Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

袴の季節

2011-10-31 | 日記
 袴と言えば日常生活には使用されないが、よく注意して見てみると
剣道の袴、七五三の男児の袴、そして卒業式に女子学生が履く袴がある。

剣道の袴以外はその時だけ、一回限りの使用だからレンタル屋さんが活躍
するようだ。

浅田真央ちゃんも袴のモデルで忙しそう・・。
先日短期大学のロビーに置いてあったカタログの表紙になっていた。


なるほど、卒業を前にもう、今から卒業式に着る着物、袴の予約の時期なのだろう。

世の中は動くところはしっかりと準備が進んでいるものだ。

カタログをみて驚いた。
何から何までレンタルできるのだ。
 

着もの一式、下着、履物、髪飾り、バッグなどの小物まですべてカタログから
選ぶことができるのだ。合理的な世界になったものだ。
だからかどうか、若い人は使い捨て、借り物の世界で、物を尊び、大切に扱う心が
薄れているような気がする。

卒業式と言えば、小学校の卒業式に男の子は立派なブレザー、女の子もブレザーやワンピース
を着ているがこれらもほとんどレンタルだと言う。
中学校の制服一式をある店で予約注文すると、卒業式の洋服は無料でレンタルすることができると
いう。制服を扱う店ではその用意がなければ中学校の制服は売れないのだそうだ。

わざわざ、一回限りのために洋服を新調しなくてすむ親御さんには便利な世の中になったと思う。

梅の花

2011-10-30 | 日記
 週の初めに旧職員のお食事会があったのだがその会に都合で集まれなかった人たちが
なんとなく連絡をしたら、10名の人たちが集まることになった。


今度はぐっと日本調である。
週の初めと週末とたまたまお食事会が重なったのだが11月は
ほとんどお食事会の予定は入っていない。

友人がお食事のレポートをするときはもっと具体的に値段も書いてほしいと
言ってきた。場所や名前を載せると宣伝になっていいだろうが、許可を得ていないと
つい消極的になってしまう。

今回はテレビでも宣伝している「梅の花」横浜店。スカイビルの29階にある。
今は秋の感謝祭でサービス値段なのでとても混み合っている。たいてい”お金持ち”
へそくりを持っている?主婦層が多い・・。ランチはいつも主婦ばかり・・。

      
      梅の花膳


みねおか豆腐(左下)   お浸し(左上)   湯葉煮(中央)


    茶碗蒸し


    お造り


    豆腐シュウマイ


    おしのぎ(レンコンまんじゅう)


    湯豆腐


    生麩田楽


    湯葉揚げ


    湯葉グラタン



    湯葉吸い物、 飯物 香の物

この後デザートに栗の渋柿煮の入ったアイスクリーム。

お土産に豆腐のシュウマイを買い家で揚げてみた。また違った味でとてもおいしかった。

英検

2011-10-29 | 日記
 先日、孫たちを英語検定の会場に送って行った。
昔は学校ごとにまとめて試験をしたような記憶があるが、このような
個人的な検定は本屋などで申込書をもらい個人的に申し込むようだ。

横浜市のY短期大学で行われるのでカーナビを頼りに送っていく。


のどかなキャンパスはすぐに見つかりホッとした。
試験が始まるにはだいぶ時間がある。駐車場も確保できたので
試験の間、そのまま車の中で待つか、保護者待合室で待とうかと
考える。
駐車場の整理をする人もいて車はひっきりなしに受験生を下している。


しばらくすると整理する人が駐車場を閉鎖し始めた。
もう、出ていけと言われる。
そこで待ってはいけないと言われる。

仕方なく2時間ほど近くをドライブし、お店に入ってうろうろした。

なるほど、受験生すべてが車で来て車を置いて試験を受けたら・・・
その数の駐車場はないのだ。それで送迎時間のみ駐車場をオープンすることが
分かった。

試験だから制服かと思いきや、今の中学生、高校生は皆私服で現代っ子らしい、
服装である。久しぶりに平成の子供たちを見た気がした。


勉強をしない・・勉強離れと言われているが、まじめに自ら試験を受けている
若い人たちがいると言うことは喜ばしいことと思った。

PTA幹事と旧職員の会

2011-10-28 | お出かけ
先日品川のTホテルで昔の勤務校の旧職員とPTAの幹事さんとの
お食事会があった。昨年はお休みだったが約10年続いている。

私も退職して旧職員となってから毎年出席している集まりだ。

創立100年過ぎている学校なので古い役員の方は知らないし、
同じ時代に学園で生活してもお子さんと縁がない学年もある。

しかし、PTAの方々は職員を覚えておられ、こちらはなかなか
分からない。それでも同じ空間を共有した仲間として暖かい空気が
流れ、兄弟関係、そのお知り合いの名前が出てくるとすぐに打ち解ける
雰囲気となる。

今回、お二人の父兄がにこにこして現れた。
「私たち親戚になっちゃったんです」「えっ?」一瞬分からなかったが
小学校からの同級生が半年前に結婚したのだと言う。今話題のゴルファー、
石川遼くんもお相手は同級生と言う記事を昨日みた。

こういう例は沢山あったが私は二人のお子さんを教えているので
どんな家庭を育てていくのか興味しんしんである。なかなかすてきな
お話である。

簡単にメニューを紹介しよう。



 アスパラガスと海の幸のシンフォニー・エキゾチックソース

 
      茸と野菜具沢山のがるビュールスープ・パイ包み焼き


 真鯛のポワレソースに才巻海老飾り サフラン風味のソース添え 
     セーブ茸のリソーにと共に


  洋ナシのスープ仕立て バニラアイスと浮かべて

これにコーヒーとパンだったがおしゃべりに花が咲く午後のひと時だった。

いちじくと栗

2011-10-27 | 日記
 昔はたいていの家の庭にいちじの木が当たり前にあって
実がなると朝露の水滴が付いているままもぎ取って食べたものだった。

白い、お乳のような白い樹液が出て実にはたいてい蟻とか、虫がついていた。
甘いと言うより、若い青臭いにおいがした・・・。

いちじくと言うとこんな思い出があるのでスーパーにきれいに並んでいても
あまり買う気にはならなかった。

何年ぶりに食べてみた。
中の赤い細かい粒粒が入っているその食感がうれしい。
きれいに作りあげて市場にだすには多くの人の手が入っていることだろう。

そんな時、焼き栗をいただいた。
栗も季節であるから渋皮煮、栗きんとんなどの話題が周囲から離れない。


この焼き栗は小粒ながらほっこりとおいしく、どうしても途中で止めることが
出来ない。東京、門前仲町の有名なイシイの甘栗。栗を割る「栗割君」という
爪のようなものがついている。容易に割れるのでおいしく食べられる。


食べ過ぎに注意なので残りは冷凍しておく。自然解凍していつでも同じ味が
楽しめるのだ。

COSTCO入会

2011-10-26 | 日記
12月にオープンを予定されているコストコ座間。
今入会すると早期割引で1000円引きの3200円。
そう、年会費は通常4200円で(これは6年前入会した時から
変わっていないが)毎年払わなければならない。

確かに全世界580以上の倉庫店の大規模な商業施設が
直ぐ近くにできるとあってなんとなく周辺がざわつき始めた。

当初、10月オープンと言われていたのだが他の施設、スーパーや
ホームセンター、ドラッグストアなどは早めのオープン

コストコは外から見ると大規模な駐車場ができているがオープンの
あかつきにはどんなに混み合うことか、今からぞっとする。
たぶん、当分、車では行かれないだろう。

私は歩数計をつけてウオーキングをしようと今から楽しみにしているものの、
売っている物の単位が大きいためどうやって運ぼうかと心配だ。
肉のかたまりや、沢山のパン(こぶしくらいのパンが50個くらいはいっているのが
一単位である。)は毎回持って帰れるけれど・・。
リュックがいいか、カートがいいか・・・。
店舗までは1500歩くらいでつくことが出来る。

中に入ってから倉庫の中を巡りあるくのに相当歩くのではないかと思われる。
 
こんな店舗に入るのに、会員証が必要でそれが一年4200円だから
よほど元を取れないと損をすることになる。

昔は多摩境まで出かけるために入ったものの、一時間以上かかるうえ、
家族数が減ったので必要なく一、二回しか行かなかった。

その後年会費を払わなかったので会員証は無効となった。

今回、二か月も前だけれど混みあわないうちに手続きに行ったら・・
すでにデズニーランドの行列のように人が並んでいた。
一人づつ顔写真が入った会員証を作成してくれる。
ビジターは二人まで連れて行かれる。

おいしいホットドッグが200円、アメリカンサイズの飲み物はフリー。昼食に利用できそう。

当然、18歳以下は会員証も作れないので一人で入ることはできず、
家族と同伴になる。

近隣のお店は営業妨害を受けないのか心配でもある。

コストコについての情報を書いているブログもたくさんあるそうだ。
私も突然入り込んでくる珍入者について書くことが多くなるかもしれない。

エプロン

2011-10-25 | 日記
 先日父の埋骨式に、懐かしい、久しぶりの従姉が来てくれた。
親戚の行事で時々会う程度で普段は疎遠になってしまっている。
手先の器用な彼女はよく手芸品をくれる。

陽だまりでもくもくと作品を作っている彼女の姿を思ってしまう。

さて、これは何?


丸い輪と四角い布がある。


この丸まっている輪を布の上についている幅3センチくらいの穴に通すと
丸い布の筒のようなものができる。

これを広げて腰に巻くとエプロンになる。


洗い替えの布も入っていて母は上機嫌。
早速介護施設に持って行くと大喜びした。
今までは食事の度にこぼさないように大きめの
ハンカチを膝に拡げていたのだ。

こんな手芸品もあるのですね。知らなかった!

とり、トリ、鶏、鳥皮

2011-10-24 | お出かけ
 私の誕生日に鶏のから揚げ専門店、JR相模原駅近くの「さがみ亭」に
息子一家が招待してくれた。

相模原と言えば戦後住むところがなく荒れた野原の真ん中に立つ5棟の校舎の
ような細長い引揚者用の宿舎に住んでいたことがある。
どんなに息子に説明をしても現在の繁華街と化した相模原の昔の姿を
分かってもらえない。
一時間に一本あるかないかのチョコレート色の汚い横浜線が止まる相模原は
ホームと階段だけ。無人駅かと思われる小さな駅で駅前に井戸があった。
その井戸を右手に見て線路を渡ると遠くまで「嵐が丘」のような原野が続く。
駅からの道が遠いい。
今日はお客様と言うときは一時間ごと目を凝らして駅の方を見ていると
小さな点が人の姿になる。それが違う人だとがっかり・・・と言う思い出も。

見事に繁華街になった通りに面して小さな入り口のお店だが木戸のようなドアを
開けると中は別世界。

   店内の飾りの一部。まるでお寺みたい?

鶏のから揚げで有名なお店と言う。
中のデコレーションは中国の結婚式かと思われるほどきらびやかで
これでもかこれでもかと思うほど花花花や掛け軸、写真、トイレの中まで工夫がある。

そしてメニューは鳥が中心だがお寿司もサラダもお鍋もと沢山ある。
息子は鳥づくしを沢山頼んでくれた。
鳥皮せんべいがパリパリして一番私は好きだったが鶏のから揚げ、つくね、竜田揚げなど
食べきれず、みんなおなかいっぱい。

  (写真を撮るつもりはなく、最後になってしまった。この10倍くらいあった)

残りを持ち帰ったが翌日もトースターで温めたらパリパリしておいしかった。

体重は1キロ弱増えた感じ。
今日からウオーキング、はじめ!!

歩数計

2011-10-23 | 日記
 昨日のブログのコメントで誕生日が分かってしまった。
ただの歩数計として書くつもりだったが、昨日は命拾いしたことだし、
これから一年元気に過ごせるようにと祈願して新しい歩数計を記念に
求めた。私の携帯には歩数計がついていないから。

生協のカタログにあったので高いか安いかわからないが以前お店で買ったよりは
高い値段だったと思う。3980円だった。タニタなら安心?
赤い色を頼んだらまた私のカラー、ワインレッドがやってきたので
御機嫌である。

携帯と比べるととても小さく可愛い。


首から下げて歩いている。

以前のはクリップで洋服に挟んだので何回か落としたことがある。
今度は便利だ。

だが一番苦手なのだ初期設定。

どんな便利なものでも初めに設定をしなければ使えないのが分かっているが
たいてい周りの誰かにしてもらっていた。
今回はゆっくりと説明書を置き、ちいさな+ドライバーを使って丁寧に電池を入れる
ことから始める。
時計の設定。時刻、分。体重の設定。性別。そして歩幅・・。
そこまで入れると設定が完了だが、何度しても歩幅が入れられない。
歩幅が入っていないと動かない。

電話でサービスセンターに聞くのはこれまた嫌いな作業だがこのまま
宝の持ち腐れでは勿体ない・・。
仕方なく0120・・・と電話をする。

幸か不幸か、営業時間外と言う返事・・。

仕方がない・・もう一度・・・と挑戦したら出来た!!

こんな小さなことに大喜び。

きっと皆さんは簡単になさるのでしょうが・・・。私にしては
上出来・・。るんるんなのです。

危機一髪!

2011-10-22 | 日記
 わぁ~怖かった!死ぬところだった!

今こうしてパソコンに向かっていられなかったかもしれない。
たった一秒の差で・・。

今、駅までの送迎を終えて帰ってきたところだが、だんだん時間が経つにつれ、背中が
ぞッとなるほど怖い経験をしたのだ。
それが全く受身の形の交通事故になるところだった。

本線道路がちょっと混み合っていたのでわき道にそれ、住宅街を走ることに
する。幸い、車は一台もなくすいすい走ることができる。急いでいたので
スピードを出したいところだが遠く前方の信号が赤に変わったので
ゆっくりそれに合わせて走ることにする。
同乗者はもっと早く走ってくれと思ったかもしれない。

まっすぐの住宅街なので五番目のように右左の道がある。一方通行で
代わる代わる標識はあり、ミラーも付いているところが多い。
こちらは本線なので一時停止は一度もなくまっすぐに走れるのだ。

が、その瞬間、目の前を車が横切った!!
あわててブレーキを踏む。車の中のものが落ちた。
先方も気がついたような感じだがもちろん猛スピードで走って行って
しまった。

後一秒早かったら直角に車がぶつかっていただろう。
助手席の同乗者がぶつかって死んでいたかもしれないし、
私が相手の車の運転手とぶつかっていたかもしれないのだ。

とにかく大惨事となり、今頃救急車で運ばれていたかもしれない。
一瞬にして普通の幸せな生活、当たり前の生活は奪われてしまうのだ。

それにしても本線を走るのにいちいち四つ角を通る時に止まるわけにはいかない。
もちろん、ミラーで確かめるけれど、相手が一時停止で走ってくれないと
安心して走れない。車は嫌だ。あの道も当分走るのをやめよう。

N子さんとパソコン

2011-10-21 | 日記
N子さんの御主人は昨年亡くなられた。
夫唱婦随のお手本のようなご夫婦でうらやましいほどの仲良しさん。
私が一番憧れてきた御夫婦だった。

N子さんは70代後半だが、ご主人を亡くされて急に年をとられたような
気がする。すっかり家にこもり、外出されなくなったのである。
ある日お見舞いに出かけた。

御主人の書斎は手をつけずそのままにしたあったので丁度、お散歩にでも
出られて今、お留守・・・もうすぐお帰りになる・・と言う今までのパターン
を思ってしまう。

でももう、戻っていらっしゃらないのだ。

ふとそこに、白いノートパソコンがあった。
パソコンで将棋や碁をされるのがお好きだったご主人さま。
もちろん、時々メールもいただいた。
N子さんの用件もよく伝えて下ったのだった。

今では誰も開かないからそのままに手つかずで置いてあった。

簡単だからメールをしたら?と言うと全く分からないから・・面倒と言う返事。

そうだ、私の拙ブログを読んで下さらない?
一方通行みたいだけど、友達は私が「ご無沙汰して・・・」と
言うと
『いつもあなたのブログ読んでいるからご無沙汰と言う気がしないのよ」と
言ってくださるの。私のおしゃべりを毎日読んでくださるのよ・・。

彼女は息子さんに頼みパソコンを開いて決まった操作をして私のブログだけ
毎日読んでくださるようになった。

毎朝、開くのが楽しみ・・・と言って時々電話をしてくれる彼女はこのところ、
心なしか明るくなった。

茶碗蒸し

2011-10-20 | 日記
 百人一首のサークルに行ったらある方がみんなに銀杏を下さった。

秋・・・である。

ぎんなんをそのまま煎って食べるのも大好きだが近頃は手軽に電子レンジを使って
簡単に食べることができるようになった。私は何でもないときもおやつに食べるほど
好きなのだが下さったその方も封筒に入れて電子レンジで”チン”すると簡単に
食べられますよと言っていらした。


風が気持ちよい秋の夕暮れ。
なんとなく茶碗蒸しが食べたくなった。
そうだ、銀杏をいれて作ろう!
卵、鶏肉、シイタケもある。かまぼこがないが買いに行くのは面倒なので
ぎんなんをメインに作ることにした。

久しぶりなので分量がうろ覚えだ。
間違うと卵が固まらない・・。
いつものお料理のノートが見当たらない・・。

でも近頃は便利なものでインターネットで調べることができる。

そうだ、卵一つに200ccのだし汁だった。


このごろの若い人はインターネットを見ながらお料理をするからレシピを
書く必要もなく、本もいらないと聞く。目分量とか””かん”で味付けをすることも
ないのだろう。みんな同じ味に出来上がるだろうし、「おはこ料理」もとくに
ないのであろうか?
母から娘への味の伝達なんて昔のことなのだろうか?

「インターネットのレシピを見ながら料理するおばあさんてナウイじゃない?」と
孫に言われてしまった・・。


父を偲ぶ食事会

2011-10-19 | 日記
 青山墓地から徒歩15分くらいのところにある、フランス料理店
「レ・クリスタリーヌ」へ向かう。

父を偲ぶ会を開きたいと、埋骨式の後、母の願いで決まったのだ。

弟が決めてきたレストランで、詳しいことは知らなかったが、
新宿のクレッソニエールと渋谷のコンコンブルと姉妹店らしい。

店内はほかのグループもいて満員御礼。

四人づつの丸テーブルでそれぞれに話がはずむ。
順番に父の思い出を語った。本来ならこのような席にはいつも
父がいて、中心になっているのだが今日は写真だった。

みんながいいたいことを言うのを優しい笑顔で聞いていてくれた。

なるべく考えないようにしているのだが、直ぐ、深く思い出に浸ってしまう。
そうなると話をしていても涙ぐんでしまうのであった。
順番に立って話したが、思わず思いがあふれて話せなくなる人が多かった。

レストランのおいしいランチをご紹介する。
 
 初めのテーブルセッティング             オードブル

 
 ニンジンのポタージュ                  オマールエビのソテー

 
 笹の葉のシャーベット              牛もも肉のロースト 


 パイナップルのパイとココナッツアイスクリーム


その後、コーヒーと焼き菓子。ワインは飲み放題。

これは10月のキノコ料理&ワインフェアである。御希望の方はお出かけください。






父の埋骨式

2011-10-18 | 日記
 父が98歳で亡くなってから一年八か月。献体から遺骨が戻って一カ月余り。

とうとう、埋骨の日を迎えてしまった。実家のお墓のある、青山墓地。
子供たちと数人の親しい親族が集まる。
10月と言うのにお墓は蚊が多い。


礼拝の後、墓石は開けられカロートに父の小さくなった体は入って行って
しまった。とうとうお別れのときが来たと言う感じだが、あっという間に
その作業が行われあれよあれよという間に拝礼の番が来てしまった。


手を合わせた後思わず、「お父様」と墓石の下にある石を
なでてしまった。他の人が待っていなかったらずっとそのまま
座っていたかった・・・・。

今度ゆっくり話をしに来よう。

青山墓地は広いけれど根津美術館のすぐそばにあり便利なところにある。

その後、父を偲ぶお食事会へと三々五々歩いて行った。

歯科大生S君

2011-10-17 | 日記
8月の暑いさなか、母がショートステイしている介護施設にある青年が
ボランテイアに見えた。

食事が終わり、世話をしてくれる青年に人懐こい母は話しかけた。
「御苦労さま。ボランテイアをしてくださっているのね。
 将来はお医者様ですか?」
「はぁ~歯科ですけれど」
「あら。どこの歯科大生?」
「神奈川歯科大です。」
「あら、あそこに主人と私は献体をしていますのよ。主人は98歳で昨年亡くなりました・・」
と話が弾み、名前を名乗りあったらしい・・。

ここまでの話は夏の暑い盛りに母から聞いていた。


先日、「白菊会」の総会でスピーチをした母は最後に
「私の記憶が間違っていませんでしたらこの中にSさん、いらっしゃらないでしょうか?
とてもお世話になった素晴らしい青年です」と話した。

そしてそこに歯科大学2年生のS君は同席していたのだ。起立してお辞儀をしてくれた。

もちろん直ぐ席まで挨拶に見えて
「よく覚えてくださいました。光栄です」と言ってくれた。
記念撮影をする。

S君は学年のホープだと担当教授も言いに見えた。
介護施設でも評判の良い学生さんだったと言う。

彼曰く「本当に嬉しい。例年白菊会の総会は春に行われるのです。
    ことしは震災のため秋になった。それでお目にかかれた。
    しかも、名前を覚えていてくださるとは・・」

母にとってS君はひ孫の年齢。すっかり意気投合してお友達になってしまった。
S君は今2年生。何年たったら歯科医院を開院できるのだろうか?
その時は患者第一号になって行きますよと母は張り切っているのだが・・。

一日も早く立派な歯医者さんになってくださるよう、私も祈っている。