1947(昭和22)年 の今日(6月24日) 米国アイダホ州で、実業家ケネス・アーノルドが自家用機を操縦中に空飛ぶ円盤を目撃した(空飛ぶ円盤(UFO)目撃第1号)。
空飛ぶ円盤は、本来は英語の未確認飛行物体である Flying Saucer の訳語であり、現在は未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)の頭文字をとって、UFO(ユーフォー)という名称に変更された。宇宙人の乗り物・宇宙船というイメージが強いが、本来はそういう意味に限らない。アメリカ合衆国空軍の公式用語UFOは、あくまでも「正体を確認できない飛行物体」のことである。
Flying Saucer という名称は、1947(昭和22)年6月24日のケネス・アーノルドの目撃をきっかけに生まれたもので彼は、カスケード山脈にあるレーニア山付近の上空を自家用飛行機で飛行していた際に、当時としては信じられないほどの高速で編隊飛行を行う9つの物体を見たという。(ケネス・アーノルド事件)それについて新聞記者に語る際、水面を受皿(Saucer)が撥ねながら飛んで行くような独特の飛び方をしていたと語ったことから、この名前が生まれた。アーノルドは形状について Saucer と述べたのではなかったが、この言葉をきっかけに円盤形の飛行物体というイメージが定着することになったのだが、彼が実際に見たUFOの形状は三角形型、もしくは丸みをおびたブーメラン型だったそうだ。以下を見られるとよい。
~空飛ぶ円盤~→http://www.fitweb.or.jp/~entity/ufo/body.html
UFOの目撃談は遠く中世から多数報告がされており、現在でも世界中で目撃されているが、初めてUFOが一般的に知れ渡るようになったのは、1947(昭和22)年6月24日のケネス・アーノルドの目撃情報を地元アメリカのマスコミが、その物体を「空飛ぶ円盤」と名付けて大々的に報道したことから、その後同様の目撃談が相次いで報告された。この事件を受け、アメリカFBIのジョン・エドガー・フーヴァー長官が、直後の6月30日にUFOの目撃例を調査するプロジェクトを発足させたという。この事件以降、目撃談が多く報告されるようになり、冷戦下のアメリカでは一大UFOブームとなったようだ。
そして、ケネス・アーノルド事件の直後、7月初めに起きた、いわゆる「ロズウェル事件」が起こるが、これは、アメリカ・ニューメキシコ州のロズウェル近郊に「UFOが墜落し、その残骸が軍によって回収され秘匿されている」というものである。そして、事件が30年以上経過してから「ロズウェル事件の際に回収した異星人の解剖フィルム」なるものまでが現れている(さすがにこれは余りにもいかがわしいもので、ほとんど信用されていない)といい、この事件は、ロズウェル - 星の恋人たちなど複数のフィクションにおいて何度も題材にされている有名な事件である。ロズウェル事件参照。
また、1948(昭和23)年1月8日(現地時間では1月7日の午後)には、アメリカ合衆国のケンタッキー州にてUFO(未確認飛行物体)目撃とそれに伴って起こったアメリカ空軍機の墜落事件が発生した(マンテル大尉事件参照)。この事件における未確認飛行物体とアメリカ空軍機墜落の関連性が公式には否定されたにもかかわらず、この事件直後に正式に発足したアメリカ空軍内の未確認飛行物体調査機関は、その後20年以上存在し続けたという。
そして、1952(昭和27)年7月19日から27日にわたって首都ワシントンD.C上空に68機ものUFOが現れ、大勢の市民の目の前で飛び回り、ナショナル空港に着陸する旅客機を追跡、迎撃に上がったアメリカ空軍のロッキードF-94B戦闘機を取り囲んだりするという事件が発生した。この際、レーダーにもそれらしき反応があったという。その後、アメリカ当局はこれを逆転層による気象現象と説明したという。一説にはロズウェル事件で墜落した、UFOから回収した通信機器がワシントンD.C.にある政府研究機関に運ばれ、通信機器をいじった際に信号を発信し、受信を傍受したUFOが飛来したと言われているのだとか・・。
その後も、1954(昭和29)年6月、 BOAC機事件、1957(昭和32)年12月トリニダーデ島事件が起きている。
1998(平成10)年には、日本版「サイエンス」誌9月号に、観測・調査の複数の専門家が目撃証言した科学的記録として、水産庁調査船「開洋丸」の遭遇記録が掲載された。1度目の遭遇は、1984(昭和59)年12月18日に、南アメリカ大陸南端付近のフォークランド島付近で 不規則な運動をする発光物体を観察。
2度目の遭遇は、1986(昭和61)年12月21日に、北緯26度の日付変更線付近において、船の周囲でマッハ4の速度で音もなく飛行し180度ターン等の不規則運動をする、巨大タンカーほどのレーダー映像を確認したが、肉眼では見えない不可解な現象に遭遇した。飛行物体は「船の真上を通過したとき自動車ほどの音を出した後、最後に発光して消えた」との記録を残しているという。
そして、直近では、2004(平成16)年3月5日に、メキシコのカンペチェ州南部で通常の麻薬取引警戒任務を行っていたメキシコ空軍機の上空に十数機の未確認飛行物体が出現したという。(メキシコ空軍UFO事件)
このように、多くのUFOが目撃され中には、UFOを撮影したという写真も数多くあるが、これらについてはその多くが気象現象の誤認、もしくはトリック写真であると判明しているそうだが、一方、そのような結果とならなかった残りの写真を「UFOが実在する」証拠であるとする人々も少なくない。しかし、残りの写真の中には、軍や政府機関が撮影したり目撃したと報告された結果、公式に未確認飛行物体と認められているものも多いことがさらに謎を深める結果になっているという。・・・最近は、余り話題にはならなかったが、一時は、UFOブームがあった。日本では、イギリスのAPフィルムズ(後の21世紀プロダクション)が製作したSF特撮ドラマが『謎の円盤UFO』(原題UFO)が、1970(昭和45)年10月3日から1971(昭和46)年3月27日まで日本テレビ系列にて放送され、「UFO」という言葉を一般に紹介する先駆的役割を果たしたが、このときは、「UFO」を「ユー・エフ・オー」と読んでいたようだ。日本でUFOを「ユー・ホー」と呼ぶようになったのは、UFOの存在の謎を、実際に撮影されたとされるフィルムをもとに実写と動画で描いた作品を1975(昭和50)年3月21日に公開した東映まんがまつりで上映された映画「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」だという。
ニューヨーク・ロイター通信によると、60年前に「空飛ぶ円盤」が墜落したことで知られるロズウェルの町に、UFOを題材にしたテーマパークが建設される見通しとなったという。宇宙人による誘拐が体験できる乗り物なども計画されているそうだ。科学が進歩してくるほどに、未知の世界があっても良いと思うようになるものだね~。以下参照。
UFOの町に新名所 テーマパーク建設へ↓
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200706030005.html
(画像は、1952年にアメリカ・ニュージャージー州で撮影された空飛ぶ円盤【UFO】。Wikipediaのもののカット。)
参考:
空飛ぶ円盤-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%A3%9B%E3%81%B6%E5%86%86%E7%9B%A4
超常現象最前線
http://www.fitweb.or.jp/~entity/
世界10大怪奇
http://jajatom.moo.jp/kyoufu/2006/sekai03-01.html
七不思議の世界・現代の七不思議(1)
http://www002.upp.so-net.ne.jp/sgun/nana/naM01.html
ケース22.メイン州ハーバーサイド,1947年7月8日(未確認飛行物体)
http://www.sspc.jpn.org/ufo/book/ufobook004/ufo2293.html
逆転層 - 環境goo
http://eco.goo.ne.jp/word/ecoword/E00349.html
ミステリー用語の基礎知識・UFO
http://www.gakken.co.jp/mu/library/wufo.html
水産庁 漁業調査船 開洋丸
http://www.mirc.jha.or.jp/knowledge/survey/vessels/kaiyo.html
UFOの町に新名所 テーマパーク建設へ
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200706030005.html
空飛ぶ円盤は、本来は英語の未確認飛行物体である Flying Saucer の訳語であり、現在は未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)の頭文字をとって、UFO(ユーフォー)という名称に変更された。宇宙人の乗り物・宇宙船というイメージが強いが、本来はそういう意味に限らない。アメリカ合衆国空軍の公式用語UFOは、あくまでも「正体を確認できない飛行物体」のことである。
Flying Saucer という名称は、1947(昭和22)年6月24日のケネス・アーノルドの目撃をきっかけに生まれたもので彼は、カスケード山脈にあるレーニア山付近の上空を自家用飛行機で飛行していた際に、当時としては信じられないほどの高速で編隊飛行を行う9つの物体を見たという。(ケネス・アーノルド事件)それについて新聞記者に語る際、水面を受皿(Saucer)が撥ねながら飛んで行くような独特の飛び方をしていたと語ったことから、この名前が生まれた。アーノルドは形状について Saucer と述べたのではなかったが、この言葉をきっかけに円盤形の飛行物体というイメージが定着することになったのだが、彼が実際に見たUFOの形状は三角形型、もしくは丸みをおびたブーメラン型だったそうだ。以下を見られるとよい。
~空飛ぶ円盤~→http://www.fitweb.or.jp/~entity/ufo/body.html
UFOの目撃談は遠く中世から多数報告がされており、現在でも世界中で目撃されているが、初めてUFOが一般的に知れ渡るようになったのは、1947(昭和22)年6月24日のケネス・アーノルドの目撃情報を地元アメリカのマスコミが、その物体を「空飛ぶ円盤」と名付けて大々的に報道したことから、その後同様の目撃談が相次いで報告された。この事件を受け、アメリカFBIのジョン・エドガー・フーヴァー長官が、直後の6月30日にUFOの目撃例を調査するプロジェクトを発足させたという。この事件以降、目撃談が多く報告されるようになり、冷戦下のアメリカでは一大UFOブームとなったようだ。
そして、ケネス・アーノルド事件の直後、7月初めに起きた、いわゆる「ロズウェル事件」が起こるが、これは、アメリカ・ニューメキシコ州のロズウェル近郊に「UFOが墜落し、その残骸が軍によって回収され秘匿されている」というものである。そして、事件が30年以上経過してから「ロズウェル事件の際に回収した異星人の解剖フィルム」なるものまでが現れている(さすがにこれは余りにもいかがわしいもので、ほとんど信用されていない)といい、この事件は、ロズウェル - 星の恋人たちなど複数のフィクションにおいて何度も題材にされている有名な事件である。ロズウェル事件参照。
また、1948(昭和23)年1月8日(現地時間では1月7日の午後)には、アメリカ合衆国のケンタッキー州にてUFO(未確認飛行物体)目撃とそれに伴って起こったアメリカ空軍機の墜落事件が発生した(マンテル大尉事件参照)。この事件における未確認飛行物体とアメリカ空軍機墜落の関連性が公式には否定されたにもかかわらず、この事件直後に正式に発足したアメリカ空軍内の未確認飛行物体調査機関は、その後20年以上存在し続けたという。
そして、1952(昭和27)年7月19日から27日にわたって首都ワシントンD.C上空に68機ものUFOが現れ、大勢の市民の目の前で飛び回り、ナショナル空港に着陸する旅客機を追跡、迎撃に上がったアメリカ空軍のロッキードF-94B戦闘機を取り囲んだりするという事件が発生した。この際、レーダーにもそれらしき反応があったという。その後、アメリカ当局はこれを逆転層による気象現象と説明したという。一説にはロズウェル事件で墜落した、UFOから回収した通信機器がワシントンD.C.にある政府研究機関に運ばれ、通信機器をいじった際に信号を発信し、受信を傍受したUFOが飛来したと言われているのだとか・・。
その後も、1954(昭和29)年6月、 BOAC機事件、1957(昭和32)年12月トリニダーデ島事件が起きている。
1998(平成10)年には、日本版「サイエンス」誌9月号に、観測・調査の複数の専門家が目撃証言した科学的記録として、水産庁調査船「開洋丸」の遭遇記録が掲載された。1度目の遭遇は、1984(昭和59)年12月18日に、南アメリカ大陸南端付近のフォークランド島付近で 不規則な運動をする発光物体を観察。
2度目の遭遇は、1986(昭和61)年12月21日に、北緯26度の日付変更線付近において、船の周囲でマッハ4の速度で音もなく飛行し180度ターン等の不規則運動をする、巨大タンカーほどのレーダー映像を確認したが、肉眼では見えない不可解な現象に遭遇した。飛行物体は「船の真上を通過したとき自動車ほどの音を出した後、最後に発光して消えた」との記録を残しているという。
そして、直近では、2004(平成16)年3月5日に、メキシコのカンペチェ州南部で通常の麻薬取引警戒任務を行っていたメキシコ空軍機の上空に十数機の未確認飛行物体が出現したという。(メキシコ空軍UFO事件)
このように、多くのUFOが目撃され中には、UFOを撮影したという写真も数多くあるが、これらについてはその多くが気象現象の誤認、もしくはトリック写真であると判明しているそうだが、一方、そのような結果とならなかった残りの写真を「UFOが実在する」証拠であるとする人々も少なくない。しかし、残りの写真の中には、軍や政府機関が撮影したり目撃したと報告された結果、公式に未確認飛行物体と認められているものも多いことがさらに謎を深める結果になっているという。・・・最近は、余り話題にはならなかったが、一時は、UFOブームがあった。日本では、イギリスのAPフィルムズ(後の21世紀プロダクション)が製作したSF特撮ドラマが『謎の円盤UFO』(原題UFO)が、1970(昭和45)年10月3日から1971(昭和46)年3月27日まで日本テレビ系列にて放送され、「UFO」という言葉を一般に紹介する先駆的役割を果たしたが、このときは、「UFO」を「ユー・エフ・オー」と読んでいたようだ。日本でUFOを「ユー・ホー」と呼ぶようになったのは、UFOの存在の謎を、実際に撮影されたとされるフィルムをもとに実写と動画で描いた作品を1975(昭和50)年3月21日に公開した東映まんがまつりで上映された映画「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」だという。
ニューヨーク・ロイター通信によると、60年前に「空飛ぶ円盤」が墜落したことで知られるロズウェルの町に、UFOを題材にしたテーマパークが建設される見通しとなったという。宇宙人による誘拐が体験できる乗り物なども計画されているそうだ。科学が進歩してくるほどに、未知の世界があっても良いと思うようになるものだね~。以下参照。
UFOの町に新名所 テーマパーク建設へ↓
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200706030005.html
(画像は、1952年にアメリカ・ニュージャージー州で撮影された空飛ぶ円盤【UFO】。Wikipediaのもののカット。)
参考:
空飛ぶ円盤-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%A3%9B%E3%81%B6%E5%86%86%E7%9B%A4
超常現象最前線
http://www.fitweb.or.jp/~entity/
世界10大怪奇
http://jajatom.moo.jp/kyoufu/2006/sekai03-01.html
七不思議の世界・現代の七不思議(1)
http://www002.upp.so-net.ne.jp/sgun/nana/naM01.html
ケース22.メイン州ハーバーサイド,1947年7月8日(未確認飛行物体)
http://www.sspc.jpn.org/ufo/book/ufobook004/ufo2293.html
逆転層 - 環境goo
http://eco.goo.ne.jp/word/ecoword/E00349.html
ミステリー用語の基礎知識・UFO
http://www.gakken.co.jp/mu/library/wufo.html
水産庁 漁業調査船 開洋丸
http://www.mirc.jha.or.jp/knowledge/survey/vessels/kaiyo.html
UFOの町に新名所 テーマパーク建設へ
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200706030005.html
宇宙は広いのですからUFOは存在するでしょうね。でも、エエ加減な話を金儲けに利用するTV局のアホディレクターやUFO研究家と称する非科学的で無知な輩には怒りを覚えます。
だって、我々の住んでいる地球のある宇宙と同じ様なものは他にもあるわけですからね。