ハミング

気がつくと知らないうちに心の中でハミングして
いる自分を発見することがある。

私は大学時代は入学する前に出逢った「グリー
クラブ」に憧れて四年間グリーの一員として
すごしたのだが、特に歌が好きでもなく、上手い
わけでもない。
ただ、ハモる事は好きだったのでアルトのパート
を歌っていた。

歌は上手くないので、カラオケに行ったことも
ほとんどない。音を出して歌うことは礼拝の讃美
歌くらいである。

それなのにとにかく、年がら年中歌っている。

どんな時に歌うのかなぁー？と自分を観察しはじ
めた。

どちらかというと嬉しいとき、幸せなときに
歌っている。

「人は悲しみが多いほど、人には優しく出来るの
だから〜」と歌っていたのは辛い時期だった。
これはハミングとは違う。

何をハミングしていたか、思い出せない。
讃美歌が多い。
「見上げてごらん、夜の星を！」を先程歌って
いた。
「結婚行進曲」の時もある。
これは多分、相当嬉しい時かもしれない。

ハミングによって自分の心の状態がわかる？
かなと思っている。

その他気にしていたら校歌をよく歌っている。
大学の校歌、中高の校歌、そして小学校の校歌
まで口づさんでいた。
あと、「恋に落ちて」が好きらしい。
「川の流れのように」「少年時代」など、、、。

ジャズコンサート

大雨の予報が少し外れ、どんよりとした天候。
いつ雨が降り出しても不思議でない空を見上げ
ながらハラハラしながら教会へ。

礼拝中も、礼拝が終わっても雨は降らず、、、。

そのまま午後は大船の教会に向かった。

末弟高田光比古のチャリティージャズコンサート
があるのだ。教会が主催で、震災後の福島に毎年
寄付をしている。
今回で8回目となるコンサートは130名以上の
出席で盛会だった。

年々ジャズファンが増えてきているが、今回、特
にシニア層が多かった。ジャズを愛していても歳
をとると夜は出にくくなる。
私も午後の時間帯はありがたかった。

カルテットの時もあるが、今回はトリオだった。
ベースの細川正道氏、尺八やギター担当の
小林鈴勘氏の三人の息がぴったり合って熱気ムン
ムンの午後のひとときは楽しかった。

携帯

大切な情報がたくさん詰まっている愛おしい
携帯。毎日の生活のためになくてはならない
存在である。

電車に乗ったらほとんどの人が携帯をいじって
いる。検索をしている人、メールを見ている人、
ゲームをしている人。

かくいう私も時間が勿体無いので、思いつくまま
に電車の中でブログを書いている。

家にいても「チロリン！」と携帯から音がすると
何か急用かな？とそのまま放っておけず、気にな
って、食事中にもチェックをする。

食事に行くと一人だと手持ち無沙汰で携帯をいじ
る。

ご夫婦らしい人達でも、向かい合って携帯をして
いる光景も見られる。

若者達も、日々の連絡は当たり前、携帯で
「告る」人もあり「別れる」人もあると言う。

こんなに浸透している携帯。
愛おしい可愛い携帯。

これを汚いと思ったことは一度もない。

だが、考えてみれば、四六時中手にしているのに
洗ったり、消毒することもなく、手洗いに敏感な
私でも、その手で食事をしてしまう。

もし、白い布のカバーでもしてあったらうす汚れ
ているだろう。
電車の中でつり革や手すりにつかまった手で
触っているのに平気で食卓に置き、パンを食べて
いる、、、わたくし。

気がついてしまったらとても気分が落ち着かない！！

二千円札

ひところは珍しがってもてはやされていた、二千
円札。このところほとんどおめにかからない。

先日、お釣りの中に入っていた。

珍しいのだが、何か落ち着かない。

果たして駐車場の支払い、自動販売機には使えな
い。駅の切符は買えるのだろうか？
コンビニだってスーパーだって使えるだろうに、
なんとなく、スムーズに使えず、ワンクッション
あるような気がして気が重い。
多分レジの人が
「あれ？これは2000円札ですね」
「はい、そうよ」なんていう会話がありそう、、

それでいて、まだ、お財布に入っているだろう
な、千円札と一緒に使ってしまっていないだろう
な？と気になっている。

そうだ、郵便局で使えば問題はない！！という
結論？に達した。切手やはがきや送料などの
支払いに使おう、、、と決めていた。

だがなかなか郵便局に行く機会がない。

銀行のATMで「預け入れ」の時使ってみた。
機械は間違いなく二千円札を見極めて受け入れて
くれた。

当たり前の事に変に気を回したおバカなお話です。

BGM

BGM、、、バックグラウンドミュージック、、
日頃当たり前のようにどこに行ってもかかって
いる。気がつけば、公共機関の乗り物には
かかっていないか、、、な？

デパート、スーパー、レストラン、美容院、、
私が行く歯医者さんも、整骨院も音楽がかかって
いる。

テープを回しているところもあるし、有線に頼っ
ているところもある。

歯医者では以前可愛いオルゴールがチロリン、
チロリンとなっていたが近頃とても勇ましい
元気な音楽が流れている。
なんとこの間は今流行りの「USA」までかかって
いて、踊り出しそうになった！！！

BGMをどのように考えているのかな？
以前は優しく患者を慰めてくれる音楽だなあと
思っていたのだが、
「頑張れ！痛くないよ！」という応援のために
勇ましい音楽をかけているのだろうか？

クラシックを特に選んでかけていた、整骨院。
「今日のこの音楽、良いですねー」と言ったら
「私もこれ、気に入っています。当分このテープ
をかけましょう」と院長が言っていたのだが、、
近頃は統一のない音楽である。

気にしている人間も、いるのだから、音楽は
慎重に選んでほしい。

時間泥棒

久しぶりの友からの電話。

半年くらい前にあった電話で数年間の病歴を聞い
だが、今日も初めは同じストーリーを聞かされ
た。

「そうだったわね。うかがっていたわ」と遠慮し
ながら相槌を打っても自分の話に夢中になって
いる彼女には「うん、うん」という聞き手の
相槌にしか聞こえないのだろう。
彼女が具合の悪くなってから手術にこぎつける
迄の話と、ご主人の入院の話、、、これは
何度も聞いた話だった。

つい最近の話がちょっと加わりさんざん話した
あと、
「お互いに元気で頑張りましょう！」
「じゃあね」と言って電話は切れた。

流石に、
「私ばかり喋ってごめん！」とは言っていたが
受話器に記された時間を見ると、62分経ってい
た。

つまり午前中の一時間は飛んでしまったのだっ
た。

もちろん、夜の電話の時もあるから夜だと
一時間寝る時間が遅くなってしまう。

私はよほど「聞き上手？」なのだろうか？

時々時間泥棒に遭遇する。

身体のメンテナンス

日々生きていくのに身体の健康が一番大切であ
る。どこかちょっとでも痛い、かゆい、、、と
なるだけで心配で憂鬱である。

幸い、時間だけはあるのでちょっと不具合がある
と、すぐ病院へ行く。

歯の「大工事」が来月からはじまるので、その
下準備として、先月から毎週歯医者通いをして
いる。

今のところその他は特に病院にかかることはな
い。

ダンス、英会話、老人会、グルメの会、麻雀、
ブリッジ、女子会のおしゃべり、上京、
そして(最後になってしまったが)教会、、と
カレンダーはぎっしり予定が書いてある。

一日、一つか二つ用事が終わると夕方、整体に行
く。ベッドで穴の空いた枕に顔を埋める瞬間は
正に至福の時の始まりである。

手軽な小さな幸せであるが、毎回、ベッドに
うつ伏せになり電気を当てられ、マッサージを
受けるときは本当に平和な幸せな嬉しいひととき
である。

この施術の後身体は軽くなり「ルンルン」と
なる。私にとってこの場所は「オアシス」であ
る。

体のメンテナンスは大切なそして幸せなひととき
である。

「黒にんにく」その後

黒にんにくを二日続けて試した翌日、何とか手に
入れようと動き始めた。

グルメの会で友達に会ったから
「どこで売っているかしら？」と聞いてみたが
誰もはっきりした返答をしてくれない。

お店の人に聞くのは大の苦手なわたくしだが、
まず、輸入品、ちょっと変わった高級品を扱って
いるお店で聞いてみる。ない。

そうだ、ネットで頼めばいいんだわ！と帰りの
電車の中で調べてみる。
そのまま注文しようかな？と思ったが以前隣町の
スーパーで買った事を思い出した。車がないから
その同じスーパーには行かれないが、駅のスーパ
ーに寄ることにした。
それで無ければ、ネット注文をしよう！

だが、先刻、「ない」と返答を受けたので
またも店員に聞く勇気は萎えてしまった。

自分の目で探してみよう！

A地点からスーパーの中をぐるぐる探してみた。
「無いに決まってる」と勝手に思いながら店員に
遭遇するも、声をかけなかった。

とうとう一周回ってA地点に戻ってきた。

諦めて帰ろうとしたとき、目の前に
「黒にんにく」のパックが積んであるではない
か！！
1980円也。

それを持ってレジに駆けつけた。
レジには数人が並んでいる。バスの発車まであと
五分。

間に合うかな？逃したら又30分待たなければなら
ない。

のそのそしているレジの様子。
もうダメだ！！明日ダンスの帰りに買おう！

そのパックを持って、元の棚に戻してバスに
向かった。私が最後の乗客でバスはすぐ発車し
た。

一日遅れたけど、、、今日は忘れないで買わな
くては、、、と棚に向かう。
こういう時私は運が悪くそのものが売り切れて
いたりする。

今回は？ あった！！
たくさん積んであった。

しかも一日だけの特別セールという札がついてい
て、1780円であった。ラッキー！！！！

黒にんにく

英会話のサークルでは10人くらいの仲間が、それ
ぞれスピーチをする。

その題材を毎回考えなければならない。

ある男性が、家で「黒にんにく」を作られたと
言うスピーチをされた。
なんと普通のにんにくを買ってきて炊飯器を使っ
て２週間かけて作るのだそうだ。
その間は家中にんにく臭くなって大変なので
炊飯器は外に出しておくという。

もちろん、その炊飯器でご飯は二度と炊けない。

そんな苦労の末、市販の物に引けを取らない
真っ黒な黒にんにくが出来上がった。

それを試させていただいた。

最初、お手製のにんにくをいただく。
ちょっと甘い、ちょっと酸っぱい味がした。

市販のひとかけらもいただいたが、両方はもった
いないと、持ち帰りにした。

炎天下、２キロの道のりの往復は疲れる。
ソファに座ると居眠りをしてしまい、ハッと我に
かえると
「ここはどこ？今何時？」と慌ててしまう。

五、六分、ウトウトしただろうか？
目が覚めた後、スッキリしている！！
なんか元気だ！調子が良い！

なんと数ヶ月間悩んでいた手のこわばりが消えて
いる。

その瞬間！
もしや、黒にんにくが効いているのかな？と
思った。

翌日、もうひとかけらのにんにくを食してみる。
気のせいか？手のこわばりがなくなっている。

黒にんにく、私に合っているようだ。
早速、どこかで買って見よう！！
お高いのは知っている。

嬉しいこと

子供の時は遠足とか、おばあちゃまが見える日
とか、何かしら楽しみがあり単純に喜んでいた
ものだ。

いつからかそんなに単純な楽しみは無くなって
いた。数十日後にクルーズが予定されていても
その日まで元気でいられるか？など不安が先に
きて、単純には喜んでいられないのだ。

今日は英会話サークルで嬉しいことがあった。
そのことは心に大切にしまっておこう。
そしてこれからの励みにしよう！

又、午後郵便受けに思いがけない方からのお手紙
を受け取った。
これも全く予想だにしなかったことで、むしろ
その方とは今後うまく付き合っていかれるか？と
ずっと心配していたので、それはそれは嬉しい
出来事だった。
一人で勝手に想像して悩まない方がいい、、、と
よく人にアドバイスしていたのだが、正にそれを
実証する出来事であった。

オーディオ機器の不具合にずっと気が晴れないで
いたのだが、メールで息子に相談すると
「鶴の一声」ですぐ調子が良くなった。
又買い換えなければいけないかと心は暗かったの
で、サッと光が射したようで嬉しくなった。

こんなに感激しても近頃は認知症がかっている
わたくし。すぐに忘れてしまうかもしれないの
だが、、、。

明日は１ヶ月に一度のブリッジの会、明後日は
グルメの会、、。

これからも楽しいこと、嬉しい事を見つけて
元気に生きていきたい。

忘れん坊！

このところ、見事に忘れてしまう事が多い。

誰でも「顔はわかるんだけど名前が思い出せな
くて、、、」とよく言う。
そんなの私だってむかーしからだわ、、、と
思っている。

目の前のものを見ていてもどうしても名前が出て
来ない。何度も、なんども忘れる。
面白いほどである。でも、重症だ。

昨夜、ブログの題名を考えていた。
やっと、題名が決まり、文章も頭の中で出来あが
った。枕元の携帯に入れておこうと思ったが
眠いのでそのままにした。

明日の朝、しっかり思い出すだろう！と。

だが今朝になってどうしても思い出せない！！

お昼過ぎになり必死に思い出そうとしているのだ
が、全く思い出せない。

また、お砂糖はわかるのだが「グラニュー糖」の
名前が出てこない。実物を前にしても名前がでて
こない。一度は解決したのだが、翌日又わからな
くなった、、、。
今では実験的？に毎日確認している。

本当に重症である。

「メン イン ブラック」

6/14に公開になった映画「メン イン ブラック」

内容はよく知らなかったが、テレビでも取り上げ
られ、大々的に映画館も「字幕」「吹き替え」と
分けて普段は一ヶ所の映画館(室)なのに三つも
(室」を提供している。
映画館の中で第1、第2、第3スクリーンが同時に
上映することになっているのだ。

フィクションの世界、漫画の世界はシニア世代に
は付いていかれない。
若い人達がどのように受け入れているのか知りた
いと思う。

又、3D,4Dの技術があらゆるところに散りばめ
られ、光の発射、爆発音、とんでもないことが
全て可能な世界である。

メン &ウイーメン インブラックのメンバーは
全て真っ黒な洋服を着て地球を守る使命を持って
戦っている。
地球以外の所から地球を侵略するためにやってく
る化け物と戦うのだ。

手に乗るほどの大きさの光る物体は一瞬にして
火を発する武器や機関銃になるから痛快だ。

知らないうちにとんでもない世界に行って帰って
きた心境、、、。

花岡詠二ジャズコンサート

ティアラこうとう大ホールで花岡詠二氏の率いる
バンドのジャズコンサートがあった。
ベニーグッドマンに捧げる、、、という副題がついている。

一世を風靡したベニーグッドマン、、、となると
聴衆はシニアが多い感じだったが大ホール満員の
盛況であった。


この6月のコンサートは33回目というから長い
ファンが多いのだろう。

私と花岡氏との出会いは2008年のにっぽん丸の
世界一周の時である。たぶん区間乗船だったのだ
ろうが、何回かジャズの演奏があった。
その時はメンバーが5.6人であった。

本来の活躍はもっと大所帯だったのだ。

休憩を挟み、二時間以上、様々なジャズの演奏に
酔いしれるひとときだった。

舞台上からの紹介で私の一例前に浅丘ルリ子さん
が熱心に聴いておられた。又、トイレで小山明子
さんをみかけたが、やはり紹介されていた。

教育、教養の嬉しさ

(これでも「ドクダミの花」です。

このところ平らなところでも「オット！」とバラ
ンスを崩し転びそうになることがある。

毎回、ひゃーっとして「気をつけなきゃ！」と
自分に言っている。

玄関でスリッパを履こうとしたとき、お風呂で
風呂椅子に座ろうとしたとき、靴下を履こうと
したとき、、、危なかった。

それでもこの頃はしっかりまっすぐ歩けることが
嬉しい。

教育(今日行く)ところがあり教養(今日用事があ
る)ことが幸せである。

だが自分ではどうして良いかわからない「わがま
ま」なことがある。スケジュールが詰まっている
と、嬉しいのだが、悲しいのだ。
精神的に忙しく予定がぎっちり入ってしまうのは
嫌なのだ。だが、一日でもフリーの日があると
前日までは嬉しい解放感を味わうのだが、当日は
手持ち無沙汰で悲しくなる。

まあ、7年前と４年前のめまいの苦悩から放たれて
普通に歩ける、普通に生活が出来る事が感謝で
ある。
今月も半ばを過ぎた。カレンダーに印が付いてな
い日はあと2日である。

コーヒーの思い出

一杯のコーヒー。
コーヒーカップを眺めているといろいろな思いが
巡ってくる。

特に父との思い出が懐かしく思い出される。

私が大学の寮に入った頃だった。
寮と言っても三鷹駅から20分くらいバスに乗る。
終バスは早く終わってしまう。不便な所にいたの
だが、家庭教師のアルバイトが次々と入り
授業が終わると近隣の町に出没していた。

そんな中、時々鎌倉の父から誘いがあり新宿、
吉祥寺、三鷹迄デイトに出て行った。
携帯もない時代、寮のインフォメーションからの
呼び出し電話で連絡を取ったのだろうか？

思い出話をすると弟達は
「僕等はそんなことしてもらった事はない」と
怒るのだが、一番上の子供、女一人だったので
父も特別に思ってくれたのだろうか？
無口な父とそんな話はなかったのだが、コーヒー
を前に、ほそぼそと語りあったものだった。

父は言った。
「コーヒーはまずそのまま一口飲む。
次にクリームをいれてそのまま飲む。ウインナー
コーヒーだ。
そして混ぜて飲むんだよ」と。

あまり話さない父がじっくり教えてくれた。
懐かしい、心温まる思い出である。