Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

元気を取り戻す。

2017-05-31 | 日記


実のところ、船に乗るまでの毎日、健康が
心配だった。とにかく、無事に乗船できま
すようにと祈りつつ、ありとあらゆる薬を
持っていった。

入眠剤、風邪薬、痛み止め、胃腸剤、
整腸剤、青汁など具合が悪くなったら大変
と、すべての薬を揃え、大きな袋いっぱい
になり、スーツケースの中で邪魔になる程
の存在だった。
だが、少しの入眠剤以外何も使わなかった。

毎日、5〜7000歩歩いてもうだめだ!と
思うのだが、毎晩ドレスに着替え、ダンス
にでたので、同室の友が驚いていた。

「あなたのパワーに驚くわ」と言われたが
私自身、こんなに元気で過ごせるとは
思っていなかった。
ダンスだって一日おきくらいにいかれるか
なぁ〜と思っていたのだから、、、。

陸上では1週間に一日、二時間ほど
少しづつ様子を見ながら踊っていた。それ
が、終わると1週間のびていた。

それがなんと10日間、皆勤で普通の3ヶ月
分、しかも休みなく踊ったのだから、、。


一年半、もやもやとくすぶっていたが
やっと心身共に元気になり自信がついて
きた。数年前、健康だけが取り柄で、、、
と言っていた時代に戻った気がして自分が
一番驚き喜んでいる。

忙しい一日

2017-05-30 | 日記
朝6時半におきて体操に行くのはどうして
も出来ない。眠くて眠くて、、、。
やっと、7時に起きて7時半、朝食へ。

早い時は8時過ぎにオプショナルツアーに
バスで出かける。


一日バス、歩き見学、バス、、と過ごし、
夕方帰船。8000歩近く歩くことも、、。

夕食前、お風呂に入り夕食。

20時から日替わりのイベント。落語か音楽マジックショー、講演など。

これで一日が終わりお風呂かシャワーで
寝るのだが、わたくしは9時半からダンス。毎晩、ドレスに着替え皆勤。



午前中のツアーのある日。

半日のツアーから帰り、すぐ船の昼食。
ランドリーで洗濯機をまわす。
埠頭の出店を冷やかし買い物。
ランドリーへいき乾燥機を使う。
出港イベントにデッキから参加。
折り紙で小箱作り。


ラウンジでティタイム。



ディナー。


カクテルパーティ。

中丸三千繪コンサート。

ダンスタイム。


シャワー。

こんな忙しい日もある。


何もしないで部屋で寝ていてもいいのだが
、、、後半は11階のプールサイドの
デッキチェアに座り風に吹かれるのが
快感であった。

船の食事

2017-05-29 | 日記
正直に言って五年前この船に乗ったときは
食事はまあまあだと感じていた。

だが、数年前、料理長が変わったそうで
今回はとても美味しい。
朝、昼、晩、どれを取ってもはずれがない。

又色々な面に心が配られていて、毎回、
ここまで作るのは料理人達の努力はいかば
かり?と文字通り舌を巻いた。

最後のディナーの時、料理長を先頭に半分
のコックさん達が出てきた。
「皆様、如何でしたでしょうか?」という
料理長の問いに割れんばかりの拍手が
起こった。皆、考えることは同じだった。

毎回写真を撮っていたが毎日の事なので
途中でやめてしまった。

我が家で食べる6倍くらいの品数、量があ
り、太ることを気にしていたが、全く体重
は変わらなかった。

以下写真はテキトーに選びました。








種子島宇宙センター

2017-05-28 | 日記


この頃は北朝鮮のミサイルの発射のニュー
スがテレビで流れる。

日本でも、種子島宇宙センターからロケッ
トが発射されると時々聞くから
どんな所で発射されるのかと興味があった。

バスにのり連れて行かれたところはまず、ロケットを作っているところ。
この部分か、ロケットの下部で、、、などと言われてもなかなか想像出来ない。



次はテーマパークに入り、細かい部品や
発射どきの物凄い大きな音を体験させられ
る。


宇宙飛行士の手形が飾ってあった。



発射の時はあの山の向こうの方で5時間か
けて、ロケットをそろそろと動かし
発射させる。
だが、何キロ以内は立ち入り禁止なので、
見物も数キロ遠い所で見る事になる。


全て膨大なので、うまくまとめられない。
それに機械に弱いので、ロケットの番号、
日本のH-IIAとかアメリカのSATURN-V
と言われてもわからない。ロシアのSOYUZ-A-2と言われて少しわかったけれ
ど。

奄美の鶏飯(けいはん)

2017-05-27 | 日記


奄美パークと田中一村の美術館を見学した後、奄美食料レストラン、「ばしゃ山村」
で鶏飯の昼食をした。
鶏飯はとりめしとは読まず、「けいはん」
と読む。
まず目の前に並ぶ数々。


隣にはご飯とスープ。


お茶椀にご飯を少し。
その上に具をのせる。


そしてうえから鳥のスープを入れて食す。


名古屋のひつまぶしのようなお茶漬けの
ようなものだ。
島唄のサービスもあった。歌もいいけれど
大島紬の着物が綺麗だった。


奄美大島

2017-05-26 | 日記

沖縄が梅雨入りと聞いていたが正にしとしと雨。傘なしでは歩けない。

今日は「伝統文化に触れる、島北部コー
ス」(所要時間7時間30分コース)にでかける。

最初はバス1時間、「あやまる岬」へ。
あや織のあや、まりのまる、、、260度見渡せる景色である。風が強く寒い。



大島紬の織る工程を見てため息の出るほど
緻密で泥で蚕の糸を洗う事から何度も
何度も細かい計算がなされ織物が出来上がる事を知った。



記念に思い切ってお財布を購入した。


雲仙ミヤマキリシマ

2017-05-25 | 日記


はやいものでクルーズ七日目の朝を雲仙
小浜で迎える。


ここは岸壁にはつけず、沖に投錨、島には通船で40名位づつ上陸す
る。


素晴らしい天気である。

バスにのりミヤマキリシマツツジが満開の
雲仙をロープウエイに乗って満喫する。
遠く有明海、天草諸島がみえる。
雲仙普賢岳(平成新山)を間近にみられた。

また、温泉地獄の散策もした。


温泉が出るので、ホテル、旅館がたくさん
ある。この辺の温泉は避暑地、保養地とし
て、明治時代にシーボルトなどの紹介で
外国人に愛されたのだという。

階段が多く、のぼり下りの激しい道であっ
たが、午前中の良い運動になり昼食のおい
しかったこと!!

午後からアート&クラフトの教室では可愛
いクマのマグネットを作った。

隠岐の島近辺

2017-05-24 | 日記


昨夜は7000歩も歩いた後で足が、ガクガ
クになったけれど、頑張ってダンスに行った。

今朝は流石に起きられず朝食をパスするつ
もりで寝坊したが、朝食は9時までとわかり飛び込んだ。

快晴の素晴らしいお天気。

窓際にいたら暑くてまぶしい。

隠岐の島近辺の島巡りというか、どこを航
行しているか、わからない。まぶしいきら
きらひかる海面と緑の島が美しい。


何もせず、デッキでお茶をしながら、ぼん
やりながめていると日常を忘れ、心が洗われる。



無理に何をするでもなく、ぼんやりするこ
とは日常ではなかなかできない事である。風が強いのでデッキにはでないが窓から陽
を浴びての日光浴は至福のひと時である。

アート&クラフトでは折り紙でおるかわい
い箱の作り方を学ぶ。
ティタイムには以前から存じあげている
ご夫妻と歓談。

夕食は食べきれないほどのご馳走。
昼はのどぐろの干物がでたが、夜は能登牛
のビーフステーキ。

だが夜の関西の落語家桂花団次の落語に
お腹がよじれる。
でもまだ体が重いので、夜のダンスは
おどりまくった。

城端(じょうはな)の曳山祭り

2017-05-23 | 日記


五箇山合掌造りを見た後、南砺市の
城端を散策することになった。
越中の小京都と呼ばれ静かなしっとりし
た、町である。
私は城端を(じょうはな)と読むとは知らな
った。

昔は蚕産業が盛んで絹織工場がたくさん
あったそうだが、いまでは一、二軒しか
残っていないという、その一つ松井機業
を見学。

善徳寺をみて、曳山会館に寄る。
あまり期待していなかったのだか、行って
みて、びっくり。





年に一度曳山祭りというものがあり
静かな狭い街を山車が動き回るという。
知る人ぞ知る、まちはその日だけ何十倍も
の人口になる。

以前佐原の大祭をみたが、もっと精密に
できている山車が曳山会館にはそのまま
かざってあるのだ。

世界遺産五箇山合掌造り

2017-05-22 | 日記
昨夜船は走りに走り、午前10時に金沢港に
到着した。
天候がはっきりしないが10:40バスに乗り
まずは菅沼合掌集落につき、昼食。

囲炉裏でマスを焼いてくれる。


世界文化遺産になっているから手を加えられないとなのこと、合掌造りの家はほとんど民俗館、塩硝の館、食事処、になっていたが、緑の濃淡のある深い山を背景に
美しい合掌造りの家が点在している。


バスは20分ほどで156線を走り
村上家に到着。156線は国道だが道幅狭く
むかしは(いちころ)156線とよばれたと
か。

囲炉裏の周りに座り、説明を聞く。

五箇山は昔、流刑者を置いていた村だとい
う。
又産業はなく、鉄砲の火薬を作っていたという。塩硝の館もあった。

つぎは相倉合掌造りの集落を40分ほど散
策をする。こんな山奥でも、宅配便が来ていた。




この民宿、勇助は秋篠宮が若い頃からよく泊まりに見えたとのこと。

秋田船川

2017-05-21 | 日記
寄港地では二つ目になる、
今日は午前を使って、秋田なまはげの
ショーを見に出かけた。
通常大晦日に「悪い子はいねぇか?」と
各になまはげが各家を回る。
子供たちは逃げ回り、泣き叫ぶ、、、行事
である。あの辺の子供に、うまれなくてよかった!
子供ながらにその日が来るのがこわかっただろうに、、、、。

そのなまはげの再現をショーを真山伝承館
で見せてくれた。

なまはげ館では何百体の実際の衣装が展示してあった。



白老の出港セレモニー

2017-05-20 | 日記
白老の港は午後になるにつれ活気だって
きた。

土地の青年団の力強い踊りが披露され
出港する時はおそらく土地の人は初めての
経験とおもうが、テープの乱舞が美しかっ
た。


寒かったので8階のデッキには出ず、五階
の部屋からみていた。
テープの舞はそれはそれは美しかった。

白老港

2017-05-19 | 日記
初めての客船到着と白老の港は歓迎ムー
ド。たくさんのテントが出て、街中の人がお祝いしてくれていた。天からは5機の
パラグライダーが。


シャトルバス20分ほどで、ポロトコタン
(アイヌ民族博物館)に到着。

アイヌの生活ぶりや踊りを見せてもらい
アイヌ資料館を見学する。





桜はまだ、満開になっていない。

のんびりした湖を中心に藁葺き屋根の家が
並んでいた。



夕方の出港までの間、帽子留めクリップ
を作るレッスンを受ける。
可愛いいのが出来た。

一日中航海

2017-05-18 | 日記
第2日目。
昨夜は以前乗った時踊りに踊った船長が
ダンスにいてくれたので嬉しかった。

顔や名前は何千人何万人と踊っていられる
から覚えていないが、踊り出したら
お互いに身体が覚えていたと感激。

もうすぐ定年という機関長も、ものすごくお上手になられていた。体力をセーブし、30分で切り上げ11階にあるお風呂に行った。

今日は終日航海。金華山沖、三陸を左手にみて北上。

朝食は和食にした。


朝からオリエンテーション、講演、ダンスレッスン、午後からは操縦室見学、スカーフの巻き方講座などがあり忙しい。
夜は船長主催のカクテルパーティがあり
服装コードはインフォーマルだ。

日本一周クルーズへ

2017-05-17 | 日記


大桟橋には懐かしいパシフィックビーナス
が待っていてくれた。

これから北上して日本一周クルーズにでか
ける。乗船客はほとんどシニアである。

特に晴天ではなかったけれど、出港は
夕方だったのであまり気にならなかった。

乗船してすぐ救命器具の体験をさせられ
すぐ出港セレモニーだったので忙しく
遅れてしまった。
テープの乱舞は終わってしまったが、
世界一周ほどの大きな規模でないので、
あまり盛り上がりがなかった。


ベイブリッジをスレスレで潜り船は出港
した。