Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

オリンピック観戦

2012-07-31 | 日記
熱帯日本が熱血日本になり日本中が世紀の祭典、オリンピックに沸いている。
ロンドンとの時差のため沢山の競技があるためなかなかライブをしての
演技を見ることは難しい。

真夜中に放映があることもある。

皆寝不足と嘆いている。お仕事のある人は昼間の暑さに加え、眠くてお気の毒である。

じっとしてテレビにお任せしていれば次々と見どころをまとめてみせてくれる。

だが{LIVE」として「その場にいなければ細かいところを見逃すことに
なる。
柔道の審判の青旗が再審査ですべて白旗になったこと。
オリンピック史上珍しいことと言うがあの臨場感でひとつになり、あれ~ってそれはない!!と、成り行きを待ち結果が変わったと言うのは見ていなければわからないことである。見ていても、なぜこんなことが起こるのか、何が何だかわからない.

だがこのことがあったおかげで「ジュリー制度」なるものを知った。審判が三人いるのに四人目の審判委員が畳の外にいて機械を駆使して審判するのだと言う。
つまり審判の判定を審判しているのだ。
それなら畳の上の審判はいらないではないかと思う。日本はそれで判定が逆転
したから良いけれど韓国の選手は納得がいかないだろう。
敗者復活で結局その選手も三位だったようだけれど。


だからなるべく「LiVE」がいいけれど身体が続かない。
また眠れないついでにテレビをつけると夜中は放映を何もしていない局がある。
オリンピック放映も射撃やらサッカー卓球などさまざまである。
ラジオをつけるとまた他の競技をしている。
もっとオリンピックお宅になって調べればよいのだろうが・・。

卓球が始まる前。福原愛が入ってきて審査員に握手して回る。
対戦相手の選手に握手を求めると拒否された瞬間。
卓球のラケットは審判からそれぞれ手渡されるのだな・・・など細かい
所を見ることができた。試合前にラケットを提出して細工がされていないか
チェックされ、それが箱に入れられて競技会場に来るのだろうか?
終わってから福原選手が球を拾って審判に手渡していた。

ライブでなければそんなところはカットされるだろう。

だからなるべくそのままを見たいのだが・・・

寝不足が怖い。

振り込め詐欺電話

2012-07-30 | 日記
日曜日の昼下がり、一本の電話が鳴る。
たいていは留守番電話にしておいて相手の声が分かるとでることに
しているのだが暇だったので電話に出てしまった。

それは振り込め詐欺の電話だった・・・・のではない。

神奈川県警の女性警察官と思われる人からの電話であった。

『昨日の12時ころからお宅の近くで振り込め詐欺の電話が横行している。
その内容は「中央銀行?と横浜銀行がこのたび合併することになった。
ついては今までのカードは使えないので交換しますから取りに行った者に
カードをお渡しください」というものだそうだ。

たぶん、カードを渡せば暗証番号も聞きだされてしまうのだろう。

一人暮らしの老人でなくても親切に言われるとつい…ということになりかねない。
こころを引き締めなくては・・・と聞いているうちにドキドキして来た。

また「お子さんとの電話に注意するように。携帯番号が変わったとか
お金に関する話はまず詐欺を思って下さい。念のため留守番電話にしておく
ことをお勧めします」というものだった。

このごろは毎日のように息子を名乗った者に1000万円とられたとか
嘘のような本当のニュースがテレビに出ている。
まさか~なんで自分の子供の声が分からないの~と思ってみるけれど
親として子供のこととなると瞬間目の前が真っ白になってしまうのだろうか。

うちの息子は「俺」とは言わないけれど『母さん』ともいわないけれど
「どうしたの?○○?」なんて言ってしまうかもしれない。、○○という本名が
出てしまえば敵は喜び○○だよ。自分の息子が分からないの?なんて言うかもしれない。

いつも友達と言っているのだがオレオレではなく「ねえ~ママ~わたしだけど」と
娘に言われると信じてしまいそうな気がする。

女性警察官が偽物だったりして・・・・と考えたけれど全く犯罪防止の警告であり、犯罪につながる内容でないから信じることにしようかと思った。

メ・ガ・ネ

2012-07-29 | 日記
母の母、私の祖母は97歳で亡くなるまでメガネを使わずに針仕事をしていた人であった。よく細かい字で手紙を書いてくれたものだ。

私はメガネが嫌いで裸眼でも不便を感じないものだから運転するときだけ
メガネをかけていたが最近やっと遠近両用メガネなるものを作った。

ところが特別に意識しない限り使わない。サングラスを使うと外から帰ってきて
さっさとうるさいと外す。それと同じ要領でパソコン作業を終えると
さっと外してしまうのだ。目にはよくないようで心してこのごろメガネをかけるように
している。

最近は陽射しが強いのでサングラスを使うのであるが、目の悪い人は度の入った
サングラスをかけなければいけないのだろうなぁ~と思っている。

先日、サングラスをかけて夫の車椅子を押して帰ってきた。
近頃はメガネになれたのであまり直ぐに外さない・・・。
夫をデイケアーに出し、やれやれ・・。
ホッとしてお茶を飲む。

今日はお天気が悪いなぁ~。なにか憂鬱とぼんやりしていた。
そしてパソコン作業をする。何か変だ。テレビを見る。
ぼやけて目がしょぼしょぼする。
また目がおかしくなったのかしら?・・・・憂鬱。

それにメガネをかけても度が合わない。検眼に行かなくてはならないかしら?
面倒。憂鬱と思っていた。

ふと見るとテーブルの上にサングラスのメガネケースがある。
しまわなくては・・・。中を開けると普通のメガネが。。。

あっ!そうだ!
家の中でサングラスをしていて、自分はメガネをかけているつもりなので
見えない。。度が合わない・・・と焦ったが・・・・。

一人で大笑い。偶然、その日は鏡を見なかったので気がつかなかったのだった。

おっちょこちょいの私です。

ミルキークイーン

2012-07-28 | 日記
男性の方も読んでいてくださるので「ミルキークイーン」と
言って分かっていただけるかどうか?(レースクイーンではございません)

最近はやりのお米の種類である。

昔はお米はお米屋さんに頼み、定期的に配達してもらった。品種はその時の
お任せで・・なんとなく過ごしていた。
その後生協に入るとお米は写真入りで詳しく産地別に紹介されていて値段も
それぞれ違う。聞くところによると特別な産地は別だが、50歩100歩の
値段の差はそのお米の浸透度により、人気があるとたくさん売れて値段が
下がるのだそうだ。

近頃は生協はもちろん、ネットスーパーでも家まで配達してくれるし
インターネット利用でもいろいろな種類を選ぶことができる。
2個選べばたいてい送料無料というところが多いのだ。

また、食べた人の「口コミ」が載っているので調べると
「ミルキークイーンが出るまでこのお米で代用する・・と言っている人が多かった。
ということはミルキークイーンみんなに出荷を待たれているのだろうか。

そんな中ネットスーパーに「ミルキークイーン」登場。

いろいろ試すのが好きなので早速買ってみる。

その名の通りか米粒は白く、全体に白濁色で水を入れ研ごうとすると
ミルクの中にお米があるように水が真っ白でなかなか透明になら
ない。
コシヒカリと同じ種類で突然変異で平成10年品種が発見されたと言う。
光沢がよく、粘り強く柔らかい。冷えても硬くならないので
おにぎりに適していると言われている。詳しいことはあまりわからないが
他のおコメと混ぜて炊くとおいしいようだ。




百歳でメガネ新調

2012-07-27 | 日記
父が存命中、97歳で携帯電話の機種変更に行った時、年齢を記入するとき、明治の項目がなかった
ことを思い出す。

はっきり言ってそんな高齢だと生きていても寝たきりとか他人の世話になっているのが普通と思う。母は歩行はおぼつかないが口は達者でちょっと具合が悪くても意志力で
リハビリして治しているようである。

このところ、娘の私の方が体調が悪く、なかなか鎌倉へ行かれないので申し訳ないと
思いつつどうにもならない。
先日母は右手が動かなくなったと言う。何しろ100年酷使してきた右手である。
だが右手こそ、字を書く母の命である。
それが使えなくなったら気落ちしてどうなってしまうかと心配で悲しくなった。

弟が病院へ連れて行き、ご多分にもれず3時間くらい待たされ検査を受けたという。
待合室で大変だったろう。
「トウ骨神経麻痺」と診断され1ヶ月くらいで完治するだろうと言われたそうだ。

そろそろ一カ月になろうとしているが少しずつ良くなっているとか。

それより、
「この間メガネを新しくしたのよ。もうすぐ届くの。度があっていなかったの」
とケロリと言われ驚いた。
おそらく今100歳の人は明治45年か大正元年生まれだから名前記入の際、明治の項目はもうなかったのではないかと思われる。

ベーグル・クッション

2012-07-26 | 日記
ハンバーグのお化けみたいなクッションをいただきいったいこれは何をするもの?
と思った。名前は「ベーグルクッション」と言う。


そうだ、友人がブログで先日紹介していた物はこれだったのか!とわかった。

説明書には「美尻メイク」とある。
このハンバーグ状のままで
1)テレビを見るときの枕
2)寝転んだ時の足の下に置く
半分に拡げて
1)ドライブの背中に置く
2)座布団にする
3)椅子に置く

拡げて椅子に置きその上に座ることが一番の目的のようだ。
左右の傾斜で内側にお尻をキープしてくれるから美しい御尻が出来上がるらしい。


早速パソコン作業の時の椅子においてみる。


はたして「美尻」ができあがるであろうか?

とびひ

2012-07-25 | 日記
”とびひ”とは広辞苑によれば「夏に小児に多く起こる伝線の皮膚病。頭・顔などに
次々と水泡が生じ、のちにかさぶたになる。伝染性膿カシンの通称・・」とある。

むか~し、むかし、私がまだ立って歩けなかったころのお話。
私自身は全く覚えていないのだが・・・。

赤ん坊(私)の首に小さいできものがプツンとできたとのこと。
両親は丁度チャンスがあったのか「草津のお湯」なんて言うと
薬湯の感じがするからかどうか、「温泉に入れたら治るだろう」と
温泉に私を連れて行ったそうだ。

その晩、そのひとつのできものはあっと言う間に体中に広がった。
抱っこすることができないくらい顔からあたまから足の先までぶつぶつと
湿疹が広がったという。
両親は驚いて日赤病院へ連れて行った。

湿疹の一つ一つに薬を塗ってさらに赤外線?か何か光線を当てたと言う。
立たせたくても支える手の置き場がなかったと母が言っていた。
目に光線が入るといけないから小さい赤ん坊に黒いメガネをかけさせた。
そんな写真が一二枚あったような・・・。若い両親はずいぶんあわてたこと
だろう。父と母に世話になったのだなぁ~と今頃感慨にふけっている。

湿疹の頭には薬をつけ綿をつけたからか体中光線で焼かれ黒いところと白い
ところができ”むら”になった。

特に背中は結構大きくなるまでそのあとが残っていたのでいつも夏の初めや
プールに行くと
「もう焼けているのね」と言われ恥ずかしかった。

さすがに何十年もたってその”むら”はなくなり、温泉で裸になってもなにも
言われなくなってホッとしている。

夫へのバースデイプレゼント

2012-07-24 | 日記
もうすぐ、夫の誕生日がやってくる。
去年は介護施設に入っていて何冊かリクエストされた本を買ったのだった。
一昨年は小さいラジオだったか・・・。

8か月前から施設を出て家での在宅介護になった。

家の中を車椅子で移動し、デイケアーに週2回でかけお風呂に入れて貰って
いる。家では食事は規則正しく食べ、だされたものを全部ノートに記述している。
チェックされているようで始めは戸惑ったけれどチャーハンに刻みこんである具の
種類まで書き出している。

その他はよく勉強している。テレビはBSの自然や世界遺産を扱ったものと、お相撲とNHKのニュースのみ。文学書を読み、音楽に親しみ、細かく指揮者まで記録している。
辞書を使って調べ物をするのでみるみる辞書はボロボロになってきた。
広辞苑も国語辞典も大字林も英語辞典も大切なところに付箋をつけるものだから
ほとんど全部のページに付箋がついているようで、なんのための目印かが
分からないほどである。
 


電子辞書はなじみがないから使いにくいという。


今年はボロボロになってしまった新字源を買うことにした。

アマゾンで注文した翌日届いたのでほくほくして喜んでいる。

急須

2012-07-23 | 日記
毎日日本茶を淹れる。その急須など、娘時代は親が使っている急須を使っていた。
特に、珍しいもの、きれいなもの、使い勝手が良いものなどあってもすべて親任せ
だったことを今思う。

自分が一家の”主婦”になり、家の中心、主になって使うものを買い求めるとき
なんとなく慣れ親しんでいた物を買っていたと思う。
急須はいただきものや、たいていはお茶をまとめて買うとおまけについてくるものが
たくさんあり、次々と当たり前のように使っていた。

あるとき、ネットをいれこにして使っていた急須が茶葉が水分を吸って膨れてくると
そこに二杯目のお湯を入れようとするとどうしてもうまく水が下に下がらず、使い勝手が
悪いことに気がついた。お湯があふれてしまうのである。


そこで急須にネットがついているものを取り出した。
確かにお湯はしっかり入るし使いやすい。
 

ただ、茶葉を捨てるときどうしても手できれいにしなければならない。


たしかにネットを入れる急須の宣伝は「ぽん!と手を汚さずに茶葉をすてられます」と
言っている。
どちらが使いやすいのかな~?

ダンス道のT氏逝く

2012-07-22 | 日記
 世界一周のクルーズ行ったのはもう4年前のことになる。

先日一通のお便りが来た。それは船でよく踊っていたT氏のお嬢様からであった。

驚いたことに5月にお父様が逝去された由。
きっとお父様の交友関係に手紙を出されたのだろう。

T氏は「ダンス道のT氏」と呼ばれていた。
地域のサークルで貴重な男性の一人として多くの女性に公平に踊ってあげて
いらしたらしい。船に乗って始めてダンスを習おうと決心されている方々が
多かったがその中ではたくさんの足形を知っておられてとてもお上手だった。
とにかく男性は女性をリードしなければならないため女性の何倍か努力されなければ
ならず、すべてが大変である。
せっかくダンスシューズを新調されてきても途中でやめる方が多かった。

目が合うといつも踊っていた印象だったのだが、公平にみんなと踊っていらしたと
後から聞いた。

100日の航海のうち何日踊ったか…80日くらいは踊ったと思うから
相当踊ったことになる。

あと一週間くらいでクルーズが終わろうとしていた時、ずっと考え迷っていた
ことをお話した。

失礼ながら一か所治されたらもっとダンスが素敵になると思ったからだ。

だが、カップルでもない限り絶対女の方から男性に注意をしてはいけないことに
なっている。私は毎回自分との戦いで『男性に注意をしてはいけない」と
思っていた。

ダンスの世界では男子が音をとり間違えていても女性は従わなければいけないのだ。
たとえ競技中でも従えと言う人もいる。(もちろん、音を外せば失格になるけれど)

男性のプライドを傷つけてはいけない、後一週間でお別れするのだから・・。

でもとうとうその一点を「本当に生意気で申し訳ないのだがこうされるとよいと思います」と遠慮がちに話した。

T氏のお顔はみるみる輝き・・・とても喜んで下さった。
「見ていてください」が口癖になり、他の人と踊るところをチェックしてほしいと
言われ、それからダンス談義が時間を惜しんで始まった。もっと前からふれていれば
もっとよかったのに・・・と言いながら。

下船してからも「楽しく踊れた」と何度もお手紙をいただき季節の果物など送っていただいた。

「サークルでおばあさんたちと踊っています・・・」と言うお電話をいただいたのが
最後になってしまった。


(イラストの男性の方は彼と見間違うほど雰囲気がそっくりで懐かしい)

病気再発

2012-07-21 | 日記
今日は7月21日。

実は4日前の17日の未明、大きな”ゆらり”がやってきた。

今年の3月11日は私にとってのめまい発症記念日で始めての救急車搬送を
味わった日。それから雲をつかむような入院、検査の日々。

退院してもなかなか良くならず、家の中でじっと過ごしていた。
外出はほとんど控え、5月の同窓会、母の展覧会、にでて2,3回
人に会いに出かけた。

西洋医学ではどうしてもゆきとどかない、分からない部分があるので30年前から
お世話になっていた漢方の先生を訪ねた。西洋医学でも東洋医学でもどちらも
共通して言われることは「ストレス」
自慢ではないがそれだけは胸を張って条件を満たしていると言える。

4カ月経ったのでそろそろ元の生活に戻れるかと約束を入れたがもちろんキャンセル。

自信のない日々を過ごしている。

18日に近くの耳鼻咽喉科に行ったら
「そういう人は世の中沢山います。」といろいろアドバイスをもらった。

今少しぼう~っといているのは薬のせいかもしれないのだが昨夜はじっと寝ていたときに奈落の底に引っ張られるようなめまいがやってきた。
今までは寝返りをするとき、起き上がるとき、下を向いたり後ろを振り返った時だけ
だったので注意していたのだが静かに安静に寝ていた時に起こったのが一番ショックだった。

今まで元気印で病人の夫の世話は私の仕事と当たり前に思っていたのだが
まさに老々介護、じいさんばあさんのおろおろした生活をしている。

健康の人がまぶしいとは実感して見ないと分からない。

ブログもやめよう、おやすみしようと何度も思っているが通常10日間分
位予約投稿をしてあるので、ぎりぎりまで続けようかと思っている。
親しい友人は「ブログを見ている限り、そんな病人とは思われないが・・」と
言ってくれる。そう、本当に自分の生活?をさらけ出したら憂鬱なことばかりで
読んでくださる方を暗くしてしまうかもしれない。
もちろん、出来る限り、「自分」を正直にだしていくつもりでありますが・・。

Big ハンガー

2012-07-20 | 日記
大きなハンガーをやっと見つけた。
普通のものと比べるとかなり大きい。
これが100円ショップにあったのだ。

昔は和服のえもんかけとして竹製のものがあったと
記憶している。今はどこに行ったら手に入れることができるだろう。
竹製品の民芸調のお店ならあるかな~と思っていた。

剣道の胴着をびっしょりにして帰ってくる孫。

かさばる袴と胴着の洗濯は大変


昼間なら外の物干し棹に大きく広げて干すのだが家の中で小さいハンガーに
かけると形が崩れ困っていたのだった。

これは何とバスタオル用のハンガーだそうである。

とにかく便利で嬉しくて仕方がない。

 

日本の名作を聴く

2012-07-19 | 日記
 日本の名作を読む・・・と言うと当たり前だが「聴く」という企画である。

新聞に大きな広告が載っていた。
娘も夫も興味を持つ。29000円だけれど3人で聴いたら安いもの・・。

私もこのごろは目の調子が悪いのであまり本を読めない。
でもどうしても読みたくなってしまう。読むとあと数日目の調子が
悪い。そうだ!代わりに誰かが読んでくれたら・・・・・。
このような朗読は目の不自由な人のためにあったと思うが最近では
シニア世代を狙ってか、簡単に知識を取り入れるために利用するのか
ターゲットが変わってきている気がする。


中学生でも国語の教科書に出てきた作品をさっと聴くことができるのだ。

3人以上で利用すれば安いと思いながら結局買ったのは私でちっとも安くない??

ただ、常識のない私にはいろいろな作家の本の内容が分からない。
そんなときに、あらすじというか、大体の内容を教えてくれると言うことで
とても面白い世界にいざなってもらっている。

長い文章を声優、俳優、女優が上手に読んでくれる。アナウンサーでないのが
また新鮮である。失敗は許されないから何度も録音し直しているのだろうが
ずいぶん時間のかかったものだろう。

第一巻から聴いているが寺田農、大和田伸也などにより二葉亭四迷の『浮雲」や
幸田露伴の『五重塔」、森鴎外の「舞姫」高山樗牛の「滝口入道」などを聴いた。


明治、大正、昭和の現代文学が70~80作品紹介されているので当分楽しめそうだ。

感想はまた後日、全部読み終わったときに書きましょう。

朝の図書館

2012-07-18 | 日記
市役所に朝早くから用事があり、隣接の図書館に本を返しに行った。

びっくりした。

図書館は9時から開館で開いたばかりのはずなのに、駐車場は満杯。
人がいっぱいいる。特に雑誌、新聞を閲覧する部屋は外から見えるのだが
シニアのおじさまたちでいっぱい。
髪の毛が白い人たちが多いのだ。
ここは老人ホーム?それとも?と何か不思議な気がした。

たぶん朝の食事を終え一日のはじまり、散歩をして新聞を読むために
図書館へ・・・ということなのだろう。
新聞と言っても図書館の新聞はなかなか自分の読みたい新聞が読めない。
誰かが読んでいるのだ。
その間はほかの雑誌をよんでいるのか、いわゆる本、書籍を手にして読みふけると言う
姿ではなく、待合室での閲覧と言うムードなのだ。

これから夏休みになると、学生たちが涼しい学習室目指してあさから押し掛けるのだろう。
私も現役時代はレポートや書きものがあると家からわざわざ図書館に自分を缶詰にして
仕事をしたことを思い出す。家にいると、電話がきたり、雑事を思い出して集中できないからである。

シニアの「たまり場?」を発見してしまったようで不思議な気分になった朝であった。

告られた?

2012-07-17 | 日記
 中学生の間では「好きです」と告白することを「告る」「告られる」と
言うのだそうだ。

「昨日○○が告って来たけど断った!」
「○○が××に告られたんだって!」と言うような具合。

それも今は携帯で「告る」のだそう。

なんと無粋な?簡単な告白!
昔は電話も公衆電話。自宅に電話がない人もあり、専ら手紙をしたためるのだった。
ポストに投函しても無事に届くかしら?
ポストのどこかに引っかかってその手紙だけ届かなかったらどうしよう・・・?

2~3日経つともう届いたころかしら?・返事はいつ来るだろ?とドキドキした
ものだった・・・と思うけれど・・。

という、私は先日ドラッグストアで買物中に「告られた」
というか、ナンパされたと言うのか?
面白い経験をしたのであります~。

これは先日のドレスコードに関係あるのだが、ちょっとよそ行きのワンピースで
出かけた時のこと。(お店の店員もこちらの服装がよいと応対が丁寧だ。)

洗剤の値段を比べてみていた時・・・(主婦丸出しで~)

いきなり男性の顔が前にあった。

「お買い物ですか?」(見ればわかるのに・・。変な人・・)

いつからつけられていたのかはわからない。

「あの~ちょっと伺いますが、奥さんはご主人おられるんですか?」

「はい」

「失礼しました。私は女房に15年前に先立たれてずっとひとりで
寂しいんです。奥さまのようなきれいな方を見ると(洋服がきれい?)
お付き合いしてもらえないかと声をかけているんです~」

誰にでも言っているんだろう、変な人。そういうさびしい人はたくさんいるのに・・。

でも本当にかわいそうなお人だな~と思ったのであります