海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

「対馬も危ない」

2008-09-01 | 政治〈国内〉

対馬も危ない!!」…韓国が竹島に続き領有権を主張

静かに侵食されている

 韓国が不法占拠している竹島(島根県)に続き、対馬(長崎県)の領有権まで主張し始めた。韓国の与野党国会議員50人が7月、返還要求決議案を発議したもので、危機感を覚えた日本の地方議員有志(超党派)ら15人が先週、現地視察に入った。そこでは、看過しがたい現実が繰り広げられていたという。

 「3日間かけて島内を回ると、静かに侵食されていることを実感しました」

 保守系団体「日本会議地方議員連盟」のメンバーで、視察団の一員である、東京都港区の山本へるみ区議(顔写真、民主党)はこう話す。

 対馬は日本海の西にある国境の島。面積は約708平方キロメートルで、佐渡島、奄美大島についで日本で3番目に大きい島(北方領土と沖縄本島を除く)だ。

 「古事記」や「日本書紀」にも登場する日本固有の領土だが、韓国の国会議員が7月に返還要求決議案を発議したうえ、同時期に韓国の退役軍人らが対馬に乗り込み、「竹島も対馬も韓国領土だ」などと激しい抗議行動を展開したため、危機感を持った地方議員有志らが視察に出かけた。

 山本氏は「経済停滞から、対馬の人々が韓国人や韓国資本に土地や建物を売却する事例が多数出ている。また、それが自衛隊基地の隣接地や周辺に集中するなど、安全保障上の懸念も出ている」と語る。

 2007年に対馬を訪れた韓国人は約6万5000人。1998年は300人だから、216倍にも膨れ上がった計算になる。特に9年前に韓国・釜山-対馬間の定期航路が開設されてから著しいという。

 これに伴うトラブルも多発しており、山本氏は「韓国人釣り客が法律で禁止されている『まき餌釣り』をしたり、神社に供えられた賽銭(さいせん)の日本円を価値の低い韓国ウォンと交換。スーパーで代金を払う前の食料品を食べ出したり、韓国の国花であるムクゲを勝手に植えたり、こういう話は数多くありました」と話す。

 視察団の感触では、対馬の人々の8、9割は現状に危機感を感じているが、韓国人観光客で利益を得る商工会などの認識は甘いという。韓国資本が確保した土地の中には、天皇皇后両陛下の行啓記念碑が建てられている場所もあるが、現在は簡単に立ち入ることもできないという

 国家の基本は国民と領土だが、福田内閣が竹島をめぐる新学習指導要領解説書の記述などで不必要な譲歩をしたため、今後、韓国側が対馬についても荒唐無稽(むけい)な領有権主張を強めてくる可能性がある。

 山本氏は「韓国側による土地買収の裏には『対馬を影響下に置きたい』という国家的思惑があるのでは。外交では、相手の主張に反論しなければ認めたことになる。日本も断固反論すべきだ。対馬市の財部能成市長は、安全保障上の視点を踏まえた『国境離島振興法』の成立を求めている。われわれも国会議員を巻き込んで支援したい。ともかく、多くの国民に現状を知ってもらうことが重要だ」と語っている。 ZAKZAK 2008/08/29

  

   

「やじざむらい的日々雑感」さんブログで、この記事を取り上げられています。

   

対馬が経済事情から韓国人観光客を歓迎しているうちに、(竹島問題と関連して)韓国人観光客が押し寄せていることや韓国資本に土地が買収されていることなど、対馬の現況は時々報道されていると思うのですが、「国境の島」に対する政府の無関心はこれはいったいどうしたことでしょうか。

「韓国資本が確保した土地の中には、天皇皇后両陛下の行啓記念碑が建てられている場所もあるが、現在は簡単に立ち入ることもできないという。」 これは本当に驚きました

日韓に関係する議員連盟などがあるにもかかわらず、こと「日本の領土や国益」に関する話になると政府や議員たちの無関心や及び腰は目に余るものがあると感じます。政府の無作為は、まるでどうぞどうぞと韓国を招き入れているようなものです。竹島問題もそう、対馬もそうです。この事態ならば国会議員が視察に行き、中央で話題になって当然のレベルだと思います。しかし竹島(島根は自民党)や対馬の地方選出国会議員(現在は民主党らしい、訂正:参:民主党 衆小選挙区:自民党)がこの問題で何か行動しているとは、なかなか聞こえてきません。また政府にしても同じく、異常なほどの無関心、放置ぶりです。

公明党との連立もよくないのでしょうが、与党自民党がこれでは、国民の支持を無くしていくのも当然かと感じます。自民党には本当に今一度党の在り方に関して、再考してほしいと思います。

  

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イギリスドラマ『バカニアーズ』2

2008-09-01 | 映画・ドラマ 

 

BBCドラマ『バカニアーズ』�  LaLaTV

  1870年代「イギリスの上流社会をめざしたアメリカ娘たちの光と影

 

#3 #4 

 

バァージニアのアメリカの実家から、株で破産したとの知らせがくる。侯爵家は嫁であるバァージニアの実家の経済的な後ろ盾を失い、農作物の価格低落もあり収入は減少し、日々の生活はますます厳しさを増している。しかし、夫シアダウンは愛人イディナとの関係を続け、バァージニアは宝石を質屋に入れている。

資本家ヘクターは大邸宅を購入。リジィはヘクターと結婚する。

アナベルは妊娠するが、その頃、領地の使用人の子供がチフスになり、彼らに援助の手を差し伸べようとするアナベルに対して、公爵ジュリアスはそんなことは代理人にやらせればよいと一蹴する。領主として使用人を気にも留めないジュリアスの冷酷さと無責任に失望し、怒り、アナベルは夜、屋敷を抜け出す。以後、夫婦仲は修復不可能になってしまう。

  

その頃、ガイ・スウォートが成功して帰国。アナベルは、ロンドンのリジィの屋敷に身を寄せ、議員になったガイと会うようになる。ロンドンでのガイとアナベルの噂が公爵家にも届くようになる。ジュリアスと会って話をしたアナベルは、公爵夫人としての立場と、自分だけではなくガイの将来に影響が及ぶことを察し、屋敷に戻る決意をする。

アナベルという女性は元々前向きに生きることを望み、「投げやり」になることを一番嫌う女性で、夫とうまくいかないにしても、公爵夫人としての役割を全うすることが自分の責任だと考え、ガイに別れを告げる。

しかし、屋敷に帰ったアナベルは、ある夜、夫ジュリアスが同性愛者であることを目撃し衝撃を受ける。画家が公爵と公爵夫人の「肖像画」を描く日、夫に絶望したアナベルは耐えきれずに、着飾った衣装を脱ぎ棄て飛び出してしまう。

  

園遊会の日、家庭教師ローラは、間違った結婚を苦悩するアナベルに、ガイがここに来ることを告げ、ガイにはアナベルが来ていることを知らせる。二人は再会。

公爵夫人と議員が園遊会の最中に、人目もはばからず手を取り合って駆け抜け、馬車で走り去ったのだから、これはとんでもないスキャンダルになる。翌日の議会でガイは好奇の目にさらされながら、世襲の貴族院たる「上院の廃止法案を提出する」と演説する。議会は紛糾、ガイの不倫を揶揄するヤジが飛ぶ

 

この国の構造はミツバチの巣のよう。女王バチは臣下にかしずかれています。その下には働かぬ雄バチ、その下に働きバチ 雄バチは怠惰で寄生的な生活を送り、他者に働かせ食べている。虫の中で最高と思っているのでしょう。しかし、彼らの夢も終わるときが来たのです。働きバチは搾取される重荷に突然耐えきれなくなり 雄バチを巣から追い出すのですから。」 

 -犬を伴に美しい緑の領地を散歩している老侯爵は、わが領地の土を握りながら、倒れ落ち死去。

侯爵の葬列に花を持って現われたアナベルに誰も声をかけない。姉バァージニアも友人リジィでさえも。アナベルに駆け寄ったのは唯一コンシータだけ。 アナベルの家庭教師ローラはガイの父親ヘルムスリー・スウォートと交際中だったが、将来を嘱望されている息子ガイと公爵夫人の駆け落ちを助けたことで、彼はローラを責める。また、公爵家の存続に人生を捧げてきたジュリアスの母も激怒し、嘆く。「私のしてきたことは何だったの、自分の義務を逃れることなどとても無理だった」と。しかし、侯爵の死と同時に、時代は確かに後戻りできない大きな変化の時を迎えていた。

  

ガイは、父親に告げる。議員を辞め、妊娠したアナベルと二人で南アフリカで技師として出直すつもりだと。ガイは、激怒し財産を相続させないという父親を説得し、アナベルと二人で南アフリカに旅立つ。

    

良いドラマでした。一言で言ってしまうと、下院議員のガイと公爵夫人のアナベルが愛をつらぬく話になってしまうのですが、このドラマの見どころは、この時代、イギリスの古い価値観が崩れ、新しい価値観が芽生えてゆく背景ー時代の大きな変化にあります。後半、最後部分で、下院議員であるガイの演説ー「(貴族院である)上院の廃止を訴える演説」は、貴族階級という階級制度がどうにもならないところまできていた時代の現実そのものであり、また、公爵夫人として自分の役割を全うしたいと願いながらも、全うできなかった一女性アナベルの苦悩でもあります。

 

アナベルの家庭教師ローラの言葉ー

「ナン(アナベル)とガイが逃げ出したとき、叫びそうになったの、うらやましかったのか怖かったのか、でもまるで、二人が宇宙に飛び出したように見えたの」

 

 

イギリスドラマ『バカニアーズ』� (#1・#2)

  

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小沢氏の悲願

2008-09-01 | 民主党

「自公政権を終わらせることが悲願」小沢氏の会見要旨

 民主党の小沢代表の党代表選への出馬表明記者会見の要旨は次の通り。

 【決意表明】

 働いても満足に暮らせない人が多い。生活感がなく、対応力も欠ける自公政権は一日も早く終わらせなければならない。民主党が新しい政権を作り、新しい国民生活、日本を築き上げるしかない。私が代表に選任され、民主党が総選挙で国民の負託を得れば、当然(首相として)その職責と責任を全うしなければならない。

 【政権公約】

 (臨時党大会の)21日に代表に選任されれば、国民に自分の考え方を申し上げる。それをもとに政権構想の取りまとめ作業を行う。

 マニフェストは、昨年と大きな事情の変化があれば別だが、大筋の考え方は変わらないだろう。「財源が足りない」というのは、官僚の言っている数字をうのみにしており、そういう議論はナンセンスだ。

 【党役員人事】

 党役員や「次の内閣」の人事は、21日が終わらなければ言うべきではない。一般論としては、総選挙で民主党がこれならばやってくれるのではないか、ということを政策面、人事面でも示していくことが大事だ。

 【自公政権】

 自公政権を終わらせることが、私の政治生活を通じての悲願だ。自民党は公明党と創価学会なくして選挙戦を戦えないという現実がある。言うことを聞かざるを得ない。(2008年9月1日12時54分  読売新聞)

  

 

小沢氏の民主党独裁代表選出馬の会見です。

  

働いても満足に暮らせない人が多い」・・これは、一側面として、正社員労働組合が欲張りすぎ、という面も大いにあるので、大手労組や公務員労組を大基盤としている民主党の責任もかなりあると思います。

生活感がなく、対応力も欠ける自公政権」・・対応力に欠ける自公政権という部分は納得しますが、民主党はもっと対応力がないのでは、と心配です。

  

マニフェストは、昨年と大きな事情の変化があれば別だが、大筋の考え方は変わらないだろう」…全ての民主党マニフェストを知っているわけではありませんが、「外国人地方参政権」については、民主党結党時の「基本政策」と明記されています。

永住外国人の地方選挙権  民主党は結党時の「基本政策に」「定住外国人の地方参政権などを早期に実現する」と掲げており、これも基づいて永住外国人に地方選挙権を付与する法案を国会に提出しました。」(民主党マニフェスト4P/25より) ・・民団側は、この次は「被選挙権」も要求するつもりらしいという話もありましたね・・・。

もう一つ、「沖縄ビジョン」、とりあえずこの二つだけで民主党を全く支持することはできません。売国政策です。

  

自公政権を終わらせることが、私の政治生活を通じての悲願」・・・もとは自民党議員だった小沢氏の個人的な悲願ではないですよね?

  

なんだか自公政権よりも恐ろしいことになりそうな民主政権時代到来の可能性とかで、世も末です。わが国が取り返しのつかないダメージを受けないうちに、「世も末時代」が早めに過ぎ去ることを祈るばかりです。ついでに、これに巻き込まれるのは福田氏だけと願いたいものです。

 

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