Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

ねぶた祭り

2012-08-05 | 日記
 オリンピックはそんなに夢中になる予定ではなかったのだがいざ
はまり込むと一喜一憂してしまう。
特にオリンピックの舞台に乗るまでの苦労話を聞いてしまうと涙ぐましいその
努力に感動している。

どんな世界でもそのような下積みの苦労話はあるもので3日に始まった
青森のねぶた祭りの裏側もそれはそれは大変であることを先日知った。

今頃びっくりしているのは呑気すぎるけれどその情報がテレビなり
人の話などで入ってこなければ仕方がない。

昨年、丁度東北祭りのクルーズに参加し、のんびりと秋田竿灯まつりと
青森ねぶた祭りを観戦した。観戦の席も確保してあり混雑する中でも優雅に
観戦ができた。


ねぶた祭りは絵師という絵を決める人がいて一年も前から下絵に取り掛かり、
スポンサーをさがし、準備が大変だと言うことだ。
最後に順位が決まるので毎年有名ねぶた師がその勝敗に敏感になる。
多くの人の手で骨組みを作り針金で立体部分を作り和紙を張り、絵を描き
色をつけて行く。

会社や学校やいろいろな団体がスポンサーとなり、たいこ、お囃子で
賑やかに音をだし、大きなねぶた飾りを乗せた車は何十人もの”まわし手”と
呼ばれる男性が動かす。そのあとから
「ラッセー、ラッセー、ラッセーら」と掛け声をあげて跳ねまわる”はねと”と
呼ばれる人々がいる。この人々を集めるのもたいへんだという。
ある会社ではハッピを借りる費用を安くして人を集めたそうだ。
   

街中がお祭り色一色で涌き立っている。
そこへ観光客が全国から押し寄せるから経済効果もあるのだろう。