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吹田市長、点数公表は「ばかげた議論」

2008-09-19 | 政治〈国内〉

「ばかげた議論付き合えない」橋下知事に“宣戦布告”    2008.9.19 14:59

 橋下徹知事の意向を受け、大阪府教委が市町村教委に公表を要請した全国学力テストの市町村別データについて、吹田市の阪口善雄市長が19日、田口省一教育長に、非公表を支持する考えを伝えた。阪口市長は「「限られた教科の点数だけでは公教育の成果は計れない。(点数公表をめぐる)ばかげた議論には付き合えない」と橋下知事の姿勢を痛烈に批判した。

 田口教育長も「教育関係者として市長の申し入れを心強く思う。教育委員の皆さんにも伝えたい」と非公表で一致した。市教委は24日、この問題を定例の教育委員会に諮る。

 阪口市長は「点数至上主義よりも知徳体、総合力の育成に力を入れていきたい」と強調。「橋下知事への“宣戦布告”か」との記者の質問に対し「そうとっていただいて構わない」と話した。   (MSN産経)

  

「公表か非公表か」が「ばかげた議論」とは・・。「非公表」にして、教育委員会が情報を独占する権利があるとは思えない。「限られた教科の点数だけでは公教育の成果は計れない。」 そうであってもこれが非公表の理由にはならない。

学力が公教育の全てではないが、大きな部分を占めているのも確かである。何故、公表すると「点数至上主義」になると言えるのだろう。(点数至上主義よりも)「知徳体、総合力の育成」・・それはそれで、「学力の成果や評価」とはまた別問題である。教科の成果を、教育委員会など一部の人間の独占情報にして、何かよいことがあるのだろうか? 公表非公表の議論を「ばかげた」とすることにこそ、問題があると感じる。

 

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民主党の「女力」?

2008-09-19 | 民主党

断 横田由美子】民主党の「女力」は?

2008.9.19 02:53

 昨年に引き続き、またもや政権を「ぶん投げた」福田総理の後継を選ぶ自民党総裁選挙が始まった。だが、立候補者の顔ぶれをみて、げんなりしたのは私だけではないはずだ。本命視されている候補者、防衛通、経済政策通、女性候補、若手ホープと妙にバランスがとれている。もう出来レースという感じだ。

 茶番的な雰囲気を十分に感じつつも、それでも、小池百合子元防衛相が初の女性候補者として出馬したことに注目したい。実力ある男性議員に担がれた形であったとしても、道を切り開いたことに違いはないと思うからだ。

 いっぽうの民主党。

 メディアの報道が自民党総裁選一色になる中で、小沢代表の無投票再選が決まり、日に日に存在感が薄くなっている。危機感を感じて「メディア対策チーム」なるものを発足させたが、それこそ代表選に女性候補者が挑んでいたら、少しは話題になっていただろう。最近、民主党の女性議員で目立ったのは、スキャンダルばかりで何ら国会議員としての責任を果たしていない岡山選出の参院議員だけだ。政策で男性議員に挑んでいく気概ある女性議員も、年配の男性議員が呆気にとれせるような大胆な行動に出る女性議員も見あたらないのはなぜなのか。男女共同参画推進本部のHPには、「あなたの地域にプラス1の女性議員を!」という文字が躍っているがこのままでは看板倒れだ。

 単なるイメージづくりではない、新しい「女力」の活用法を考える時期にきてはいないか。それが出来たら、本当に民主党のイメージが変わるのではないか。(ルポライター)  (MSN産経)

  

 

この記事を読んで驚いた。自民党候補者5人をみて、げんなりし」て、「本命視されている候補者、防衛通、経済政策通、女性候補、若手ホープと妙にバランスがとれている。もう出来レースという感じだ。とは・・。この方は候補者の演説、討論会内容などを知った上でこう言っているのだろうか。5人全員が首相にふさわしいかどうかはともかくとして、候補者全員、少なくとも国会議員として、我が国の現状認識や将来についてのビジョンは、それぞれ立派にお持ちだったと思う。

候補者のバランスがとれているのかどうかは知らないが、そのようなバランスなどそもそもどうでもよいことであり、「出来レース」とは、TVが言っていたことですか? それに、小池百合子氏が女性だからってそれが何か? ここで問題なのは、首相としてこの困難な局面を切り抜けていけるかどうかだけであり、女性だの男性だのと言っている余裕は、今のわが国にはないですよ。(選挙対策で女性の方がアピールしやすいと言うことならば、まだ話はわかりますが)

 

(民主党に)政策で男性議員に挑んでいく気概ある女性議員も、年配の男性議員が呆気にとれせるような大胆な行動に出る女性議員も見あたらないのはなぜなのか。男女共同参画推進本部のHPには、「あなたの地域にプラス1の女性議員を!」という文字が躍っているがこのままでは看板倒れだ。

政策で他の議員に挑んでいくのは議員としてあたりまえのことある。ところで、女性議員がなぜ「年配の男性議員が呆気にとられるような大胆な行動に出なければならないのか。議員に必要なことは、(男女ともに)国会議員としての仕事を果たせるかどうかだけである。

(民主党の)それこそ代表選に女性候補者が挑んでいたら、少しは話題になっていただろう」・・横田氏のいう、このような発想こそが、本当の意味での「男女共同参画推進」を骨抜きにするのである。民主党小沢党首は、今回も手当たり次第、知名度のありそうなアピール度の高そうな女性に声を掛けまくっているようだが、女性を前面に出して話題を作ろう選挙に勝とうという発想のもとでもし女性議員が増えたとしても、(今の民主党のごとく)政党にも「男女共同参画」にも、何の意味もなさない。

  

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