Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

伊豆の踊子

2013-06-30 | 日記
一昨日美空ひばりさんのことを書いたら彼女のファンから早速メールが来た。

「なになに?美空ひばりさんとの思い出は?速く書いてよ・・」と
言うのだ。

これは60年くらい前の松竹大船撮影所でのことだった。

川端康成の有名な小説、「伊豆の踊子」は何度か映画化されている。

踊り子役になったのは誰だろう?

美空ひばり、山口百恵、吉永小百合…古くは田中絹代も?

調べてみたら、
   昭和8年  田中絹代  大日方伝
   昭和29年 美空ひばり 石浜朗
   昭和35年 鰐淵晴子  津川雅彦
   昭和38年 吉永小百合 高橋英樹
   昭和42年 内藤洋子  黒澤年男
   昭和49年 山口百恵  三浦友和
とここまでわかった。その後どうなっているのか?

私が中学に入って演劇部に入部した時、撮影所見学に行った。
伊豆の踊子の衣装を着た美空ひばりが体育館のような撮影所の
離れたところにいた。
私達は興奮して遠目でも本物を見られたと喜びじっと見ていた。
とてもそばには行かれないほどの距離だった。

暫くすると向こうから美空ひばりが私たちのところにやってきてくれた。

びっくりしていると彼女は
忘れもしない、「さあっ!」と言って両手を出し、
サイン帳をお出しなさい、サインするわよという意思表示をしてくれた。

喜んでサインをしてもらったのだった。

まだ彼女も15.6歳で映画を始めたばかりのころだったと思うけれど
お高く止まっていないで優しいファンサービスをしてくれたのだった。

そのサインは印象に残っているのだが引っ越しなどでサイン帳をなくしてしまった。
残念なことをした。


ロコモティブシンドローム

2013-06-29 | 介護生活
ロコモティブシンドロームと言う言葉は私には耳慣れない言葉だ。

調べるとずいぶんちまたでは話題になっている言葉らしい。

知らないのは私だけ・・・。

Locomotiveと言うのは「運動の」と言う意味で
ロコモテイブシンドロームと言うのは「運動器症候群」と
言うのだそうだ。

平成19年日本整形外科学会が提唱したそうだ。

加齢や生活習慣が原因で足腰の機能が衰え、介護が必要な可能性が強くなる
と言う。

本によれば
「身体を動かす骨、筋肉、関節などの機関を総称して運動器といいます。
 この運動器の機能が衰えると膝や腰の痛み骨折などが生じやすくなり
 自力で立ち上がったりあるこことが困難になります。その結果寝たきりや要介護
 になるリスクが高まった状態が櫓子も底部シンドローム通称「ロコモ」です。」
   (株)エバーライフクラブ
初夏号より

あ~っ耳が痛い!!

運動をしないであまり歩かないで怠惰な生活を送っているので反省する。

女子会

2013-06-28 | 日記
マンションの有志で時々集まることがあったが
今日はみんなでお食事に出かけることになった。
日程を決めるのは大人数になると大変だったけれど、
何とかウイークデーのランチに行く人たちが15名集まった。

希望すると送迎バスが迎えに来てくれる。
よく他の人たちが利用しているのをうらやましく見ていたが
まるでどこかへバス旅行に行くような気分の10分だった。

思いがけずおいしいリーゾナブルなお食事にみな大喜び。


一応自己紹介で一言づつ話したがやはり力関係ははっきりして
しまい、上手に話し続ける人は思いのたけを話せたのでは?
なかなか話しに入っていけない私はまたも聞き役に終わって
しまう。

いつものメンバーに今回は若い方も加わってくれたので
平均年齢がぐっと下がったようだ。

昔のように「井戸端」がないので井戸端会議などなく、で会って
あいさつをするときはお互いに出かけるとき、何か用事があるときで
なかなか立ち話もできない。

今日は久しぶりにガールズトーク(バールズトーク?)に花が咲いた。

健康診断

2013-06-27 | 介護生活
夫の調子が良くない。病院へ連れて行かなければならないが今日は雨。
一人で車椅子を操っての送迎は出来ない。

娘に同道してもらってでかけた。
雨だから病院はすいているかなと思いきや受付の人が
「今日は混んでいます・・」と言う。
いつになっても名前を呼ばれない。最後から2,3番目にやっと呼ばれた。

診察の結果、いろいろ検査をするということになり、市から来ている
検診の話をするとそれを早く出しなさいと言われる。

受付に行き私の分も「予約してから来るのですか?」と
きくと予約なしで直接来院をと言われる、
「今でも出来ますか?」と聞くと
書類があればどうぞと言われる、
封筒のまま持って行ったので直ぐ頼むことができた。

病院へ付き添いに行ったのだがそこで気になっていた検診を終えてしまうことが
出来た。一石二鳥。
外来の待合室には誰も残っていなかった。。。
一番最後になってしまったのだが今年の検診を早くも6月で終わることができた。

実は5年以上・・勤めを辞めてから一度も検診を受けたことがなかったのだ。

「日本国憲法」

2013-06-26 | 介護生活
読んでから考えませんか?
と言う鳴り物入りで『日本国憲法」が発行された。

と言ってもこれは1982年に初版が出てから31年かけて累計100万部
売れたと言う。小学館発行の525円の本である。

大きな活字で全部かながふってあり写真が29枚も入っている。
条文の難しい言葉には下欄に意味が書かれている。

新聞に広告が出ていたのか、テレビで取り上げられたのか
夫が
「小学館に電話をする』と言う。
「ちょっと待って、アマゾンに頼むから・・」

と言って電話をして翌日の朝、もう本が届いたのだ。

もう1冊頼んだ本も一緒に24時間かからないで手に入ってしまった。

便利な世の中・・。

どうしてこんなに早く届くのだろう。明日本屋に出向いて・・と
考えているより速いのには驚く。

美空ひばりさん

2013-06-25 | 日記
気がつけば6月24は美空ひばりさんの御命日。「林檎忌」

1989年(平成元年)6月24日に52歳で亡くなった。
その日のことはよく覚えている。石原裕次郎さんも52歳の若さで
亡くなってしまったし・・・また52歳の若さで・・・???と
とても残念で悲しかった。あれから22年も経ってしまった。
今朝がたのラジオ深夜便でも昭和歌謡史に輝く彼女の特集を放送
していた。

と言っても私は実空ひばりのことに詳しくない。

ファンになれなかった、なりきれなかったのだ・・・。

小学校のころ近所の秀子ちゃんと久子ちゃんが
ひばりの『狸御殿?』か何かの映画をみてきてそれを再現して
きゃあきゃあ騒いでいた。私は映画を見ていないので仲間に入れなかったのだ。
父が厳格で映画を見せてもらえなかった。ラジオから流れる流行歌の
メロディを口づさんだだけで非常に怒られた。

子供が歌ってはならない歌なのだ・・・と理解していた。

歌が上手だな。歌手は一曲歌うことがドラマなんだ・・と大人になって
気づくようになった。レコードを買ってみたい・・・とちょっと思ったが
今度はクラシックしか音楽と認めない夫に馬鹿にされ望みは果たせなかった。

隠れファンとしてこれからCDを購入しようかと思っている。
私の部屋でCDをかけても彼には聞こえない・・・。

とはいえ実空ひばりさんとの思い出があるのだった。
次回ご披露します。

さいごの食事

2013-06-24 | 日記
「今日が一番若い!」とよく聞く。
そう、明日になれば一日年をとってしまうから・・・。

これが最後の食事・・・と思うときがある。
いつ、何どき、何が起こるかわからないから
生きていてこの食事が”最期”になるかもしれない。

”最期”にならないとは誰も言えない・・。

でも「明日」が永遠に続くと思ってしまうわたくし。

分かっていても時間をおろそかにして最後の最後に後悔しても
どうにもならない。

明日こそは丁寧においしいものを作ろう、今日は疲れてしまったから
あり合わせで・・・・今日は冷蔵庫の中にあるもので冷蔵庫の
掃除をしよう・・・今日は節約料理で・・・・・・・
何ともつまらない内容で何のために生きているのか分からない。。


これが”最期”の食事になるかもしれないのなら毎回特別に心をこめておいしいものを吟味して
提供したい。

そう思いつつ、
「今日もお粗末さまでした」と申し訳なく思っている・・・・・・。

席を譲られた!!

2013-06-23 | 日記
ううわぁ~とうとうその日が来てしまった。

歌舞伎座に行った日、中目黒から乗車した途端、ミニスカートの20歳くらいの
お嬢さんが「どうぞ!」と言って立ちあがってくれたのだ。

一瞬何が起こったかわからなかったが、私が足の骨折で変な靴を履いていて
歩き方が変だったのだろう・・・・が・・・『席を譲られた」のは事実なのだ。

うれしい!助かった!
揺れる電車で足が踏ん張れないので立っているのは至難の技だったのだ。
「ありがとう。」「骨折しているので助かります」と
言ったのだが、その女性はたぶん私の全体の様子から「老婆」に
席を譲ってくれたのだろう。

また髪の毛も染めていないし、家にいれば孫のお古のTシャツなんか着て
ショートパンツで変な若い格好をしているのだが一旦外出となれば
年相応の服装となる。

その朝、娘が
「歌舞伎見物にはふさわしいかもしれないがずいぶん老けて見えるわよ」と言った
ことが思い出される。

昨夜の深夜便でどこかの住職が
「席を譲られたら、ありがとさん。丁度座りたいと思うてましたんや」と
言って喜んで感謝するのがマナーである、。
『いいんです』と遠慮したら相手はせっかく勇気を出して言ってくれたのに引っ込みがつかんようになって
はずかしいおもいをさせてしまいますやろ・・」と言っていた。

あのまま素直に「ありがとう」と受け入れてよかったのだが・・・
とうとうその日が来たとショックだった。

返品

2013-06-22 | 日記
世の中に「クーリングオフ」と言う言葉があるが内容を知っているものの
実行したことはなかった。

何か変に恥ずかしがってしまう年齢なのか、ちょっと合わなくても
こんなものだろう・・・とか返品する手間が面倒・・・と泣き寝入りして
しまうのだった。

そんなこと、ちっとも自慢にならない。。。優柔不断でおかしいと若い人に
言われてしまう。

先日パイプベッドの布団セットを注文した。

どうしても新しくしたくなったのだ。

大きいものだから配達の時間も何度も電話連絡があり在宅時間に合わせて運んでもらった。

だいぶ時間がかかって大変だったのだが開いてみるとちょっと違う。
でもいつものように仕方がない、こんなものだろう・・・と妥協するつもりでいた。

すると娘が『我慢することはない。返品制度があるから伝票をみてごらんなさい」と言う。

なるほど、今まで気にしなかったが無料で引き取ってくれるのだ。
大きなものを何度も申し訳ないと思ったが電話をすると簡単に手続きが完了。

二三日後に引き取り専門の人がいとも簡単に持って行ってくれた。
何か申し訳なかったような気がしたが今頃になって「大人」になった気分・・。

101歳と2カ月

2013-06-21 | 介護生活
母の誕生日祝いの会があった。前日まで外出が重なり疲れ気味だったと
聞いたのでちょっと心配した。

実は4月の誕生日に同じ会を計画していたのだが前日母が熱を出したと
言うので急遽、レストランをキャンセルしたのだった。それで2カ月
遅れの祝いの会になったのだ。

子供5人一人も欠けずにそれぞれ配偶者と集まることが
できた。残念ながら父はいなくなってしまったが子供たちが
元気なので母はいつもそれを自慢し喜んでいる。
戦後の苦しい時代の懐かしい話をとうとうと話し出した。


母の苦労話と聞いているが気がつけばそれは母が30代の話。
子供たちより、孫くらいの時のはなしであるから頭が下がる。

母が疲れるといけないのでなるべく時間を短くして切りあげたが
最後に記念撮影をした時可愛い101歳のポートレートが撮れた。(表紙写真)


デジカメを忘れ携帯で撮った写真。ボケている。


追記
表紙の母の写真も携帯で私が撮った。下の写真は私が映っているから
他の人が撮ってくれたことになる。携帯が悪いのではなくうつしてくれた人の
手がぶれたのだ。(携帯の名誉のために・・・)

らくらくチェアー

2013-06-20 | 日記
前回も”いきいき”で買ったものを紹介したが、以前”いきいき”を愛読
していた時に買ったチェアーである。

三段階に背当てが動く。
テレビを見るとき、本を読むとき腰に優しい。
床においてあるので普段はあまり使わないのだが
不思議に腰がつかれてくると恋しくなる椅子である。

”いきいき”を愛読していたころは日野原重明先生の集いにも
参加していたのだがこのところ購読をやめてしまった。

神楽坂の本社にも行ってグッズを購入したこともある。
よいものが考案され全国的に熱狂的なファンがいるようだが
ついつい色々なものを買ってしまっていた。

雑誌を購読すると読み終わっていないのに次々と
送られてきてどんどんたまってしまう。捨てるのは
勿体ない・・・。でも場所をとってしまうし今後
まず読まないだろう・・と思うと迷ってしまう。

皆さまはどうされているのだろう?

コロコロ君

2013-06-19 | 日記
私は勝手に「コロコロ君」と呼んでいるがたいてい
みんなに通じるようだ。

今では「チンする」と言う言葉が電子レンジに入れて温める、解凍する・・という
意味として通じるように。

売り場にはいろいろな種類の「コロコロ」があるけれどたいてい大きさは
同じだろうか?

じゅうたんのごみなどテレビを見ながらコロコロと動かしていると
ねばねばした紙の表面に沢山ごみがつき、これ以上役立たないと
言うほど汚れると紙を一枚ぺろりとはがす。

そしてまたコロコロすると直ぐごみがいっぱいつくので面白い。

ごみはどこから生まれてくるのだろう。
大人しく静かに過ごしていてもたくさんごみがたまっている。

電気ポットの洗浄

2013-06-18 | 日記
日頃使っている電気ポット。

毎朝お湯を沸かすのだがお湯がいらないときもつけっぱなしだと
もったいなくて魔法瓶にうつしている。
友人宅でもそういう人が多い。

私はペットボトルに水を入れて電気ポットの横においておく。
水をつぎたす時にいちいち水道に水を取りに行かなくてよいのだ。
あまり大きなボトルだと水が古くなるといけない。
500ccくらいだと残らないし便利なのだ。

先日ポットを水道口に持って行き中味を開けたら
「あれ?!」中に白い砂のようなものが・・。

白い水アカなのだ。

もっと頻繁に洗浄すればよかったのだが・・・
まさか!!
このお湯を飲んでいた?

呑気なものだ。

早速ポット洗浄用のタブレットを購入。

数時間できれいになった。

クエン酸100パーセントで十分きれいになると言う。
これから注意しようと思う。

シニア向け置時計

2013-06-17 | 日記
近頃はデジタルが流行っていて一目で時間が分かるのはよいのだが
私はなれたアナログが好きである。
字が大きくてはっきり見えるのがうれしい。

それに夜中に起きた時に部屋全体を明るくせずに
『今何時?」とわかるのはありがたい。

そんな両方が満足できる置時計を見つけた。

今までいつも探していたのだがよいものに出会えた。

字はこれ以上文句がつけようのないほどはっきりしているし
針の動く音はしないし何より時計の頭に触れると下にある
小さな電気がつくので何時かよくわかるのだ。

夫用と私用と二つ買ってきて悦に入っていると娘に
「まさにシニア用ね」と言われてしまった。

一カ月ぶりのお風呂

2013-06-16 | 日記
やった~!!
やっと足の指の骨折のギブスがとれた。
月末に温泉に誘われているのにお風呂に入れなかったら
どうしようと気になっていた。

一カ月前のドクターの予言通り、丁度一カ月で何とか骨がついたらしい。

簡易ギブスと包帯はとれ、リバビリが始まった。

足は一週間に一度のレントゲンの時とその間の包帯の巻き直しの時タオルで
拭くもののむれて皮がたくさんむけてしまってびっくり!

毎晩足にビニールをかぶせてその足を上にあげてのシャワーで過ごした一カ月。

とっぷりお風呂につかりたい!!

午前にお許しが出たので午後からジムのお風呂に行く。
いつもはカラスの行水なのだ今日ばかりはこすれどもこすれども・。・・・
つい長湯になってしまった。

外に出て風に髪をなびかせて…温泉に行ったような
さっぱりとした幸せな気分。

やはり日本人はお風呂が好きなのだな~と我ながら感心してしまった。