのだが
いつも数独と対峙している。

この頃は好きなお相撲の勝負も目に入らず
結果だけを見ている。

夢中になって時は流れるが、少し自重しな
ければと思っている。

金木犀

気がつかないうちにぷう〜んと良い香りが
して、「あら？金木犀の季節！」と
思った。

近くの駐車場にあった金木犀は駐車しにく
いからとある時きられてしまった。

それからは、スーパーに向かう道沿いに
植えてある木が頼りだった。

オレンジ色の花が咲いたら、
「金木犀の季節！！」と感じるつもりだっ
たのに、目で確認する前に甘い香りが
ただよってきた。

慌てて木を確認すると、あれよあれよと
驚くほどオレンジ色の花が健気に咲いてい
るではないか！！


季節は確実に秋になっているのだ。

健康であればこそ

「豪華介護施設鳥瞰図」

私が「小さいマンションにうつりたいわ」
と、何気なく言ったら、
「今からは食事付きの高齢者マンションが
良いですよ」と人に言われびつくりした。

そんな事一度も考えてなかったけれど
今元気でもいつ一人で食事を作れないよう
になるか、わからない。

それは年齢に関係なくいつやってくるか
わからない。

そう思って周りを見るとテレビの「やすら
ぎの郷」よりもっと豪華でホテルのような
施設に住んでいるO子さんを思い出した。

彼女はもう直ぐ終わろうとしている「やす
らぎの郷」も知らない。「徹子の部屋」も
見ていないという。

それほど生活が、満ち足りて忙しいのだろ
う。

ミニゴルフ、スクウェアダンス、水中ウォ
ーク、卓球、体操、麻雀、社交ダンスと
毎日忙しいという。

私だったら、その一つをこなすだけで
精一杯。翌日は休養日にしておかないと
続かないと思った。

介護ホームを探す気持ちがほんの少し足踏
みして、彼女の話をきいただけで、元気になった。

片方を向くと認知症が危ない友もいる。

スマホサム

日中は暑いけれど、だいぶ風が涼しく
なってきた。

エレベーターに乗ったらなんと真っ暗。
普段何気なくエレベーターの中は明るい
と思っていたのに真っ暗だと気持ちが悪
い。
原因はわからないが一部の地域の局部的な
停電らしい。

テレビもつかなかったのでラジオを探し
音を出していたら、ラジオのパーソナリテ
ィが、「スマホサム」について話していた。

左手の親指と人差し指の間が痛いのだそう
だ。足ならすぐ痛風でしょということに
なるが、、、。

病院へ行っても治す方法がないと言われた
そうだが、ラジオを聴いている人からの
投書でそれが「スマホサム」とわかった
という。

私はスマホは右手でたどたどしく打ってい
るが、慣れた人は左手に持ち、左の親指で
打つらしい。
それを横になってするとてきめんに痛いと
か。

スマホを器用に操っている方、お気をつけ
下さい。

漢方

漢方の先生には30年以上前からお世話に
なっている。

先生の前に座り脈を取られると身体の悪い
部分が明らかになる。

娘は20数年前、「妊娠していますね」と
言われびっくりした。

最近、紹介した友人が
「肺と心臓がおかしい」と言われ、なんと
その1週間後に肺に水がたまって入院。
救急車で専門病院に転送され一命を取り留
めた。

その人が感謝してくれて問診に行くという
ので、同道した。

私はカルテを見ると７年前にみていただき
疎遠になっていた。
煎じ薬は面倒で、特に身体の変化を感じな
いのでついつい足が遠のいていた。
今回、めまいのことで相談。
右手の脈を診て、「右耳にこのくらいの
石がある」と絵を描いてくださった。

頭のてっぺんから肩、背中腰に至るまで
右部分が悪いと診断をくだされた。

大変だけれど毎日煎じ薬を作っている。

お彼岸

朝バス停で「お墓まいりに行くの」と
いう奥様に会った。遠いから毎月は行かれ
ないけれど、お嬢さんとお孫さんと行くと
言われていた。

スーパーの花屋は通るたびにチェックして
いるのだが、今日はいつもより花数が多く
イキイキした花であふれていた。

ぼた餅や穴子のお寿司がたくさん積んで
あった。「お彼岸」という旗を立てて、、。



あっ、そうだ。お彼岸だ。

調べてみると今年のお彼岸は
彼岸の入り ９月20日。
彼岸の中日 9月23日。
彼岸明け 9月26日。
という。
今日は彼岸の中日。我が家のお墓の周りも
お参りの人のお花でいっぱいだろう。
我が家だけ遅れをとっていてかわいそう。
でも、大丈夫、彼岸明けの26日の命日に
は必ずお参りに行きますから、、、。

日常に戻る

夢のような日々を過ごして帰宅する。

ある時は調子が良く次々と仕事が捗り、
「私って丈夫になった！」と自画自賛。

だがある時はくたびれて一日中うとうと
眠ってしまうこともある。

今回はうとうとの方だった。

昼寝しても夜もくたくたになってよく眠れ
た。

食事を作るのが億劫になった。

朝昼晩ご馳走の嵐。その間も一日中
リドデッキでは軽食を食べることができ
るのだ。

アイスクリームが特に美味しく何回も
お代わりをした。確か「天日塩」という
アイスクリームが最高だった。

こんなのんびりした生活から、一人の生活
に戻り、相手はテレビだけ、、、となると
わびしい。

教養、教育を心がけて少しづつ元気に
歩いて行こう！！

ダンスで無理して踊り、くるりと回ったの
が耳石の位置を戻してくれたのか、めまい
は不思議になくなった。3週間で治った事
になる。

うっかり夫人

むかし、昔、ラジオで「チャッカリ夫人、
うっかり夫人」という番組があった。

どんな番組だったか忘れたが、確か
淡島千景がどちらかの夫人になり、軽い
コメディだったような、、、。

私と同年齢の方は思い出してくださるだろ
うが、ほとんどの方はご存知ないと思う。

私はいつも自分をうっかり夫人と思って
密かに苦笑いをしている。
私の場合は「おっちょこちょい夫人」と
いう方がふさわしいかもしれない。

だから、又やっちゃった！！

今日は一ヶ月に一度の「グルメの会」
８月は夏休みだったので、2ヶ月ぶりで
楽しみにしていた。

さて、あと何日したら、、、何を着て行こ
うと思っていたのに、、、カレンダーをみて驚いた。
宅急便の再配達を頼んだ日だったのた。

前もって日程を書いているのにスマホで
頼んでしまったのだ。

そんなもの、不在票を貰えば良いじゃない
という人もいるのだけど、一度変えたので
申し訳ない。それがとてつもなく重い物
なので、、、。

かくして「うっかり夫人」は今日ご馳走を
逃してしまったのだ。

懐かしの大桟橋へ

朝食後、下船にはまだ時間があるので、
一番行きたいところへ出かけて
コーヒーでくつろぐ。

昨日いたリトアニア？からの日本語が上手
なサラちゃんは遅番とのことでいなかった
が、フィリピン人のウエイターが案内して
くれた。

部屋に荷物はまとめてある。

順番がよばれてから下船するのでまだまだ
時間に余裕がある。

部屋もくつろぐ空間なのだが、だんだん皆
がいなくなるこのパームコートはなんと
素晴らしい空間を提供してくれていることか！！

懐かしい港みらいの風景を眺めながらまだ
下船したくない。

それにしてもいつも横浜から乗降りするの
で、大桟橋は当たり前と思っていたが、
いろいろな港に着く度にこんなに設備の
整った港は他にないと感心する。

帰りは桜木町まで無料のバスも出るし、
第一、送迎の人達がどんなに多くても、乗客がどんなにたくさんいても大桟橋の容量
は大きく余裕がある。

パームコート

飛鳥の船内で一番気に入った癒しの場所は
ヴィスタラウンジにつながるパームコート
である。


天井にはプロペラがまわり、藤のソファは
落ち着いたベージュでで統一されている。


広々した中に棕櫚の木が点在していて
静かなたたづまいである。



お茶を飲むところはあちこちにあるのだが
ここは落ち着いている。


一人寂しく乗船しても部屋を出てここに来
てゆったりつつまれたい。

ひたちなか市探訪

素晴らしい晴天に恵まれ、シャトルバスで
日立海浜公園へ向かう。ここは春は
「ネモフィラ」で一面薄紫の花で有名だ
が、いまの時期は「コキア」が咲き始める
という。

秋になればコキアが真っ赤に咲き乱れる
というが、今はまだ、緑のままだった。

ほうき草とも呼ばれているようでほうきを逆さにしたような花である。


それが、何万本植えられているのか、国営
だから全て手入れが行き届いている。

珍しい快晴に帽子も日傘も日焼け止めも
用意していなかったので雨傘を出して
歩いた。


来月の結婚式に真っ黒な日焼けをした
留袖のばあばの姿が目に見えてはらはら
した。

だが、自然の力は偉大だ！

海に育まれて？いる毎日から緑いっぱいの
丘に登り又新しいパワーを与えられた。

奇遇な再会

ダンスのインストラクターや、リボンちゃ
んが少ないのでなかなか踊る順番が来ない
ので、諦めて帰ろうかなと思っていた。

と、遠くに見たことがあるような人が踊っている。
昔、30年くらい前お互いに若かったころ
競技会もご一緒したし、同じ教室で習って
いた先生も一緒だった。

だがその方は昔そのままである。

まてよ、30年も経てばその方だって良い
年頃のおじいさんになっておられるだろ
う。

これは、錯覚だ！と目をこすってみる。

たまたま帰ろうとしている時に
「いかがですか？」と声をかけられる。
「あの、わたくし帰るところなのですが
お名前を拝見したくて、、、」
「名前は書いてないんです」
「わたくし、Sさんという方を探していま
す」
「私、Sですけど、、、。あれっ？
高城さん？」

彼は30年経ってもちっとも変わっていな
かった。私のリーダーの名前も思い出し
てくれた。

懐かしい、、、懐かしい、、、

だあれも知っている人はいないと思ってい
たのに、、、、。一生会わなかっただろう
人に再会ができたのだ。

飛鳥のダンス

どの船にもダンスはあるので踊り比べてい
る。予習のクラスがあり、夜の本番パーテ
ィになるものや、どこかのダンスホールさ
ながらなところもある。

飛鳥は踊ってくれる男性は少なく、照明も
暗くあまり親しめないと思っていたら途中からディスコタイムがはじまり、にぎやか
になって驚いた。老若男女盆踊りのように
同じ動作をして盛り上がる。



病みあがり、いや、病み中の私は体力温存
で、何度勧められても遠慮した。

インストラクターと称するリボンちゃんが
いたが、数は少なく、なかなか踊ってもら
えない。一般の男性も上手な人はいなくて、やはりダンスはカップルでくるものと
しみじみ思った。でも、明日ものぞいてみるつもりだ。

念願の飛鳥ll

にっぽん丸、パシフィックビーナス、
ダイアモンドプリンセスは何回か乗船した
ものの、飛鳥llはなかなかチャンスがなかった。

めまいは完治しておらず、出発までキャン
セルを覚悟していたのだが、、、。

ひょんな事から今年は既に二回もクルーズ
に行っているのに念願の飛鳥llに乗るチャ
ンスが出来た。

部屋は大満足！！
各部屋にお風呂が付いているのが素晴らし
い。大抵、大風呂はあっても部屋はシャワ
ーだった。

部屋は寝るだけでいいとばかり乗船して
直ぐ、軽食をとったり、船内を探検して
まわる。


今回は持ち物も最小限に揃えすつかり
クルーズ通？になったような、、、。

夜のダンスの場所もしっかりチェックした。