海岸にて

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「人権擁護法案」の危険性について

2007-10-31 | 政治〈国内〉

人権擁護法案がまた浮上してきているということですが、「苺畑より」さんというブログのエントリーで、イギリスとアメリカの人権保護にかかわる興味深い記事を読みましたので、一部抜粋します。

   

人権保護という名の言論弾圧 October 27, 2007,

イギリスでは人権保護という名目で自由がいたるところで束縛されるようになったと、コラムニストのメラニー・フィリップスは書いている。

ゴードン・ブラウン首相は現在人権保護のための新しい法案を製作中だという。しかしこの法案は人権保護どころか言論の自由を弾圧するものだとメラニーは警告する。

これは非常に恐ろしいことだ。政府が自由という言葉を口にするたびに、私は歯ブラシをスーツケースに入れる。これはゴードン・ブラウンという自由社会の根本を破壊しようとし、ヨーロッパ連盟の憲法条約を議会で押し通し、わずかながら残された自治の権利を失うかどうかについては国民の意見を取り入れるという公約をやぶり、英国の自治を脅かしている同じ首相である。

英国には人権法というのがあるが、これが悪用されて人々の自由をどんどん束縛するようになっているのだそうだ。これはもともと少数民族が差別を受けないようにと設けられた法律だが、アメリカのアファーマティブアクションと同じで時がすぎるにつて、少数派が裁判所を使って一般民衆の道徳観を攻撃する道具となってしまったようだ。たとえばテロリストの容疑者が人種差別をしたと訴えて警察の捜査が邪魔されたり、違法移民が人種差別を言い訳に国外追放を免れたりと、国の安全にかかわることですら人権法が人々の前に立ちふさがっているのだ

  (中略)

  

イヴァン・コイン・マロニー(Evan Coyne Maloney)という若い映画監督がアメリカの大学キャンパスをあちこち巡ってつくったIndoctrinate Uというドキュメンタリーでは、いかにアメリカの大学が思想の自由を弾圧しているかを描いている。(私はまだ見ていないが、パワーラインで予告編を見ることができる。)

アメリカの大学では「ヘイトスピーチコード」という規則を取り入れているところが多いが、要するに相手が嫌がる言葉使いをしてはいけないというものなのだ。しかしあらかじめ使ってはいけない言葉がきちんと列記されているわけではなく少数派だと自分で考えている人が差別されたと感じれば、その言葉を使ったひとはヘイトスピーチを使ったとして罰せられるという恐ろしい規則だ。相手がどんな言葉で傷つくかなど人それぞれではないか、何が違反かもわからない状態ではやたらなことはいえない。

 (中略)

アメリカは熔解の鍋と言われるほど多様の人種や国籍が集まり、それがアメリカ人として融合するというのがその強さの基盤となっていた。ところが最近のアメリカの大学では、「女性の会」「黒人生徒サークル」「同性愛サークル」といったようにそれぞれのグループを区分けするやり方がごく普通になっている。私は大学生の頃、どこかのサークルの集まりでピザの箱が山済みになって学生達がピザを食べていたので、自分は関係なかったのだが、中国人のクラスメートと一緒にサークルのメンバーのふりをしてピザを盗んじゃおうかという悪いことを企んだことがある。ところが、集まっている生徒の顔をみていたらみんな黒人。我々東洋人がメンバーのふりをしようにもこれは不可能。仕方なく諦めたという笑い話になったことがある。

しかし、少数派が少数派で固まり、外部者を受け付けないやり方は差別をなくすどころか、かえって差別をひどくする。口を利くたびに差別用語を使ったとして処罰されるのでは、普通の白人男性は怖くて有色人種や女性と口が利けなくなるではないか?無論それが大学側の狙いなのだ。彼らは学生達が左翼の教授らと全く同じ思想をもつように洗脳するのが目的なのだから。

デューク大学でパレスチナのテロリストの看板組織ISMが大学のサークルを利用してメンバーを募っていたなんて話は有名だが、もしデュークでISMサークルはテロリスト組織だと学生達が疑ったとしても、それを口にするのは非常に危険だ。差別者として退学になるだけでなく名誉毀損で訴えられかねない。その挙句にパレスチナ系テロリストに暗殺される危険すらある。

人権保護法は法を尊重する善良な市民を守らず、テロリストや犯罪者を守り、政府に多大なる力を与える非常に危険な法律である。イギリスも他のヨーロッパ諸国も、そして無論アメリカも、この恐ろしい法律をもう一度見直して欲しいものだ

「苺畑より」

 

この記事にあるようなイギリス・アメリカの具体的な事情を知れば、日本の「人権擁護法案」が内包している危険もまったく同じであると考えるべきである。

要するに相手が嫌がる言葉使いをしてはいけないというものなのだ。しかしあらかじめ使ってはいけない言葉がきちんと列記されているわけではなく・・

使っていけない言葉が決められていない状態で、結果として相手が嫌がる言葉を使っていまったということ、要するに相手が差別されたと感じればただそれだけで罰せられるということである。最近の、積水ハウスの在日韓国人社員が人種に基づく差別的発言を受けたとして、顧客に対して300万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求める訴えを起こしたというニュースを思い出した。「差別」という言葉の曖昧さが相手の感情・気分によって拡大解釈されれば、どんな状況でも罰せられる可能性は大きいということである。これでは気軽に言葉を発すること、会話をすることさえままならないではないか。

英国の「人権法」もアメリカの「ヘイトスピーチコード」も、はじめは少数派を保護するために作られた法律や規則であるが、それが悪用され、犯罪者、テロリストの人権を守る法律になってしまったということは、冗談ではすまない恐ろしい話である。

鳩山法相はこのように述べている。

人権擁護法案提出の動き再燃 法相が強い意欲 (1/2ページ)

(MSN産経ニュース)

鳩山法相は、人権擁護法案についての危険性や、これらの外国の先例を承知の上でこの法案に意欲を示しているのであろうか?

少なくとも人権擁護法案を推進する勢力は、「人権擁護法案」が内包する危険な可能性を承知の上でむしろこれを利用するために推進しようとしている、と考えておいた方がよいと思う。

この法案の危険性を多くの人が知り、廃案になることを望んでいる。

 


テレビ東京にあったメディアの良識

2007-10-30 | マスコミ

マスコミ・メディアには失望を通り越して絶望するところでしたが、マスコミ関係では久しぶりに良識を見た思いです。

 

テレビ東京社長、亀田問題でTBS批判

 テレビ東京の島田昌幸社長は25日、定例記者会見で、亀田大毅選手の反則が問題となったプロボクシングWBCフライ級の世界戦について、「視聴率的には大成功の番組だが、それでいいのかな、という部分がある。猛省を促したい」と、試合を中継したTBSを批判した。

(2007年10月25日19時27分  読売新聞)
 
 
 
亀田親子が問題なのはもちろんですが、彼らをまつりあげ、あんな最悪な番組を作った責任はTBSにあります。これに対して、マスコミ、放送業界から疑問が出ないことの方が異常でしょう。 多くの人がそう思っていたと思います。ですが、ほとんどのマスコミは沈黙。
 
TBSに、「猛省をうながしたい」 
 
マスコミの中から、こんな真っ当な言葉を聞けるとは。 
マスコミの中にもまだしっかり良識が残っていたのだと、感動です。
ありがとう。テレビ東京と、島田社長!
 
  

それに比べて偏向NHK。本来ならば、これは公共放送であるNHKが口火を切ってもよい話ではないのでしょうか。情けないことです。

 
 
 
 
追記 
この問題に関するテレビ朝日の記事もありました。(見落としていました。すみません)。 付け加えておきます。
 
テレ朝社長、TBS“亀田寄り”実況に「スタンスが分からない」
10/24 16:06
 亀田大毅問題で、試合を放送したTBSの実況が亀田寄りだったとの苦情が寄せられるなど、テレビ局の“放送責任”が問題視された件について、23日の定例会見でテレビ朝日の君和田正夫社長は「スポーツ(の放送は)ルールという点から我々は考える。(亀田戦を)見ていないから何とも言えないが、スポーツとして扱われているのか、イベント的に扱っていらっしゃるのか、TBSさんのスタンスが分からないので明快に答えられない」と語った。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/television/93679/ (産経イザ)
 
 
 
テレビ朝日社長は、スポーツなら公平な実況を、イベントのスタンスなら別にかまわないと言いたいわけでしょうか?
 
TBSにもテレビ朝日にも思うことは、スポーツ、イベント、バラエティ、報道番組にかかわらず、すべての放送が視聴者を操る意図のもとで作られ、そのためならテレビ局は手段を選ばない、ということです。亀田ボクシング番組では、視聴者は、TV局側の手段を選ばない姿勢をたいへんわかりやすく見ることができた、ということだと思います。
TBSだけでなくテレビ朝日にも、全ての放送のスタンスに関して、猛省をうながしたいと思います。
 
 

One Tree Hill 第11話

2007-10-28 | 海外ドラマ〈One Tree Hill 〉

#11  「迷い道」 The Living Years

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家族三人のカウンセリングは、まったくうまくいかない。ネイサンの状況をデブが話し始めてもダンは話をさえぎり、デブが仕事をしていたことを攻撃し、まったく話にならない。そしてダンは勝手に帰るぞとカウンセリングも打ち切ってしまう。ネイサンはそんな両親を見て何もいわない。帰りの車でネイサンがどちらに乗るかという話になり・・ネイサンはどちらにもに背を向けて歩いて帰ってしまう。

ブルックとルーカスは図書館でデート。でもブルックは図書館はカビ臭いから嫌いだって。ルーカスは今、サマーセット・モームの『人間の絆』を読んでいるみたい。 人間の絆と聞いて、「体の?」と答えるところがブルックだわ。さて次は私にも付き合ってというブルックがやりたいこととは、一緒にジャクジーして・・・。ルーカスは誘惑されっぱなし。やれやれ

 

デブはキースに家族でカウンセリングを受けたことを話すが、キースが言うには、「カウンセリングに行くダンは、サラダを食うハンニバル・レクター(@羊たちの沈黙)」だって。なるほど・・。ダンが来て、「また、俺の女にちょっかいだす気か」だって。

  

ペイトンの家を訪ねるルーカス一人暮らしのはずのペイトン家に男が・・。ルーカスが熊手でやっつけようとした男は実はペイトンのパパ。ペイトンのお父さんは船員でいつも留守がち。ペイトンは寂しいよね。

 

ブルックはルーカスとの関係うまくいっているのはベットの中だけと、ペイトンに相談。ペイトンは、トラビスのCDを渡し、「8曲目と11曲目であなたを思い出す」と言えばいいとアドバイス。ペイトンは、ルーカスの音楽の好みをかなり理解しているってこと?じゃないとルーカスが8曲目を聞いてもピンとこないってこともありうるし。これはやっぱり、ペイトン自身が8曲目と11曲目を聞いたら「ルーカスを思い出す」んだよ。

ブルックは早速ルーカスのところに行く。、勉強ばかりしているとブルック不足になるとか言っっちゃって、例のCDを渡した・・ところまではよかったけれど、トラビスをバンドじゃなくて男と勘違いしているし、11曲目を13曲目って言い間違い。(12曲しか入っていないのに。)ルーカスはこれはペイトンの入れ知恵だとピンとくる。ここでピンとくるルーカスも・・・ペイトンをわかりすぎてるわ。

ペイトンはルーカスに、パパのいない寂しさをつい打ち明ける。ペイトンってあまり人に自分のことを話さない子なんだけどね。ルーカスは特別みたい。

ルーカスはここで、本を読んでいってもいいかな、と言って、ペイトンのそばで本を読み始める。この二人ほんとに気が合ってるわ。デートしたら黙って二人で本読んでそう・・。

 

ネイサンはバスケのことで悩んでいる。キースに、高校の時バスケは楽しかった?と聞く。キースもバスケットをやっていたのだけれど止めてしまった。何故かと言うと、弟ダンがバスケットを始めてキースと張り合うようになったから。そのせいでバスケットが楽しくなくなったから。そりゃそうでしょうね~、ダンを見ていると高校生のキースとダン兄弟の様子が目に浮かぶようだわ。キースはダンに何年粘着されてきたのか・・。

「バスケは好き?」とカウンセラーに聞かれたと、ヘイリーにも悩みを打ち明けるネイサン。ヘイリーはネイサンのことを心配して元彼女ペイトンに相談。ペイトンとヘイリーの関係はとてもいい感じ。この二人、大好きだわ。

久しぶりのバスケの練習にネイサンは欠席。ジェイクは赤ちゃんジェニー連れ。ペイトンがジェニーの面倒をみるって。ジェイクとペイトンは何となく距離が近くなっているように見える。父が留守がちで寂しいペイトンは、ジェイクの父親奮闘状況に共感するものがあるのだと思う。

ダンは、ネイサンが練習に行かなかったことと、キースとバスケットについて話したことを聞いて、激怒。負け犬になる気かとか、あんな奴の言うことを聞いて今までの苦労をどぶに捨てる気がとか。早速キースに文句を言いに行く。そして、ルーカスの面倒を見るのは勝手だが、ネイサンには近づくなって。これってひどい!ルーカスもダンの息子なんだけど。でも、まあ、ダンにストーカーされるよりは放っておかれる方が幸せかも。これは独占欲だわね。ダンにとってネイサンはきっと分身なんだね。・・・ネイサンからみれば、やっぱり怖いわ・・。

 授業をバックれようと誘うネイサンに、真面目なヘイリーがOKヘイリーはネイサンが心配なのだと思う。お酒を飲んで帰ってきたところに、そこに出張中のはずのダンが。まずい。おまけにお酒に免疫のないヘイリーはダンの膝に吐いちゃった・・・・。悩みを抱えるネイサンをかばおうとして、つい付き合ってしまうヘイリーは、勉強がおろそかになり単位を落としそう。

 

ルーカスの店で、ペイトンのお父さんは、ペイトンに、ニュージーランドに三ヶ月の仕事がると相談。今よりもっと留守が長くなるけれども、お金になるからペイトンの行きたがっている美術学校の学費も出せるからと言う。そう言われると、ペイトンは寂しいとは言えなくなってしまう。そこにルーカスが来る。三人でテーブルを囲んで楽しそうな様子をブルックが見ている。次の日、ブルックはペイトンに昨夜のことを聞くと、「パパとルーカスが死んだ作家の話で盛り上がっていた」と返事。死んだ作家の話で盛り上がるルーカスとパパかぁ・・なんだかほほえましいね。

ルーカスはペイトンに、寂しいならば寂しいとお父さんに言うべきだと言う。ところが、ペイトンが言い出だそうとしたちょうどその時、パパはペイトンに高価な油絵の道具を出してきてプレゼント。高価なプレゼントだけど大金が入るから大丈夫と言われれば、ペイトンはまたもや行ってほしくないとは言えなくなってしまった・・。

  

二回目のカウンセリング夫婦の話。ダンはバスケの話ばかり。デブは「そして、あなたは過去の栄光に浸ることができて、鼻高々でいられる。」そのとおり!カウンセラーは夫婦だけの話をして下さいと言うが、この二人、夫婦の話なんて何もないって雰囲気・・。

 

ネイサンはホワイティコーチにどうしたらいいかわからないと相談する。コーチもネイサンに「バスケが好きか?」と聞く。ネイサンは好きだけれどそのせいで苦しんでいると答える。

 

ブルックはルーカスともっと深い関係を望んでいる。ペイトンに相談すると、ペイトンはもっと彼を信じるようにと言う。ルーカスをブルックにとられたというのにペイトンは大人で、賢い。アメリカの高校生が大人なのか、ペイトンが大人なのか。

 

ペイトンのパパは娘の望みを知りたくて、娘の部屋を見ていると、そこにルーカスが来て、ペイトンが書いた4コマ漫画を見せる。港を出て行く大きな船が、小さく小さくなっていくのを見送る人を描いた4コマ漫画。これはペイトン自身だね。ルーカスは、なぜ、こんなにペイトンを理解しているんだろう!

ペイトンのパパは、娘の寂しさを知り、ニュージーランドの仕事を断って、三週間の仕事を終えた後は近くの仕事を探してずっとペイトンと一緒にいると言う。で、ルーカスにペイトンのことを頼むって。パパがそばにいてくれると聞いたペイトンの嬉しそうな顔!パパがルーカスにペイトンをよろしくと言うのも当然。ペイトンを一番理解し、気にかけている人間はルーカスで、ルーカスをよくわかっているのもペイトンのように見える。

 

ネイサンは自分の悩みにつき合わせて、ヘイリーを連れまわしたことを反省していて、ヘイリーに謝りたいという。そして、自分が一緒にいたいのは、もとの生真面目なヘイリーそのもので、「お前のような子が、本当の自分を知っていてくれて嬉しい」と言う。う~ん、ネイサンはヘイリーと付き合いだしてから本当に素直な男の子になったね~。以前のネイサンとは別人だわ。ダンのプレッシャーがどんなにネイサンを歪めていたかわかるわね。デブも言っていたけれど、ヘイリーのような子に会えたネイサンは幸せだと思う。

 

ブルックはペイトンとの間を疑ってルーカスに不信感。ルーカスがペイトンの家から帰るとブルックが家の前で待っている。ブルックは自分の不安をルーカスに打ち明ける。ルーカスが興味のある音楽や本に自分は興味を持てない。私はしたいことをするだけの娘だと。ルーカスは、そんなブルックが好きだし、違う人間だから好きなんだと答える。ブルックは・・「あなたのような素敵な人と付き合ったことがないから、不安で仕方がない、ルーカスが気になって仕方がない」と打ち明ける。ルーカスはほんとにしっかりしている。高校生とは思えないわ。目の前にいたらブルックじゃなくても惚れそうだわね。

 

ネイサンはダンに本当の気持ちを話す。ダンはまたやり直そう、元通りになると言う。ネイサンは親の不和は自分のせいだと感じている。ダンはたとえどんな道を歩んでもネイサンは自慢の息子、宝だと言う。・・本当~に~??。ダンの言うことを信じられない私・・。

夜のバスケコートで、ネイサンルーカスに、「俺が羨ましかったんだろう?全部やるよ」と言う。…これ、どういう意味なの >ネイサン

『星の王子さま』の一節にこうある。

大人は自分たちだけでは何一つわからない。

いちいちこれはこうだと説明しなくてはならなくて

子供は嫌になる。

エンディング@ルーカス

 


安倍前首相の対中国外交

2007-10-28 | 国際・政治

去る6月のサミット時、日中首脳会談をめぐり、中国が台湾の李登輝氏の訪日に関して日本政府にしっかりいちゃもんをつけ、それに対して安倍首相が日本のトップとして毅然とした対応をしていたとの記事です。

李登輝氏訪日めぐり日中神経戦 (1/2ページ)

2007.10.27 21:34
今年6月にドイツで開催された主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)での安倍晋三首相(当時)と中国の胡錦濤国家主席との首脳会談をめぐり、中国側がその直前の台湾の李登輝前総統の訪日を理由に会談を拒否していたことが27日、複数の関係者の証言で分かった。しかし、日本側が譲らず、中国側が全面的に折れるかたちで決着、会談は行われた。こうした安倍政権の“遺産”をどう継承できるかが、今後の対中外交の焦点になりそうだ。
 
  (中略)
 
政権交代後の今月11日に北京で開かれた東シナ海のガス田開発に関する局長級協議で、中国側は、改めて強硬姿勢をみせている。

 こうした状況から、外務省内には「“親中派”の福田康夫首相に花を持たせる考えはない」との見方も広がり始めた。外交筋は、「福田首相は早々に『靖国には参拝しない』と述べ、靖国カードを手放しており、くみしやすいとみている」と指摘している。

 
 
 
毅然とした対応と書きましたが、今までの日本は情けないことに、特に特亜に対してこのようなごく普通の対応をしたことがなかったからです。
中国は、日本が李登輝氏の訪日を許すならば会談は中止と言ってきたとか。いつものことながら傲慢きわまりない中国。それに対する安倍日本の態度は、
  
「サミット正式参加国は日本だ。招待国の中国と無理して会談することはない」(当時の官邸筋)と会談の提案そのものを引っ込めた。
 
 
まったくの正論。これを読んで、嬉しかったこと!(なのに、安倍首相を失ってしまった日本・・)
 
中国は、思い通りにならない安倍政権をさぞ嫌がっていたことでしょう。中国紙上で、読売グループ渡辺会長が、「首相の靖国参拝は、内閣を倒してでも阻止する」 と述べた記事を思い出しました。(過去エントリーこちらから)
  
その後を引き継いだ福田首相を誰よりも歓迎しているのは、おそらく隣国中国でしょう。せっかく安倍首相が中国の口をうまく封じていたというのに、就任当時から、「相手の嫌がることはしない」などと明言してしまっては、まったく日本の国益などどうなるのかわかったものではありません。
 
福田首相には、安倍首相が開いた対中国外交を引き継ぎ、日本の国益をしっかり守る外交を望みたいと思います。

ビクトリア 愛と復讐の3-19

2007-10-27 | 海外ドラマ〈ビクトリア〉

 〈CSチャンネル、スーパードラマTVで見ていますので、BSでご覧の方はネタばれご注意〉

 [3-19 盗まれた遺言 #79]

ディエゴは、兄の死についての再捜査を警察に依頼する。ディエゴは兄殺しの汚名を着せられていたのだけれど、真犯人はゴンサーロだと、牧場の使用人エデルミロがモンテーロ牧場でマカリオの話を偶然立ち聞きしたみたい。

ビクトリアはカロリーナの問題やゴンサーロのこと、うまくいかないことばかりでチェマに相談にいく。チェマはビクトリアに金銭面に注意するようにという。(これはレナートの件ね)そして、ビクトリアに永遠の愛が訪れると予言・・・。ふ~ん、・・ということはディエゴとの間の誤解が解けるということかな?

  

ゴンサーロは自分のベットで目覚めたら隣にグラディスが眠っているいるのを見て、「わぁ!」ってびっくりしているよ。一応夫婦でしょ、びっくりすることもないと思うけれど。びっくりされたグラディスは、離婚されないように、ゴンサーロがディエゴの兄を殺したことをネタに、私からは逃げられないとゴンサーロを脅している。・・よく考えたら、この夫婦、夫婦ともに殺人者ってことだわ・・

  

レナートは、ビクトリアの偽サイン入りの書類(財産の委任状)を手に入れて、カリフォルニアへ。そして、ビクトリア・サリナスは私に全財産を委任したと、この偽の委任状を提出。 こんな書類でOKなの?こんなに簡単に全財産を奪われるなんて油断もすきもないわね~。ビクトリア、大変!

 

ルベンは十分な報酬が得られないのなら会社を訴えてるという。コンスタンサは真剣にルベンとの離婚を考えているけれど、ルベンはま~ったくわかってないみたいね。

 

グラディスは弁護士から、「グラディスは、路頭に迷うがいい」というグレゴリオの遺言内容を聞いて愕然とする。遺言が公開されたら追い出されることになる。こうなったらグラディスには息子のアレハンドロだけがたより。彼女は弁護士に、アレハンドロがゴンサーロの子ではないことが誰にもばれないようにと頼む。弁護士も弁護士で、グラディスにしっかり見返りを要求。

 

 

ビクトリアは悩んだ末、ディエゴに牧場を出ることにしたと話に行く。ビクトリアはゴンサーロが本当に怖くなったんだね。そして、ディエゴにカロリーナのことを頼む。ディエゴはビクトリアに、永遠に愛している、自分を信じてくれるように、と言ってキス。やっと、二人の間のわだかまりが解けたのね。よかった、と思ったら、Oh~、そこにちょうどルクレシアが帰宅!ルクレシアにしてみたらショックだろうけれど(涙目) この人に同情する人は誰もいないわね。ビクトリアはモンテーロ牧場を出てゆくから、ゴンサーロには黙っているようにとルクレシアに言う。ルクレシアはビクトリアさえいなくなれば、夫は自分のものと思い、承諾。

 

その頃、フロレンシアは、探偵から、ルイサが名前を変えているとの報告を受ける。ビクトリアが実はルイサということがフロレンシアの耳に入るのは、もう時間の問題。そうなるとカロリーナがフロレンシアの娘マリアナだということも分かってしまう。こちらもピンチだわ。

 

マカリオは弁護士の事務所に忍び込み、テープを見つけだした。グレゴリオの遺言テープ。弁護士さん、机の裏なんて隠し場所としてはちょっとだめなんじゃない。

その後、マカリオは、ゴンサーロの目の前で盗んできた遺言テープを破棄。これで一応、遺言は更新されていない、ということになるはずだったのだけれど・・でも、残念ね>マカリオ、テープはチェマのところに、もう一本あるのよね。グレゴリオは賢かった。

 

アマリアは、カロリーナとのことがマカリオの罠だったことを知り、チェマにカロリーナと仲直りしたいという。アマリアが本当のことを知ってよかった。問題は、カロリーナとアレハンドロね。イザベラは、お腹の子はアレハンドロの子じゃないけれど、嘘をつきとおしてアレハンドロと結婚しないと、レナートにどんな目にあわされるかわからないから、必死だわね。

さて、グレゴリオの遺言状公開は間近にせまっています。


NYで反靖国行動を行う予定の人々

2007-10-24 | 国際・政治

NYまで行って、、靖国反対をする人々がいるようです。

「やじざむらい的日々雑感」さんのエントリー記事。

『反日』ニューヨークの旅
 靖国~やすくに~ヤスクニ~・・と、年がら年中騒ぎ回っている奇特な人達がおります。小泉元首相の在任中は、それなりに存在感を示していたこの人達、安倍前首相は参拝することなく短い期間で退任、その後を受けた福田首相は、どうやら絶対に参拝はしない様子なので、騒ぎどころがない。

 ということなのかどうなのか、今度はアメリカに出向いて騒ぎを自ら『起こそう』としているようです。全く暇な奴らだと言うほかありませんが、どんなことをやらかすんでしょうか。こちらをごらん下さい。(
レイバーネットから以下引用)

各 位

07年靖国反対共同行動 in New York への賛同・参加のお願い
06年平和の灯を!ヤスクニの闇へキャンドル行動実行委員会
                事務局長 内田雅敏

 

  (記事つづきあり)

http://yajizamurai.blog24.fc2.com/blog-entry-1136.html

 

  

内田弁護士の記事がありましたので、読んでみました。

改憲論議によせて http://www.bund.org/interview/20040305-1.htm

かなりの長文なので、不十分ながらおおまかに要約しますと、

●武力による自衛権の行使は認めない。日本は、「もう戦争にこりごりだ」と武力による自衛権を放棄した。武力によらない自衛権の行使を指向するべき。国際貢献については必要だと思うが、教科書問題があり、小泉首相の靖国参拝の問題がある。過去の戦争責任の問題、植民地支配の問題があり、アジアの人々との関係で真に清算されないかぎり、たとえ国連決議があったとして日本には自衛隊を派兵する資格がないと思う。

戦争責任の清算が前提。歴史認識が極めて重要。日本社会が戦後補償や戦争責任といった歴史認識の問題を克服し、本当にアジアの中の一員として認められる社会になった場合に初めて、日本は国際貢献について国家として積極的に関与する資格を手にすることができる。

●ドイツは隣国すべてが友人となったという報告書を作っている。ドイツのように日本が、戦争責任・戦争犯罪の問題についてアジアの人々に納得できる解決ができたとき、初めて東北アジアあるいは北東アジアの「共同の家」が実現できる。しかし今の日本は、とてもそこまで達していません。

●先日ある学者のこのような話を聞いて、目から鱗が落ちる思いがした。ヨーロッパにおいて東欧が崩壊し冷戦が終わったのは、国境を封鎖しなかったから。北朝鮮に対して国境を開けば、北朝鮮人民が出国してきて北朝鮮内部の民主化運動は活発になる。近隣諸国の負担はミサイル防衛にかかる費用よりは安上がり。

●アメリカは、日本に米軍支援のために押しつけ改憲をしようとしている。

●9条は天皇制の戦争責任を覆い隠す「イチジクの葉」であるとともに、沖縄の切捨ての上に成立した。

●日本は未だ米国占領下。サンフランシスコ講和条約時にアメリカの思惑によって、戦争賠償を免除され戦争責任、戦争犯罪が曖昧化されてしまった。戦争責任、戦後補償の問題を解決するべき。それができたら、沿岸警備隊・国境警備隊を持っても構わないと思う。

ここで、内田氏が言っていること。戦争をしたのも日本の責任、アジアとの関係が修復されない限り自衛隊派兵の資格がない。敗戦でやむなくアメリカと結んだ条約への日本批判、敗戦で沖縄を切り捨てたと日本批判。戦争保障が不十分だと日本批判、アジアのお許しが出たら沿岸警備隊くらい持っても構わないと思うと。この方は一体どこからものを言っている何様でしょうか? 挙句は、ヤスクニの闇?靖国の戦没者追悼批判ですか。

アジアの人々との関係、歴史認識、戦争責任、戦後補償に執拗にこだわっておられるようですが、日本の戦争責任・戦後補償の問題はすでに解決済みだと思います。戦後賠償もするべきことは終わっています。ごねるのはやめてください。

EUと北東アジアは事情がちがいます。内田氏によると、北朝鮮の国境を開放して難民が近隣に流出すれば、北朝鮮は民主化し問題解決、らしいですが(韓国はそれを望んでいるようです。同民族でどうぞ)  この想像は、北朝鮮・韓国にはともかく、日本と日本人には新たな苦難のはじまりです。国境のなかった朝鮮併合時代の禍根は、現在までも問題を残しています。彼は日本人を、今以上の謝罪と賠償の生贄にしたいのですね。日本の国益などこの方の頭にはかけらもないようです。

「北東アジア共同の家」とは、2001年姜尚中氏の構想(環日本海諸国)らしいですが、「東アジア・・・」・・日本に何かよいことがあるのでしょうか?彼らは日本の国土と日本人の血税をどうしても北東アジアに貢いでほしいということでしょう。こんなものは要りません。

  

で、内田氏は、靖国問題を国連に持ち込もうとNYで抗議活動を展開予定とのこと。靖国問題は国内問題と言いながら、同時に国際問題とはどういう意味ですか?国内問題をわざわざ国際問題だとこじつけて、国連にまでアピールとは!

思うに、内田氏の全ての考えと展望が、平和という言葉のもとに日本国家について論じられながらも、日本の国益と日本人の視点ではなく、特に北朝鮮を中心とする北東アジアとやらの視点において展開されることが不思議でなりません。

  


信州上田市と上田城

2007-10-23 | まち歩き

真田太平記を読書中ということで、一度行ってみたかった上田市へ行ってきました。

しなの鉄道、上田駅に到着。

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上田駅は、地図の下の方、ビルのイラストがあるあたり、

上田城は、左上方あたり、

駅から徒歩20分くらいでしょうか、

散策にはちょうど良い距離です。

地図中央あたりに、「池波正太郎 真田太平記館」があります。

 

上田城

 元は甲斐の武田氏の家臣である真田昌幸が築城し、本拠とした。武田氏が滅亡すると真田氏はこの地で自立をする。

上田盆地北部の尼ヶ淵に位置し、それまでの居城であった北東部の戸石城からの移転。真田昌幸が徳川家康が臣従した時期の築城であるが、昌幸は離反し、この城で2度に渡り、徳川軍を撃退している。(第1次、第2次上田合戦)特に慶長5年(1600年)の第2次上田合戦においては、石田三成追討に向かう徳川秀忠率いる中仙道軍を上田城に引き付けてこれを撃破して、主戦である関ヶ原の合戦に遅参させた。

真田昌幸が次子真田信繁幸村)とともに紀伊国九度山に配流になった後は、徳川側についた嫡男の信之が統治するが、後に同国松代への転封を命じられる。

その後は仙石氏、松平氏が統治し、明治維新を迎えた。本丸に3棟の櫓(南櫓、北櫓、西櫓)が現存し、県指定文化財に指定されている。また、1994年には南櫓北櫓の間を結ぶ東虎口櫓門と袖塀が古写真を元に復元された。

(Wikipedia「上田城」より現時点記事 一部引用 注:Wikipediaは編集可能な百科事典です

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E5%9F%8E

 

Ueda3_012 上田城は、天正11年(1583年)真田昌幸が築城。数では圧倒的に勝っていた徳川軍を、二度も撃退したことで有名な平城です。

大手門(東虎口櫓門)と南櫓

南櫓は、登ることができます。

門は1994年に復元。

  

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門の南側の元の堀はかなり深いです。

水はなく、けやきが植えられています。

 北側は水が入っています。

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門に入る手前、右手にある真田石。大きい!

上田城の裏にある太郎山から切り出され、築城の際に固め石として埋めたものとか。

 

  

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門に入って、南側の上田市の風景

南側はかつての尼ヶ淵、天然の要塞、絶壁になっています。

城内には、真田神社があります。

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入ってきた大手門を後にして、上田市内へ。

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歩道のマンホールの蓋、よく見ると、ここにも、六文銭が。

                                        

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  市役所前には、風林火山の旗 

                                                    

                          Ueda3_015                   

    

    

街中の休憩所前に滝がありました。

   

    

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見上げれば、秋ですね。

紅葉が始まっています。

 

             

   

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かわいいピンクのディスプレイ

 

 

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お蕎麦やさんの店先。

信州そばを食べたかったけれど、

まだ、おなかがすいていなかった・・残念。

 

   

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駅へ続く通りにあった建物。

こんな木が好き。

建物も古くシンプル、いい感じでした。

 

 

池波正太郎 真田太平記館

写真はないのですが)

真田太平記の本の陳列や、真田氏にまつわるこの地方の模型を使っての案内、

シアター(蔵)では切絵を使った「上田攻め」などの上映など、真田太平記ファンを楽しませてくれます。

上田紬で作ったお土産の小物なども置いてありました。

  • 開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
  • 休館日:毎週水曜日、祝日の翌日、年末年始
  • 入館料:一般300円、高・大学生200円、小・中学生100円
  • 住所:長野県上田市中央3-7-3
  • ℡:0268-28-7101

 

真田太平記についてのエントリーは、こちらから

 

       


One Tree Hill  第10話

2007-10-21 | 海外ドラマ〈One Tree Hill 〉

#10  ジェイクの秘密 You Gotta Go There to Come Back 

One Tree Hill (Super drama TV)

 

おはようダーリン」by ブルック・・。ルーカスとブルックは既にそういう仲・・ 私、ペイトンの代わりにショックだったわ。

ヘイリーとネイサンの方も、一晩一緒だったけれど、こちらは何もなかったみたい。でも二人ともhappy、よかった。

ルーカスがヘイリーに言うことには、「自分にはペイトンは手に負えない。ブルックといると楽しいんだ」って。ふう~ん。目の前のブルックにちょっと迷ってるだけのような気もするんだけどね。(いらんお世話だわね) でも考えると、ルーカスはまわりに気を使って育ったから、ブルックのようなわかりやすい女の子につい安心してしまったのかもしれない。

ブルックもやっぱりペイトンを気にかけて、ペイトンの部屋を訪ねる。ペイトンは一人で黙々と絵を描いている。ルーカスのこと、ペイトンは気にしていないと言っていたけれど、絶対そうじゃないね。ホントは泣きそうだと思う。ペイトンは泣きたいときも気持ちを表に出さないタイプ・・。

  

カフェの売上が気になるデブは、ヘイリーと相談して、カレンカフェでライブを開くことにする。ヘイリーに、あなたみたいな子と知り合えてネイサンは幸せだって。デブは本当にいい人でそれに理想の母親だわ。ネイサンの気持ちををよくわかっているし、ネイサンの気持ち第一に考えている。カレンも率直でからっとしていて好きだけれど、デブも好きだわ。

 

ダンはデブと仲直りしようとカフェに花束を持ってやってきた。花束ですか・・。

デブは仲直りしたいなら、ネイサンとの関係を修復する方が先だと答える。そうそう、今の状況はそういうことじゃない。ネイサンがダンとの関係で、薬まで飲まなければならなかった状態なのに、ダンにはそれが全く分かっていないんだよね。

ホワイティコーチは、何のためにバスケをするのか、それがわかるまで練習はしないと言う。ネイサンのことで、コーチもこのままではだめだと思ったのだと思う。でも、ダンは全然わかっていない。

 

カレンやコーチに言われて、ダンは、ネイサンに一緒に旅行に行こうと言う。この人、いつもそうだけど、全部勝手に決めて相手にNOを言わせないんだよね。押しつけがましい。誰にでもそうなのだけれど、特に息子ネイサンに対しては歯止めが利かなくなるみたい。ネイサンを自分のおもちゃにしてしまうみたいなところがある。

ネイサンも、仕方なく二人でゴルフ。でも、ゴルフを始めたとたん、さっそくいつもの悪い癖が始まる。バスケの時とまーったく同じ。ー強気で行かないと入らないぞ、後半ボロボロじゃないか、よおし、ナイストライだ、ようし、集中しろ、グリップは軽くまっすぐで・・・・ーこういうのが延々と、続く。聞いているネイサンはたまらないよね。がんじがらめにされてしまう。生まれてから約18年? >ネイサン、よく辛抱したわね。もう充分だよ。

ネイサンもとうとう我慢できなくなって、大声で言いたいこと言っちゃったよ。 

「こんな所にまで連れてきて、俺を馬鹿にして、優越感にひたりたい?知ってた、俺、薬使ったんだ。俺の息子?なんでも自分中心なんだな。そんなだから、母さんに追い出されるんだよ。父さんは自分のことしか考えてないから。本当に母さんのことを思っているなら、離婚してやれよ。父さんと一緒じゃ、幸せになれない、誰もね」って。ダンはびっくりしていた。ゴルフ場のみんな聞いていたしね。ダンにはいい薬になったかな?ならないだろうね・・・・

で、ネイサンは先に帰ってきてしまう。あの薬騒動でネイサンは父親の期待にこたえようと限界までいっちゃったので、問題がはっきりして、もうダンの言いなりにならない、ダンの満足のためには頑張ることはない、とはっきりわかったのだと思う。かえってせいせいしているみたい。わかっていないのはダンだけ。

  

デブとルーカスはショッピングセンターでばったり会う。ルーカスがあわてていた理由は、ルーカスとブルックが買っていたものがコンドームだから。心配したデブはとりあえずキースに報告。キースはカレンからルーカスを預かっているという責任もあり、ルーカスが道を間違えないかと心配する。キースは、ルーカスと話をするけれど、彼は反発してしまって聞く耳をもたない。

高校生の15,16,17歳くらいって、親の話を干渉としてしか感じられない微妙な年代。世界がぐんと広がるのに比べて、まだ大人とはいえず。親の方も放っておくには危なくて目を離せない難しい年代。ホワイティコーチはキースに、ルーカスはいい子だから大丈夫、ちゃんと戻ってくるといっていたけれど。

  

ルーカスはジェイクをバスケに誘いに行く。ジェイクは、自分にジェニーという6か月の赤ちゃんがいることをルーカスに打ち明ける。母親は事情があっていないので、親と自分で育てているという。それで、ジェイクはバスケットの練習をよく遅れたりしていたのね。ルーカスは、自分が結婚しないで生まれた子だったから、母親が自分のことを恥ずかしいと思っていたんじゃないかと感じていた。 もし、ジェニーのことを世間に隠そうとしたら、後で後悔するから隠さない方が良い、とジェイクに話す。

ルーカス自身も、ジェイクのことを聞いたことで 自分のことも少し客観的に眺めることができたかもしれないね。後で、キースにきちんと謝っていたわ。

  

ヘイリーは絵が下手で、ライブのポスターをペイトンに頼みにいく。ペイトンの部屋はWebカメラがあって、部屋がWebにいつも流されているみたい・・。これはどういうことなのだろう?

  

カレンズカフェのライブの夜。

ジェイクは考えた結果、ジェニーを連れてライブに参加。皆にジェニーのことを公表する。

ペイトンもライブにきたけれど、ペイトンは、ブルックと一緒のルーカスを見ているのがつらくて、先に帰ろうとする。

ブルックが追いかけてくるのだけれど、彼女はペイトンが二人の邪魔になると遠慮して帰るのだと勘違い。「あんたは親友なんだから、邪魔だなんて思わなくていいからね」と言う。ペイトンは、結局ブルックに本当の気持ち・・ルーカスがブルックといるのが寂しくてつらいと言いそびれてしまい、「そうだね、あんたを取られたようで寂しかったんだ」なんて言ってしまう。ブルックも「私も寂しかったよ、ペイトン」って・・・。

ブルックはペイトンの気持ちをまったくわかっていないんだね・・・・彼女はペイトンがルーカスを好きなこと、知っていたよね??私は、ブルックの方が後から、ペイトンとルーカスの間に割り込んだのだと思っていたのだけれど。・・わからなくなってきたわ。彼女は単に自分の恋に溺れて、それを忘れているだけ?それともペイトンの気持ちを知らない?

ヘイリーはペイトンを気遣って「平気?」って聞いていた。(ほんとはたぶん平気じゃないと思う・・・)。ネイサンも帰ってきて、ライブにくる。デブは、ネイサンから話を聞き、旅行が失敗だったのことを心配している。

  

ペイトンは偶然出会ったギャヴィン・デグロウにライブに出てくれないかと頼んでいたのだけれど、ギャヴィンが本当に来たよ。うわ~い、オープニング曲のライブだ~。いやいや、かっこいい、この曲ベース・ギターがいいし、ギャビンって声がいい~!!I don't want to be バックに流れて、この後、皆で公園でバスケだよ。ネイサンもジェイクもルーカスも、みーんな、すごく楽しんでバスケットをやっている。 ルーカスがネイサンにロングパス。ゴール下に入り込んだルーカスにネイサンがバウンド・パスして、ルーカスがゴール。この二人ばっちり。

ホワイティコーチとキースは車の中からそれを見ていて、本当に嬉しそうだった。楽しむことが一番の元気の素ってことだね。みんなバスケ大好き少年なんだもの、楽しんでバスケをやったら、パワー百倍だよ。

今日のエンディングは、音楽とバスケが最高で、ここは何度も見てしまいました。アメリカだね~。

 

カレンカフェにダンがくる。デブが「負けず嫌いで自分の思い通りにならないと気が済まない。」と今日もネイサンを傷つけたダンを非難すると、ダンも「急に母親づらするんだな。ついこの間まで家族より仕事だったくせに」。デブはダンに家族でカウンセリングを受けようという・・・・。

バスケットボールは、普段あまり見ないのですが、今日のルーカスとネイサンのような息の合ったのプレーを見たり、ロングシュートで、ボールが手首から離れてふわっ~と宙に浮いて、その後リングにあたらずに直接カシャってゴールしたりすると、ほんとに感動。

私もバスケやりたくなってしまった・・。高校のクラス対抗バスケット以来、私、たぶんバスケットをやっていない・・うちのクラス、バスケ部出身の子の特訓で一年生なのにいい線いったんだよね~。遠い思い出だわ・・・

 


ビクトリア 愛と復讐の3-12

2007-10-19 | 海外ドラマ〈ビクトリア〉

 〈CSチャンネル,スーパードラマTVで見ていますので、BSでご覧の方はネタばれご注意〉

 [3-12 グレゴリオ、ベッドの上の出来事 #72]

ベットの上のグレゴリオはビクトリアを呼んで、ビクトリア(ルイサ)はフロレンシアの娘を連れ去ったと責める。そしてカロリーナにそれをばらすと脅す。が、ビクトリアの方も、アレハンドロが自分がゴンサーロの息子ではないことを知ったらショックでしょうね?と、応酬。

「カロリーナとアレハンドロの二人だけは傷つけたくない」という点で二人の意見は一致。が、グレゴリオは、自分に逆らったビクトリアと自分をだましたグラディスに対して何か企んでいるみたいね。

  

グレゴリオは友人のラモン医師を呼び、遺言ビデオを撮り始める。そこにチェマが入ってくる。グレゴリオもはじめは気がつかなかったみたいだけれども、実はチェマはグレゴリオの古い友人サルバドル。彼はゴンサーロの殺人を知っており、ゴンサーロの殺人(アマリアの母親)を告発するかしないかで、グレゴリオと対立し、仲違いしていたみたい。それで、モンテーロ牧場の片隅でひっそり暮らしていたのね。

チェマはグレゴリオに、命を狙っている者がいると警告する。(たぶんパトリシオ、マカリオ一味かな?)  グレゴリオは、チェマ(サルバドル)に遺言ビデオのことを話して、自分の死後のことを彼に託そうとビデオテープを二本渡す。チェマは受け取る。が、グレゴリオに、今夜危険が迫っていると、再度警告。今夜? 何が起こるのか・・。

ルクレシアはヘビーピンクのすごい衣装でディエゴを誘惑するが、ディエゴは動じず、拒否。

一方、グラディスも頑張っている! ゴンサーロをおとすために、超ミニのフリル付きメイド服と網タイツのコスプレ大作戦。ゴンサーロが誘惑されればグラディスの勝ち。されなければゴンサーロの勝ち。ゴンサーロもまんざらじゃない目つきだったわ。この二人、夫婦で何やってんだか・・。

 

そして、グレゴリオは、グラディスを部屋に呼ぶ・・。グラディスに「アレハンドロの父親は誰だ!」と、直球勝負。グレゴリオはアレハンドロが好きだったからね~。自分の孫と思っていただけにショックだったのね。グラディスにアレハンドロは自分の孫でもなくモンテーロでもないと、グラディスの不貞を追及。そして、グラディスを追い出してやると言う。追い出されると聞いたグラディスは逆上し、枕でグレゴリオを窒息死させてしまった・・・!!

後始末をどうするべきか必死で考えたグラディスは、「お父様が死んでいるみたい」と、叫び声をあげ・・。

大騒ぎになるが、ラモン医師もまったく調べようともせず、「ご臨終」・・・。えっ、それで終わり?「もともと心臓が悪かったから、どうしようもない」ということになってしまったよ。え~、これでは、グレゴリオも安心してあの世に行けないような気がする・・・。

  

ゴンサーロからルクレシアに、グレゴリオが死んだとの電話。それを聞いたルクレシアの嬉しそうな顔といったら!ミゲルも同じくこのニュースに狂喜している。パトリシオとマカリオは冷静に財産狙いの算段。レナートも同様。

悪党どもは、一斉に遺言と財産を狙い、動き始めたわね。アレハンドロは皆のあさましい様子を見てかんかん。今に一族全員の本性が明らかになるだろうって言っている。アレハンドロは今頃気づいたのかしら。イサべラとレナート一味の本性には、まだ気づいていないのかな。

  

ビクトリアは、マカリオに嘘を白状させないままでグレゴリオが死んでしまったことにショックを受けている。カロリーナのためにアレハンドロの誤解を解こうと、グレゴリオに期待していたのにね。

チェマは、グラディスが犯人だとわかっているみたいね。占いに出ていたのかな。そしてチェマは、モンテーロ一族の破滅を予言。そこにビクトリアが、カロリーナとアレハンドロのことを相談に訪れる。

ディエゴ牧場の片隅の部屋で、アレハンドロとの仲が元通りになることを夢見ているカロリーナ。そこへ、ビクトリアが訪ねてきて、アレハンドロの誤解を解く望みはなくなったと彼女に告げる。

 

とうとう、グレゴリオが亡くなってしまいました。グラディスがグレゴリオを殺すことになるなんて・・。これは予想外でしたが、十分に動けない状態でグラディスと二人きりになったのは、グレゴリオにしてはちょっと迂闊だったかも

※今気づいたのだけれど、カロリーナ役の女優さんてマリアナ・トレスというお名前。カロリーナ=マリアナで、本名もマリアナなのね。

  


ダライ・ラマへの勲章授与によせて

2007-10-19 | NHK

ダライ・ラマへの勲章授与、中国外務省が激しく非難

【北京=佐伯聡士】中国外務省の劉建超・報道局長は18日の定例会見で、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が17日、米議会から勲章を授与され、ブッシュ大統領と式典に同席したことについて、「中国内政への粗暴な干渉で、中米関係に重大な損害を与えた」と述べ、激しく非難した。 (つづき、あり)

(2007年10月18日19時24分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071018i212.htm

このニュースを読んで、無性に嬉しかったです。ブッシュ米大統領が何を考えているのかはともかく、大統領は中国の批判を「いつものこと」と言っただけとか。正面切って中国の批判が無視されたと聞いたのは久々のことで、チベットとダライ・ラマ師の長年の無念を思えば、本当に喜ばしいことです。

  

ところで、我が国の公共放送NHKは、チベットやダライ・ラマに関してどのような報道をしているのでしょうか。  〈NHKスペシャル2007・10・7〉

激流中国
チベット 聖地に富を求めて

北京をはじめ中国の大都市とチベット自治区ラサを直結する「青海チベット鉄道」が開通して一年。“秘境”チベットは一気に身近になった。鉄道開通からわずか半年余りで、観光客数や収入は前年に比べ40%も急増。今年の訪問者数は自治区の人口を上回る300万に達すると見込まれる。ラサでは、ホテルの建設ラッシュが続き、鉄道ブームに沸いている。しかし、外からの資金や文化が大量に流入し、都会に憧れる若者が続出する中で、チベット文化をどう護っていくのか、という新たな課題も浮上している。
番組では、チベット鉄道が大量の客を送り込む夏の観光シーズン、開業したばかりの豪華ホテルにカメラを据えた。四川省の巨大資本家、漢族のオーナーは、チベット文化を売り物に大量の観光客獲得に成功したやり手経営者。そこに地元チベットの若者たちが就職し、民族伝統芸能の演奏や踊りを披露したり、骨董品の買い付けを案内したりして働き始めている。敬虔な仏教信者の地域から出稼ぎにきた若者たちは、都会の文化や資本の論理に驚き、戸惑う毎日だ。夢の鉄道は、チベットにどんな変化をもたらすのか。巨大ホテルで繰り広げられる人間模様に密着し、変ぼうするチベットの今を描く。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/071007.html (NHKオンライン)

 

収入急増に夢の鉄道ですか・・。

 

参考までにNHKオンラインの中でチベットを検索してみました。(2007/10/19現在)

「チベット」検索で206件(2003年1月23日~2007年10月26日放送予定まで)

同じく「チベット ダライ・ラマ」検索で14件(2006年2月7日~2007年10年19日)

思ったより少ないですね。NHKのチベットの報道にダライ・ラマのお話はほとんど出てこないようです。現在のチベットのいきさつとしてダライ・ラマ師は重要な存在だと思うのですが。

これがNHKなんですね。

 


参政権は 国民固有の権利

2007-10-18 | 政治〈国内〉

日本テレビが放送している「太田光の私が総理大臣になったら」というバラエティ番組で、太田総理大臣は外国人地方参政権をマニフェストにするという・・。

外国人参政権という問題は、たとえ地方参政権といえども、言ってみれば国の基本、根幹にかかわる問題である。コメディアンである太田光が総理大臣というのも、まったく笑えないが、このような重要な問題をバラエティ番組で扱うという日本テレビも相当どうかしていると思う。

外国人地方参政権は、外国人の中で最も多い在日韓国・朝鮮人約60万人(韓国籍・朝鮮籍であり日本国籍を持たない)が形成する団体のうち、韓国系の民団が強力に推し進めてきた法案である。民団は、民主党を通してこの法案を押し進めようとしており、外国籍のままで日本における影響力、勢力拡張をめざしている。既に民主党は賛成という立場であると聞く。民主党のバックの基盤の一つは、外国人団体であるということである・・。

そもそも、参政権とはその国の政治に参加する権利である。なぜ、外国の国籍を持つ者が、居住国の国籍を取る気もないままで、その国の参政権を要求するのか。日本のあり方、行く末に関して、外国籍の者が責任を持てるとでもいうのだろうか。

この法案は、日本の内側に外国の干渉を取り込んでしまうという、日本にとっては大きな危険をはらんでいる法案である。民主党は、一体何を考えているのだろうか。

長年外国に住みながら、母国の国籍を保持することは、それなりの考えや誇りがあってのことであろうと思う。ならば、住んでいる国に干渉し権利ばかりを要求する前に、母国の政治にしっかり参加し立派に貢献するのが筋であろうと思う。

  

 日本テレビ10月19日夜8時放送予定

http://www.ntv.co.jp/souri/manifesto/index.html

 


ヒラリー・クリントン、「米中関係は世界で最も重要な2国間関係」

2007-10-17 | 国際・政治

中国、米大統領を強く批判 ダライ・ラマで関係悪化も

2007.10.16 21:27

中国外務省劉建報道官は16日、ブッシュ米大統領がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談することについて「粗暴な内政干渉だ」として「極めて強く不満で、断固反対する」と表明、大統領の対応を強く批判した。

(つづきあり)

http://sankei.jp.msn.com/world/america/071016/amr0710162127009-n1.htm (MSN産経ニュース)

 

中国は中国です。ブッシュ政権の期限切れも近いということも、計算済みの上でのことかもしれません。もう一つのニュース、

 

ヒラリー議員、中国重視のアジア政策表明

2007.10.16 21:50

【ワシントン=山本秀也】米次期大統領選に向けた民主党の指名レースで、圧倒的な支持率を集めるヒラリー・クリントン上院議員は15日、外交専門誌「フォーリンアフェアーズ」(11-12月号、電子版)に寄稿した外交構想に関する論文で、米中関係を「今世紀の世界で最も重要な2国間関係」と呼ぶなど、中国最重視のアジア政策を表明した。

(つづき、あり)

http://sankei.jp.msn.com/world/america/071016/amr0710162151010-n1.htm (MSN産経ニュース)

 

 

来年、もしアメリカの政権が民主党になった場合、アジア政策が日本から中国にシフトする可能性が高いということです。アメリカもここまで大きくなった中国を無視することはできないでしょう。それにしても、ヒラリー・クリントンは人権など無きに等しい中国共産党と、どう折り合いをつけるつもりなのでしょうか。

アメリカにはアメリカの国益ありということであればそれも仕方ないでしょう。しかし、もし、アメリカが現在北朝鮮に譲歩の姿勢を見せているのと同じように、中国の主張に譲歩するようになったとしたら、そして、例えば台湾が有事となったとしたら、その後は日本はどうなるのか。日米同盟に全面的に頼るしかない日本の安全保障は一体どうなるのでしょうか?中国が太平洋分割をアメリカに提案したという話もありましたが、万一そんな話が現実になっても、日本にはなすすべがないように思えます。

国内では、朝日・読売グループは日本にありながら既に中国の御用聞き。民主党ほか社民、共産すべて中国様のいうとおりに。マスコミは全力で安倍政権をたたき、中国に一番近い県の沖縄県民は何を考えているのか60年前に立ち戻り反日本の嵐。日本国内で起こっているこれらすべてが偶然に起こっていると考えられるでしょうか。日本のおめでたいサヨクは、日本が生き残れないように、全力で日本の足を引っ張り続けているとしか思えません。

 


京都の甘味処

2007-10-17 | まち歩き

京都の町中の甘味処へでかけました。

Kyoto500_001  

 

道の途中にある町屋。

 

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何屋さんだっけ?

途中のお店のディスプレイ

 

 

  

 

到着。時間がずれていたので、お客はお一人だけでした。

Kyoto500_012 メニューです。達筆!

抹茶とミニわらび餅にしようかと、少々思案、

でも、寒くなってきましたので、ぜんざいを注文。

         

席の隣には、こんな小さな中庭があります。細長い敷地の町屋には、大事な癒しの場所でもあり、明かりとりの役目もあるのでは、と思います。  

 小さな砂利が敷き詰められていて、

Kyoto500_005右の奥にあるのは井戸でしょうか。

昔の私の家にも、庭に井戸があったことを思い出しました。

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 小さな池に見立てた鉢も置いています。

 

 

 

                       

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その左手にあるお座敷には

屏風が飾られています。

 

 

 

  

Kyoto500_009 ぜんざいをいただくのは、なんだか久しぶり。

小さな焼きもちが二つ。それに塩昆布。

 

 

 

Kyoto500_007 お店は間口は結構広いですが、

たぶんもとは町屋なので、

お店の中ほどには、二階へ続く階段があります。

その階段下に、小さな床の間のように、

お花が飾られていました。

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お店の中から、格子を通して外を眺めます。

外はもう日が落ちていました。

  

栖園〈大極殿 六角店〉  六角通高倉東入南側

    


亀田親子の後ろのTBS

2007-10-16 | マスコミ

亀田大毅の処分期間の長さにJBCの強い危機感

http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20071015ie31.htm  (読売新聞)

「実況解説が亀田寄り」TBSにクレーム殺到

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071012i404.htm (読売新聞)

ボクシングに関心がないのでTVは見なかったが、立派に戦った内藤選手に拍手と称賛を送りたい。

世界戦において、亀田親子のスポーツマンシップのかけらもない卑劣きわまりない行動に、JBCが危機感を持ってこの判断を下したのは至極真っ当なことだと思う。JBCは遅ればせながらもまだまともであるということだし、亀田選手のこれからも閉ざされたわけではない。

問題はTBSである。TBSは、亀田一家と密接な関係を持ち一家をここまで祭り上げた。亀田寄りの偏向報道も平気でやってのけた。ボクシングというスポーツへも敬意も、世界戦への敬意もなく、もともと卑劣な意図をもってTBSは亀田一家の興行を画策したのだろう。、亀田親子に肩入れし彼らを増長させ、亀田大毅の試合前のインタビューなどは聞くに堪えないものだった。

TBSの偏向報道反日姿勢には驚かなくなってしまってはいるが、どんな意図があってのことなのか、TBSははじめから後ろで亀田親子をかつぎ、世界戦においても誰もがおかしいと感じる、亀田のためだけような偏った実況を流し、公平のかけらもないような仕業を平気でやってのけたのである。

なぜこのような放送局が大手を振ってTV局のままでいられるのか。

TBSのみならず公平中立の姿勢など日本のマスコミの多くにおいては、もうお目にかかれる方が珍しい。マスコミはそろいもそろって、外国や在日外国人、特定の者の利益を優先して、日本を貶めてはばかることもない。

今のマスコミの後ろで巧妙にしくまれた意図を、見逃してはならない。


One Tree Hill 第9話

2007-10-14 | 海外ドラマ〈One Tree Hill 〉

#9  「プレッシャー」 With Arms Outstretched

One Tree Hill     

ープニング曲  I don't want to be  Gavin DeGraw  

なかなか素敵な曲です。

   

ペイトンはルーカスに「私たち、友達だよね?」って聞いていたけれど、本当にそれでいいの?  >ペイトン?

ヘイリーとネイサンはうまくいっているみたい。

ルーカスはブルックに本を貸す。「われらが不満の冬」って聞こえたのだけれど??・・よくわからないタイトルだわ・・。ブルックは読書の見返りにしっかり何か期待しているよ。ブルックの見返りは高くつきそうでこわいわね。まぁ想像はつくけれど・・。

バスケの大事な試合が始まるみたいで、ホワイティコーチは皆にはっぱをかける。

  

デブラはカレンの店で頑張っているので、ダンとネイサンは男二人で夕食を食べている。

さっそくダンはネイサンに、コーブシティ戦へのプレッシャーをかける。ダンが自分の最高得点記録は42点だと言うと、それを塗り替えるよ、というネイサン。それに対してのダンの言葉は、

「お前は精神的にも弱いから無理。スタミナもないから無理。」・・・・。

ダンはネイサンにはっぱをかけているつもりかもしれないけれど、頑張ろうとしている息子を見下して、自信満々にお前はできないと決めつける。これではまったく逆効果。「お前はどんなに頑張っても自分には絶対勝てない。」と言っているに等しい。この男は、もしかするとそれが言いたくて息子にバスケットをさせているのだろうか?励ますどころか、毎日毎日息子を踏みつけているのと同じだわ。これまでずっと、この父親の下でバスケットをやってきたネイサンの気持ちを思うと、本当に可哀そう。

ネイサンの忍耐も限界で、ネイサンは父親を見返すために、薬(興奮剤、スタミナ剤?)を使う決心をする。薬を飲むと狂暴になるんだね。ハイになっていらいらして、ヘイリーが声をかけても人が違ったみたいに乱暴な返事をする。ヘイリーも心配そう。

  

コーチは気がたっているネイサンの様子を心配して、ダンの所に話に行く。さすがに、コーチはネイサンをよく見ているわね。そんなコーチに対して、ダンは、昔、コーチに操られるのが嫌だったと言う。でも、そう言うダンは、それと同じことを、ネイサンにしているんだね。コーチにそれを指摘されてもダンは自分のやっていることに気付こうともしない。

  

 

ブルックが読書を終了、ルーカスを誘いにくる。ルーカスは前回のことでブルックを見かけによらずいい子だと思っている。一緒にビリヤードに行くルーカス。

ブルックが自分について話すことには、彼女は、「夏の夜に雷を見るのが好きで、小学校までムササビとうまく発音することができなくて、ビリヤードで男に勝つのが好きな」女の子らしい。二人でビリヤードをして、ビールを飲んで、キスをして、・・・盛り上がって、

せっかくペイトンがルーカスに電話したのに気がつかず、無視・・・。ブルックは、足の付け根の上あたりに漢字で「春」のタトゥーを入れているのをルーカスに見せる。どう見ても誘惑しているよね・・・で、酔った勢いで羽目をはずしてしまうルーカス・・・

  

父親がわりのキースは心配して寝ないで待っていたわね。その上、ルーカスは、肩に「有」の漢字のタトゥーまで入れてきて、それを見たキースはかんかん。やっぱり、母親カレンがいるのといないのとでは違うのね。ルーカスは母思いなので、カレンの苦労を思いやって年頃の男の子としてはいろいろ抑えてきた部分があったのだろうと思う。カレンがいなくなった途端、はめをはずしてしまったわね。これではキースが心配して怒るのも当然。

外国で、漢字のタトゥーがはやってらしいと聞いたことあるけれども、ブルックもルーカスも漢字。本当にはやっているみたいね。タトゥーは体に傷をつけることだし、衛生的に問題ありのことも多いし、絶対止めた方がいいと思う!でも、まあ、漢字の選択は趣味悪くはないと思うけれど。でも、キースの心配したとおり怪しげなところでやったのか、ルーカスの肩は膿んでしまった・・。大変だよ!

  

ネイサンは、ヘイリーとの個人学習でもいらいらしどおし。勉強にはならず。ヘイリーに追い出されてしまったわ。

  

ヘイリーとルーカスは何でも話せるんだね。本当に親友みたい。ネイサンとキスをしたとか、ブルックとエッチしたとか・・・。 え~、そうなんだ・・ペイトンはどうするのよ・・・・と思っていたら、同じことをヘイリーもルーカスに聞いていたわ。ルーカスは、「ペイトンに気持ちを伝えたけれども、ペイトンは友達でいたいようだ・・・・ブルックとはただ遊んだだけ」と言っていたけれど、それで済むのかなあ。

ブルックも、ペイトンに、ルーカスとデートしたと話していた。それを聞いて、ペイトンはたぶんショックだったと思う。その後、ペイトンはヘイリーに、「二度目ってないのかな」と聞いている。たぶんペイトンは、ルーカスを拒んだことを後悔しているんだと思うわ。

  

ダンは、デブをレストラン用の店の下見に連れていく。カレンの店を手伝っているデプが、お店をやりたがっていると勘違いしている。ダンって、ほんとうに人の気持ちが全く分からない人。それに、デブがカレン親子にかまうことも嫌なのだと思う。

たぶんデブの気持ちは、ダンに、カレンやルーカスのことを受け入れてほしいのだと思う。ところがダンの方は、過去(カレン親子)に責められているような気がして、二人を絶対に受け入れたくないのね。

 

ネイサンは完璧な試合をしないとダンにこき下ろされると、精神的にどんどん追い詰められていく。ダンの言葉一つ一つがネイサンを追い詰めていく。試合当日、ネイサンは、ダンの記録を抜くことしか頭になくなり、とうとう倒れてしまう。

病院で、ダンがネイサンに言う言葉、「いいか、必ず良くなるからな、ちょっと無理しすぎたが、少し調整すればまた元通りだ。こんなことはスカウトの連中もすぐ忘れるさ」・・・

こんな時もスカウトのことを気にしているんだね。医者が、ネイサンが薬を飲んでいたこと、プレッシャーを受けて深刻な問題を抱えているとダンに話しても、ダンは頭から医者のいうことを認めないばかりか、診断が間違っていたら訴えるとか・・、そんなことを言っている。どうしようもない高飛車男。医者も問題はこの父親だとすぐにわかっただろうと思う。そうして、ダンが戻ると、ネイサンのベットは空。

たぶん、ダンと医者の話を聞いていたネイサンは、これからもずっとずっと、ダンにがんじがらめにされるんだと思い、つらくて恐かったんじゃないかと思う。

  

ヘイリーからネイサンが倒れたと聞いて駆けつけたデブは、ダンに、なぜ知らせてくれないのかと怒る。ダンの期待がネイサンをずっと苦しめていることをデブは知っているから。でも、ダンは、自分がネイサンを苦しめているとは全く気付いていない。

ダンは、怒っているデブに対して、デブがカフェを手伝っていなければネイサンのそばにいられたんだと責任転嫁。デブはここで我慢も限界。ダンに出て行って!出ていかないなら私が出ていくって。

デブはずっと我慢していたのだと思う。でも、ダンの方は、なぜデブが怒っているのかを全く分かっていないと思う。夫婦は決裂・・・。

  

 

ネイサンはヘイリーのところにくる。彼はたぶん本当に疲れていて・・、ヘイリーに、自分にはヘイリーが必要で他には何もいらないと打ち明ける。

  

 

ホワイティコーチは、自分のやり方を自省し、自分を責めている。選手を失う前に試合を放棄することにしたと、キースに話す。

  

一方、ペイトンもルーカスの部屋を訪ねる。そしてルーカスに、あの時は恐かっただけで、本当はあなたと一つになりたいと正直に自分の気持ちを打ち明ける。 でも、そこには、ブルックが…。悲しそうな眼でペイトンを見るルーカス・・・

  

 

人間はなんと驚くべき存在だろう

大量の評価や記憶や情報を見ても

わかるのは一部だけ

その一部もおそらく正確ではない

       エンディング@ルーカス