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「トランプ政権が北朝鮮を『テロ支援国家』に再指定」

2017-11-21 | 国際・政治

 

トランプ政権が北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定 9年ぶり 化学兵器使用を根拠「残忍な体制」                                2017.11.21

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスでホワイトハウスでの閣議の冒頭、記者団に対し、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定すると発表した。核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮の孤立化に向け、「最大限の圧力」をかけていく姿勢を打ち出す狙いがある。北朝鮮の反発は確実とみられ、さらなる核実験や弾道ミサイル発射に踏み切る恐れもある。

 ティラーソン国務長官は20日、ホワイトハウスで記者会見し、再指定の根拠として「化学兵器を使った殺人」を挙げ、金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が今年2月、クアラルンプールの空港で猛毒のVXガスを使って殺害された事件などを重大視したことを示唆した。(続きあり)(産経ニュース)

 

 

 トランプ大統領が北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定したというニュースが流れています。北朝鮮をこれ以上 放置することはできません。あらゆる措置をとって北朝鮮を止めなければ、世界規模の大事になるでしょう。

 韓国に関して、今日は興味深い記事を読みました。傍目には、支離滅裂に見える文大統領の目指すものは何か?というもので、読んでそら恐ろしくなりました。

 

 

 

文在寅政権が目指す政権とは? 「右へ絶対戻れぬ不可逆体制」→「韓国型共産体制」  室谷克実       2017.11.21 

 

「歴史は繰り返す」という。韓国の歴代大統領は悲惨な運命を繰り返してきた。そのため、現在の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も4年数カ月後には…との見方が、日本ではまことしやかにささやかれている。(夕刊フジ)

 

 だが、それは甘い見方だ。文政権が目指しているのは「右に絶対に戻れない政治・社会的装置」だ。それが完成した姿は「韓国型共産体制」に他ならない。

 韓国の歴代政権は、前政権を「旧悪」として、旧指導者を剔抉(てっけつ=悪事を暴き出すこと)して痛めつけつつ、自らは「新悪」になる歴史を繰り返してきた。

 文政権は、李明博(イ・ミョンバク)政権にまでさかのぼって「旧悪剔抉」を続けることで、高い支持率を保っている。

 一方で、政権中枢(青瓦台秘書官ら)や閣僚の“汚れ”は目を覆うべくもない。まさに「精算すべき積弊」そのものが、大統領周辺に満ちている。それで「文大統領も任期が終われば…」との見方が日本ではあふれ出るわけだ。

 しかし、米国と北朝鮮の戦争か、軍主導の革命でも起きない限り、文政権は着実に「韓国型共産体制」への道を歩み、その後継者は文氏を「ロウソク革命国家の祖」として奉り続けるだろう。

 

 文政権は検察と警察を掌握して、その権限を駆使することで、反対派の口を封じている。民間団体(全経連や貿易協会)や財閥企業には、検察と公正取引委員会がタッグを組んで圧力を加えて、表向きは「自主的措置」を講じさせる。 

官界では、省庁ごとの「積弊清算タスクフォース」といった名称の“革命委員会”が力を持って、上層部を“去勢”している。

 政権から言わせれば、何事も「ロウソク革命精神」による「自主的な動き」だ。「新規立法事項」ではないのだから、国会は“お手上げ”だ。それでも、国会の保守野党は声を上げているが、いずれ「行政、立法、司法から独立した機構」という第四権の取り締まり組織が立ち上がる。

 保守野党の議員と、保守系マスコミが標的だ。

 “ニコニコおじさん”は「私の側近は常に異見を言うべきだ」といったきれい事だけ述べつつ、実態は行政機構の“恫喝”により、何事も「彼らの自主的措置」として「暗くて赤い社会」への改造を進めているのだ。

 純民間組織である貿易協会の会長が「辞めろというメッセージを受け取ったから」と言って辞めたのは、「自主的ではない」ことを示した、せめてもの抵抗だろう。が、そんなことすら、いずれ言えなくなるだろう。

 そんなことを言ったら、ナチスの突撃隊のような「ロウソクデモ隊」に自宅を取り巻かれてしまうからだ。

 文グループは「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の失敗」に学んでいる。だから、その「コウモリのような外交政策」に目を奪われて、「本当は親米だ」「親中だ」と論争するのは愚の骨頂だ。彼らの本質は、静かに進む内政にこそ見て取れる。

 彼らの本質は「王朝制の北」に親近感を抱きつつ、韓国型「共産体制」を目指している。文氏とは「左翼のヒトラー」と見るべきなのだ   (産経ニュース)
 
 
 
 
  

【野口裕之の軍事情勢】

在韓米軍高官は韓国を信用せず 文在寅氏&習近平氏&キッシンジャー氏の夢「在韓米軍撤退」韓国・文在寅政権の行方は】    2017.11.13 

   (3/7ページ)【韓国・文在寅政権の行方は】 

 
      (一部抜粋)
 
 
  結局、戦時統制権は李明博政権→朴槿恵政権と、歴代保守政権で延期が繰り返された。が、盧武鉉大統領と同じく、文在寅大統領にとって戦時統制権返還は米国との駆け引きの道具に過ぎない。文氏は在韓米軍撤退を見据え、着々と準備を進めている。
 
  しかも、師であった盧氏の失敗に学んだ弟子の文氏は、「在韓米軍撤退と撤退に伴う対策の研究」を命令し、慌てた韓国軍合同参謀本部が「戦時作戦統制権の返還」へと盧武鉉政権時と同様、再び巧みにすり替え、上申しようとも、確実に看破しこれを却下。在韓米軍撤退へのカジを固定する。
 
 既に、在韓米軍撤退に向け、静かに、不気味に韓国の極左化が始まっている。最終着地点は、在韓米軍撤退(=米韓同盟崩壊)後の北朝鮮との「合併」だ。   (続きあり)(産経ニュース)
 
 

 

 

そういえば数日前、前政権の”残党”が逮捕されるニュース「韓国検察が朴政権の情報機関トップ2人を逮捕 元駐日大使ら」(産経)を読みましたが、これまでと違うのは、文大統領が交代可能な政権ではなく、交代不可能な政権「韓国型共産体制」を目論んでいるらしいということ。文大統領の、外交的には一見オロオロ支離滅裂に見えながら、内政的には親北親中、反日、プラス反米で、一貫して一直線なあの姿勢が納得がいくのです。韓国国内はロウソク革命の信者たちで一杯。ロウソク革命教の教祖様になろうというのでしょう。いや、既になっています。そして、中国と共に文大統領が目論んでいるのが「在韓米軍基地撤退」・・。トランプ大統領在韓基地訪問時、サプライズで割り込んできた文大統領の張り付いた満面ニコニコ顔が浮かんできて、思い出すと怖いです。