Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

風邪

2018-01-31 | 日記


インフルエンザの予防注射はする機会を逸した。
毎年ほとんど予防注射をしていない。

家で一人でいるので、誰かが外から風邪の菌を
運んでくれなければ大丈夫と思っていた。

先日外出した時、マスクを忘れた。
バスを待っていた時だか、隣の人が咳をした。
「あら、大変!風邪がうつったら困る」と
慌ててマフラーを口に当てた。

その時うつってしまったのか?

昨日からだるくて頭が重い。
喉が痛い。
そのうち咳も出てきた。

ドクターから前もって貰っている風邪薬を飲ん
だ。

喉の痛みは緩和されたが、むせるような「空咳」
が止まらない。
一日中あたたかい部屋で日向ぼっこをして過ご
す。

朝、昼、晩、今病院に行っても同じ薬を出される
のは、わかっているので、寒い外に出ないで
じっとしている。

55年ぶりの友

2018-01-30 | 日記


忘れもしない、ケネディアメリカ大統領がダラス
で暗殺された日に、私は新婚の彼女を訪ねていた
のだった。1963年11月22日である。

それから55年の月日が流れた。
年賀状、時々の電話で
「今年こそは会いましょう」と言いながら
どんどん時が経ってしまった。

今年の年賀状にもお互いにそう書いたのだが
突然彼女から電話があり、日程が決まった。

寒い日になってしまったが、大磯駅に30分も早く
到着し、友の迎えを待った。

前方から手を振ってかけてくる女性を見ても
私はそれが彼女とは信じられなかった。
しばし慌てたが声を聞いて彼女だと確信できた。

私は目を見れば昔を思い出す、、、と信じていた
が、目より声だった。

おしゃべりが始まると50年ひと昔!
昔の友に戻っていた。

お互い、種類の違う人生を歩み、どちらが
幸せだったとは決められないほどそれぞれ
多難な人生を歩んで来たことがわかった。

なかなか数時間では全部を話せなかったので、
又すぐに会いたくなったがすっかり少女時代に
戻ったひとときであった。

ロマンスカー

2018-01-29 | 日記


この写真はよく見かけるロマンスカー。

毎回見ているわけではないけれど、以前は流線形
に鼻はとがっていた。新幹線も、東北新幹線も
鼻はとがっていたと思う。

今日、藤沢駅で見かけたロマンスカーは流線形の
鼻がなかった。新しい車両のようだったけど。


いろいろ種類があるのだなぁ〜と思ったら
「鉄子さん」になってしまい、興奮した。

ロマンスカーも直ぐに席が予約出来るように
ロマンスカークラブに登録し、前もってスマホで
席が取れるようにした。

だが、それに合わせて電車に乗らなければならず
時間に遅れたらそのまま無駄になってしまう。

予約さえしておけば駅員に切符を見せることもな
く座っていて良いのだから、どうなっているのか
不思議である。
料金はしっかりカードからひかれている。

煮物のおすそ分け

2018-01-28 | 日記
暮れに沢山作ってしまったから、、、と立ち寄っ
た弟に少し煮物を持たせたら、
「絶品!」と感想が入り、次の兄弟会に持って
来るようにとのリクエストがはいった。

残念ながらこれは母からの伝承ではない。
今思えば母は家族七人、いつも他人が食事時に
いたのだからこのような煮物を作っていたら
楽だったのではないかと思う。

これは私が30才くらいの時近所の人と話したり
食べさせてもらってこんな食べ物があるのだ!と
発見したのだった。

母はちらし寿司を作る時沢山のお鍋を使い、
椎茸、油揚げ、筍、卵、人参など別々に煮てい
た。だから、ちらし寿司を作るのは大仕事だっ
た。
だが、近所の人が、五目寿司を作るのは一番
手間が省けるのよ。全部刻んで一緒に煮てしまい
ご飯に混ぜるのだものと言ったのを聞いた時、
私は目からウロコだった。

暗中模索でいろいろな人の話を聞いて確立した?
私の煮物。
とうとう「ばあばの煮物」という定番になって
しまった。

今日はそれを真空パックにして配る事にした。

写真を写し忘れて残念!

二ヶ月ぶりの「ブリッジ」

2018-01-27 | 日記


たいてい、月末になるブリッジの日。
年末は忙しいからとお休みだった。一人で生活し
ている私のような人もいて、暮れもお正月もあま
り関係ない人もいたが、しつかり家庭の奥様をし
ている方もおられるし、、まあ、何となく気忙
しいからおやすみにしてしまった。

だからこの日が待ち遠しかった。

ただ、この日が一日入ると私の一ヶ月は一日
減ってしまう。一日にカウントできないので、、
、、、。

それほどこの日のいっときいっときはまるで
竜宮城へ行っているようで、帰ってきたら
「今浦島」になる程夢中になってしまうのだ。

仲間がとても良い人ばかりで、この人はちょっと
、、、と思う人がいないから楽しいのかなぁ〜
それぞれ勝手な事を言っているが、それを赦せ
る、、、、関係だ。
もちろんゲームそのものも我を忘れるほどな勝っ
ても負けても楽しいのだから、、、。

お昼前に集まり、食事は時間をかけずお弁当。


もっともっとゲームをしたいと後ろ髪をひかれな
がらの散会なので、泊まりがけで出かけたことも
何度もあった。

近頃はみんなが同じように年を取って来たし、
いろいろな事情でお泊りはしなくなった。

毎月当たり前のように元気で集まれることが
幸せであると、毎回、感謝でいっぱいである。

代理母出産

2018-01-26 | 日記
日本テレビのキャスター、丸岡いずみさんが有村
昆氏と結婚されたのは2012年、彼女が41歳の時だった。

その後、バラエティに出て
「夫が無駄遣いするんです」などと、発言してい
だなと思っていたらいつのまにかテレビからきえ
ていた。

何も気にしていなかったが、昨日のテレビで
ロシアに行き代理母出産に成功し、3400グラム
の男の赤ちゃんを与えられたとのことだった。

二度の流産のあとは鬱病になったとか。

正真正銘、二人の受精卵を他の女性のお腹の中で
育んでもらうという。

二人はいろいろ苦労して、子供が与えられないと
きは「もらい子」をして養子を育てようと決めた
そうだが、最後の手段にかけて成功したという。

だが、日本ではお腹を痛めた者が母親という決ま
りがあるため認められない制度という。

同じ悩みにある人々に経験を分かち合いたいと
丸岡さんは手記を書いたそうだ。私はそれを
読んでいないので詳しくはわからないのだが、
「ママになれておめでとう」と言いたい。

子供など結婚すれば当たり前にできると簡単に
思っている若い人々も、耳を貸してほしいと思
う。

私もなかなか子供に恵まれず、流産をした時は
「私も妊娠出来る。石女(うますめ)でなかった」
と、喜んだもののその後の病院通いが大変だっ
た。

自然に子供に恵まれ良かった、、、と今頃思う。

雪の日の翌朝

2018-01-25 | 日記


月曜日は天気予報通りの大雪になった。

我が家では蔵書引き取りの日でしんしんと降る雪
に追われ作業がはかどっていた。

古書店のご主人はくるまが四駆だから馬力があっ
て大丈夫と言っていたが夜に向かって都心では雪
に足を取られている報道がなされていた。

買っただけで一度も使っていない赤いシャベルを
持ち出してベランダの通路の雪かきをしたが
翌朝は又雪が積もっていた。

我が家は端っこなので全ての家の前を通るから
全部の雪かきをしたが、朝みたら隣もその隣も
自分の家の前だけ雪かきがしてあったので
なんかちょっと寂しくなった。

自治会の会長さんが「雪が固まらないうちに皆で
雪かきしましょう!」という呼びかけの放送を
された。

すわ!みんなが出るかな?と見ていたが、数名が
出ていただけだった。

昔車があった頃駐車場から発進できないのでまず
車の周りの雪かきをしたものだ。

車を持つ全ての人が自分の車の前だけでも雪かき
をすれば全部が繋がって道はきれいになる。

見ていると車のある人も出ていない。
午後になったら溶けると思っているのだろうか?

以前、私が腰が痛いのに夢中になって雪かきを
していたら子供に
「ママは最高齢なんだからあまり動かなくていい
のに、、、」と言われてしまった。

もちろん今は車が無いので出て行かなかったが、
マンション全体の協力度を考えるとお粗末で
心が冷え冷えした。

空っぽの本棚

2018-01-24 | 日記




夫の大切な蔵書を全て処分させてもらった。
彼が必死に蒐集したものだが、難しすぎて、専門
的過ぎて手にとっても読もうという気にならな
い。
これを大事に置いておいても私がいなくなったら
結局子供達が処分するのだ。

私が生きている限り手にとって見るのならこのま
まおいておくが、、、、。

沢山の付箋が付いているものが多いので出来る限
りそれらをはずした。

雪の中古書店のご主人は作業する人を二人連れて
神田から現れた。
舌癌をして、手術を三回されたというのに
若い者に任せておけないと査定に現れたのだ。

紹介を受けて筑摩書房に勤めていたと聞きもっと
良い物があるだろうと期待されていたようだが、
15年前ほとんど売ってしまって、、、というと
「そうでしょう、すぐわかります」とお見通し!

「それにしても失礼ながら、筑摩書房の給料で
マンションを買い、よくこれだけの蔵書をあつめ
られましたね」と言われてしまった。

これに加え、ワイン収集、レコード収集、派手な
お酒の飲みっぷり、、、だったのだから
我が家はどうなっていたのだろう?

今回は前回の十分の一程の査定。
空っぽになった本棚に寂寥を感じる。





断捨離の一歩。
これでよいのだ。

夫の蔵書

2018-01-23 | 日記
明日古書店さんがやってくる。持っていってもら
う本はあれとこれと、、、と整理をしていた。
全集物が多いがそれでも15年程前に古本屋を呼び
片っ端から持っていってもらった。
その残りなのにまだまだある。

前回はバブルの時だったのが、本は高い値段で引
きとられた。なんと、155万円になった!

今回は持っていってもらえれば御の字で値段は気
にしていない。

むしろ
夫と後輩の方の口ききで神田で一番有名な古書店
さんのご主人が直々に来てくださるというので
恐縮している。

本の近くに封筒があった。
みると「月報」が入っている。全集の一冊一冊に
入っているべき月報を夫はなんのためか
全部出していたのだ。
編集者としての研究があったのかもしれないが、
生前も私が一冊一冊毎に戻しておいたら
烈火のごとく怒りまた、元に戻させられた。

だが、今回、持っていってもらうので、また、
月報を本に戻さなければならない。
「川端康成全集」「唐木順三全集」、、、と
入れ直す。


さて、29年間、夫の集大成の仕事、明治文学全集
100巻を見たらこれもまた月報が別になってい
る。しかも付箋が何十枚も付いている本がある。

どうりで、メモ用紙、付箋を要求されるので、
よく買っていたが、、、、。

自分は思い切り勉強して楽しかったのだろうな
、、、と思うけれど、人騒がせ、迷惑な話だ。

自分がいなくなった後どうなるが、考えていなか
ったのだろうか?

今、100冊を1巻づつ手にとって月報を入れ直して
いるところである。


嬉しいことに全ての月報があり、作業は終わった。

魔法の毛布

2018-01-22 | 日記
寒さが始まる少し前、ファイテンで特別な毛布を
購入した。

とにかくあつたか〜いという。

半信半疑で使ってみる。
ほんと、とにかくあったかい。

それから寒くなってもその毛布を使うと上に
軽い布団を乗せるだけであたたかい。

とうとう毎年寒くなると使っている電気毛布は
使わなくなった。
今迄は電気シーツを寝る前にセットして布団の
なかをあたためていたのだが、今年はそれも
しまったまま。

電位治療器を使っているので、それは特にあた
たかくないのだが、電気シーツと一緒に使うと
電気が流れてしまうのだという。

確かに身体が中からあたたまるので治療器のマッ
トの上に横たわり、毛布にくるまるともう何も
いらない。

そのおかげで寝室の暖房もつけたことがなく
一枚の毛布に感激して寝ている。

身体のメンテナンス

2018-01-21 | 日記


めまいの時は身体がカチカチになり肩の凝りは
半端ではない。

めまいがひどいと背中、肩が苦しいから整体に
行きたいのだが、ベッドに横たわって電気をあて
てもらう姿勢を保つことが出来ない。
電気も手による施術も縦になったままお願いす
る。

それば中途半端であまり満足はできないのだが、
横になると天井がぐるぐるまわり気分が悪くな
る。

近頃は「スーパーライザー」という電気を首の
左右にあてる。
これはめまいにも効くらしいが、私は喉の具合が
良くなった。

長く一緒に通っていた友達が、
「ちっとも良くならないからやめる」と言って
去っていった。こういう人が
「あそこはダメよ」という噂をたてるのだろう。

私は特に痛いところがあるわけでもないので
治る、治らない、、もないのだが、いつも身体を
楽に保てるよう、メンテナンスのつもりで
通っている。

エンディングノート

2018-01-20 | 日記


数年前、ある書店で遺言を書くノートが何種類か
並んでいるのを見た。これなら他でもゆっくり
見られるだろうと思っていたのたがさて、その気
になって探しても何処にも見つからなかった。

もう、4、5年経つだろうか、まだそのお店にある
か、、、と、記憶をたどりながら雑居ビル内にあ
る書店に足を運んだ。

少し迷ったが、あった!そのままの姿でそれらの
ノートは並んでいた。

エンディングノートとは遺言を残す為のように
聞こえるが、エンドがまだまだ先の若い人にも
役立つものである。
全てが、財産、遺言などに関するものではなく
たとえばクレジットカードの番号や口座からの
支払いなどを記録するので若い人にも日常必要
な事柄である。

私は終活のつもりで後に遺った子供達に迷惑を
かけないように、子供達が慌てない為にしっかり
と整理して書こうと思っている。

本の整理

2018-01-19 | 日記
昔お世話になった夫の同僚の方への年賀状に
「本の整理に困っています」と書いたら
「お役に立ちますよ」と言ってわざわざ
埼玉から来てくださった。

毎日、何とかしなければと思いつつ、古書店に
電話も出来ぬままでどんどん時が経っていた。

足元から火がついた!とはまさにこのことで
まさに「来てくださる日」になり、全集など名前を整理し、古書店に連絡。
数日後に東京から本の引き取りに来てくださるこ
とになった。

彼は先輩や、後輩の遺族に頼まれあちこちで
「整理や」さんをしておられる。
その時期は人によって様々で、先月は17回忌に
あたり、本の整理をしてあげたとのこと。

うちはまだまだ、二年だから早い方だという。

夫の息のかかった本達を友人に見ていただき
整理出来るのは幸せである。

「本の整理が、、、」とつぶやいてから20日、
おでんわいただいてから一週間で全てが終わる
ことになった。

ベネツィアのペンダント

2018-01-18 | 日記


十数年前イタリアへ従姉妹三人と四人ででかけた。従姉妹達はイタリアがすきで、何度も旅行
をしていたので、それにくっついて行った。

確かにどの都市も何度訪れても楽しい、
綺麗な街並みで初めての私は興奮し続けた。

一応ツアー会社の仲間にはなっていたが、なるべ
く個人の行動をした。従姉妹達はが、イタリアに
慣れていて言葉が通じたからである。

ベネツィアの街はくねくねとした路地が続き、知らぬ間に迷子になってしまう。また、同じ場所に
何度も行ってしまう。

キラキラした宝飾類やマスカレードのマスクが
お店から溢れている。

そのうちの一件で、見つけたこの石。

私の大好きな赤を基調に金色、黒で模様がつい
ている。従姉妹達と離れてしまっても私はその前
から動くことができなかった。

黙って触っているとこれも又金色、銀色、赤、青
と並んでいる鎖のなかから店員が金色を取り
私の目の前で石の穴にその鎖を通し、ペンダント
にして、私の首にかけたのだ。

私は魔法にかけられたかのように「うん」と
うなずき、それを購入してしまった。

家に持ちかえり、大切にしまっていたが
「いつするの?」「いまでしょう」と
ばかり、黒いセーターの時はこの頃いつも使って
いる。

10時のお茶

2018-01-17 | 日記



午前中家にいる時は、10時にお茶を飲むことに
している。

朝のひとときの、一服は心が和み嬉しい。
夫がいた頃は特に一杯のお茶を喜んでくれた。
その感じを思い出しているのだ。

お茶をまとめてたくさん買っているのに飲まない
と、残ってしまう。新しいうちに飲むようにして
いる。

夫がいた頃は色々な夫婦茶碗を代わる代わるだし
て楽しんだ。

いまは急須まで簡素化してしまい、こんな便利な
茶器ですませている。

便利なのだが、本当を言うと取っ手のついたガラ
スコップで飲むお茶はあまり美味しくない。

やはり陶器や磁器のお茶飲み茶碗で飲むお茶がお
いしいと思う。

反省!!