Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

同窓会へ

2013-03-31 | 日記
腰痛でどうなることかとひやひやしたけれどぎっくり腰でひーひー痛がって
へっぴり腰で家の中を這って歩いていたのは丸一日。

どうしてもこの日だけは・・・と半年前から祈ってきた大学の同窓会へ出席することができた。

痛み止めを飲みながらではあったけれど・・・誰からも「ヨコ(大学時代の呼び名)は変わっていない」
と言われ気が抜けてしまった。少しは成長していなければいけないと思うのだが・・。

どうしてもわからない人が数人いた。この方は絶対先輩だから存じ上げない・・・と
遠慮をして会話に入らなかったら、気がつけば同級生で・・・あまりの変わりように
言葉がなかった。

それでもとっても楽しいひと時を過ごすことができた。

終始ニコニコ活発に社交をしてすべての同級生と言葉をかわして帰ってきたし、
朗らかに明るく見られたと思うけれど、実は帰ってきて考え込んでしまった。

どうも一番私が不幸のどん底にいるようだ。

人の不幸、幸せは自分の心が決める・・・とあいだみつをさんが言っている。
だから私は自分で決めたのだ。

中味はいざ知らず楽しかった同窓会に就いては明日以降に述べます。

(パソコンが動かなくなって今夜は書けないかと思ったのでした・・)

母代り

2013-03-30 | 日記
私は弟が四人もいて小さいときから母代りの少女時代を過ごしてきた。
とはいえ、元気な母がいたのだから・・・今に至っても百歳でいてくれるから
・・・母がいなくて母親代わりをしたのではないので幸せなのだが・・・。

一才七カ月で弟が生まれたその時から「おねえちゃま」で2~3歳なのに
洗面器を持ってお風呂屋さんに場所取り?に行かされた。それはかすかに覚えて
いる記憶で小学校の時
「洗面器がたらいのようにかんじたころ・・」と作文に書いたら先生に褒められた
ことがあった。

戦後だから小さな借家に住んでいたころ、小学校一年で”おしん”のように
毎朝誰より早く起きてかまどの前に座り薪でご飯を炊いていた。
信じられないでしょう?

母のお財布の内情が見えるのでおねだりのできなかった子供時代。
弟たちはそれなりにおねだりをして親を困らせていた。

中学時代だったか初めて泊まりがけの行事に母がでかけた時
しっかり?家を守った私はその経験を朝日新聞の「ひととき」に
投書した。
「足りないといけないから○千円おいて行くわ・・・と言う母に
大丈夫四千円でやって見せるからといった私です。と言うのがで出し
だったことを思い出す。コロッケが5円だったので五個買ったとか・・。

私の運命はどうも面倒を見てもらうのではなくいつも人の面倒を見る側に
なってしまう。占いで「墓守」と言われたこともうなづける???


祖父母と孫

2013-03-29 | 日記
                                 「孫の力」10月号の表紙


人と人の関係はたくさんある。夫婦の関係、兄弟関係、姉妹関係
友人関係 師弟関係・・・・。人と人の数だけその関係はある。

だが、すべての人がすべての人間関係に当てはまるとは言えない。

親子関係はあるけれど結婚しなければ夫婦関係はもてないし、姉妹がいなければ
姉妹関係は持てない。全ての人に母はいるから母子関係はあるけれど、自分が
母になる人は限られている。その続きで自分が親になっての親子関係、
祖父母になっての孫との関係を持つことはだんだんまれになってくる。

孫は子供よりかわいいと言われる。
子供を育てるときは自分も若く一生懸命だったが孫はかわいがっているだけ
で責任がないから・・・とにかくかわいいのだ。

そこで孫を利用した?産業も盛んになってきた。

孫との関係をひもどく本、いかに接するとよいか、孫はどんなに可愛いかという
本である。「孫の力」と言う本もある。

先日母はその雑誌の取材をうけている。
近々発売になるらしい。

NHKの放送で孫との付き合い方について祖父母の”不満”を取り上げていた。

定年退職してさてゆっくりすきなことをして過ごそうと思っているところ、
孫の保育園の送り迎えを頼まれ時間を縛られる。
手をつないで出かけるのはかわいいのだが、やはり時間の制約は困ることも
あるのだ。そんな日々がやっと終わる最後の日、保育園から帰ってきても
パパママのジュニア世代から一言のお礼もなかったと・・・。
メールや携帯電話で直ぐ用事を頼まれる。それが当たり前のようだという。

ジュニア世代はシニアに向かって
「可愛い孫の世話をさせてあげてるのだ」と言う気持ちがあるらしいとのこと。

体力的にも辛いことが多くなっているシニア世代。
無理して可愛い孫の世話をしているのだ。
ジュニア世代はひとこと、ねぎらいの言葉、感謝の言葉を言ってほしいものだ

腰痛

2013-03-28 | 日記
久しぶりに明日は外出の日。
バッグを変えるとよく忘れ物をするので念には念をいれ
前夜にチェック。着ていくものも全部出しておいて・・・。

そして当日の朝を迎えた・・・・・のだが
「あっ!おかしい!』と思ったら腰がまっすぐに立たない。
気のせいかと思い…・・・
何とか這ってでも友人に会いに行かれるだろう。ドタキャンは
失礼だから・・・。

メールを入れようとした時はもう歩くことができなかった。
へっぴり腰でベッドに戻り、メールを打つが寝返りも痛くて
数センチも腰を動かせないのだ。

朝食をとってから痛み止めを飲む。

こんなことはダンス競技選手時代は毎日だった。
普通の日も痛み止めを飲んで夜11時半まで練習した。
競技の前日はテーピングに行ったり、痛み止めの注射をぶすり!と
お尻にしてもらったものだ。

十数年ぶりにぎっくり腰になってしまった・・・・悲劇。

二日後には大学卒業50年の一大行事が泊まりがけであると言うのに・・・。

コロッケ40個

2013-03-27 | 日記
大家族で揚げものをすると疲れる。しかし食べざかりがいると
唐揚げ、春巻き、肉団子など油で揚げるお料理が多くなる。
換気扇も汚れるのであまり好まないのだが・・・。

第一、ずっと台所で揚げものをしていると立ちんぼで腰が痛くなる。
そしてせっかく作っても自分はもう食べたくないのだ。

たくさん使うからと生協に箱で注文したジャガイモが温かいせいか
みんなにょきにょきと芽が生えてきてしまった。

なんとかジャガイモを使い果たしたくてコロッケを作る。

市販のコロッケと違って我が家のコロッケは俵型である。

今日は小さいコロッケを40個作った。

山と積まれた時は写真を撮り忘れてしまったがこれは残った分である。

お弁当用に冷凍で売られているものはこれを冷凍するのだろうから、
春休みでお弁当はないのだが実験として少し冷凍する。
残りは明日の朝パン食でも温めて食べるだろう

ファイナライズ

2013-03-26 | 日記
またも機械音痴、機械、電気に弱い私が露呈する。
知らないのは私だけ・・・の世界がはじまった。

やっとのことでDVDにテレビの番組の録画ができるようになった。
一年以上前、説明書と首っ引きでテレビの前に座り暗中模索。
やっとのことで録画に成功。
テレビに入れてみるとしっかり見られる。

そう思って喜んで当時熊本の寄宿舎にいた孫に送った。
大喜びしてくれると思いきや、『こちらのテレビでは見られない」とがっかり・・。

そのまま、DVDをを違うものを選ばなければいけないのか、なにがいけないのか・・
憂鬱だった。

今日思い切って電気屋へ行く。

そしてわかったのだ。

録画をした最後に「ファイナライズ」と言う作業をしないと他の機種で
みられないというのだ。

またまた物知りになったものの、もっと早く行動すればよかったのに・・・
こういう分からないことはなかなか腰が重くなる。

今朝は4時に目が覚めて眠れなかったので試してみた。十数分かかったが
ファイナライズが終わったので明日他のテレビでみられるか試してみよう。

昼下がりのウエッジウッド

2013-03-25 | 日記
大家族で暮らしていると”ひとり”の生活にあこがれる。

好きな時に好きなことを誰の気兼ねもなくできる幸せがあるのだ。

いま、一人で生活されている方はそんな幸せを毎日味わっておられる
ことになる。
私も数年前まで3年間、一人だった。

目が覚めるときが起きるとき・・。
なるべく規則正しく食事をと思いつつ、お腹がすいた時に
食べる食事。(これはあまりよいことではない。)

大人数の方が時間を決めてしっかり食事をつくるからだ。

昼下がり・・・

なにもない・・・

そんな時、大事なウエッジウッドの珈琲茶碗で
ゆっくりと珈琲を飲む。


大事な幸せな貴重なひととき・・。

ちかん

2013-03-24 | 日記
「ちかん」が・・・「ちかん」が・・・と友人が話している。
「本当におそろしいことになるのよ・・・」と言っている。

そうそう、私も電車通学を始めた中学時代から大学、そして社会人に
なった通勤時代も電車の中で「ちかん」に遭った。

その数10回以上ある・・・。と変な記憶を思い出した。

ごそごそ手で触られたり、身体ごとぐんぐん押しつけられたり、四人掛けの
隣に座ったおじさんはアタッシュケースを半分私の膝にのせて手を伸ばしてきたっけ・・。

通勤時代は毎朝横浜で降りるおじさんがいてその前に立っていたらおりる
瞬間スカートをぱっとめくられた。

またつり革につかまって立っていた時も身体を押しつけられたが
大学生がわざと間に入って助けてくれたこともあった。

勇気があれば
「これは誰の手?」と言って大声をあげて駅員に引き渡すこともできただろうが
ただドキドキしてどうしてよいかわからなかった・・。

そんなことを思い出していたら
「ちかん」って「置換」のことだったのだ。
言葉をあらかじめ間違わぬように「置き換える」登録をしていると
恐ろしいミスをしないで済む・・・という話しだったようだ。

私って”どじ”でおはずかしい!。

昼のお風呂

2013-03-23 | 日記
お風呂産業を言うのかどうか知らないけれど、駅には送迎のバスが止まっているほど
昼間の温泉がはやっている。
私は一度付き合って行ったことがあるがいつも「からすの行水」なので退屈して
しまった。それからわざわざ高い御金を払って昼の温泉には出かけたことがない。


だが、近頃ジムに通うようになって運動は少ししてマッサージチェアに乗り
そのあとはゆっくりお風呂を楽しむようになった。

それでもサウナに長く入っていられない。汗が出てくるとにげ出したくなるので
意味がない。でも大きな浴槽に使っているとちまちましたことや悩みはどこかに
飛んでいく。
お風呂でゆっくり考えをまとめよう・・・なんて思っているのだが全くなにも考えず
ただただのんびりしてしまう。それがよいらしい。
知っている人もいないので誰とも口を利かず、黙々とランニングマシンに乗って
歩く。そしてたっぷりのお湯で洗髪して豊かな時を過ごすのだ。

たいていの人はジムでエクササイズしてあせびっしょりになりシャワーを浴びたり
お風呂に入ったりしているようだが私は「一人温泉」を楽しんでいる。

敷居

2013-03-22 | 日記
「敷居を踏んではだめよ。敷居はその家の家長さんの頭なのよ。」
「座布団を踏んではだめ」
「畳のヘリも踏まないでまたぐように・・・」

年長者が若い人に教えているのが聞こえた。
おばさまと高校生くらいの人たち。
他人なので「はい」とうなづいて聞いている。

我が家でも話しはするが
「もう、前に聞いた! 知ってる! わかってる!」と
口答えの方が多い。その場で反抗してもいざとなるとどこかで
おしえられてことが役立つこともあるだろうと思っている。

黙っていてもよそのお宅に伺うと自分の靴をそろえていたりすると
そんなことを感じる。

そんなおばあさんに育てられないと大人になって大失敗することがある。

以前聞いた話だが最高学府を卒業し、容姿端麗素晴らしい女性が
アルバイトで各家を回りアンケートをお願いしていた時のこと・・・

その女性は敷居に乗って身体を玄関の戸に預け
「それではおねがいします!」と筆記を始めようとしたのだそうだ。

もちろん「何と無礼な!帰れ!」と一喝されたと言う。

そしてその意味がわからなかったとか・・・。

近頃はバリアフリーになってどこが敷居かわからなくなっている。
畳もある家が少ない・・。
座布団も使わない・・・。

さてこれからどうなっていくのだろうか????

セロリといかくん

2013-03-21 | 日記
ちょっとしたお酒のおつまみ…お箸やすめ・・・になるだろうか。

セロリは一本買うと高いけれど芯のまとまった部分が時々安く出ている
ことがある。そんな時、私は嬉しくなって買ってくる。

セロリを薄く切っておつまみのイカの燻製と一緒に混ぜ合わせ
コショウ少々、サラダオイル(またはオリーブオイル)、お酢を少々
入れてしばらく置く。
お塩は好き好きだが特に入れなくても”いかくん”の塩分がしみ出てくる。



簡単でおいしい一品。

我が家では子供はセロリが好きではないので大人だけで楽しんでいる。



さくら伐るバカ

2013-03-20 | 日記
春の嵐で風が強く不安になるほどだが驚くほど速足で
春が近寄ってきている感じがする。

日本中が桜の開花の日を心待ちにしている・・・今日このごろで
あるというのに・・・。

突然恐竜のような首の長~いクレーンが現れたと思ったら
電気のこぎりの樹木を伐採するけたたましい音がした。

目の前の桜並木の桜の木、端っこから切られているのだ。

その先にはちらほら桜が咲き始めている。
せっかくやっと咲こうと思っていたのに桜がかわいそう。

春を待っていた私たちも悲しい。

先ほどから何度見に行ってもだんだん切り株が増えるだけ・・

何でも片方は小学校側だからよいのだが片方はある会社の敷地に沿っていて
だいぶ古木になったので先日の大あらしのときに相当樹木が会社側に倒れ
危険ということになったらしい。

そんな噂は聞いていたが・・・・。

昔から
「サクラ切るバカ、梅切らぬばか」と言うけれど、どう言うことなのだろう?

桜博士(夫)に聞くと
「サクラは切ると切り口からばい菌が入って木が腐ってしまうんだ。
梅は見かけ良く剪定も必要だし、よい梅を取るために枝を切るんだ」との
こと。


全く!
桜を切ってしまうなんて”バカ!”






介護施設訪問

2013-03-19 | 介護生活
いつも母を訪ねるのは鎌倉の実家なのだがこのところ施設にショートステイ
していることが多いので今日は会いに行った。

昼食が終わった頃だったがベッドはもぬけの殻・・。

同道した弟が
「まだ食堂だろう」と見に行ったがなかなか帰ってこない。

私も食堂に行くと母は当然のようにWBCの観戦中だった。
野球好きの弟もそこにとどまって観戦していたのだ。

数人の入居者さんたちが見ていた。手をたたいて分かっている人、ぼうっと
タダ見ている人。居眠りをしている人。スタッフの人は面倒を見ながら
ちらちら楽しんでいるようだった。


髪の毛の白い上品な婦人が姿勢正しく座ているのが目にはいった。
入居者ではなくお見舞いの人かと思って見ていた。

野球が終わり母の病室に戻る。
途中の廊下にお習字が張り出されていた。素朴な可愛い字しか
目に入らなかったが・・・ふと見ると、母の作品が三枚も貼ってあった。


母の隣のベッドはあいていた。

暫くして一人の婦人が
「今日からお隣のベッドになります。」と挨拶に見えた。
気がつくとさっき見かけた方だった。
よい方が見えてよかった・・・母の話し相手になってくださると思った。

そろそろ帰り支度をしているとまた
「ごめんなさいまし。今日からお世話になります・・・」と
さっきの婦人が現れた。

笑ってはいけないけれどおかしかった・・。

施設には認知症と呼ぶのか、同じことを何回も何回も話す人が
おられるのだそうだ。スタッフも毎日大変だ。家人もやっていられなくて
このような施設に託すのだろうけれど・・・・。

介護施設のスタッフさんたちは日夜こんな洗礼を受けているのだろう。


明日母は9時半に弟の迎えを受け家に帰り、お弟子さんの来客数人、ドクターの往診を
受け、約束の電話を受け、ひ孫を迎えるスケジュールをこなし、施設に戻ることに
なっている。

肉巻き

2013-03-18 | 日記
うすい豚肉を拡げて中にニンジン、インゲンなど彩の良いものを入れ
くるくると巻き、春巻きのような形にしたものをフライパンで焼き
それをあまからく煮つける。

それを肉巻きと呼ぶかどうか知らないが特に習ったわけではないが
色どりがきれいに見えるのでお客様のおもてなしの一品に作ったり、
最近ではお弁当用に作っている。

先日のお弁当交換の続き・・・。
「ばあば、お弁当美味しかった!」
「今日はおいしすぎて交換するの嫌だったからしなかったの。
 いつもおいしくないから交換するって言うのじゃないのよ。
 おいしすぎてあげちゃうのもったいなかったんだもの・・・」

と言う。

「え~とおかずはなにを入れてたかしら?」
「ハンバーグと肉巻きと・・シリシリと・・・」

あっ!そうだった!

うふふっ!
豚もおだてりゃ木に登る。・・・ばあばも木のてっぺんまで登ってしまいました。

三学期はあっという間に終わってしまい、これから四月の新学期までお弁当やは
休業。春休みだからいいわねえ~と言って下さる方もあるけれど今度は昼食が
入るので一日三度三度・・・・と言うわけで・・。
いつまでも木に登っていられません。




えのき茶

2013-03-17 | 日記
お天気が良いと野菜をどんどん干している。

大根が特においしい漬物になる。甘さがでて歯ごたえがよく・・・。
一日干した大根を塩でもんでさっと洗い流し、黒酢につける。
これは本当においしく皆でとりあいになるほどだ。

今日も天気が良いので大根とかぶとえのきだけを干した。


えのきだけと言えば生産者に申し訳ないほどだがこんな大きな束、ふたつ
が何と98円。
 
干している全部も98円と言うことだ。

これを数日干して糸のようにほそくからからになったものを
ハサミで細かく切り瓶に保存。
 
お茶碗に少し入れてお湯を注ぐとおいしい味のえのきだけの御茶ができる。

適当に「えのき茶」と呼んでいる。