Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

車をやめる?

2013-01-31 | 日記
今年になって私の運命の星は何かをやめるという
ことを考えているのかもしれない。
とにかく一度始めたらやめることはご法度と思っているのに
スポーツジムも退会しようと考えに考えたし・・・・そして
今度は車をやめようかと思い始めた。

たいてい何歳まで乗る?と言う話が持ち上がっても
「私は出来るまで・・・ずっと・・・」と思ってきた。

それなのに何事も体調がそうさせるのだろうけれど
一昨年の地震以来、実家の鎌倉にも車では行かれなくなり
一年後に眩暈に襲われたらもっと怖くて運転ができなくなったのだ。

見かけは健康そのもの、家にいてごろごろしていてもどこも悪く
見えないので「アッシー君」として運転を頼まれてしまう。

しかし自分が外出するときは長~い時間バスを待ち電車に乗り、帰りも
バスの時間に合わせての帰宅である。

自分のことだけ考えれば必要ならタクシーを使ったらいい。
車代、ガソリン代、保険、駐車場、などなど考えると毎月
車関係の出費は凄いものになっている。
それでも便利だからと使っているのだが・・・。

人に相談すると
「いつでもやめられるけど、また乗ろうと思うといろいろ面倒ですよ」と言われる。
「やめると不便ですよ~」ともいわれる。

どうしよう? どうしよう? どうしよう?

ペーパーナイフ

2013-01-30 | 介護生活
ペーパーナイフでもはさみでもメモ用紙でもボールペンでも
何でもいいのだ。

介護をしておられる方は分かってくださると思うけれど(我が家だけ
特別かもしれないが)とにかくいつも我が家の介老君は
「今あったのだが…なくなった・・・」とさわぐ。
まるで周りの誰かが意地悪して隠したかのように疑って怒る。
「いずれ出てくるでしょう」と言ってもいつまでも
「ない、ない、ない。。。。」とうるさいのだ。

毎日そんな種をまいてくれるから迷惑だ。

朝5時ころに新聞を取り込みどんどん切り抜いてしまう。

この一年私は新聞を両手で広げて見たことがない。拡げると
向こうの景色が見える・・・記事がないのだ。
そのためにハサミやペーパーナイフを使っているのだが
「今こっちの部屋に持ってきたのに、ペーパーナイフがない!」と
さわぎだした。

毎日のことだからおかしくなって
「おかしいわね、よし!どっちが先に探せるか競争しましょう!」と
言った。特に賞品はないけれど、まあ、競争しましょう!と言うと
「よし!」とうれしそうだ。
全っく~といつも思うのだがまあ、上手に処置できたと我ながらにやにやして
しまった。

どこを探してもなかったがちょっと車椅子を離れた時・・・
椅子の上にあった。「みつけた!」わたしの勝ち!

なんか特典をつけておけばよかった!
本人は車椅子に座っている限り絶対見つけられなかったものだった。

これからこの手で行こう!と思った。


(実はこんなこと、氷山の一角。こんなきれい事を言っていられないのだが・・)

ジム退会?

2013-01-29 | 日記
10月から入っている近くのスポーツジム。
近いのだが残念ながらプールがない。少し遠い方を選べば
プールはあったのだが・・。

体調によりなかなか腰が上がらない。午後のひと時も
ノーメイクでよいと言うものの出て行くより昼寝をしたくなる。
明日こそは出かけようと思っているのだが朝になるとやはり無理・・・と
言う日がずっと続いていた。これでは会費がもったいない。
しかもマシンもほとんど使わず、エクササイズは何度受講しても
無料というのに、一度も受けていない。

マッサージチェアがあいていると15分座り後はゆっくりとお風呂に入る。

サウナもありきれいなお風呂は気持ちがよい。
エクササイズの元気のよい声がするときに入るので
お風呂はいつもすいている。

こんな利用法でいいのだろうか?

12月から退会の申し込みに行っているのだが10日までに申し込まないと
その月いっぱいの会費は引き落とされると言う。
それで12月いっぱいは数回通った。
1月になって早速退会を受け付けてもらった。

会員証には穴を開けられ1月いっぱいの通用になる。

ただし決心を翻せばまだ首がつながるそうでスタッフはみんな
「考え直せ」と言ってくる。

後三日で運命が決まる。



女きょうだい

2013-01-28 | 日記
お風呂からきゃあきゃあと言う声が聞こえてくる。
長い時間かけてお風呂に入っている孫娘たち。
時には雑誌を読んだり半身浴をしたり…一度お風呂が始まると
何時間でもお風呂を占領されてしまう。

姉妹…女兄弟っていいなぁ~と思う。
女の兄弟、つまり姉妹・・・洋服を交換したり
ファッションショーうらやましいことばかり。

私は弟しかいないので姉妹の味を知らない。
お風呂はもちろん、買物、旅行など大人になってから姉妹で出かける人が
うらやましい。
お産をした時も妹や姉がいてくれたらと思ったし、
子育ての時も妹さんがいる人がうらやましいと何度思ったことか・・。

羨ましがってばかりいたが女兄弟の喧嘩もすさまじいものがあるようだ。
確かに女と男の兄弟の喧嘩は大したことはないが同性同士のけんかは
傍で見ていると手がつけられないほど激しい。弟たちもそうだったっけ。

でも翌日けろりとして仲良くしている。
ホッとするがその場にいた身としてははらはらして痛みを感じていたのは
何だったのだろうと思う。

近頃の孫娘の喧嘩を見てはらはらしている私に娘が
「ママは女兄弟がいなかったからわからないでしょう?」と言った。

それから少し気が楽になった。






玉葱、じゃがいもネット

2013-01-27 | 日記
たまに街に出たとしても用件だけでとんぼ帰り。

車でも出かけないのでそろそろ車生活をやめようかとも
考え始めている。

デパートもスーパーもほとんど歩かない。

昨日久しぶりに百円ショップの前を通ったらバレンタイン用の
チョコレート作りのグッズや包装紙がきれいに並んでいた。
ちょっと足を踏み入れる。
これが本当に百円?と驚くほどいろいろなものがある。
でも百円だと品質が心配で買う気にはならない。

ふと、めずらしいものを発見した。

ネットである。

ジャガイモと玉葱をネットの上から入れて使うときは下からとりだす。

ジャガイモと玉葱さえあれば何とか食事の用意ができるので
我が家では必須食材である。沢山まとめて買うのでいつも
根菜を入れてあるボックスにたくさん入っている。
あるから大丈夫と油断しているとあるとき残りゼロに
なってあわてることがある。



これをつるしておけばほんの5~6個だが最低限在庫があると
安心できる。

友達とおしゃべり

2013-01-26 | 日記
このところちょっと調子が良いと心から嬉しくなって
夢中でいろいろの用事をしてしまう。

健康で何でもないことが何と素晴らしいことかと思う。

ちょっとした片付けでも身体が辛いと動かないのだ。

漢方の薬は毎回身体を持って行き脈診の後、薬を調合して
いただく。どうしても今日は出かけなければならない。
なんとか無事に薬局に着いた。
沢山人が待っていると待ち時間が長くなる。
だからせっかく上京しても誰にも連絡ができずとんぼ帰りになることが多い。

今日は待っている人が二人だったので待ち時間は一時間半くらいかな?と
思った。ラッキーなほうだ。友達に電話してみる。
昨日から予定を聞いて置きたかったのだが、どんな状況になるか
分からないのでゆきあたりばったり・・。もし彼女が留守だったら
あきらめようと思ったのだ。彼女は時間をあけてくれたので
大体の予定を電話しておきお昼を付き合ってもらった。

お寿司屋さんでは周りのお客が少なくなるまでずっとおしゃべりが
出来た。
湯呑茶椀には魚の名前が日本語とローマ字で書いてある。

友達っていいな!

家にこもってばかりいないで元気になって時々はこんなおしゃべりが
出来るように早くなりたい

学校閉鎖

2013-01-25 | 日記
さいわいに我が家の孫たちは無事なのだが
先週から一週間学校閉鎖が続いていた。冬休みが終わり
お弁当を作るのは大変な日々が始まったと思ったとたん、
学校が休みになり、家で待機しなければならなくなったので
毎日冬休みより大変だ。

何でも上の学年と下の学年が学年閉鎖になったと聞いていたのに
翌日急に休みが増えたとか。

入学試験を目前に控えた学年はかわいそうだ。

だが、いつ我が家にインフルエンザが飛び込んでくるかわからないので
ひやひやしてしまう。

手洗い、うがいなど励行するのは当然だがマスクはよほどしっかり鼻あごなどを
カバーしないと効き目がないとテレビで言っていた。

去年は剣道の試合の四、五日前にインフルエンザになり病院で特別の処置を
していただいたのを思い出す。

皆さまもお気を付け下さい。



インフルエンザは猛威をふるっていると言う。

お気に入り

2013-01-24 | 介護生活
電車の中で私の一番好きな場所。三人掛けなので吊革の色が黄色い優先席になっていると困る。携帯が使えないので。

電車がホームに入ってくると車内を外から観察し この座席があるとここを選ぶ。荷物が多い時、横の棚にを置くことが出来るので嬉しい。
気がついたらここを狙っている人が案外多い。端っこでなければ意味がないので生存競争は激しい。

涙の理由

2013-01-23 | 日記
涙の理由(わけ)・・・と言っても冷血動物の私には
あまりふさわしくない。

でも昼間から鼻をすすりながらめそめそ泣いてしまった。

その理由は・・・

”たまねぎ”である。

昼間ちょっと時間があった時に玉葱をたくさんスライスしておく。

以前から玉葱を刻んで冷凍し、ハンバーグなどを作るときに便利に使って
いた。

先日何かの雑誌で玉葱をスライスして冷凍しておくと
オニオングラタンスープなどを作るときに飴いろに炒めたい
時に便利と聞いた。
なんでも細胞が破壊されて糖分が出やすくなり速く飴いろになると
いうのだ。

冷凍庫が少し空きがあったので昼下がり沢山の玉葱をスライスしながら
涙したのだった。

ついでにニンジンのシリシリを作ろうとずっと包丁を握っていた。
これだけ(2本)のニンジンも食卓には一人小鉢にちょっと入れる分
しかかないのだが・・・。

           

夜中に俳句

2013-01-22 | 日記
母について俳句の会に行く日が近づいてくる。
そろそろ五七五の世界に入っていなければならない。

句会に行って作ってきた三句を書き出すのだが
季語が必要なため、あまり前の句であると季語がずれて
しまう。
前回秋の旅行のことを詠んだのだがその時は季節が冬になって
しまっていた。

そういえば父が存命中、その日は午後から句会だと言うと
父も母もぶつぶつ口づさんでいたことを思い出す。

夜中に突然良い句が浮かぶことがある。
それを忘れないようにと思うとずう~っと覚えていなければならない。
だが朝になるとすっかり忘れてしまっている。
楽しい夢を見ていても朝になると忘れているのと似ている。

せっかく良い案が浮かんだのに・・・思い出せなくて勿体ないと
枕元に紙と鉛筆を置いてある。電気をつけて目が覚めてしまっては
眠れないなると困ると思ったが殴り書きをする。

そのうちまた次の句が浮かんでくる。
これは一掃して忘れなければ眠れない。まだ午前2時だ。
仕方なく起き上がりリビングに出て俳句のノートに書き留めた。

だが翌朝すっかり忘れていた。書きとめておいてよかった。
自分の句ではないみたいな洒落た句が書いてあった。

夜中の小人のいたずらであろうか?
               

皇室のお勉強

2013-01-21 | 日記
長年の歴史の中での風習、習慣として皇室の新年の行事は
沢山あり詳しいことが分からない。

ただ、全く素人ながら天上人さま達の御生活を拝見すると、相当厳しい
しきたりがあり、ご自分でご飯をお作りにならなくてよいものの、次々と
御公務がおありでお忙しいことだろう。

先日の歌会始の儀式も2時間近く微動だにされず座っておられる天皇皇后はじめ
皇室の方々。この長い緊張の連続が厳しいので皇太子妃雅子さまは出席なさらなった
のは納得がいく。始めから終りまで朗詠される歌をみんなテレビで聞いたけれど
それだけでも相当疲れるものだった。
あの場に召されたのは光栄でもさぞ参加された人達は疲れただろうと思う。

それにもまして天皇皇后は「講書始の儀」で今年は1月10日に学者たちを招き講義を聞かれたと言う。

両陛下は正装され皇后さまはお体の調子がお悪いのに背筋を伸ばして聴き入られたとか。

お忙しい中でそのような時間を過ごされている。

学びは一生続ける価値があると言うことを感じさせられる。

全く比較にもならず、まねもできないがいつまでも向学心に燃えて
おられる皇室の皆さまの記事を新聞で読み改めて尊敬の念を抱いた。

幻のデイト

2013-01-20 | 日記
先日弟から電話があり、「楽しいパーティがあるのだけれど
一緒にいかないか」と言われた。一緒に行くはずの奥さんが行かれなく
なったらしい。

家の近くでもあるし久しぶりの外出を楽しみにしていた。

何を着ていこう?
あれにしようかこれにしようかと時間を費やしていた。
夕食も前日からシッカリ用意して留守のものが戸惑わないようにと
準備万端。うきうきしていた。


元気になったから車で行こう、夜だから便利だし、
車だと寒さも感じないから・・。

だが・・・・出かける二時間前にふらっとした。

あれ?おかしい。どうしよう?
だんだんおかしくなってきた。

仕方なく断りの電話を入れる。

間際のドタキャン。本当に悪かったのだが
どうにもならず・・・悲しいかな欠席になってしまった。

めったにない弟とのデイトは幻に終ってしまった・・。

今度はいつ叶うだろう?


瓶開け

2013-01-19 | 日記
ジャムの瓶など固くて開けられないことがある。

いつも言うけれど昔は家にいる男ども…父や弟達に
「ちょっとあけて・・・」と頼んだものだ。結婚後も
夫に頼むのが当たり前と思っていたが左手が使えない人に
なってしまって全くたのめない。

力を出して頑張らなくてはいけない。

瓶開けに良いグッズを二つ見つけた。

ひとつは丸い布のようなもの。
これで蓋を楽に開けられる。

またもっと本格的なものは瓶のふたに溝が入っていないとできないようだが
大きさに応じて瓶をはめ込むと楽に開くことができる。


これでほとんど解決・・・。ありがたい。

夫のセーター

2013-01-18 | 介護生活
近頃は自分の洋服を買わないので、出かけるとき
「着ていくものがない、ない」とあわてる。
沢山あるのだが古いダサいものばかり。
それでいてそれを捨てることができない。
買いにいくとそういえば家に同じようなものがあったなぁ~と
思って帰ってくる。

夫のものは下着以外ほとんど買わない。

このセーターは珍しく夫の洋服の仲間入りをした新入りである。
と言っても、もう、かれこれ一年になる。
去年の百人一首の会の新年会でゲームの賞品にいただいてきたものである。

デイケアーの朝は我が家の「介老君」いそいそと嬉しそうにこのセーターを
着て車椅子に乗って出かける準備をしている。

雑巾

2013-01-17 | 日記
近頃は家の廊下を拭き掃除…学校の体育館を一斉に並んで
雑巾がけという光景はあまり見られないようだ。
我が家にもフローリングはあるのだがふだんはダスキンで
埃を掃き掃除機で掃除する程度。フローリングでワックスを
塗ってあるからだ。

剣道の練習の後は一斉に並んで雑巾がけをすることもあるらしい。

学校でも
「一人一枚雑巾を持ってくるように」と言われるようだ。

たいてい朝学校に行く前に「雑巾!」と要求してくる。
それは毎学期の初め分かっているのでふだんからちくちくと
雑巾は縫ってある。

その要求が出ると「はい!」と一枚出すのがばあばの役目である。

自分の雑巾として使うのなら他の人と混ざらないようにと色つきのタオルで
ぬっておいたのだが・・。

「提出して全体で集めるのよ。なるべく目立たないシンプルな白が
 いいの」と言われてしまった。

翌日からちくちく白い雑巾も縫っている。

細かい作業はめまいや目の病には向かないのだが
ちくちくは楽しい作業である。