シーズン4-1
#68 「水の底の恐怖」 The Same Deep Water As You
One Tree Hill イントロダクション
クーパーはレイチェルにつき合う気はないとはっきり告げた。レイチェルは妊娠していると言っている。取り乱してしまったレイチェルは車のハンドルに手をかけ、二人が乗ったリムジンは川に突っ込んだ。通りかかったネイサンが助けようと川に飛び込んだ。ヘイリーが叫ぶ。そこにルーカスとカレンの車がが通りかかった。ルーカスも川に飛び込んだ。
最初にルーカスが引き揚げたのはクーパーだった。ネイサンがいない。ヘイリーは半狂乱。探しまわったルーカスが杭の陰で、倒れているネイサンとレイチェルを見つけた。
・・「俺には兄さんなんていない」・・・。キースを殺した時のダンの記憶。ダンの前には相変わらず子ども時代のキースの幻が現れている。亡霊は言う。「知っているのは僕だけじゃない」 その時、警察がダンにネイサンの事故を伝えにきた。
ルーカスをまだ愛していると気がついてしまったペイトン。そのことをブルックに話してしまったら、ブルックとの友情は壊れ去った。
ペイトンはエリーが好きなLP盤に挟まっていたメモを見つける。ペイトンに義理の兄弟がいるということらしい。
レイチェルの妊娠は嘘だった。クーパーを驚かせたかっただけだったとか・・。では、あの妊娠キッドは誰のものなんだろう? ルーカスはブルックに妊娠キッドのことを尋ねる。あのバックにブルックの香水が入っていたからと。ブルックは「検査の結果が気になる?妊娠はしてなかった、大丈夫だから」と答えた。
ネイサンの意識が戻った。よかった。
ネイサンとヘイリーが行ってしまった後、ダンはデブを「ちょっといいか」と引き留めて・・・いきなりデブを壁に押し付けて脅した。「・・・俺にぶちまけたことを後悔させてやる。覚悟するんだな。ただで済むと思うなよ。地獄を見せてやる」 ダン、こ、こ、恐すぎるよ・・・。事務所に火を放ったのは私だと、デブはダンに言ってしまったのだった・・。これからデブは、ダンに怯えて暮らさなければならない。
夜。事故のニュースをTVでやっている。ネイサンはなにか事故の時の水の中での記憶に怯えているようだ。水の中でネイサンがクーパーのシートベルトをはずそうとした時、クーパーが目を開けて、それをさえぎろうとした?あれはどういうことだったのだろう。クーパーはその時、何を思っていたのだろう・・ネイサンにはわからない。「・・今日、俺は生まれて初めて恐くなった。大丈夫だとはとても思えない。」とネイサンは言う。ネイサンは不安だ。
クーパーはずっと意識不明。心拍が乱れ一時心停止してしまったが、電気ショックでかろうじて蘇生した・・・それからもずっと意識不明。レイチェルは呆然としている。
ヘイリーはレイチェルに、ネイサンも事故のショックで苦しんでいること、車の中でレイチェルとクーパーがもめていることを目撃したこと、ヘイリーはレイチェルが引き起こしたことを怒っている。
レイチェルはお見舞いにきたブルックに「ねえ、人って変われると思う?・・変わるって外見じゃなくて・・」と聞く。ブルックは「そりゃ、変われるって言いたいけれど、正直私は、人は変われないと思う・・・・」と答える。 ペイトンの部屋を出たブルックに、レイチェルは自分の家にいてもいいからと伝える。
ペイトンの部屋にブルックを探してルーカスが来ている。この二人はどこか気が合っているね。ルーカスはあれからろくにブルックと会えていないらしい。
そこにブルックが戻ってくる。二人の気持ちはすれ違ったままだ。ブルック「いい?彼氏と話したいんだけど。二人で。手出さなかったんだ」とペイトンに向かって皮肉。
ブルック「・・・ルーカスが大変だったのは分かっているよ・おじさん(キース)が亡くなってバスケあきらめなくてはならなくなって。・だから私、ルーカスのそばにいてルーカスを支えたかったんだ。別れなかったのはルーカスのため、私のためじゃない。・・・ペイトンは関係ないの、これは私の問題。大好きだよ、ルーカス。たぶんこれからもずっと。でももう私たち、何日もうわべだけの会話しかしていない。私はものすごくさみしくて、あなたに会いたかったのに。ルーカスはそんな風に見えなかった。だから、あなたのことを考えるのを止めたの・・・」
・・・「その時俺は何か言うべきだったんだろう・・・」とルーカスは思う。何か言うべきだと思いながら、言葉が出てこない。この状況を打開できる言葉・・・でもやっと口にした言葉は「ごめんな」 この言葉じゃなかったとルーカスは心の中で思う・・・
刑事が来て、レイチェルにレーサーのクーパーが運転を誤るなんて?それに結婚式での二人のいさかいを大勢が目撃していると疑問を投げかけていた。
マウスがレイチェルに会いにくる。レイチェルはマウスに、自分が車のバンドルをつかんだこと、クーパーを殺しかけたことを打ち明ける。マウスはレイチェルに「自分が犯したことに向き合わなければ変わらないんだ。・・僕らは人生が動き出すのを待っている・・でもジミーやキースさんまで失くして、何を待てというんだ。僕らにあるのは今だけなんだよ。そこから逃げちゃだめだ」
レイチェルは意識不明のクーパーに寄り添っている。
俺の名前はルーカス・スコット。トゥリーヒル高校の最上級生だ。バスケをやっていたのはもう過去の話。彼女がいたのももう過去の話。でも俺には親友がいる。
ブルックがヘイリーを訪ねてくる。相談があるらしい。ブルックとヘイリーが病院にいる。「やっぱりおめでたですね」と看護士さんが言う。ブルックはやっぱり妊娠していたの?
トゥリーヒルはどこにでもあるような町だ。
君の町と似ているところがあったり、全然似ていなかったり。でもここにはきっと、君に似た人間がいるはずだ。
自分の夢を掴もうとする者や、自分の居場所を探す者。
自分自身を見つけようともがく者。
苦しんでいるのは自分だけだと、人はみな思いがちだ。簡単に挫折し、とても生きていけないと思ってしまう。
でも、それはただの幻想だ。そこで歯を食いしばって現実に向き合い今を生きれば、誰かが何かが君を見つけ、未来は開ける。人には助けが必要だ。この世界の美しい音楽に気づかせ、いつか夜明けはくると信じさせてくれる誰かが。
その誰かはきっとどこかにいて、君を見つけてくれる。
Coldplay - A Message (oth music 401) (You Tube)
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