海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

麻生首相所信表明

2008-09-30 | 自民党

【麻生首相所信表明】(1)就任に当たって (1/2ページ)   ~(9)

2008.9.29 14:28   

(一部抜粋)  

「わたしの前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります。新総理の任命を、憲法上の手続にのっとって続けてきた、統治の伝統があり、日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄のごとき、連綿たる集積があるのであります。

その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。

 この言葉よ、届けと念じます。ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆様のもとに。」

 

(見逃した方はこちらから 衆議院TV→9/29→本会議→発言者選択 ・ またはニコニコ動画で)

麻生首相所信表明演説、簡潔でわかりやすいいい演説でした! 新総理が見ていることは、脈々たる歴史の中にある今の日本を、明日の良き日本につなげていくこと。世界とともにある、日本人のための日本です麻生氏の所信表明からはこれがはっきりと感じられます。この演説を聞いてこの一年の閉塞感が晴れるような心地でした。

   

〈外交より抜粋〉(こちら

「今後日本の外交は、日米同盟から国連に軸足を移すといった発言が、民主党の幹部諸氏から聞こえてまいります。わたしは、日本国と日本国民の安寧にとって、日米同盟は、今日いささかもその重要性を失わないと考えます。事が国家・世界の安全保障にかかわる場合、現在の国連は、少数国の方針で左右され得るなど、国運をそのまま委ね得る状況ではありません

日米同盟と、国連と。両者をどう優先劣後させようとしているか。民主党には、日本国民と世界に対し、明確にする責任があると存じます。論拠とともに伺いたいと存じます。

 第2に伺います。海上自衛隊によるインド洋での補給支援活動を、わたしは、わが国が、わが国の国益をかけ、わが国自身のためにしてきたものと考えてきました。テロとの闘いは、まだ到底出口が見えてまいりません。尊い犠牲を出しながら、幾多の国々はアフガニスタンへのかかわりを、むしろ増やそうとしております。この時に当たって、国際社会の一員たる日本が、活動から手を引く選択はあり得ません。

 民主党は、それでいいと考えるのでしょうか。見解を問うものであります。」 

 

(しかし、民主党の野次のうるさいこと!恥ずかしげもなくよくやりますね)

思うに、自民党と民主党の見解の違いが最も際立つのは外交姿勢であるはずです。表向きは「国連」と言いながらも、日米同盟より日中関係を最重視しているように見える民主党。外交や安全保障問題について民主党に問うことは重要です。これは、自民党と民主党の違いを際立たせることになります。

思い出すのも腹立たしいことですが、民主党は昨年あらゆることを言い逃れに使い、テロ特置法案を阻んだのでした。この一年の民主党のやり方は本当にひどいものでした。政権奪還のためになら何でもありという姿勢で、その場その場全力で与党の邪魔をしていました。結果として起こったことも、すべて与党のせいにして。

   

海自艦隊撤収 町村官房長官「非常に残念」 民主・山岡国対委員長「アフガン民生支援の方が重要」   2007.11.1 11:48   (MSN産経)

 

あれだけいろいろとやったのですから、政権をねらう政党なら、外交姿勢について基本的なことを当然語るべきですし、民主党の統一的な見解は是非とも聞いてみたいと思います。小沢党首がわざと答えないということもありえますが、答えないことは(答えられないことは?)民主党にとってもマイナスなことです。正々堂々と議論して下さい>民主党。

 

 

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日教組はやはり解体すべき

2008-09-28 | 政治〈国内〉

「議員も辞職すべきだ」=中山国交相辞任で日教組

 中山成彬国土交通相の辞任について、日教組の岡本泰良書記長は28日、「個人的な思想を国務大臣という公人の立場で発言したことは、政治家としての資質・見識が問われることであり、国会議員も辞職すべきである。麻生首相の任命責任は極めて大きい。日教組は改めて一連の発言に対して強く抗議するとともに、発言の撤回・謝罪を強く求める」などとする談話を発表した。 (了)(2008/09/28-17:38) (時事ドットコム)

 

「日本教職員組合が、個人的な思想を団体で公教育の場に持ち込み、公人の立場を利用し続けたことは、公務員として教師としてその資質・見識が問われることであり、公職を辞職すべきである。日教組の責任は極めて大きい。改めて日教組の数十年の言動に対して強く抗議するとともに、団体の解体を強く求める。」などとする談話も発表したいものだ。

 

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「日教組は解体すべき」

2008-09-27 | 政治〈国内〉

「日教組は解体すべき」中山国交相、自らの進退「推移見守りたい」  2008.9.27 15:43

 中山成彬国土交通相は27日午後、宮崎市内で開かれた自民党宮崎県連の会合でのあいさつで「日教組は解体しなきゃいかんと思っているところだ」と発言した。

 中山氏の一連の問題発言をめぐり、麻生太郎首相に対し罷免を要求している野党側が、さらに反発を強めるのは必至だ。

 会合後、中山氏は記者団から進退を問われ「絶対に辞めないと言って、しがみついているつもりはない。推移を見守りたい」と述べた。  (MSN産経)

  

(以下、 Wikipedia「日本教職員組合」より、部分的に抜粋) (注:Wikipediaは編集可能な百科辞典です)

「2007年の教育基本法改定、教員免許更新制導入に反対する運動など、教育課題に直接関係する活動の他、平和運動をはじめとする政治的な数多くの活動を行っており、入学式・卒業式などでの国旗掲揚や国歌斉唱の文部科学省指導に対しては、強制だとして批判的な立場を基本的に採っている[2]。」

   

学校管理職の自殺

日教組は、前述の通り、教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の文部科学省の指導に対して強制だとして強硬に反対してきたが、そのような教育行政と現場の板挟みの立場の校長や関係者に、それが原因と見られる自殺が起こった。2003年(平成15年)3月に広島県尾道市で、同県が進めていた民間登用制により着任した元銀行員の小学校校長が自殺するという事件が起こった。

   ・

教育基本法改定反対運動

「2006年(平成18年)、政府与党は、「国を愛する心」や「日本の伝統尊重」を盛り込んだ教育基本法改正案を国会に提出した。日教組はこの法案に強く反対し、国会に教育基本法調査会を設けて慎重審議を求める署名運動を展開、200万筆を集めた。また、労働組合・市民団体と共に「教育基本法改悪ストップ!全国集会」とデモを繰り返し開催し、国会前での座り込みなどを行った。また、一部の組合員は、国会前での「ヒューマン・チェーン(人間の鎖)」その他の集会に参加した。この集会には全国の多数の組合員が参加したが、授業のある平日に行われていたため批判もあった。この点について日教組は、「集会に参加した組合員は年休を取り、他の教員に補講等を頼んでいる」と説明している。」

 

 

  

「日教組」の教職員の行動について。個人がどういう思想を持とうと自由ですが、それを公教育の場に直接持ち込み、国歌斉唱を拒否し、授業を後回しにして教職員が「国会前でデモをする」のですから、たまったものではありません。もはや「労働組合」ともいえない団体、「日教組は解体すべき」に個人的には賛成です。国旗や国歌に敬意を払えず起立さえしない人たちが公教育に関わっていることは異常です。公教育の基本的な部分にまで、こういう形で直接介入してくる団体の存在が、戦後教育に与えた悪影響は大きいとつくづく思います。

 

   

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マスコミ・メディア

2008-09-26 | マスコミ

 昨日、小泉元首相が突然、引退表明をされました。歴代内閣では圧倒的な支持率を誇った小泉内閣でした。小泉氏の演説は「簡潔で、印象的」。小泉氏は、メディアが小泉批判をしようにもできないほどに、直接的に有権者に訴える力を持つ、独自の才能を持った稀な首相でした。

 一昨年昨年、安倍政権時、多くの重要法案が通されたにもかかわらず、それらの政策を快く思わない勢力とマスコミ・メディアを通して、参院選前後から、聞くに堪えないネガティブキャペーンが繰り広げられ、いまだにマスコミは、安倍政権を福田政権とともに、「二度、政権を投げ出した」と何度も繰り返しています。正確にいうならば、安倍氏は健康上の理由で心ならずも職務を退かれましたが、決して「政権を投げ出した」のではありません。しかし、マスコミのおかげで、病気で職務を退かなければならなかった元総理の辞任時の無念を、今、思い起こせる人はそう多くはいないでしょう。

  

 多数決という数の理屈で物事が動く民主主義の政治では、有権者の支持、世論の支持を取り付けることは最重要課題です。それがなければ、国民のためにどのようなよい政策をもっていようとも実行する事は叶いません。政治家は多くの人間を動かした者が「勝ち」なのです。

 数年前まで、私は、新聞やTVの報道が、公平で良識に裏打ちされたものであると信じていました。しかし、昨年の参院選から首相辞任までのTVが行った見るに堪えない中傷じみた政権攻撃は、それに疑問を持つのに十分でした。考えてみれば、報道と「宣伝」といわれるものの境界はどこにあるのでしょうか。報道するものと報道されないもの、強調されるものと強調されないもの。このような小さな取捨選択によってでさえ、「事実」は密やかに歪曲されています。

 「広告・宣伝」があるものをよく見せることが可能なら、悪く見せることも可能でしょう。それほど重要でないことに焦点をあて、繰り返し報道する。重要なことにはあえて触れない。これだけで、国民の目を曇らせるに十分です。

 もし、世論を操作したい者がいれば、少しバイアスのかかった報道をする、要は、それほど重大でないことをさも重要であるかのように視聴者の目を引きつけて繰り返し流せば、それで事足りるのです。(ワイドショーがやっているように) メディアは、電波を使い操作することで、多くの(何百万、何千万人の)人々に影響を与えることができます。視聴者はTVに対してあまりに無防備です。 昨年の放送法改正では、「捏造報道をしても行政処分はされない」ということになってしまいました。(これは、民主党案に譲歩した政府にも責任はあると思います。)「捏造報道の自由」まで勝ち取ったわが国のマスコミ・メディア。彼らの害は計りしれません。

  

参照   放送局エゴ丸出しの放送法改正案

    

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麻生内閣

2008-09-25 | 自民党

麻生内閣が誕生しました。

麻生総理大臣の初会見は、結構厳しい印象でした。今までの経緯もあり、マスコミは何かと辛辣に言いがちなので、首相ご自身の決意を十分に感じさせるものだったと思います。組閣人事を見ますと、「オール自民党」ですね。自民党存亡の危機ということで、こちらも麻生氏の思い入れを感じます。自ら「乱世のよう」とおっしゃっておられましたが、この局面で「首相がリーダシップをとる」ということを最重視されたのだろうと思います。総理会見では、麻生首相が「国益」という言葉を明言されていたことが、一番心に残っています。

 

少々気になるところは、河村建夫官房長官で、

「温厚な性格で、麻生首相や森喜朗元首相と近い。国民新党の亀井静香代表代行や平沼赳夫元経済産業相と親交があり、加藤紘一元党幹事長や山崎拓元党副総裁らとのつながりも。超党派の「せんたく議員連合」の共同代表を務めている。」こちら

Wikipediaによると、

ー 「在日韓国人の地方参政権問題は日本社会の成熟度を示すものだ。」[4]として、在日韓国人の地方参政権に賛成しており、消極論に対しては「日本は島国ということもあって国際化が遅れており、外国人に対する基本的なスタンスが定まっていない旧世代には表現しがたい抵抗感がある。人権や反差別に対する教育が弱いのも原因になっている。」と批判している。

「2005年12月には、約1000万人の移民受け入れを目指す外国人材交流推進議員連盟立ち上げに参加。

「2007年11月8日に開催された、在日本大韓民国民団が主催する「永住外国人地方参政権の早期立法化を!」と訴える全国決起大会に国会会期中にもかかわらず参加し、「もう放置できない。真っ正面から取り組む」と宣言した。」 ー (Wikipediaより一部抜粋)  (注:Wikipediaは編集可能な百科辞典です)

   

  

河村氏のこのあたりのことはやはり気になるところです。この参政権問題は、国際化うんぬんの問題ではなく、国家主権の問題ですから。

 また、細田氏や中曽根氏は「自民党朝鮮半島問題小委員会」所属とのことで、この議連は「政府の対北朝鮮外交をバックアップする」ために2007年12月に結成された。」とのことですが、他のメンバーを見たところ、どういう会なのか?と少々気になるところです。また、河村官房長官が拉致問題担当相ということなので、このあたりはどうなのでしょうか。  

  

中川昭一財務・金融担当相は、麻生内閣が景気回復、緊急経済政策を第一に掲げているだけに、注目を集めているようです。頑張っていただきたいと思います。与謝野氏や石破氏、石原氏など総裁候補だった方々にも期待しています。石破氏は農水相、「事故米」でこちらも大変な部署ですが、適任のような気もします。

麻生総理も25日訪米して国連演説ということで、強行スケジュールでたいへんそうです。ねじれ国会による一年の政治の停滞を早急になんとか打開していかなければならないということで、責任を痛感され硬い表情の多い麻生総理ですが、とにもかくにも、「祝 麻生内閣」。注目し応援しています。頑張っていただきたいと思います。

 

    

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麻生自民党総裁誕生

2008-09-23 | 政治〈国内〉

麻生総裁誕生、おめでとうございます。

現在の大変困難な状況において、首相を託せる唯一の方が選ばれたことが、ただ嬉しいです。

昨夜のNHKニュースでは、総裁選は「思ったほど盛り上がりをみせなかった」との報道でしたが、個人的にはこの総裁選で、5人の候補の方々の演説やお話を聞き、それぞれの考えと真摯な姿勢を感じることができて(与謝野氏って生真面目なのにどこかユニーク)、真摯なよい議員さんがいるのだなと改めて自民党を見直したりして、はっきり言って民主党の言動とは格が違う印象を受けました。

良い政策を国民にうまく伝えることができて、それを断固として実行する意思を感じることができれば、国民は納得するものだと思います。(しかし、マスコミが邪魔をする・・)  「的確にシンプルに」。マスコミのイメージ操作が効果を上げる隙もないほどに。 頑張っていただきたいです。

    

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総裁選、テレビめぐり

2008-09-22 | マスコミ

TVがあまりにヒドイので、普段はスカパー以外ほとんど見ていないのですが、総裁選が始まってから、時々報道番組やニュースを見るようになりました。

  

昨日は「報道2001」を見て、NHK「日曜討論」を見て、「サンデープロジェクト」と、はしご。

「日曜討論」。前半は自民党総裁候補5人、後半は野党4人とキャスター氏。

前半、「後期高齢者医療制度」の見直しについて麻生氏が答えているところに、キャスター氏は、「国民がどう思うか・・」「選挙がらみでは~」とか口をはさむ。「人が話しているのだから、聞けよ~」といらいら。

後半、「国民生活」向上の財源は?と聞かれて、共産党志位氏は「軍事費(の削減?)」や「大企業(から取る?)」とのこと。では「安全保障」はどうするのかと、聞かなくてもいいのか・・NHKキャスター氏。 まあ、NHKだし・・・・と思ってしまうところが悲しい。あとの3人(社民・民主・国民新党)のお話はピイチクパーチクとしか覚えていません。

   

「サンデープロジェクト」はもっとひどい。田原帝王ですね。なんであんなにエラそうなのか、まっったくわかりません。「はいはい、日本でいちばんあんたがエラい。」 あの方をあそこまでエラそうにしたのは誰・・メディアでしょうね。

     

ところで、昨日、NHKは、  「小沢氏の「所信演説」は、NHKが番組変更して全国中継で生放送した。」のだそうです。(こちら) 夜7時のNHKニュースでも、民主党の小沢代表の所信表明を妙に熱心に放送していました。

(ちなみに、NHK労連(労組)は民主党支持母体、日本労働組合総連合会(連合)の団体です。)

 

TVはしごの感想。自民党候補者5人の方々が、ものすごく真っ当に思えたこと、これをいったいどう考えればいいのでしょうか。わが国のTVの腐り方は(報道だけじゃなく)異常です。 メディアの影響はすさまじい。わが国にどれだけの害を拡散させているのかわからないほどです。田原氏のような言動に、見ている側も慣れてしまっているのでしょう。

  

22日は総裁選です。麻生内閣、世論をよく見ながら、Go

  

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金総書記重病説事実なら「脅威」(北朝鮮)

2008-09-20 | 韓国・北朝鮮

麻生氏「危なくってしようがない」 金総書記重病説事実なら「脅威」 

2008.9.20 18:03

 自民党総裁選に立候補している麻生太郎幹事長は20日、佐賀市で開かれた街頭演説会で、北朝鮮の金正日総書記の健康悪化説について「怪しげな国のトップがふらふらしている。危なくってしようがない」と述べ、事実であれば日本の安全に脅威となりかねないとの見方を示した

 さらに、不測の事態が起きる可能性を念頭に「それに対応する備えをしておかなければならない」と述べ、新総裁就任後、北朝鮮をめぐる外交・安全保障態勢を総点検する考えを示唆した。

 石破茂前防衛相も北朝鮮について「金日成(主席)、金正日体制のために国民がいる。日本国中を標的にしたミサイルを350発も持っている」などと非難。「動乱が起き、北朝鮮の国民が逃げなきゃいけない時でも自衛隊は(国内法の制約で)助けに行けない。そんな国でいいのか」と述べ、関連法整備の必要性を訴えた。  (MSN産経)

   

 

「北朝鮮総書記の重病説」は本当に事実ならば、(独裁国家である)隣国政権が不安定に、また先行きも不透明になるということで、隣国である日本にとっては注視ししっかり対応を考えておかねばならない大問題だと思う。「寧辺の核施設「原状復旧中」」というニュースも流れている。しかし、他の周辺国が敏感に反応しているのに対して、日本政府の反応は鈍く (官房長官が「コメントしない」というだけ〈こちら〉)、このようなことで大丈夫なのかと思っていた。麻生氏が隣国についての現状認識と「北朝鮮をめぐる外交・安全保障態勢を総点検する考えを示唆」したことは、まったく当然のことだと思う。

ところで、民主党の北朝鮮情勢への反応はどうなのか?民主党鳩山氏らからも、最近の北朝鮮総書記や北朝鮮情勢について(私の知るかぎりでは)ほとんど何も聞こえてこない。 これはどうしたことだろうか。次の政権を担う気のある政党としては、「安全保障」をスルーでは困る。与党非難だけはかしましいものの、こういう問題についても、しっかり態度や対応を表明してもらいたいものである。

 

参考   『ぼやきくっくり』さんより、朝日放送「ムーブ」  「ムーブ!」後継者は誰?3つの派閥が争う北朝鮮 

 

   

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吹田市長、点数公表は「ばかげた議論」

2008-09-19 | 政治〈国内〉

「ばかげた議論付き合えない」橋下知事に“宣戦布告”    2008.9.19 14:59

 橋下徹知事の意向を受け、大阪府教委が市町村教委に公表を要請した全国学力テストの市町村別データについて、吹田市の阪口善雄市長が19日、田口省一教育長に、非公表を支持する考えを伝えた。阪口市長は「「限られた教科の点数だけでは公教育の成果は計れない。(点数公表をめぐる)ばかげた議論には付き合えない」と橋下知事の姿勢を痛烈に批判した。

 田口教育長も「教育関係者として市長の申し入れを心強く思う。教育委員の皆さんにも伝えたい」と非公表で一致した。市教委は24日、この問題を定例の教育委員会に諮る。

 阪口市長は「点数至上主義よりも知徳体、総合力の育成に力を入れていきたい」と強調。「橋下知事への“宣戦布告”か」との記者の質問に対し「そうとっていただいて構わない」と話した。   (MSN産経)

  

「公表か非公表か」が「ばかげた議論」とは・・。「非公表」にして、教育委員会が情報を独占する権利があるとは思えない。「限られた教科の点数だけでは公教育の成果は計れない。」 そうであってもこれが非公表の理由にはならない。

学力が公教育の全てではないが、大きな部分を占めているのも確かである。何故、公表すると「点数至上主義」になると言えるのだろう。(点数至上主義よりも)「知徳体、総合力の育成」・・それはそれで、「学力の成果や評価」とはまた別問題である。教科の成果を、教育委員会など一部の人間の独占情報にして、何かよいことがあるのだろうか? 公表非公表の議論を「ばかげた」とすることにこそ、問題があると感じる。

 

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民主党の「女力」?

2008-09-19 | 民主党

断 横田由美子】民主党の「女力」は?

2008.9.19 02:53

 昨年に引き続き、またもや政権を「ぶん投げた」福田総理の後継を選ぶ自民党総裁選挙が始まった。だが、立候補者の顔ぶれをみて、げんなりしたのは私だけではないはずだ。本命視されている候補者、防衛通、経済政策通、女性候補、若手ホープと妙にバランスがとれている。もう出来レースという感じだ。

 茶番的な雰囲気を十分に感じつつも、それでも、小池百合子元防衛相が初の女性候補者として出馬したことに注目したい。実力ある男性議員に担がれた形であったとしても、道を切り開いたことに違いはないと思うからだ。

 いっぽうの民主党。

 メディアの報道が自民党総裁選一色になる中で、小沢代表の無投票再選が決まり、日に日に存在感が薄くなっている。危機感を感じて「メディア対策チーム」なるものを発足させたが、それこそ代表選に女性候補者が挑んでいたら、少しは話題になっていただろう。最近、民主党の女性議員で目立ったのは、スキャンダルばかりで何ら国会議員としての責任を果たしていない岡山選出の参院議員だけだ。政策で男性議員に挑んでいく気概ある女性議員も、年配の男性議員が呆気にとれせるような大胆な行動に出る女性議員も見あたらないのはなぜなのか。男女共同参画推進本部のHPには、「あなたの地域にプラス1の女性議員を!」という文字が躍っているがこのままでは看板倒れだ。

 単なるイメージづくりではない、新しい「女力」の活用法を考える時期にきてはいないか。それが出来たら、本当に民主党のイメージが変わるのではないか。(ルポライター)  (MSN産経)

  

 

この記事を読んで驚いた。自民党候補者5人をみて、げんなりし」て、「本命視されている候補者、防衛通、経済政策通、女性候補、若手ホープと妙にバランスがとれている。もう出来レースという感じだ。とは・・。この方は候補者の演説、討論会内容などを知った上でこう言っているのだろうか。5人全員が首相にふさわしいかどうかはともかくとして、候補者全員、少なくとも国会議員として、我が国の現状認識や将来についてのビジョンは、それぞれ立派にお持ちだったと思う。

候補者のバランスがとれているのかどうかは知らないが、そのようなバランスなどそもそもどうでもよいことであり、「出来レース」とは、TVが言っていたことですか? それに、小池百合子氏が女性だからってそれが何か? ここで問題なのは、首相としてこの困難な局面を切り抜けていけるかどうかだけであり、女性だの男性だのと言っている余裕は、今のわが国にはないですよ。(選挙対策で女性の方がアピールしやすいと言うことならば、まだ話はわかりますが)

 

(民主党に)政策で男性議員に挑んでいく気概ある女性議員も、年配の男性議員が呆気にとれせるような大胆な行動に出る女性議員も見あたらないのはなぜなのか。男女共同参画推進本部のHPには、「あなたの地域にプラス1の女性議員を!」という文字が躍っているがこのままでは看板倒れだ。

政策で他の議員に挑んでいくのは議員としてあたりまえのことある。ところで、女性議員がなぜ「年配の男性議員が呆気にとられるような大胆な行動に出なければならないのか。議員に必要なことは、(男女ともに)国会議員としての仕事を果たせるかどうかだけである。

(民主党の)それこそ代表選に女性候補者が挑んでいたら、少しは話題になっていただろう」・・横田氏のいう、このような発想こそが、本当の意味での「男女共同参画推進」を骨抜きにするのである。民主党小沢党首は、今回も手当たり次第、知名度のありそうなアピール度の高そうな女性に声を掛けまくっているようだが、女性を前面に出して話題を作ろう選挙に勝とうという発想のもとでもし女性議員が増えたとしても、(今の民主党のごとく)政党にも「男女共同参画」にも、何の意味もなさない。

  

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またNYタイムズ

2008-09-18 | マスコミ

「豚に口紅」NYタイムズが自民総裁選を酷評 

 【ワシントン=小川聡】17日付の米ニューヨーク・タイムズ紙は、自民党総裁選について、米大統領選の民主党候補バラク・オバマ上院議員が対立候補の唱える「変革」を見せかけだと批判した際に使った「口紅つけても豚は豚」という言葉を引き合いに、「日本では自民党がこれとほとんど同じことをやろうとしていると言われている」とやゆした。

 記事では、自民党が経済構造改革や派閥支配からの脱却を訴えて選挙で大勝した小泉元首相時代の再現を望んでいるとしたが、最有力候補の麻生幹事長が財政支出を増やす伝統的な自民党の経済政策を行おうとしていると言及し、「麻生氏は小泉氏ではない」とばっさり。「変革の宣伝がただの見せかけ以上のものであるかどうかははっきりしない」と批評した。

 一方、同日付のワシントン・タイムズ紙は、小池百合子・元防衛相を米大統領選の民主党予備選で惜敗したヒラリー・クリントン上院議員に見立て、「日本のヒラリー」などと紹介する記事を掲載した。  (2008年9月18日14時41分  読売新聞)

 
 
 
東京支局長の「オオニシ氏」といわれる記者とともに、反日記事で妙に有名なNYタイムズですが、またですか。 オバマ氏の「口紅つけても豚は豚」なんて下品な言い回しを、わざわざ引き合いに出すこともないだろうと思いますが、まあ「NYタイムズ」なので、仕方がないですね。
小泉首相の再現なんて望んでいないし、「麻生氏が小泉氏じゃない」そりゃそうでしょ。「変革の宣伝がただの見せかけ以上のものであるかどうかははっきりしない。」まだやっていないのだからあたりまえ。この意味不明新聞、何が言いたいの。
 
   

「中国粉ミルク事件」

2008-09-18 | 中国

【中国粉ミルク事件】死者3人、患者6000人超 被害拡大の様相 (1/2ページ)  2008.9.17 18:52

【北京=野口東秀】中国で有害物質メラミンが入った粉ミルクを飲んだ乳児が腎臓結石になった事件で、陳竺衛生相らは17日北京で記者会見し、死者が3人、患者も15日発表の約5倍の6244人になったと発表した。うち158人は深刻な状態という。トップメーカーを含む22社の粉ミルクの汚染が判明、ずさんな生産管理が浮き彫りになり、大規模な汚染問題に発展した。だが、「他の乳製品は検査中」とされており、「中国の食の安全」問題が今後も拡大する可能性は否定できない。

 李長江国家品質監督検査検疫総局長は、22社のうち海外に輸出していた企業は2社になり、輸出先も増えたことを明らかにした。

問題の根源は牛乳に水を入れて量を増やし、タンパク質の含有量を増やすためメラミンを混入するという“利益第一主義”の不正が広がっていた点にある。

 これまで相次いだ「粉ミルク死亡事件」の教訓がまったく生かされていない。検査でメラミン混入を見抜けなかった点について李総局長は「有害な化学物質は食品添加を認めていないため、検査項目になかった」と説明した。そもそも検査の規定自体に問題があったわけだ。

 国営新華社通信によると、事件にからみ、河北省共産党委員会は石家荘市の張発旺副市長(農業担当)と孫任虎畜牧水産局長の解任を承認。ほかに食品薬品監督管理局長兼党組書記と品質技術監督局長兼党組書記も党内外の職務を解任された。全国規模の事件になったため、今後は中央レベルでも幹部の責任が問われそうだ。

 この事件では、「伊利実業集団」「蒙牛乳業集団」という業界最大手までがずさんな生産管理を行っていたことが判明している。   (MSN産経)

 

 

「タンパク質の含有量を増やすためメラミンを混入するという“利益第一主義”の不正」「有害な化学物質は食品添加を認めていないため、検査項目になかった」、

中国食品、危ない危ないと思っていましたが、今回の「中国粉ミルク事件」の話は、本当に危ないですね。今回の事件では、問題の有害物質は「検査項目になかった」ということなので、チェック機能は意味をなしていなかったということ。「検査の規定自体に問題があった」これでは、中国食品を信用することは無理でしょう。 

食の安全は重要です。最近、国内でも、安い粗悪品を混ぜて利益を出すなど、利益追求第一の不正が頻発しています。食の安全に関しては、政府がしっかり介入して、安定した信用できる業界を守ってもらいたいと思います。(飲食業界は、いろんなしわ寄せが出やすいところかもしれませんが・・) 食品の最終的な規定づくりやチェックは政府に頼るしかないので、政府と官庁には(官庁しっかりしてください!)本当に頑張ってやってもらいたいものです。

  

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国民新党、引く手あまた

2008-09-16 | 政治〈国内〉

新党結成? 平沼氏と綿貫氏ら 16日に都内で会談   2008.9.15 01:59

新党構想を掲げている平沼赳夫元経済産業相(無所属)と国民新党の綿貫民輔代表、亀井静香代表代行らが16日、都内で会談する。衆院選が迫っていることを受け、選挙後の政界再編をにらんで連携を模索するものとみられる。新党結成を指摘する向きもある。

 平沼氏は「ブレない筋の通った保守政治」を志向した第3極づくりを目指しており、衆院選前の新党立ち上げを示唆している。このため、衆院選での保守系無所属候補の支援を進めているほか、与野党の若手・中堅議員らとの会合も重ねてきた。

 綿貫氏も自民、民主両党に次ぐ第3勢力の結集に前向きとされ、“平沼新党”との連携については「否定するものではない」と語っていた。今年5月に綿貫、平沼両氏と新党大地の鈴木宗男代表らが会談し、統一会派構想が浮上したことがあった。  (MSN産経)

 

民主党、国民新党との合併を検討

 民主党執行部は16日、次期衆院選前に国民新党との合併を目指す方針を固めた

 小沢代表は15日、松山市で記者会見し、「(衆院選立候補予定者が)競合している選挙区は徹底的に調整したい。一つになることも選択肢だ」と述べ、衆院選前の合併を検討する意向を表明した。鳩山幹事長も16日午前、都内で記者団に、「相当大きなことをやらないといけない」と語り、合併に意欲を示した。

 小沢氏と国民新党の綿貫代表は16日午前、国会内で会談し、両党が衆院選の政権公約(マニフェスト)に「郵便局における郵政3事業の一体的サービス提供を保障する」などと明記し、郵政民営化見直しを掲げることで合意した。

 ただ、国民新党には合併への慎重論も残っている。綿貫氏は会談後、記者団に、「(小沢氏から)どうしてあんな発言が出たのか分からない」と語った。

(2008年9月16日14時23分  読売新聞)
  
  
 
国民新党、あっちからこっちから引く手あまたです。しかし、民主党と「合併」よりは、平沼氏との「連携」模索の方が、まだ自然な気がするのですが。
このところ「自民党衆院選」で埋め尽くされていたニュースの政治欄に、「民主党」の話題がほちぼち上がるようになっていて、「国替え」の話も合併の話もこういう話題提供を考えたうえでの、もしかすると「効果狙い」かもしれませんが・・。どちらにせよ小沢民主党、必死ですね。

  

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民主党、菅氏

2008-09-16 | 民主党

小泉元首相に「製造物責任」=小池氏支持を批判-民主・菅氏

 民主党の菅直人代表代行は15日、東京都八王子市で街頭演説し、自民党総裁選で小泉純一郎元首相が小池百合子元防衛相の支持を表明したことについて「製造物責任というものがある。インチキな首相を2人もつくった小泉氏が3人目をつくろうなんて、おこがましい。当分は頭を丸めて(お遍路のため)四国にでも行ってもらいたい」と批判した。 
 また菅氏は、小沢一郎代表の国替え問題に触れ「政権交代を実現するために、自らが確実に当選できる岩手4区でなく、最も厳しいところで戦うんだという覚悟を持って次期衆院選に臨んでいることは、ひしひしと感じる」と語った。(了)
(2008/09/15-16:48) 
 (時事ドットコム)

 

製造物責任というものがある」?!・・民主党、菅氏の、なんという表現の稚拙さ、知性のなさ、呆れます。首相は「物」ですか?! 民主党が政府攻撃するときの口のきき方のひどさは、前から感じていましたが、こういう表現は本当にどうかと思います。「おこがましい」のはあなたですよ、管さん。野党ながら情けないです。こんな人が党の代表代行なんですから。

  

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ニュース、二つの記事

2008-09-15 | 政治〈国内〉

47NEWSの全国53新聞社リアルタイムアクセスランキング(9/15)を見ていたら、1位が「1日16時間労働で月8万円 タクシー運転手~」で、2位が「規定の倍、1440万円よこせ 天下りの元副知事」でした。

  

県内タクシー運転手苦境   (千葉日報)

累進歩合給で長時間勤務 人間らしい生活求め提訴 2008年09月14日10時11分 

(一部抜粋) 

規制緩和で台数が増え、客の取り合いとなっているタクシー業界の現状に、県内の運転手から「収入は減る一方。生活がままならない」と悲鳴が上がっている。一般産業と比べて年収が二百―二百五十万円低いという業界。広く採用される「累進歩合給」は、運賃を稼ぐほど給料が上がる仕組みで、運転手は、少しでも多くの客を乗せようと、長時間労働を強いられる。一日に十六時間働いても月収が八万円しかないという運転手は「人間らしい生活」を求めて裁判所に訴えを起こした。

 県内では、多くのタクシー会社が累進歩合給を採用する。客を乗せ、運賃を稼ぐほど給料が上がるシステムだ。約二百四十事業所が加盟する県タクシー協会によると、タクシーは出車すると勤務状況が管理しづらく、実績が重視される同制度が広く採用されているという。深夜料金は運賃が上がるため、少しでも給料を良くしようと、必然的に日をまたぐ長時間労働となる。 (続きあり)   (千葉日報)

  

 

天下りの元道副知事 年間報酬1440万円提案 再就職規定の2倍(09/13 14:03)

 道の関与団体「北海道農業開発公社」の理事長に天下りした近藤光雄元副知事(61)が、自らの年間報酬を道の再就職要綱が定める上限額の倍以上の千四百四十万円に引き上げるよう、同公社の理事会に提案していたことが十三日までに分かった。関係者からは「要綱の形骸(けいがい)化を図る行為で、とても理解は得られない」との批判が出ている。

 道職員の再就職に関するルールを定めた要綱では、退職時の役職に応じて上限額を設定。副知事の場合は上限六百六十万円となっている。ただ、上限額については「特別の事情があるときは道と協議しなければならない」との例外規定も設けている。

 関係者によると、三月末に道を退職し、七月一日付で同公社の理事長に就任した近藤氏は、同日の理事会で、他の民間団体出身の役員の報酬が千三百万円を超えることから、報酬の引き上げを道と協議することを議案として提案。自らが例外規定の「特別の事情」にあたると説明したが、複数の理事から反対意見が出たため、了承されなかったという。

 近藤氏は公社に天下りする前に、道に「要綱が定める条件で再就職する」ことを承諾書で提出している。人事を所管する嵐田昇副知事は「本人から報酬に不満があるという話は聞いたが、相談を受けたわけではなく、要綱を承諾して行ったと理解している。例外規定はあっても、誰もが納得するような理由がなければ、そうはならない」と話している。 (北海道新聞)

 

 

二つのニュースは、一概に同列に並べることでないとわかってはいるのですが、こうしてほぼ同時に起こっている出来事として並んで載っていると、ーなんだかなぁ~と思ってしまうのです

民間では、規制緩和で生活できないほどの状態に苦しんでいる業界がある。その一方で、公務員元副知事は天下り先の報酬を二倍にせよと求めている・・もしかすると、常に賃上げ要求活動に余念がない公務員や公務員労組(民主党支持団体)は、「温室」の中にいて、外の(民間)労働状況の変化をよくわかっていないのではないかと?(公務員やその労組は、報酬を「公」から得ているものとして、もう少し民間の状況に敏感になってほしいと思います。それとも、知ってはいても「それはそれ」、 政府が悪いのであって、公務員労組には関係がないことと思っているのかもしれませんが)

政府の規制緩和の結果として、タクシー業界が(タクシー業界だけではない)このようことになっていることに対して一刻も早く是正できるように、政府は手を打っていただきたいと思います。

  

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