#78(4-11)「君は一人じゃない」 Everything In Its Right Place
ルーカスは意識を失っていた時、キースに会ったことを話した。ペイトンは夢は死んでしまった人からのメッセージだとルーカスに言う。ルーカスがペイトンにキスすると、ペイトンは人前でいちゃつくのは嫌だと、なんだかぎこちない。
ペイトンは、ルーカスとキスをした後にルーカスが心臓発作で倒れてしまったので、怖くて気持ちを抑えていると、ヘイリーに話す。ママやエリー、自分に深く関わった人はみんないなくなると恐れているらしい。ヘイリーはペイトンに言う。「一つ忘れてる、その人たちはルーカスじゃない」。
ジジはマウスに別れ話をしている。ジジは二年生で、マウスは最上級生、学年が下のジジには、マウスが卒業して大学に行ってしまうこと、何カ月後かずっと終わりを意識してしまう、そんなのつらすぎると言う。せっかく恋が始まったところなのにとマウスには理解できなくて、大ショック。
ヘイリーは自分をはねたダンテとネイサンのいきさつを全く知らないので、ダンテの家族も苦しんでいるはずと、会いに行くとネイサンに言う。 ネイサンは俺のせいなんだ、父さんにお金を借りれなくて、ダンテにお金を借りて、ゆすられていたこと、八百長を強要されたこと、ヘイリーをはねたダンテを殴って死なせたのは親父ではなく自分だと、とうとう全てを打ち明けた。あれは事故ではなくて報復だったのと、ヘイリーには全てがショッキングな話、ヘイリーは怪物を見るような眼でネイサンを見て出て行ったとか・・
ヘイリーはネイサンがしてしまったことよりも、自分に打ち明けてくれなかったことが耐えられないらしい。何故、話してくれなかったのかと、ずっと嘘つかれていたとルーカスに話す。「どうして愛している人を許すのって他人を許すより難しいのかな」・
ネイサンはダンにあいに言って、自分が自首するというけれど、ダンは拒否。ここにいるべき人間だと言う。
でも、その後の検死の結果が出て、ダンテは事故で既に死んでいたらしく、ダンの殺人容疑が晴れて釈放された。
デブは施設で、私にはリハビリなんて必要ないと言い張って、なんだか浮いている。こんなこと薬飲まなくてはいられないわ、なんて言っている。リハビリは必要あると思うけどなぁ
デブはベットのシーツをつなげて必死の脱出を計ったのに、下に職員が待っていて、彼女が言うには、もともとデブは自由参加のプログラムだったとかで、あっさりサイン一つで自由放免。
ネイサンが家に帰ると、ヘイリーはいなくて、デブがいた。施設から家に帰って来たデブは、洗面所で必死に薬を探していた。やっぱりデブにはリハビリが必要だよ。
試験の結果がでる。ブルックはレイチェルの誘惑を退けて真面目に勉強して試験を受けたのに、結果はF評価。レイチェルはテストの入っているキャビネットの鍵をコピーしていた。二人は黒ずくめのスパイもどきの泥棒スーツで学校に忍び込ぶ。ところがその格好で校長先生にばっちり鉢合わせ。まずい!あわててレイチェルは、グリーンティーンクラブのミーティングに参加するといいわけ。二人は心ならずもグリーンティンズクラブに入会することになり・・シェリーに誓いのシルバーリングまで渡され、リングにかけて乙女の純潔を守ることを誓うはめになる。永遠に?少なくとも結婚まで、ということらしいけれど・・ブルックはとっとと逃げようと言うけれど、レイチェルは校長先生の疑いを晴らすためにはとにかくアリバイ優先と、二人はクラブに入会・・。
ペイトンは、私が好きになる人はみんないなくなると、ルーカスに不安を打ち明ける。ルーカスは「みんなじゃない・・死ねなかった・・どうしても戻らなくてはいけなかった。まだ伝えていなかったから。愛してるって。俺はお前を愛してる。俺はいなくならない。ちゃんと戻ったろう?お前が心を開くまでずっと待ってる」
ネイサンがヘイリーを迎えにきた。「ヘイリー、俺たちは絶対に離れたら駄目なんだ・・」ヘイリーは、隠しごとをされるのは嫌なの。何でも私に話してほしい、どんなことでもとネイサンに言う。ネイサンは「・・お前に出会う前は俺は自慢できる人間じゃなかった。でも、お前を守るためならどんな男にでもなる。・俺はただお前を守りたかったんだ・・お前が傷つけられているのを黙って見ていられない。わかってくれ」ヘイリー「・・もう無理・・続きがあるなら座って聞くけど、・・もうクタクタ、あなたに会いたくてたまらなかった」ネイサンは、心を開いて話せるようになったんだね。ヘイリーにネイサンの気持ちがそのまま伝わった。よかった。
ダンが帰ると壁にまた”人殺し”と書いた紙が貼られていた。キースではないのなら、これは誰が貼ったのだろう?(キースはルーカスにあのことを話した??) そこにカレンが来て、紙を破り捨てた。ダンが(罪をかぶったのは)息子を守るにはああするしかなかった、君も母親ならわかるだろうと、カレンに言う。カレンはダンを抱きしめる。・・ダンが自分を犠牲にして息子を守ろうとしたことは確かだけれども、・・でもカレンはまだダンがキースを殺したことを知らない。
マウスはジジに「大丈夫だよ、週末には変えるから、電話するから・・大丈夫だよ・・・」と伝えようと思うけれど、マウスのいない生活を受け入れようとしているジジの笑顔を垣間見て、声をかけそびれてしまう。
キースのお墓の前。ルーカスは、ペイトンに自分の想いを伝えたと報告に来る。そして花を一輪、ジミーのお墓に置いた。ルーカスはキースの言葉を思い出している。
ものすごくリアルな夢を見て、目覚めた後、戸惑ったことはない?
真実だと思っていたことが真実じゃなかったり、
真実じゃないと思っていたことが真実だったり。
理想の現実を求めて、夢の中に逃げ込むこともあるだろう。
現実の方が夢より奇妙だったりする。
夢から目覚めるには自分の魂に潜む真実に向き合うしかない。
心を閉じそうになった時はこう信じればいい。
君は一人じゃないと。
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