Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

今年はお世話になりました。

2012-12-31 | 日記
とうとう今年も終わろうとしています。

ブログに毎日お付き合いくださった方々、本当にありがとうございました。
拙い毎日のつぶやきですが何かを書いて著すことで私自身の励みと
翌日への原動力が生まれたような気がします。

嘘は書かない、本当のことを書くのですが個人情報の厳しい時代、
他人さまのご迷惑になってはいけないと注意してまいりました。
その点、もう一歩知りたいのに歯がゆい・・・と思われたことも
あったことでしょう。

仮名の方は何でもお書きになれるでしょうが難しいことです。

もうやめよう、もうやめようと何度思ったことでしょう。
これからいつまで続くかわかりませんがもう少し頑張ってみます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

ある日のおかず

2012-12-30 | 日記
もういや!
ご飯のおかずを考えるのは面倒くさい。
毎日おかずを作るなんて嫌!

とスランプになることがある。

友人がブログをみて
「よくおいしいものを食べに行くんだね」
「案外料理がすきなんだね・・・」と言う。

このごろは外食が減ってほとんどおいしい御馳走を紹介出来て
いないのだが以前はもう少し元気でチャンスもあったと思う。

一人で生活をしていた時、自分にご飯を作るのが面倒で
一旦煮物をつくるといつまでもあるのでそれで何食もすませて
しまうこともあった。
一人生活で自分のために丁寧に食事を作っている人を尊敬していた。
ご主人と二人の方も毎日お料理して偉いわねお宅の窓の下で待っているわ~
なんて言っていたので私は料理をしない人と思われていたようだ。

料理は大好きなのだが今は食べさせなければならない相手がいるので
義務で作っている感じ・・。
「私作る人」「僕食べる人」ではなく「手伝ってくれる人」「片づけてくれる人」も
ほしい。体調が思うように行かないときの発言だが・・。

この日は以前紹介したニンジンのシリシリと鶏のそぼろ、ぽろぽろ卵、
それにピーマンのせんぎりを盛り合わせ各自温かいご飯の上にとって
食べてもらった。




ドロップの缶

2012-12-29 | 日記
Charmsと書かれたかわいい缶。
色とりどりのドロップが入っている。
今も売っているかどうか・・・。最近は買っていない。

かわいい缶なので捨てることができずずっととってある。

そして

そして   なんとその中身は御覧下さい!

      

何に見えますか?

これは安全ピンなのであります。

安全ピンを百円ショップで買っても数が限られているし
でも実際使うのは一つか二つ。
出先でちょっと使うときはバッグなどの裏にとめて置くと重宝する。

でもこんなにはいらないだろう。

これは知る人ぞ知る!競技ダンスの残骸なのだ。

競技では男性の燕尾服の背中に必ずゼッケン番号をつける。
主催者は登録時に必ず4つ組にした安全ピンをつけてゼッケンを渡す。
パートナーは心をこめて?リーダーの背中に張り付けるのだ。

それがつもりにつもってこんなにたまってしまった。
これでもまだほんの一部。

主催者側は皆で集まり安全ピンを4つづつにセットするのだ。
なんと無駄なこと・・・と思っていたのだが・・・。一本でも
安全ピンがなければ困るわけで・・・今も競技場では同じことが
行われ選手の家には沢山の安全ピンがたまっていることだろう。

コストコ渋滞

2012-12-28 | 日記
とうとう今年も年末を迎える。
毎日同じように太陽が昇り、太陽が沈むのに・・・・といつも
思うのだけれど一つの区切りとなると今年と来年では違う。

世間もあわただしい年末の空気になる。

そのひとつがコストコ渋滞である。

朝10時の開店と同時に車はすべてコストコに向かっていてほとんど動かないから
一日中渋滞する。他の用事で駅に向かいたくてもあるところまでは
車が動かないのだ。バスも遅延の断りを停留所に貼っている。
クリスマス前の連休から渋滞が激しくなった。

売っているものが大きいので徒歩で行かれるのだが買い物をした後が
大変。私も車を出したいのだがそれはそれはひどい渋滞、駐車場も
レジも半端でないので苦労する。

先日、開店前に到着すればいいだろう・・・とコストコに一番?近い客として
車を出した。9時50分だった。家から外をのぞいたらまだ道路は渋滞して
いなかったのだが・・・。

エンジンをかけ通りに出ようとしたら渋滞。
やっと右折で列に入れてもらった。他の方は朝早くから気合いを入れて
来ているのだろう。私なんか、朝のちょっとした時間に・・・と言う気分と
思っていた。
だが車は動かない。コストコの駐車場に車が入ってくれなければ車列は進まない
のだ。信号が何度変わっても動かない。何と500メートル行ったかどうかわからない
ところでUターンして帰ってきた。30分もかかってしまった。

娘に
「朝の散歩でなく、散車ね」と言われてしまった。
散車なんて聞いたことない言葉だがドライブとはいえない経験だった。


反抗期

2012-12-27 | 日記
母と一緒に車に乗っていたらいきなり母が
「あなた中一のころ”わたし、今反抗期だからよろしく!”って
言ってたわ~」と言う。

9歳も下の弟はその頃2~3歳だったので何も知らない。
「姉貴、どんな反抗したの?」

「う~ん、なんかごそごそ一人でかわいいこと言っていたわね。
 今反抗期だか構わないでください・・・とか言って・・・」と母。

もちろん私は何も覚えていない。ただただまじめな平凡な中学生だった。
誰にも反抗期があるものなのか。
若い時に反抗期がないと大人になってからひどい症状がでると
聞いた。免疫をつけておくことは大切なのだろう。

今まさに孫がそのさなかにいる、

本人達はタダ好きなようにふるまっているのだろうが
周りはたまったものではない。

子育てを終わり、隠居の身分・・・のんびり静かに好きなことだけをして
暮らしていかれる時期が来たと喜んでいた矢先、突然の天災に出遭ったような
物で毎日心が重く悲しかった。

悲しい、辛いのは自分発信ではないというのにいつも悲しく
重い気分だったのだ・・。

それがストレスとなり病気になってしまったようだ。


だが孫の反抗期もそろそろ終わりに近づいている兆しが見えてきた。
近々その報告ができるかもしれない?
 

鬼のいぬ間

2012-12-26 | 介護生活
一週間に二回、夫はデイケアーサービスに行く。
以前は家まで迎えに来てくれたのだが最近は車を無人で置いておけない、
他の利用者が車に乗っていた場合は目が離せない・・・・とかいろいろの理由で
お金を払っても迎えには来てくれない。
そこで決められた家の近くまで車椅子を押して送っていく。

先日は送っていかなければいけない時間になって急に私がめまいになり
文字通り老々介護、あわててしまった。
なんとか途中まで迎えを頼んでことなきを得た。
でもこれからが思いやられる。いつも私が元気でいなくてはならないのだ。

今日は無事に送った。
さあ、!”鬼のいぬ間に”何をするか!!
まずぼう~っとしてしまう。お茶を飲んで温かい日差しを浴びると何もしたくない。
でも郵便局へ、買物へ、出かけなければならないところがいっぱいある。
家にじっとしていたいのに・・・今のうちに・・・。

昔幼稚園に行った子供が水曜日はお弁当がなくて早く帰ってきたときを思い出す。
時間を気にしながら、結局「仕事」をしてしまうのでなんかあまり得をした気分が
しない。
友人と近場でランチができた時は嬉しい。

今日は時間を気にしながらジムに出かける。
ランニングマシンで少し歩き、バイクをこぎ、マッサージチェアに座り、
ゆっくりお風呂に入った。ま昼から・・と言うより夕方・・・お風呂に
入れてよかった。

”鬼のいぬ間”を上手に活用しなければ・・・・。

ひなづるの会

2012-12-25 | 日記
百人一首のサークルの名前は「鶴の会」(たづのかい)である。これはウィークデーの午前中なので大人だけの会である。私は一番新しいメンバーで見学者がきてもすぐやめてしまい定着しないので後輩が出来ない。私はいつまでも新入社員のぺーぺーである。

先週末、たづの会 の子供版、「ひなづるの会」の手伝いに行った。名前がとても可愛いい。

小学生から高校生までいて、しっかり初歩から訓練されているので、上手に本格的に競技をしている。小さい時から慣れ親しむチャンスを与えられ、体験出来て幸せだなと羨ましく思った。今から訓練していれば大人になって素晴らしい選手になれることだろう。
もっと若いときにチャンスに遭遇したかった。

手伝いとは名ばかりで圧倒されて帰って来た。若い脳には太刀打ち出来ない。

メリークリスマス!

2012-12-24 | 介護生活
一枚の色紙に貼ってある折り紙。
メリークリスマスと言う字はないがリースがあり、教会があり
かわいいプレゼントがあり・・・そして遠近法?で樹木が並んでいる。

と、絵画の説明がなされるところ。

有名なマチス、ピカソ、シャガールの絵など説明を聞いて
「ふ~ん、人の顔なのね。この色は空に対抗して使っているんだ・・・」なんて
分かったような気がするものだ。

この色紙、孫が作って送ってくれたものです・・・と言えば
それで「可愛い~」で終わってしまうのだが・・・。

なんと75歳の介護老人がデイケアーで作ってきたのだ。
ほほえましいでしょう?

今まで全くこんなお遊びには見向きもしなかった夫。
「さあ、手を上にあげて~体操しましょう!」
「手を叩いて・・・」なんて言われようものなら
そんな馬鹿らしい幼稚なこと出来るかい!と拒否していた。

自分を認知症扱い、ぼけ老人と同じにしないでくれ。
俺はインテリなんだ・・・。

確かに20年前脳梗塞になった後はしばらく話し方もおかしかったし
漢字など一部が抜けてしまって字が書けない時代があった。

それが先日来自宅介護ですっかり普通に戻ったとほめられたものだから
気分が大人になったのか、
「たまにはお付き合いしてあげないとねえ~」と言って作業に参加してきたのだ。

片手しか使えないので折り紙を切ったり貼ったりは助けてもらったようだが
小さい星をたくさんちりばめてさぞ楽しんだのだろう。

幼稚な色紙がいとおしく見える。

何よりのクリスマスカードである。

本二冊

2012-12-23 | 日記
目に関係する”病”を持つ私はパソコンも思うように
使えないが最低限のブログの時間だけは見出している。

数独がしたい、百人一首の練習がしたいと思っても思うように
行かず、ましてや本はなかなか読めない。

でも先日の徳川美術館で「絵本 源氏物語」なるものを買って
さっと長い源氏物語のあらすじに触れている。これは絵も入って
いるが本物の絵巻の模写なので面白いし、先生がプリントしてくださる
絵と同じものが出ているので良いものを買ったと喜んでいる。

それと、二冊の文庫本。

これはだいぶ前紹介した渡辺和子シスターの
「置かれた場所で咲きなさい」と同じような著書、
「目に見えないけれど大切なもの」と
「ひととして大切なもの」と言う二冊である。

カバーをつけるのが好きな私はクリスマスバージョン、
と言っても六花亭の包装紙を利用して楽しんでいる。

女子大で渡辺シスターのお講義を聞いているような気分で
毎日少しずつ読んでいる。「人間」「人格」について
語っておられるがすべてなるほどと思うばかり。
立派な方だなあと尊敬の気持ちがいっぱいである。

すぐき

2012-12-22 | 介護生活
夫が待ちに待っていた「すぐき」が届いた。
「酸茎」と書かないといけないらしい。

京都に行くなら上賀茂神社を右に曲がって
3~4分のところ左手にある「なり田」ですぐきを買ってきてくれ
と簡単に言われたが、京都の人でもそこまで行くのは大変だ。

義妹が先日の母の13回忌の集まりに京都から出てきたときに持ってきて
くれた。12月を待たないと売りだしはないと言われ、こだわる京都の
人達は楽しみに待っていたのだろう。

12月に入って妹は高島屋で買ってきたという。

早速説明書通りに、いや夫の説明通りに切ったのだが
数ミリ違うと言って怒られる。
大根の方は切り方が厚い。葉っぱの方は切り方が大きすぎる。
こんなのは食べない。と機嫌が悪い。
翌日自分で刻むと言う。
だが葉っぱは繊維が多く切りにくい。
しばらくテーブルの上においたまな板の上で悪戦苦闘して切っていたが、
あきらめたようだ。


まあ、そんなこだわりの「すぐき」が食べられて年の瀬、満足したような
夫であった。

トイレ用フロアシート

2012-12-21 | 介護生活
このところ介護生活をガラス張りでお見せしている。
今関係のない方も、過去にはお年慮りの面倒をみたとか、
そろそろ明日は我が身だわと言われ興味を持ってくださる。

なかなかコメントには入れていただけないけれど、電話やメールで
関心を寄せてくださる。
介護の参考にブログを呼んでいますと言われびっくりしたり・・。

そんなわけでトイレ用品も堂々とご紹介した。

また一つ、トイレに便利なもの。

トイレの便座の下の周りに敷きものをする方が多いけれど
ふさふさした材質など気持ちがよいが洗濯が大変ではないか・・。

一旦汚されると目に見えなくても悪臭が漂う・・。
芳香剤などいろいろ試してみるがどうにもならない。
先日便器につける三日月形の吸い取り紙を入れたが調子が良い。
ただ、ちょっと油断すると取り換えの時期を過ぎていることがある。

今回は下に敷くトイレ用フロアシートを購入した。汚れたら
拭かずにこのシートを取り変えればよいと言うアイデアだ。

勿体ないようにも見えるけれど介護をしている人にとってなるべく
楽にことがすむように少しでも福音と言えるかもしれない。、

フットワーク

2012-12-20 | 日記
フットワークの軽い人、いいですね、
私もその仲間の一人と自負していたのだが3月の病気以来
どうにも体が言うことを聞いてくれないのではがゆいものだ。

出不精で腰が重く、心配性で夕食に準備が完全におわっていないと
出かける気分になれない。だから常に家で終われて忙しくしている。

たまに予定が入るととても気になる。

前日になると明日は本当に大丈夫か?何も今回無理しなくても・・・という
考えで予定をキャンセルするメールを入れてしまうことがある。

先日も連日のきついスケジュールと体調が心配でS子さんにランチのお断りメールを
出した。もちろん、理解ある彼女は了解してくれた。

前日に予定がなくなったので彼女は急遽展覧会行きを考えたのだそうだ。

翌日、思ったより気分がよいのでもしや?と思い彼女に電話する。
ご主人が出られ、「出かけました。帰りは夕方・・・」とのお返事。

当たり前・・・。私がキャンセルしたのだから仕方がない・・・と
あきらめていた。

と、そこに電話。

彼女からだった。

家を出てもう少しで駅に着くと言うときおうちに連絡を思い出して電話を入れたところ、
今電話があったよ~とのこと。

時間があるのなら会いましょう、展覧会はまたでいいわ。
駅までウオーキングしただけよ!
と言って私に付き合ってくれた。

臨機応変、何と文字通りフットワークの軽い人!と感心した。
頭の巡りもさっと決断ができて早い。若いのだ。

カボチャ

2012-12-19 | 日記
あと一品お箸やすめに・・・というか、デザートと言った方がよいだろう。

冷凍のカボチャを解凍してマッシュにし、牛乳、バター、砂糖を
加えレーズンを入れる。
かぼちゃのきんとんのようだ。
甘くておいしい一品ができる。

これをもっとゆる~くスープ状にして生クリームを
上からかけ細いグラスにいれるとまた違ったスイーツになる。

簡単な一品、お試しあれ!



俳句の会

2012-12-18 | 介護生活
牛にひかれて善光寺・・・ではないが母にひかれて俳句の会へ
行ってきた。
寒いし、外出はやめておきましょうと言っても
「どうしても出たいの」と弟に言っている母。

「姉貴、行ってくれない?」と弟に頼まれる。

「う~ん、いいけど、俳句を作るの大変なのよ。それに2時間疲れるの」と
わたくし。

「でもどうしても行きたいといっているんだよ~」と弟。

後になって後悔するのも嫌だし・・・まあ、いいか、それでは頑張っていくことに
するわ~と言うことになった。

実際、ついて行くだけでなく一緒の句会にはいるのは俳句を最低3句作っていかなければならないし、選句をしたり、意見を述べたり・・・・大変なのだ。

投票に行く

2012-12-17 | 介護生活
昨日、市役所に用事で行ったら期日前投票の人々が並んでいた。近頃は当日用事がある人は棄権せず準備万端えらいなぁ~と思っていたらそれでも前回の選挙より投票率が低いとか。


お天気が良く我が家の介護老人もしっかり選挙に行って来た。施設に入っていたときはごく少数の頭がしっかりしている人々だけ選挙をしていたようだが、家では自他共に選挙は棄権だった。今日はお天気が良く連れて行くことが出来た。社会生活に参加したと言うことで気分をよくしている夫である。

イチョウが美しかった。