Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

元気に復帰しました。

2010-02-28 | 感想
たった三日間でしたが、何と長く感じたこと
でしょう。

パソコンが不調だと何をするのも
憂鬱でした。外出してパソコンから離れていると
あきらめがつくのですが、帰宅して、さて作業を
始めようとすると接続できず。

喪失感がいっぺんに襲ってきて寂しい気持ちになりました。

今朝息子が出勤前に立ち寄ってくれて、無線ランが
調子悪いからと有線にしてつないでくれました。

毎回、なにか勝手にいじったなと怒られながらですが
息子なしでは私はパソコンがいじれません。

皆様はどのように対処していらっしゃるのでしょう?





パソコン不調

2010-02-24 | 感想
せっかくブログを始めて張り切っておりましたが
パソコンの接続が悪く、ほとんどつながりません。
気になりながらせっかく文章を書いても接続が
終わってしまうことがあります。
サーバーかブロバイダーのせいらしいです。

せっかくお訪ねくださっても更新できていない
ことがあるかもしれません。

しばらくお許しください。

本の感想 その1

2010-02-21 | 感想
このところ、パソコンの接続が夜数時間しかできない。
せっかくブログを始めたというのに、時間があるときに
作業ができない。
昨日も、長い文章をやっと書き終え、いざ送信というときに
接続できなくなっていた。そしてそのまま消えてしまった。

ブログの先輩に書いた文章が消えてしまわないように
保存してからと聞いたがなかなか難しい。

昨日の題はオリンピックの採点についてだった。
二度も書いたのに消えてしまったので縁がない話題だったのだろうと
あきらめた。珍しく私なりの意見を綴ったのだったが・・。


やはり、しばらくは 本の感想をご披露しようと思う。

弟の親友、STさま

 先日はご高著ご恵存くださいましてありがとうございました。
 (中略)楽しくと申すには内容、非常にただならぬもので
 ございましたがそこを緊張と緩和をうまくお使いになり、船旅
 の醍醐味、楽しさをご夫婦の情愛が十分に記されていて感服
 致しました。ご主人様の言ではありませんが寄港地の「町の描写」
 も見事でした。またダンス競技者としての一面をお持ちとは
 存じませんでした。一芸に打ち込まれている方は強いものだと
 感心しました。出版記念会を計画したいと思います。
 それだけの読み応えがあります。(後略)

STさま
 ありがとうございました。子供のころはよくお会いしていましたが
ここ数年、ほとんどお話をしていませんでした。早々と感想をお寄せ
くださりありがとうございました。

先輩からの手紙

2010-02-19 | 感想
大好きな大切な美しい先輩、Dさん。まるで私の「ふるさとの母」の
様な存在。手紙、メール、電話で本のこともはじめから相談していた
のでまず一番に本を贈った。

美しい鉢植えのランの花とともに、丁寧な手紙を受け取ったのは
だいぶ前であった。今、何気なく読みかえしていたら、
 
 最後に心に残る言葉がありました。
 「人生はこんなもんだと思いなさい」
 というところです。(中略)
 「あなた自身の運も強い」と言われて
 よかったですね。

と書いてあった。そして

 感無量です。
 その1 次々と読み進みたくなる御本です。
 その2 ご主人を気遣いながらどんなにか大変だったか。
     拍手をおくります。
 その3 途中からあなたと向かい合ってお話を聞いているようでした。
 その4 私も豪華客船で世界一周していました。
 その5 介護はまさに食事と排泄の世話、汚れものとの戦い。
     狭い船室でよくなさったと思います。
 その6 昔一緒に行った北海道旅行が出てきてうれしかった。
 その7 氷河の写真がハイライト。
 その8 地理の勉強ができました
 その9 よく無事に陸に連れてお帰りになりましたね。
     おめでとう!

と丁寧な手紙だった。何気なく読んで感謝していたが、こんなに
細かく感想を書くことはとても根気のいる作業だと思った。

先日、300ページほどの本を借りた。日本の女性を妻とした
商社勤めのアメリカ人が51歳でがんで亡くなるまでの手記で
あった。夢中になって数時間で一気読みして感動したものの、
すぐに感想文を書けと言われても書けないということが分かった。

本を読んで感じたことを伝えるのはなかなか難しいものだと
思った。そして毎日いただくお手紙に対して改めて感謝している
このごろである。

「人生ってこんなもんだ」

2010-02-18 | 感想
「父上さま  禎子」とサインして渡した本を父が約一カ月かけて
ゆっくり読み、感想メールをくれて一週間後亡くなった。

弟が父の荷物を整理している中から、私はその本をそっと持って帰ってきた。

父は7月7日の記事がよかった…と言ってくれた。
そのページにはしおりが挟んであった。「人生ってこんなもんだ」
と言われたことを書いている。

多くの友達がメールで、電話で、手紙でその点にふれて
くれた。私はあまり意識もせず、まだ悟っていないのだが逆に
おしえられ、励まされている。

年をとっていく親を見ていると、いつかは自分にもふってくる“介護”の
ことを心配していたというA子さんは介護にも選択肢がある・・それだけに
時間を取られて暗くなることはないと希望がわいてきた言っていた。

また半身不随の病人をクルーズに連れていく発想が驚きだった・・
あなたのご主人への愛情が満ちている・・・と言われた。
いえいえ、とんでもない!!
私は「この~、死んでしまえ!」と本の中で叫んでいるのだ。

愛する人に向かって「死んでしまえ」と本音を吐露するところが
この本の値打ちだよと言ってくれたのは長年大手出版社勤務で、
いつも厳しいことを言う叔父であった。

父の急逝

2010-02-17 | 日記
私の両親は父98歳、母97歳で二人きりで暮らしていた。
昨年母が階段から落ちて骨折入院をしたころから、家事を父が
するようになった。明治生まれの父は洗濯機の使い方さえ知らなかった。
ギネスものだとよく言われたほど、元気夫婦だったのだが・・。

2月1日、前の晩「おやすみ」と言って二階の寝室に当たり前のように
あがって行った父は「おはよう」と言って当たり前のように降りて
来なかった。

私の本の出版を両親に相談すると、とても乗り気で積極的に賛成して
くれた。経済的にも必要なら応援するよとも言ってくれた。ちょうど
母が入院していたので少し急いで出版しなきゃと正直、思った。
出来上がったのに、読んでもらえなかったら・・・と心配したので
あった。

母は元気に退院し、本を「次に何が起こるかとどんどん読んだわ」と
言ってくれた。「父上様」「母上さま」と私はサインをして二人に一番に
渡した。訪問すると二人とも私の本を手元に置いてくれていて父はぱらぱら
ゆっくり読んでいたようだ。

ある時、父からメールが来た。(90才になってから携帯メールを始めた)

父からのメール
 今朝、本を読み終わりました。7月7日の記事、14日の記事がよかった、
 よく頑張った。無事に一周できてよかった。いずれ  彰

この短いメールをもらってから、何度か私は訪問したのだが耳が遠い父との
コミュニケーションが面倒で細かいことは話さなかった。もっと、感想を聞きた
かった・・。面倒がらずに筆談で話せばよかった・・。
思い出すだけで涙で目の前が曇ってくる。


多くの方からたくさんの感想をいただいたので、一つ一つ、感謝をしながら
ひもどいていきたいと思う。

拙著が新聞に紹介される。

2010-02-16 | 日記
2010年、2月16日は記念すべき日となった。それよりさかのぼること、
2か月、私は101間世界一周クルーズの珍しい記録を書きあげ燦葉出版社から
自費出版をした。
そこまでたどり着くまでの一年半の苦労。自費出版という未知の世界。
まだまだ消化しきれていないというのに、1月20日に出版されるや、
名前はインターネットに載り隠れていられなくなった。

今日は読売新聞の夕刊の「安心」というページに小さく拙著が紹介された
のである。今までは、知人に買っていただいていたが、今後は私が知らない
方々も読んでくださるのだろう。

私の住所は書いていないので読んだ感想を述べたくてもどなたも教えて
くれないわけであるが、今まで手紙、はがき、メール、電話で感想を
教えてくださった方々の反応をぜひ今後紹介したいと考えている。