Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

充電たまご

2011-03-16 | 日記
 昨日、第一グループと知って前もってお湯を沸かし、食事の用意を終わり
待機していたが、実施されなかった。

ところが今日は夕方いきなり停電になった。
第五グループにも名前を発見し、おかしいと思いながら
市役所のアナウンスも特にないし・・・とのんびりしていた。

もちろん、そんな少しの停電が役立つのなら日ごろあまりにも湯水のごとく
贅沢に電気を使っているのだから私自身にも、世の中にも戒めとなって
よいのではないかと思っていた。

JR初め各電鉄もそれなりに節電のため間引き運転や運休を行っている。
いつもがあまりにも当たり前に便利なのでちょっと電車が止まると不便と
思ってしまうが・・。

被災者の方々の苦しみに加え、日本中原発の怖い問題が起こっている。

気になりながら、今日は計画節電の体験記とさせていただく。

16時50分、電気は消えた。曇っていたのですでに電気つけていたので
少し早目の夕食を始める。もちろん準備してあったので薄明かりの中、
まだまだ何でもできる。

さすが18時近くになると真っ暗になり、外は信号も止まり警察官が手で指図を
している。車は渋滞。あたりは真っ暗な世界。

電気がつくまで寝ることにした。
一時間ほど、手回しのラジオは使える。

ずいぶん昔、確か通販で何かのためにと買っておいたものが日の目を見た。

充電たまごと言う手回しのラジオである。
ハンドルを回すだけで電池もいらない。携帯の充電もできる。


後ろのハンドルを回す。


ライトもつくし、サイレンもなるのだ。


今後も、緊急持ちだしの荷物の中に入れておこうと思う。

19時ころ、外を見るとまだ真っ暗。
そろそろ電気がつくだろうと眺めているとあちこちから光がぱっぱっと
つきはじめ、いつもの明るい夜の風景となった。