Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

治験

2011-03-02 | 日記
 「治験」という言葉を聞いたのは確かテレビで、人体実験、高額のアルバイトという
話しだったと思う。

臨床試験(治験)とはCO-Medical Clinic クリニカル・トライアルと呼ばれるらしい。

大変尊い分野の仕事であって、素人が簡単に話しができるものではない。

ただ、「りびんぐ」でのおしゃべりとして認めていただきたい。

一言で言うと「治験」と言う仕事は製薬会社が新しい薬を作り、承認を得て世に出す前に
行う臨床試験のことだと言う。大手会社は日々、新薬を研究している。しかし、それが
世に出回るまでは何年もの長い道のりがあるのだろう。

初めはモルモットなどの動物実験から始まり、一般に使われる前には人体実験が必要になる。

そのために健康な「人体」が必要なのだ。
これは薬に限らず、食品、化粧品なども同じモニターが必要だそうだ。
身体的に健康な18歳以上の人で一回当たりの報酬は1万円から10万円と言われ、
高収入のアルバイトと知る人ぞ知る世界のようだ。
だが、その実験は自宅にいてできるもの、何日か宿泊するものなどさまざまで
厳しい健康チェックが行われると言う。

そして、頻繁にこの仕事は受けられないとのこと。

それにしても近頃は胃痛、腹痛、頭痛などは直接患部に薬が届く気がするが
花粉症、肩こり、しみ、そばかす、疲労などなどこんなものまで本当に薬で治るの?
と思うものまである。

その陰には「治験」として実験をしてくれている人たちがいることを知った。