Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

二月終わった!

2019-02-28 | 日記


毎年、年の始めに言っているように、「二月は
逃げる」、、。まさに一瞬にして過ぎてしまった。

日々のモットーとしては「無理をしない」ことで
自由に、楽に生活をすることにした。

出かける日が多かった。
カレンダーに予定のある日は丸をつけたがほとん
ど丸がついた。

ただし、ダンスだけは一度も行かれなかった。
それは私にとって「無理」だったので日時を変更
したのである。今まで丸2年、夜の時間帯だった
ので、駅の雑踏が耐えられなかった。
午前の時間に変えたので、「無理」が解消して
心身共に楽になった。

先日、弟と歩いていた時
「姉貴、今日の歩き方は元気だね」と言われた。

たしかに近頃足に羽がついているかのように軽
い。めまいが怖くてよちよち歩いていた時は
遠い道のりだった所が「近く」なった!

「歩き方」一つで健康の度合いがわかる。
充実した一ヶ月であった。

座席

2019-02-27 | 日記


ほんとうに必要な時だけしか電車に乗らないのだ
が、今月はよく出かけた。

ラッシュにかからないような時間帯なのでまず、
座れる。とくに始発駅の出発になるとガラガラで
自由に人が座っていく。

まず、端の席が埋まる。私もいつも端の席を選ん
でいるが、今日座った席は優先席と同じ構造で
三人がけだが、つり革が白い。
もう年齢的に優先席に座っていいのだからママは
そこに座って!と娘には言われる。
そうすれば一般席が一つ空くから、、、と。

座る資格はあるものの、黄色いつり革の優先席に
座ると自由にスマホが使えない。
使っている人は多いが何か気がひける。

今日の席は三人がけの一番端。
片方が壁になっている。その角に体を埋めると
守られているような、落ち着いた感覚になること
を発見した。

真ん中に位置する七人がけの端の席よりずっと
落ち着いた特等席である。

運転見合わせ

2019-02-26 | 日記


電車情報を知らせてほしいという設定をしたので
家にいてもスマホがしょっちゅう鳴ってうるさ
い。

だが一旦出かける身になるとその情報はありがた
い。朝から「不通」とか「遅延」の情報が入って
いたので、どうしたものか、他の線を使って
遠回りしようかと考えていたら出かける少し前に
「元に戻った」との知らせ。

ほっとして横浜迄たどり着き、乗り換えをしたら
また「不通」との知らせ。
なんとか無事にかいくぐって良かった!と胸を
撫で下ろす。

それにしても事故が多いこと!!

無事に時間通りに運行していることが素晴らしい
「奇跡」だとも思えてくる。

恨めしい後ろ姿

2019-02-25 | 日記


家の前のバスは予定時間より5分〜10分
遅れてくるのが常であった。

オンタイムに来たことは過去30年間一度か二度
であった。心配症なのでオンタイムに来たら大変
といつも早くバス停に行っていた。

今日もそのつもりだったのだが、連日の外出、
毎回、毎回待たされるので呑気に構え、いつもよ
り五分遅れて家を出た。

通りに出ると目の前をバスが、、、!!!
それは29分のバス。28分半くらいに着いた。

反対側の下りを見ると27分のバスの後ろ姿が!!

普段なら家に戻って30分後のバスに乗るのだが、
今日は決められた「礼拝当番」で遅れることは
出来ない。

とっさに私は近い方の駅に歩き出した。
駅まで歩いたことはそれこそ二、三回しかないの
だが、、、。汗だくで他の路線に乗り鎌倉を目指
そう!!
教会に寄付するお米の袋が重い!!


階段を下りた途端、電車のドアが閉まった。

二度あることは三度ある。

「後ろ姿」をまたも拝んでしまった。

若い時は駆け出して飛び乗ることは当たり前だっ
た。でも、「転ぶな!」と言われ、自分も気をつ
けているつもりなのだが、、つい、若いつもりでお転婆をやってしまった!

そのおかげで、いつも藤沢から乗るバスにめでた
く、間に合った。

1日分のエネルギーを全部使ってしまった!!!

バスの座席に身を委ね、気付け薬、「ういろう」
を飲んだ。

めぐリズム

2019-02-24 | 日記


目が疲れた時の癒しグッズ。

目が疲れた時、眠れない時これを眼帯のように
目にあてる。するとホットパットのように
じわじわと暖かくなる。
まるで熱いタオルを当てられたようである。

しばらくすると熱さは緩やかになくなってくるの
だが、淡ーいジャスミンの香りに包まれ、自然
に眠りに落ちて行く。

眠れない時、大抵このまま眠ってしまう。

朝になってまだ目を塞いでいる時もあれば
すっかり忘れていて、枕元に「眼帯」が落ちて
いるときもある。

この癒しグッズは欠かすことが出来ない。

船の荷物

2019-02-23 | 日記


そろそろクルーズの出発が近づいてきた。

スーツケースを宅配便で送る作業がある。

いつも二週間くらい前になるとスーツケースを
どんとおき開けっ放しにしておく。
持って行くものを思いついたときにボンボン入れ
ておく。

世界一周の時は100日間で二人分だったから
なるべく少なくと思いながら足りなくて不便する
といけないと気を使った。

そしてスーツケース二つと段ボール8個送ったの
だった。

その後のクルーズは日数に応じてスーツケースの
大きさを変えたり、夏場で荷物が軽い時は
ガラガラと自分で持って行ったこともある。
だが、だんだんと寄る年波に逆らえなくなったし
体力を考えると人に頼むのが良いなと思ってきた。

宅配便は日本の船と外国船では値段が違う。
外国船は二倍高いからバカにならない。

今回大きなスーツケースにしたので、ガラガラ
なのだが、好きなだけ洋服を持っていけることに
なってしまった。毎日とっかえひっかえ変えなく
てもいいのだが、、、。

船室のクロークに出しても全部が日の目を見ない
かもしれない。

二月のグルメ会

2019-02-22 | 日記


楽しみにしているひと月一度のお食事会。
名前はグルメ会と言っているが、美味しい物、珍
しい物を追求する集まりではなく、とにかく
会ってお食事をする会である。

以前は泊りがけで出かけたこともあったけれど
最近は近場で済ませている。

今月は以前にもよく行っている逗子の「魚勝」
さん。

お昼のランチ、「きまぐれ御膳」を選ぶ。


一品は別メニューから選ぶのだが、私は「クエの
唐揚げ」にした。野菜たっぷりで、女性に優しい
内容である。
お店は満席で予約しておいて良かった。

ココア味のムースのデザートもおいしかった。

横浜デイト

2019-02-21 | 日記


10年以上前、私が神奈川県ダンス連盟の理事を
していた頃、月に一回の会合に出るとその事務所
でパソコン業務を担当していたのがA子さんだっ
た。

機関紙を発行する時はパソコンを開いて
「あーでもない、こーでもない」と相談したもの
だ。

それだけの関係だったのにいつの頃から年賀状を
やりとりしたり彼女の所属するオーケストラの
定期公演に招かれたりしていた。

私が元気になったという年賀状を見て
「話しがしたい」とのメールが来て、トントン
拍子に再会が実現した。

私は彼女が何歳でどんな環境で生活されているの
か、全く知らなかったが、なんと41歳、うちの
子供達よりずっと若い事がわかった。

年が倍くらいも違うおばあさんをよく相手にして
くれたと感謝した。

彼女はオーケストラではバイオリン、チェロを
奏で、家ではピアノと三味線を教えている才女。

イタリアンのお店でなんと三時間半も夢中に
おしゃべりをしてしまった。

話している最中、彼女の手が今迄見たこともない
ような白魚のような美しい事に気がついた。
写真撮影の許可を得た。
一枚の写真を撮ったのだが残念ながら失敗して
しまった。
載せられなくて残念だ。次回会った時もう一度
挑戦して写真を撮りたい!!

認知症の友

2019-02-20 | 日記


チャイムを何度押しても反応がない。

前日、しっかり確認の電話をしたのに、、、。

忘れて出かけてしまったのか?ベランダで洗濯物
を干しているのかしら?
もしや具合が悪く倒れているのかしら?

だんだんと心配になり、ドアの前で電話をする。

留守番電話になったけれど、
「もしもし、、、」寝ぼけ眼の声がした。
毎朝七時に起床すると自慢していたのに体調が
悪く寝ていたそう、、、。

前回はお弁当を持って訪問したが、今日はお天気
がよいので、外に連れ出そう、、と思っていた。

パジャマ姿の彼女はとても外に出られないと言
う。

仕方ない、お茶もでないので喉はカラカラ。
このまま帰ろうかなと思っていた。

では、そろそろ、、、と帰ろうとすると
「私も運動に出ようかな、、」と彼女。

風もなくあたたかな春の陽だまりの中、二人で
散歩しながら、レストランへ行く。

認知症の彼女は少し前の事は忘れてしまうが、
昔話には乗ってくる。二時間ほど話してると
彼女はイキイキして明るいいつもの顔にかわっ
た。

「認知症の人は自分で私は認知症とは言わないの
よ」という彼女を私は二度見して驚いたが、
妄想の話も半分入っているものの、昔話の相手
をする事によって症状が緩和されることを
身をもって体験したのだった。

ルツのテーブル

2019-02-19 | 日記


毎月一回開かれる独居老人の会、ルツのテーブル
に鎌倉まで出かけた。
今年一番寒いと言われていたが、老人の皆様は
お元気!!おやすみが二、三名で新しい方も
入られた。

今日一番驚いた事はM子さんのニットのスーツだ
った。

とてもきれいな紺のスーツ。でも、ニットだから
上下を努力して色合わせをされたのかと思った。

「きれいな色ね。揃えられたの?」と聞くと
「これ、自分で編んだのよ」と言われてびっくり
した。


上着は細かな模様が入っているし、スカートは
布のように見える。しっかり、かっちりと
編んである。

色違いで何着も作ったの。もう随分昔だけれ
ど、、、。

最近スカートの丈を伸ばしたとのこと。

そろそろ90歳になられるM子さん。
素晴らしい女性である。

鎌倉の映画館

2019-02-18 | 日記


「えっ?鎌倉の映画館?どこにあるの?」と
言われても残念ながら今はない。

私が子供のころは五つの映画館があった。

若宮大路にあった洋画専門の映画館、「市民座」
は、今は東急ストアの駐車場になっている。

裏駅を出ると正面にあった「テアトル鎌倉」は
今は雑居ビルに。

由比ヶ浜通りにあった「松竹」後はマンションに
なっている。

実家の裏にあった映画館後は有名な会社の社長さ
んの邸宅に。

そして小町通りにあった日本映画を上映していた
映画館は小町通りの発展に合わせて数々の
お土産やさんになってしまった。

小学二年の終わりに引っ越してきて、大学は寮生
活だったから正確には12年間ほどの、私の青春
時代だった。

でも親は忙しく、映画などに連れて行ってくれな
いし、映画に行くことは「悪」のように思わされ
て?いたので時々抵抗してそっと見に行った
思い出がある。

今のように映画館に行くといくつものスクリーン
があり、便利だがわざわざ電車に乗ってでかけな
ければならないのと違い、家から5〜10分で
行かれる範囲に沢山の映画館があったことになる。

もっと上手に、余裕を持って過ごせば良かったの
だが、御多分に洩れず「受験勉強」に専念?した
ので、思い返すと残念でならない。

雪の古都

2019-02-17 | 日記


一昨日、お昼頃、電車で鎌倉に向かった。

大船を過ぎて古都の風情がいっぱいの北鎌倉駅を
過ぎたころ、、急に雪が狂ったように舞っている
のに気がついた。
牡丹雪でもない、ハラハラと散っている雪でもな
い、しんしんと何か一心に降り続けている雪に
接すると、不思議な、幻想的な世界へと誘われ
る。雪女の世界だ。

車窓からの景色に驚いているうちに鎌倉駅のホー
ムに降り立つ。

突然、どうしてよいかわからない不思議な気持に
なり、駅舎に向かってホームから写真を撮ったの
だが、そのしんしんと降る雪は写真に写らなかっ
た。



東口の七段分のエスカレーターに初めて乗って
改札口に向かう。

しんしんと降る雪に誰もが一瞬立ち止まってい
る。みんな傘がないのだ。

数日前の天気予報では雪は降らないと言っていた
ので、折りたたみ傘を持っている人は少ない。

私は、たいていフード付きのコートを着ているの
だが、その日に限ってフードなしのコート。

傘無しでどうやって一歩を踏み出そうかとしばし
止まってしまった。
この情景も感動して写真を撮ったのだが、雪は
写らなかった。私の心の中では今でも雪が舞って
いる。

スマホ異変

2019-02-16 | 日記
私はパソコンとiPad とスマホを持っている。
パソコンを始めてからちょうど20年になろうと
している。

自治会の役員をしていた時、女性は少なかったの
だが、男性役員の方から
「高城さんはパソコンを駆使してるんでしょうね
?」と言われびっくりした。
まだパソコンも、持っていなかったから、、、。

「そうか、、。持っていなきゃいけない時代?」
と思って慌ててパソコンを息子に設置してもらっ
た。息子もまさか私がパソコンを続けるとは
思っていなかったようで、
「僕の古いのを使う?」と言った。

「いえいえ、新しいのを買って!」と言ってはじ
め、現在四代目。何とか続いている。

ブログはパソコンで10年前に始めたが、途中から
作業をスマホで済ませるようになった。
家の中でも外でもスマホだとどこにいてもブログ
を作れるので便利である。電車の中でも一本か
二本作ることもある。

そのうちパソコンを開かなくなってしまった。

先日、何時間か、ブログがメンテナンスを行って
いたと思ったらガラリと様子が変わってしまっ
た。

字は小さくなり見にくくなり、コメントの返信の
作業が出来ない。

慌てて返信はパソコンからするようになった。

10年近く、もうすぐ3300回を迎えるブログ。

スマホがおかしくなったらもう続けることができ
ない。危機に面している!!

長電話

2019-02-15 | 日記


珍しく早くベッドに入りうとうとし始めた。
入眠剤なしで眠れそう、、、、と思っていると
電話が鳴った。

アメリカのN子さんからだ。
私もホテルに泊まった時、世界中に無料でかけら
れる電話を彼女にかけたことがあった。彼女は不
在でご主人と話したっけ。

彼女の携帯電話もポイントがたまると世界中、
無料でかけられるとのこと。


「寒いわねー。そちらは?」という天気の話から
はじまり、地球の異常な話。
転んだ話。車無しでは生活が出来ないという話。
同級生の消息。病気の話、、、。
そして共通の「ルンバ」の話。

私は10年程使っているが彼女は昨日お嬢さんから
プレゼントされたという。よく働いてくれるから
高齢者にはありがたいと、、、。

これから生きていくためには何か一つ打ち込む
趣味を持たなきゃねぇという話になったが、
彼女には10歳年上のお身体が大きな旦那様がおられる。

その方のお世話で精一杯!!
愛するご主人がいらっしゃるから私のように
何か生き甲斐を探さなくても大丈夫!という結論
になった。

54分間のおしゃべり。

確定申告

2019-02-14 | 日記


今年も二月になるちょっと前に確定申告の書類が
送られてきた。

確定申告は低所得者は出さなくて良いらしいが
ほんの少しの還付金があるので、来年までは
出さなくてはならない。

この種の書類は面倒ながら、一年間細かい領収書
などを保存しておき、添付をしてどんどん雪解け
のように数字の計算をしていくのは面白い。

5、6年ほど前迄は二月中の一日をとって税務署
に一日がかりで行くことが大仕事だった。
税務署の混み合い、駐車場の確保、横柄な係員に
恐る恐る質問をする、、、とても辛い時間が流れ
た。

ある時から全部自分で計算し、手書きで税務署に
郵送することにした。
今までは切り取ってのりしろに糊をつけ封筒を
作っていた。今年はその封筒が入っていない。
忘れられたのか?と思ったがよく見ると小さく
「今年からは同封していません」と書いてあっ
た。
e-taxやインターネットで提出する人が増えて
無駄になったからだろうと思われる。

e-taxも考えたが、数年前は5000円かかると
言われていたしあと一年で提出が終わるので
一番原始的な方法を使っている。

何年か前、私がとんでもない数字を間違えて書き
こんでいたのを見逃されていて冷や汗だった。
しかし昨年は「記入ミスがあります」と再計算
して変更した書類が送られてきた。

税務署は「メクラ判」を押しているのか、詳しく
チェックするのか、その両方を経験したので、
今年はどうなるか、、、また、適当に「やっつけて」提出してしまった。