海岸にて

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麻生首相所信表明

2008-09-30 | 自民党

【麻生首相所信表明】(1)就任に当たって (1/2ページ)   ~(9)

2008.9.29 14:28   

(一部抜粋)  

「わたしの前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります。新総理の任命を、憲法上の手続にのっとって続けてきた、統治の伝統があり、日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄のごとき、連綿たる集積があるのであります。

その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。

 この言葉よ、届けと念じます。ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆様のもとに。」

 

(見逃した方はこちらから 衆議院TV→9/29→本会議→発言者選択 ・ またはニコニコ動画で)

麻生首相所信表明演説、簡潔でわかりやすいいい演説でした! 新総理が見ていることは、脈々たる歴史の中にある今の日本を、明日の良き日本につなげていくこと。世界とともにある、日本人のための日本です麻生氏の所信表明からはこれがはっきりと感じられます。この演説を聞いてこの一年の閉塞感が晴れるような心地でした。

   

〈外交より抜粋〉(こちら

「今後日本の外交は、日米同盟から国連に軸足を移すといった発言が、民主党の幹部諸氏から聞こえてまいります。わたしは、日本国と日本国民の安寧にとって、日米同盟は、今日いささかもその重要性を失わないと考えます。事が国家・世界の安全保障にかかわる場合、現在の国連は、少数国の方針で左右され得るなど、国運をそのまま委ね得る状況ではありません

日米同盟と、国連と。両者をどう優先劣後させようとしているか。民主党には、日本国民と世界に対し、明確にする責任があると存じます。論拠とともに伺いたいと存じます。

 第2に伺います。海上自衛隊によるインド洋での補給支援活動を、わたしは、わが国が、わが国の国益をかけ、わが国自身のためにしてきたものと考えてきました。テロとの闘いは、まだ到底出口が見えてまいりません。尊い犠牲を出しながら、幾多の国々はアフガニスタンへのかかわりを、むしろ増やそうとしております。この時に当たって、国際社会の一員たる日本が、活動から手を引く選択はあり得ません。

 民主党は、それでいいと考えるのでしょうか。見解を問うものであります。」 

 

(しかし、民主党の野次のうるさいこと!恥ずかしげもなくよくやりますね)

思うに、自民党と民主党の見解の違いが最も際立つのは外交姿勢であるはずです。表向きは「国連」と言いながらも、日米同盟より日中関係を最重視しているように見える民主党。外交や安全保障問題について民主党に問うことは重要です。これは、自民党と民主党の違いを際立たせることになります。

思い出すのも腹立たしいことですが、民主党は昨年あらゆることを言い逃れに使い、テロ特置法案を阻んだのでした。この一年の民主党のやり方は本当にひどいものでした。政権奪還のためになら何でもありという姿勢で、その場その場全力で与党の邪魔をしていました。結果として起こったことも、すべて与党のせいにして。

   

海自艦隊撤収 町村官房長官「非常に残念」 民主・山岡国対委員長「アフガン民生支援の方が重要」   2007.11.1 11:48   (MSN産経)

 

あれだけいろいろとやったのですから、政権をねらう政党なら、外交姿勢について基本的なことを当然語るべきですし、民主党の統一的な見解は是非とも聞いてみたいと思います。小沢党首がわざと答えないということもありえますが、答えないことは(答えられないことは?)民主党にとってもマイナスなことです。正々堂々と議論して下さい>民主党。

 

 

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