海岸にて

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「総理総裁にふさわしいか」

2008-09-09 | 自民党

自民党総裁選】紛糾! 町村派 「ノーサイド」となるか (1/3ページ)  2008.9.8 23:42   

(一部抜粋)

 福田康夫首相の後任を決める自民党総裁選の告示を10日に控え、森喜朗元首相以来4代連続で首相を輩出した最大派閥・町村派(清和政策研究会)が揺れている。小池百合子元防衛相を支持するグループと麻生太郎幹事長を支持するグループの溝は深まる一方。森氏は自らの「麻生支持」表明により事態収拾を図ったが、派内の路線対立は解消しそうにない。小泉純一郎元首相が「自民党をぶっつぶす」と登場して7年半。派閥崩壊の潮流はついに小泉氏の出身派閥に押し寄せてきた。(石橋文登、加納宏幸、文中敬称略)

 町村派臨時総会は8日午後4時、グランドプリンスホテル赤坂の別館で始まった。立ち聞きされないように記者団はフロアの一角に隔離され、会場はピリピリした緊張感が漂った。

 町村派では代表世話人の元幹事長中川秀直らが小池を強力に支援。これに対し、前首相の安倍晋三らは麻生支持打ち出し、派内を二分する形となった。事態打開を狙った総会で、代表世話人の中川はこうあいさつした。

 「危急存亡の時の大事な総会だ。政策集団が対応を強制したり縛ったら国民目線にかなわない。わがグループからは小池さんが捨て身で出馬を決意した。同志ならば応援する方がいても私は理解する…」

 その傍らでコツコツと指で机をたたいていた最高顧問の森は「長いぞ…」。それでも中川は話を続けた。

「それぞれの動きが仮にあっても終わればノーサイド。これは代表世話人としてのお願いだ」

 中川はラガーメンである森の口癖である「ノーサイドの精神」を引用し、小池支持の容認を訴えたが、同じく代表世話人の町村信孝官房長官は真っ向から異議を唱えた。

 「総選挙に勝てる人、総理総裁にふさわしいかを真剣に考えなければならない。最大グループである私たちの支えがなければ新政権は非常に不安定となってしまう。グループとしての方向付けができれば…」

 町村氏が暗に麻生支持の一本化を訴えたことは明らかだった。その後は所属議員がせきを切ったように麻生支持、小池支持を表明。 (続きあり)   (MSN産経)

  

 

町村派内では、森氏、町村氏、安倍氏らは麻生氏支持、中川秀直氏らは小池氏支持で割れているそうです。

町村氏は「総選挙に勝てる人、総理総裁にふさわしいかを真剣に考えなければならない。最大グループである私たちの支えがなければ新政権は非常に不安定となってしまう。」全く町村氏のおっしゃる通りです。まず、「総理総裁にふさわしい人」を選ばなければ、そうでなければ、自民党はまた元の木阿弥です。政権はまた停滞し日本は窮地から脱することもできなくなります。

このことは野党民主党も同じのはずで、民主党党首は「総理総裁としてふさわしいのか」と問われなければなりません。自民党は5人の候補が政策において、総裁の座を競おうとしているのに対して、民主党は代表選もせずに小沢氏を無投票(独裁状態)で3選してしまいました。町村長官がこの1年の民主党の国会対応について反省を求めたいと述べています。(こちら)。ひたすら政権をとるために政局第一で、政策を与党と国会審議しようともせず、遅らせ、法案の成立を阻むー、国民よりも自党の利益優先ということで、こればもう政党としてどうなのでしょうか?

小池氏については、女性であることと、バックに中川秀直氏がいることくらいしか、どうもよくわかりません。 【自民総裁選】小池氏の立候補会見要旨によると、主張は「改革」「女性の目線」「プリマリーバランス平成23年黒字化堅持」だそうです。中川秀直氏は強硬に「改革」と主張していますが、改革をするにも、できる「とき」と、できない「とき」があります。小池氏は、自民党の総裁にふさわしい、日本の総理にふさわしいといえるのでしょうか?(中川秀直氏の傀儡になることは必至でしょう。)

町村氏のおっしゃるように、「総選挙で勝てるか」「総理総裁にふさわしいか」ならば、小池氏も与謝野氏も石原氏も石破氏も、ふさわしいとは思えません。自民党が再生するためには、麻生氏の力が必要だと思います。麻生さん、どうか頑張ってください!

 

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